JPS6490Y2 - - Google Patents

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JPS6490Y2
JPS6490Y2 JP3554984U JP3554984U JPS6490Y2 JP S6490 Y2 JPS6490 Y2 JP S6490Y2 JP 3554984 U JP3554984 U JP 3554984U JP 3554984 U JP3554984 U JP 3554984U JP S6490 Y2 JPS6490 Y2 JP S6490Y2
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JP
Japan
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main body
body member
locking
clip
slide fastener
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JP3554984U
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JPS60146412U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スライドフアスナーの継手を固定し
施錠するのに用いるクリツプに関し、特に、幌付
貨物用自動車等のスライドフアスナーの継手をボ
デーへ連結することによりフアスナーを施錠する
ようになつた、施錠用クリツプに関する。
従来技術 幌付自動車において荷物の出し入れの容易のた
めスライドフアスナーにより幌を開閉するように
なつたものがある。幌は車内側よりスライドフア
スナーの引手を引くことにより閉じられるが、走
行時の風圧により幌が張つた場合に、スライドフ
アスナー部分に隙間があくとそこから徐々に開い
てしまい、風雨の侵入を招き幌を付けた意味がな
くなることがある。また、車外側からフアスナー
部分の隙間に指を入れて押しあげるようにすると
容易に開くことができるので盗難に対して無防備
となることもあつた。
考案の目的 従つて、本考案の目的はスライドフアスナーを
施錠することにより、幌が風圧等によつて、ある
いは車外から人の指によつて容易に開かないよう
にすることのできるスライドフアスナーの施錠用
クリツプを提供することにある。
考案の構成 かかる目的を達成するため、本考案によれば、
下方にボデーへの係止部も有し、上方がスライド
フアスナーの継手から延びる引手を留めるように
筒状に形成された本体部材と、この本体部材の筒
状部の軸方向穴に挿入されるように該本体部材と
は別体に形成された錠止部材とから成り、錠止部
材には、本体部材の筒状部の側壁に形成された開
口から外方へ突出する先端をもつ弾性アームが形
成されており、この弾性アームによりスライドフ
アスナーの引手が本体部材の筒状部に留められる
ようになつたことを特徴とするクリツプが提供さ
れる。
考案の効果 本考案によれば、本体部材と錠止部材との2つ
の部品を組合わせることによりスライドフアスナ
ーの引手をボデーへ連結しその連結を施錠できる
ので、幌に風圧等が加わつても幌が開くことはな
く、また車外から指を差入れても幌を開くことが
出来なくなり、所期の目的を達成することができ
る。また、錠止部材は本体部材に対して可動に取
付けることができ、スライドフアスナーの引手を
係止する弾性アームの先端を本体部材の開口から
内方へ引込めることができ、それにより、簡単に
解錠することができる。従つて、スライドフアス
ナーの施錠を容易に解くことができ、幌の開閉の
容易さを損なうことはない。
実施例 以下本考案の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。本考案によるスライドフアスナーの
施錠用クリツプは、第1図a〜fに示す本体部材
1と、第2図a〜eに示す錠止部材2との2部品
から成り、これらの部品1及び2が第4図に示す
ように組立てられて用いられる。また、第3図a
及びbに示すような引手が、第5図に示すように
スライドフアスナー4の継手5に取付けられ、こ
の引手が本体部材1と錠止部材2とで成る本考案
クリツプ6に留められるとともに、クリツプ6は
ボデー7の取付穴8に固定される。従つて、第6
図に示すように、スライドフアスナー4は継手5
及び引手3を介してクリツプ6に連結され、クリ
ツプ6はボデー7に固着され、これによりスライ
ドフアスナー4が施錠される。なお、本体部材1
及び錠止部材2はそれぞれ合成樹脂により一体成
形されるのが好ましく、引手3は金属であつても
よいが合成樹脂であつてもよい。
第1図a〜fにおいて、本体部材1は、ボデー
7の取付穴8(第5図及び第6図)に係合する脚
部11とその上方の、引手3を留める筒状部12
