JP3069631U - 引張り強度を増加したスライドファスナ―滑り金具 - Google Patents
引張り強度を増加したスライドファスナ―滑り金具Info
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- slide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 引張り強度を増加したスライドファスナー滑
り金具の提供。 【解決手段】 滑り金具の弾性片の第2弯曲部に一つの
溝が設けられ、該溝により第2弯曲部に凹凸形状が形成
されて、補強の作用を有し、これにより弾性片の第2弯
曲部の強度が大幅に増加され、弾性片の厚さを増加しな
い原則の下で強度を高めて、滑り金具が係止された状態
で、有効に予期せぬ移動を防止でき、良好な引張り強度
を有する、引張り強度を増加したスライドファスナー滑
り金具であるものとする。
り金具の提供。 【解決手段】 滑り金具の弾性片の第2弯曲部に一つの
溝が設けられ、該溝により第2弯曲部に凹凸形状が形成
されて、補強の作用を有し、これにより弾性片の第2弯
曲部の強度が大幅に増加され、弾性片の厚さを増加しな
い原則の下で強度を高めて、滑り金具が係止された状態
で、有効に予期せぬ移動を防止でき、良好な引張り強度
を有する、引張り強度を増加したスライドファスナー滑
り金具であるものとする。
Description
【0001】
本考案はスライドファスナーのセルフロック式滑り金具に係り、特に、ナイロ ン製スライドファスナーに適用されて、有効に引張り強さを増強できるセルフロ ック式滑り金具に関する。
【0002】
周知のスライドファスナーのセルフロック式滑り金具は、滑り金具本体、プル タブ、及び一つの弾性片で組成され、該プルタブは滑り金具本体に枢接され、並 びにプルタブを利用して滑り金具本体を引き動かしてスライドファスナーの閉合 と分離を制御でき、該弾性片は滑り金具本体に位置決めされ、該弾性片は一つの 係止部を具備し、該係止部は滑り金具本体の上部を貫通して該滑り金具本体の内 部に進入可能で、スライドファスナーを係止してプルタブが引張られていない時 に滑り金具本体を係止された固定状態となす。しかし、この弾性片の強度は有限 であるため、滑り金具本体が係止された状態でも、外力作用により予期しない移 動を発生することがあり、その引張り強度は不足していた。
【0003】
本考案の主要な課題は、引張り強度を増加したスライドファスナー滑り金具を 提供することにあり、それは、滑り金具の弾性片の第2弯曲部に一つの溝が設け られ、該溝により第2弯曲部に凹凸形状が形成されて、補強の作用を有し、これ により弾性片の第2弯曲部の強度が大幅に増加され、弾性片の厚さを増加しない 原則の下で強度を高めて、滑り金具が係止された状態で、有効に予期せぬ移動を 防止でき、良好な引張り強度を有する、引張り強度を増加したスライドファスナ ー滑り金具であるものとする。
【0004】
請求項1の考案は、 滑り金具本体とされ、内部に二つの滑り溝が形成され、該滑り金具本体の上部 に一つの穿孔が設けられた、上記滑り金具本体、 プルタブとされ、一端に枢接部が設けられ、該枢接部により該滑り金具本体の 上部に枢接された、上記プルタブ、 弾性片とされ、一つの固定部を具え、該固定部の一端に第1弯曲部が連接され 、該第1弯曲部の一端に第2弯曲部が連接され、該第2弯曲部の一端に係止部が 連接され、該第2弯曲部に長さ方向に延伸された溝が形成され、該弾性片が該固 定部を以て該滑り金具本体の上部に位置決めされ、且つ該弾性片の第2弯曲部が 該プルタブの枢接部の上方に位置し、並びに該弾性片の係止部が該滑り金具本体 の穿孔を貫通して二つの滑り溝の間に進入する、上記弾性片、 以上を具備したことを特徴とする、引張り強度を増加したスライドファスナー 滑り金具としている。 請求項2の考案は、前記滑り金具本体が一つの上板と一つの底板を具備し、該 上板が該底板の上方に位置し、該上蓋と該底板が一つの連接部で連接され、前記 二つの滑り溝が該上蓋と該底板の間に形成され、該滑り溝がそれぞれ連接部の左 右両側に設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の引張り強度を増加した スライドファスナー滑り金具としている。 請求項3の考案は、前記滑り金具本体の上面に二つの枢接シートが設けられ、 該二つの枢接シートそれぞれに一つの枢接溝が設けられ、該二つの枢接シートの 上部に位置決め部が形成され、前記プルタブの枢接部が該滑り金具本体の枢接溝 中に枢接されることにより該プルタブが滑り金具本体に枢接され、前記弾性片が 該滑り金具本体の二つの枢接シートの間に収容され、並びに二つの枢接シートの 上部の位置決め部が内向きに折り曲げられ、これら位置決め部が弾性片の固定部 の左右両側に圧置されて弾性片が滑り金具本体の上部に位置決めされたことを特 徴とする、請求項1に記載の引張り強度を増加したスライドファスナー滑り金具 としている。