とから成る。脚部11は錨状に形成され、第1図
fに示すように軸13の根元部分はボデー7の取
付穴に対してグラつきを抑えるよう形成されてい
る。筒状部12の下端には第1のフランジ14が
形成され、このフランジ14は吸盤状に形成され
るのが好ましく、これによりボデー7に対して水
密取付けができる。
引手3を保持する筒状部12は引手3(第3図
a及びb)の取付穴15が挿入できる外径のほぼ
円筒状に形成され、該引手3の高さに合わせて形
成された第2のフランジ16が設けられている。
筒状部12にはその上端から下方に向けて軸方向
穴17が形成されており、その穴径は第2フラン
ジ16より下方において小径されている。又、第
2フランジ16より上方の、直径方向に対抗する
側壁にはそれぞれ開口18が形成されている。な
お、軸方向穴17には、錠止部材2が相対回転せ
ずに挿入されるよう長手方向に案内溝19が形成
されるのが好ましい。また、第2フランジ16
は、引手3の下面を支持する限りフランジでなく
ともよく半径方向外方に延びる突起であつてもよ
く、更には、引手3の下面をボデー7に接面させ
て支持できる場合にはかかるフランジ16を除去
してもよい。筒状部12の形状も任意でよく、円
筒状でなくともよい。
第2図a〜eにおいて、錠止部材2は、頭部2
1と、軸部22と、軸部22の下端から上方且つ
外側に延びる一対の弾性アーム23とから成り、
頭部21は頂面が円板に形成されその下方には平
板状の軸22に対して交差するリブ24が設けら
れている。軸部22は平板状に形成されその側縁
には、本体部材1の軸方向穴17の案内溝19に
適合する案内キー25が形成されている。弾性ア
ーム23は、錠止部材2が本体部材1の軸方向穴
17に挿入されたとき、先端が開口18から十分
に突出する長さにしている。尚該アームの先端に
は引手3の挿入は容易であるが取外しができない
ように係止爪26が形成されている。すなわちこ
の係止爪の上面は下方に向けてゆるやかに斜めに
形成されているが下面はほぼ水平に形成されてい
る。軸部22の下端には軸方向穴17に対し錠止
部材2の軸心を合わせるように円板状ガイド27
が設けられている。なお、このガイドの直径は、
本体部材1の軸方向穴17の下方の小径部分より
やや小さい径に形成されている。また、頭部21
の直径も軸方向穴17の大径部よりやや小さい径
に形成されている。
第3図a及びbにおいて、引手3は、細長い板
状体に形成され、そのほぼ中央に、本体部材1の
筒状部12に入る程度の穴15が形成され、スラ
イドフアスナー4の継手5(第5図)に連結され
る軸31が形成されている。
本考案によるクリツプは、第4図に示されるよ
うに、本体部材1の軸方向穴17に錠止部材が挿
入され、弾性アーム23の先端の係止爪が開口1
8から突出するように組立てられる。この挿入の
際、錠止部材2の軸部22の案内キー25を本体
部材1の案内溝19に沿わせて押込めば、アーム
23の係止爪26が開口18に整列し、押込の続
行により係止爪26が開口18から外方へ突出す
る。なお、錠止部材2は、その挿入後頭部21が
本体部材1より上方に突出する長さに形成されて
おり、この状態で頭部21を押すと錨状に延びる
弾性アーム23,23が軸方向穴17の小径部の
肩に当たり、更に強く押すとアーム23,23が
内方へ倒れ係止爪26が開口18から内側へ引込
まれる。
第5図は、引手3を連結したスライドフアスナ
ー4を本考案によるクリツプ6に取付けて施錠す
る様子を示している。クリツプ6は、本体部材1
の下側の錨状脚部11がボデー7の取付穴8に挿
入されることにより、ボデー7に固着される。引
手3はクリツプ6の上部から本体部材1の筒状部
12に挿入され、錠止部材2の弾性アーム23の
係止爪26に当たる。引手3を強く押すと係止爪
26が内方に引込み、引手3の通過を許し再び元
の位置に戻る。従つて引手3は係止爪26の下面
と第2フランジ16の上面との間に保持される。
この様子が第6図に示されている。
第6図において、スライドフアスナー4は継手
5及び引手3を介してクリツプ6に連結されてお
り、その連結は第2フランジ16と係止爪26と
により外れないようにされている。またクリツプ
6の本体部材1は脚部11によりボデー7に固着
されており、従つて、フアスナー4はボデー7に
連結されることになる。なお、破線矢印は幌の建
付不良時の雨等の侵入路を示しているが、この場
合第1フランジ14の水密性によりボデー7の取
付穴8への侵入を防止することができる。
解錠する場合、第6図において錠止部材2の頭
部21は下方に押し下げると弾性アーム23,2
3が軸方向穴17の小径部の肩によつてすぼめら
れ、係止爪26が本体部材1の内側へ引込まれ
る。これにより、引手3は上方に移動できるよう
になり、引手3を上に移動させて本体部材1から
外すことができる。なお頭部21への下方への力
をなくすると、錠止部材2はアームの弾性により
上方へ移動して第6図に示す状態になり、引手3
を再び施錠することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜fは本考案によるクリツプの本体部
材を示しており、同図aは正面図、同図bは平面
図、同図cは側面図、同図dは同図aのd−d線
断面図、同図eは同図aのe−e線断面図、同図
fは同図cのf−f線断面図であり、第2図a〜
eは本考案によるクリツプの錠止部材を示してお
り、同図aは正面図、同図bは平面図、同図cは
側面図、同図dは同図aのd−d線断面図、同図
bは同図aのe−e線断面図であり、第3図a及
びbはそれぞれ引手の正面図及び縦断面図であ
り、第4図は本考案によるクリツプの断面図であ
り、第5図は本考案によるクリツプを用いてスラ
イドフアスナーを施錠する様子を示す斜視図であ
り、第6図はスライドフアスナーの施錠後の様子
を示す断面図である。 1……本体部材、2……錠止部材、3……引
手、4……スライドフアスナー、5……継手、6
……クリツプ、7……ボデー、8……取付穴、1
1……脚部(係止部)、12……筒状部、14…
…第1フランジ、16……第2フランジ、17…
…軸方向穴、18……開口、21……錠止部材頭
部、22……軸部、23……弾性アーム、26…
…係止爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スライドフアスナーの継手をボデーへ連結す
    ることによりフアスナーを施錠するようになつ
    た、スライドフアスナーの施錠用クリツプにお
    いて、下方にボデーへの係止部を有し、上方が
    スライドフアスナーの継手から延びる引手を留
    めるように筒状に形成された本体部材と、この
    本体部材の筒状部の軸方向穴に挿入されるよう
    に該方向部材とは別体に形成された錠止部材と
    から成り、錠止部材には、本体部材の筒状部の
    側壁に形成された開口から外方へ突出する先端
    をもつ弾性アームが形成されており、この弾性
    アームによりスライドフアスナーの引手が本体
    部材の筒状部に留められるようになつたことを
    特徴とするクリツプ。 (2) 本体部材の係止部は、ボデー穴へ係止する錨
    脚で成り、該錨脚に接する筒状部にはフランジ
    が形成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のクリツプ。 (3) 前記筒状部には、錠止部材の弾性アームが突
    出する開口の直ぐ下方にスライドフアスナーの
    引手の下面を支持するフランジが設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プ。 (4) 前記錠止部材の弾性アームは該錠止部材の下
    端から上方へ斜めに延びる錨状の一対のアーム
    から成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    クリツプ。 (5) 前記錠止部材の上端は、該錠止部材が本体部
    材に挿入されてアーム先端を外方へ突出させた
    状態で、本体部材より上方に突出しており、該
    上端を本体部材に押込むとアームの先端が開口
    から内方へ引込み、解錠されるようになつてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プ。
JP3554984U 1984-03-13 1984-03-13 スライドフアスナ−の施錠用クリツプ Granted JPS60146412U (ja)

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JP3554984U JPS60146412U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 スライドフアスナ−の施錠用クリツプ

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JPS60146412U JPS60146412U (ja) 1985-09-28
JPS6490Y2 true JPS6490Y2 (ja) 1989-01-05

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JP3554984U Granted JPS60146412U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 スライドフアスナ−の施錠用クリツプ

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JPS60146412U (ja) 1985-09-28

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