【0005】
図1、2、3及び図4に示されるように、本考案は引張り強度を増加したスラ イドファスナー滑り金具を提供し、本考案のスライドファスナーの滑り金具は、 滑り金具本体10、プルタブ20及び弾性片30で組成され、そのうち滑り金具 本体10は、上板11と底板12を具え、該上板11は底板12の上方の適宜距 離の位置に設けられ、該上板11と底板12の間に一つの連接部13が設けられ て両者が連結され、該上板11と底板12の間に二つの滑り溝14が形成され、 これら二つの滑り溝14はそれぞれ滑り金具本体10内部の連接部13の左右両 側に設けられて、スライドファスナーを収容する。該滑り金具本体10の上板1 1の上面に二つの、長さ方向に沿って設置された枢接シート15があり、この二 つの枢接シート15の中間にそれぞれ一つの凹部状の枢接溝16が設けられ、二 つの該枢接溝16の上部にそれぞれ一つの位置決め部18が形成され、別に、該 上板11の二つの枢接シート15の間の位置に一つの穿孔17が設けられている 。
【0006】 プルタブ20は長い片体とされ、その一端に枢接部21がある。該枢接部21 は滑り金具本体10の枢接溝16中に枢接され、該プルタブ20が滑り金具本体 10の上部に枢接されている。
【0007】 弾性片30は良好な弾性を有する材料で製造され、それは固定部31を具え、 該固定部31の一端に細い第1弯曲部32が連接されて良好な弾性を発生可能で 、該第1弯曲部32の一端に一つの第2弯曲部33が連接され、該第2弯曲部3 3は固定部31の下方に位置し、第2弯曲部33の一端に係止部34が連接され 、該第2弯曲部33に長さ方向に沿って延伸された溝35が設けられている。該 弾性片30は滑り金具本体10の二つの枢接シート15の間に収容され、並びに 二つの枢接シート15の上部の位置決め部18を内向きに折り曲げて、これら位 置決め部18が固定部31の左右両側に圧接されて、弾性片30の固定部31の 位置決めがなされ、弾性片30が滑り金具本体10の上部の二つの枢接シート1 5の間に位置決めされる。且つ弾性片30の第2弯曲部33の係止部34が滑り 金具本体10の上部の穿孔17を貫通して二つの滑り溝14の間に進入して、ス ライドファスナーを係止する。以上によりスライドファスナーのセルフロック式 滑り金具が構成されている。
【0008】 図3及び図5に示されるように、該滑り金具は、滑り金具本体10に設けられ た二つの滑り溝14によりスライドファスナー40に結合され、並びにプルタブ 20を利用して該滑り金具を制御してスライドファスナーを閉合或いは分離させ ることができる。図5に示されるように、該プルタブ20が引っ張られる時、該 プルタブ20の枢接部21が上向きに弾性片30の第2弯曲部33を押し動かし 、第2弯曲部33の一端の係止部34を連動させて上向きに移動させスライドフ ァスナー40より離脱させ、これによりプルタブ20が順調にスライドファスナ ー40上を滑動し、スライドファスナー40の閉合或いは分離を制御できる。図 3に示されるように、該プルタブ20が開放される時、該プルタブ20の枢接部 21が上向きに弾性片30の第2弯曲部33を押し動かすの力が解除され、弾性 片30の係止部34が回復してスライドファスナー40を係止し、これにより滑 り金具が係止されて固定された状態を呈する。
【0009】 本考案は弾性片30の第2弯曲部33に溝35が設けられ、該溝35が第2弯 曲部33に凹凸形状を形成させ、該溝35が補強の作用を有して弾性片30の第 2弯曲部33の強度を大幅に増加し、弾性片30の厚さを増加しない原則の下で 、十分に予期せぬ移動を防止することができ、良好な引っ張り強度を提供してい る。
【0010】 以上は本考案の具体的実施例の説明であって本考案の請求範囲を限定するもの ではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の 請求範囲に属するものとする。
【0011】
本考案の提供する引張り強度を増加したスライドファスナー滑り金具は、滑り 金具の弾性片の第2弯曲部に一つの溝が設けられ、該溝により第2弯曲部に凹凸 形状が形成されて、補強の作用を有し、これにより弾性片の第2弯曲部の強度が 大幅に増加され、弾性片の厚さを増加しない原則の下で強度を高めて、滑り金具 が係止された状態で、有効に予期せぬ移動を防止でき、良好な引張り強度を有す る、引張り強度を増加したスライドファスナー滑り金具であり、ゆえに本考案は 実用性、新規性及び産業上の利用価値を有する考案であるといえる。
【図1】本考案の組合せ斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の断面図である。
【図4】本考案の弾性片のもう一つの角度からみた斜視
図である。
図である。
【図5】本考案の使用状態表示図である。
10 滑り金具本体 11 上板 12 底板 13 連接部 14 滑り溝 15 枢接 16 枢接溝 17 穿孔 18 位置決め部 20 引き輪 21 枢接部 30 弾性片 31 固定部 32 第1弯曲部 33 第2弯曲部 34 係止部 35 溝 36 スライドファスナー
Claims (3)
- 【請求項1】 滑り金具本体とされ、内部に二つの滑り
溝が形成され、該滑り金具本体の上部に一つの穿孔が設
けられた、上記滑り金具本体、 プルタブとされ、一端に枢接部が設けられ、該枢接部に
より該滑り金具本体の上部に枢接された、上記プルタ
ブ、 弾性片とされ、一つの固定部を具え、該固定部の一端に
第1弯曲部が連接され、該第1弯曲部の一端に第2弯曲
部が連接され、該第2弯曲部の一端に係止部が連接さ
れ、該第2弯曲部に長さ方向に延伸された溝が形成さ
れ、該弾性片が該固定部を以て該滑り金具本体の上部に
位置決めされ、且つ該弾性片の第2弯曲部が該プルタブ
の枢接部の上方に位置し、並びに該弾性片の係止部が該
滑り金具本体の穿孔を貫通して二つの滑り溝の間に進入
する、上記弾性片、 以上を具備したことを特徴とする、引張り強度を増加し
たスライドファスナー滑り金具。 - 【請求項2】 前記滑り金具本体が一つの上板と一つの
底板を具備し、該上板が該底板の上方に位置し、該上蓋
と該底板が一つの連接部で連接され、前記二つの滑り溝
が該上蓋と該底板の間に形成され、該滑り溝がそれぞれ
連接部の左右両側に設けられたことを特徴とする、請求
項1に記載の引張り強度を増加したスライドファスナー
滑り金具。 - 【請求項3】 前記滑り金具本体の上面に二つの枢接シ
ートが設けられ、該二つの枢接シートそれぞれに一つの
枢接溝が設けられ、該二つの枢接シートの上部に位置決
め部が形成され、前記プルタブの枢接部が該滑り金具本
体の枢接溝中に枢接されることにより該プルタブが滑り
金具本体に枢接され、前記弾性片が該滑り金具本体の二
つの枢接シートの間に収容され、並びに二つの枢接シー
トの上部の位置決め部が内向きに折り曲げられ、これら
位置決め部が弾性片の固定部の左右両側に圧置されて弾
性片が滑り金具本体の上部に位置決めされたことを特徴
とする、請求項1に記載の引張り強度を増加したスライ
ドファスナー滑り金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009460U JP3069631U (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 引張り強度を増加したスライドファスナ―滑り金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009460U JP3069631U (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 引張り強度を増加したスライドファスナ―滑り金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3069631U true JP3069631U (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=43203084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999009460U Expired - Lifetime JP3069631U (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 引張り強度を増加したスライドファスナ―滑り金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069631U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113227648A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-08-06 | 昕诺飞控股有限公司 | 用于灯具的连接系统和使用该连接系统的照明系统 |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP1999009460U patent/JP3069631U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113227648A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-08-06 | 昕诺飞控股有限公司 | 用于灯具的连接系统和使用该连接系统的照明系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |