JP3069176B2 - レーザ加工におけるスクラップ線の形成方法及び装置 - Google Patents

レーザ加工におけるスクラップ線の形成方法及び装置

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JP3069176B2
JP3069176B2 JP3313085A JP31308591A JP3069176B2 JP 3069176 B2 JP3069176 B2 JP 3069176B2 JP 3313085 A JP3313085 A JP 3313085A JP 31308591 A JP31308591 A JP 31308591A JP 3069176 B2 JP3069176 B2 JP 3069176B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Numerical Control (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材のレーザ加工にお
いて残材の処理を容易にするために板材上にスクラップ
線を自動的に形成する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工において、板材から製品を切
り出す場合には、切り落し側が製品となる場合が多い。
1枚の板材から複数の製品を切り出す場合には、合理的
な板取り(ネスティング)を行ない歩留りを向上させる
必要がある。図面上での板取り作業と、その結果に基い
たNCプログラミングは、CAD/CAMシステムによ
り容易に実行することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、製品を切り落
した後の残材(スクラップ)は、素材の板材の外形寸法
を有し、内部に製品を切り落した空間を多数有するもの
で、加工後にこの残材をシャリングする等の後処理を必
要としていた。この後処理を容易にするためには、板取
りを行った後の残材に適当なスクラップ線を入れて、残
材を細分化する手法が知られている。従来、このスクラ
ップ線の作成は、オペレータがCAD画面上で手動で作
成し、NCプログラムに変換していた。スクラップ線を
手動で作成するので、長時間の作業を要し、ミスの発生
等の不具合もあった。そこで本発明は、上述した従来の
不具合を解消する方法と装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム作成
方法は、板状の素材を示す図面上に製品の切断線を板取
りする工程と、製品を板取りした残材の辺に沿って所定
間隔毎の座標位置を演算する工程と、各座標位置からス
クラップ線を作成する工程と、製品の切断線との間隔が
一定距離以内となるスクラップ線を除去する工程とを基
本的手段として備えている。
【0005】
【作用】このプログラム作成方法にあっては、スクラッ
プ材に自動的にスクラップ線が形成されるので、残材の
後処理が容易に達成できる。
【0006】
【実施例】図18、図19は本発明を実施するレーザ加
工システムの概要を示す。本発明が適用されるレーザ加
工セル600は、本出願人の出願に係る特願平2−30
5413号に開示されたものであって、図18に示すよ
うに、複数のレーザ加工機610、620、630を有
しており、レーザ加工機610、620、630は矢印
A−B方向に配設されている。そして、各レーザ加工機
610、620、630は、ワーク10が載置されるテ
ーブル612、622、632を備えている。
【0007】レーザ加工機610の側方には、素材スト
ッカ650が設けられている。素材ストッカ650に
は、複数の棚が上下に並んで設けられており、各棚に
は、所定の板種の未加工ワーク10を複数枚積載したパ
レットが、出入自在な形で収納されている。また、棚の
下方には、パレット搬送路が、パレットを出入し得る形
で設けられており、パレット搬送路は、チェーンによっ
て移動駆動されるフックをパレットに係合させる形で、
パレットを移動させることができる。そして、パレット
搬送路に隣接してローディングステーション655が設
けられている。また、ストッカ650のローディングス
テーションの反対側には、素材リフタ640が、昇降駆
動自在に設けられており、素材リフタ640は、チェー
ンによって移動駆動されるフックをパレットに係合され
る形で、ストッカ650の棚とパレット搬送路との間
で、パレットの受渡しを行うことができる。
【0008】また、レーザ加工機630の側部には、ア
ンローディングステーション(仕分台)680が設けら
れている。そして、ローディングステーション655、
各レーザ加工機610、620、630のテーブル61
2、622、632及びアンローディングステーション
680の図中上方には、ワーク搬送装置670のレール
690が、矢印A、B方向に伸延する形で設けられてい
る。そして、レール690上には、走行装置676が矢
印A、B方向に移動駆動自在に設けられており、走行装
置676には、ローダ672とアンローダ674が、互
いに独立して駆動し得る形で設けられている。即ち、ロ
ーダ672には、複数の真空パット又は櫛歯状に形成さ
れたフォークが上下方向へ昇降駆動自在に設けられてお
り、アンローダ674には、櫛歯状に形成されたフォー
クが、上下方向へ昇降駆動自在に設けられている。
【0009】また、レーザ加工セル600には、図19
に示すように、セル制御装置800が設けられている。
セル制御装置800は、主制御部810を有しており、
主制御部810には、バス線812を介して、搬送装置
・素材ストッカ制御部820、スケジュール管理部83
0、運転状況表示部840、加工プログラムメモリ85
0、加工時間シュミレーションテーブル部860、シュ
ミレーション演算部810、加工時間管理部880等が
接続されており、運転状況表示部840には、CRT等
の表示装置842が接続されている。そして、セル制御
装置800の搬送装置・素材ストッカ及びアンローディ
ングステーションの制御部820には、ワーク搬送装置
670、素材ストッカ650が接続されている。また、
セル制御装置800の主制御部810には、通信回線9
00を介して、レーザ加工機制御装置910、920、
930が接続されており、レーザ加工機制御装置91
0、920、930には、それぞれレーザ加工機61
0、620、630が接続されている。
【0010】加工プログラムメモリ850の加工プログ
ラムPROは、各レーザ加工機910、920、930
へ送られ、素材ワークに対して必要な加工が施される。
本システムにあっては、加工プログラムPROは図5に
示すCAD/CAMシステムのワークステーション10
0により供給される。
【0011】図1は本発明によるCAD/CAMを用い
てレーザ加工用の板取り(ネスティング)方法を示す説
明図である。素材となる板材10は、横方向(X)の辺
12の寸法XL、たて方向(Y)の辺14の寸法YLを
もつ長方形の板である。この板材10から複数の製品
(斜線で示す)20を切り出すが、図示の実施例にあっ
ては、種々の形状、寸法を有する製品20を切り出す状
態が示されている。同一製品を切り出す場合にも同様な
板取りがCAD画面上で実行される。また、製品20の
形状は直交する直線22、24により囲まれたもののほ
かに、曲線により囲まれるものも当然にある。製品20
を切り出した後の残材30は、図中の白抜き部分として
残る。この残材30は、外形寸法が横寸法Xm、たて寸
法Ymの大きなものなので、適宜にスクラップ線を入れ
て小片に切り離しやすくして、後処理を容易にする。
【0012】本発明にあっては、図面上の板材10の左
上隅15を座標原点として、所定間隔毎に横辺12に平
行に軸X方向に延びるスクラップ線40と、たて辺14
に平行に軸Y方向に延びるスクラップ線50を自動的に
発生させるものである。X方向の座標X1、X2は一定間
隔a毎に設定され、この座標位置からY方向に直線状の
スクラップ線50が形成される。同様に、Y方向の座標
1、Y2は所定間隔bごとに設定され、この座標位置か
らX方向に直線状のスクラップ線40が形成される。図
中の寸法Cは、Y方向スクラップ線50を形成する最小
間隔を示し、座標Xnがこの領域に入った場合にはスク
ラップ線を発生させない。同様に寸法dはX方向のスク
ラップ線40を形成する最小間隔を示し、座標Ynがこ
の領域に入った場合にはスクラップ線を発生させない。
【0013】図2は製品20の板材上の位置とスクラッ
プ線との関係を示す説明図である。製品20は、X方向
のスクラップ線40に隣接するよこ辺22とY方向のス
クラップ線50に隣接するたて辺24を有するものとす
る。X方向のスクラップ線40は、一定間隔毎にミクロ
ジョイント42と称する連結部を有する直線状の切断線
であるが、製品20の横辺22との間に最小間幅fが設
定される。Y方向のスクラップ線50も、同様に一定間
隔毎にミクロジョイント52を有する直線状の切断線で
あって、製品20のたて辺24との間に最小間隔eが設
定される。
【0014】図3はスクラップ線40に設けるミクロジ
ョイント42の間隔が寸法gであることを示す。スクラ
ップ線40、50の交点にはミクロジョイント46を必
ず設け、またスクラップ線と板材10の端部にもミクロ
ジョイント44、54を設ける。図4は、製品20の辺
24とスクラップ線50との間隔が最小間隔eより小さ
いe1となる場合には、製品20の辺24に平行する部
分54はジョイント部として残し、切断線を発生させな
いことを示す。これにより製品が熱により影響を受ける
のをさける。スクラップ線は、以上のような条件を満足
する個所に自動的に設定される。
【0015】図5は、本発明方法を実施する装置の概要
を示すブロック図である。エンジニアリングワークステ
ーションの中央処理ユニット100は、バスライン11
0を介して図面ファイルデータ120、パラメータメモ
リ130、キーボード140、CRT制御部150、主
演算部170、プロッター制御部180等に接続され
る。CRT制御部150はCRT表示画面160を制御
し、プロッター制御部180はプロッター190を制御
する。キーボード140は、マウス等の入力手段を備
え、コマンドの入力等を実用する。主演算部170は、
図面ファイルデータ120とパラメータメモリ130か
らのデータに基いてスクラップ線の演算処理を行ないC
RT制御部150を介してCRT表示画面160上に画
像として表示する。スクラップ線を表示させた図面は、
図面ファイルデータ120に記録するとともに、プロッ
ター制御部180を介してプロッター190でハードコ
ピーに出力することができる。
【0016】図6は制御処理のフロー図である。ステッ
プ1000でスタートした処理は、ステップ1010で
キーボードから対象となる図面番号を入力する。ステッ
プ1020で図面ファイルデータから対応する図面デー
タを読み出し、ステップ1030でCRT表示画面上に
図面を表示する。ステップ1040でスクラップ線処理
を指令すると、ステップ1050でY方向のスクラップ
線50の座標位置を演算する。スクラップ線のX軸上の
座標位置は、板材料10のX方向の寸法XLから最小間
隔寸法Cを差し引き、スクラップ線の発生間隔寸法aで
除したものがX1、X2、……Xiとして順次演算され
る。ステップ1060では、同様の手法により板材10
の縦方向の幅寸法YLにX方向のスクラップ線40を発
生させる座標Y1、Y2、……Yjを演算する。
【0017】この演算が終了すると、ステップ1070
で板材上に形成される製品の板取りエリアを認識させ、
ステップ1080からスクラップ線の発生を開始する。
まず、iをゼロに初期化し、ステップ1090ではiを
1づつ増加する処理を行なう。 ステップ1100でX
iのY方向スクラップ線50を形成する。この際に、図
4で示すように、近接する製品の切断線との間隙が規定
の距離以下の箇所には切断線を発生させない。ステップ
1110でiがmに達したことを確認するとステップ1
120へ進む。ステップ1120では、jをゼロに初期
化し、ステップ1130でjを1づつ増加する。ステッ
プ1140でYjのX方向のスクラップ線40を形成す
る。この際に近接する製品の切断線との間隙が規定の距
離以下の箇所には切断線を発生させない。
【0018】ステップ1150でjがnに達したことを
確認すると、ステップ1160へ進む。ステップ116
0でプロッターに完成した図面を出力するか否かを判断
し、プロッター出力が指令されていれば、ステップ11
70でプロッターでハードコピー上へ図面をプリントす
る。ステップ1180でスクラップ線を記入した図面デ
ータを図面ファイルに登録し、ステップ1190で処理
を終了する。次に、スクラップ線を一定間隔ではある
が、ある程度の幅内で加工時間が短縮されるように自動
発生させるシステムを説明する。
【0019】図8はこのシステムによるスクラップ線の
発生状況を示すものであって、素材となる板材10のX
軸に沿って板材の辺を等間隔寸法Aで区切るとともに、
寸法Aより小さい等寸法aによって寸法A−aの領域を
設定し、X1、X2、X3……とする。板材のY軸に沿っ
ても、同様に等間隔寸法B及びbによりB−bの領域を
設定し、Y1、Y2、Y3……とする。寸法A、a、B、
bはいずれもパラメータとして設定される。そして、板
材10からワーク(製品)200の板取りをした後のス
クラップ材300にY軸に平行なスクラップ線500と
X軸に平行なスクラップ線400を発生させる。このス
クラップ線を自動発生させる際に、つぎのルールを設定
して、加工時間の短縮を図る。 (1)加工距離が短くなるスクラップ線の設定位置には
幅があるので、その幅の中心に発生させる。
【0020】図9において、ワーク200A、200B
を板取りした後のスクラップ部350A、350Bは幅
を有するので、スクラップ線500A、500Bは、こ
のスクラップ部350A、350Bの中心に発生させ
る。 (2)スクラップ線はワークと合わせてつながるように
発生させる。
【0021】図10において、ワーク200A、200
B、200C、200Dが板取りされた後に発生させる
スクラップ線は、スクラップ線500Aの延長線近傍に
配設されるスクラップ線500Bを採用し、スクラップ
線500Cは採用しない。 (3)スクラップ線は加工距離が短くなるように発生さ
せる。
【0022】図11において、ワーク200A、200
B、200C、200D、200Eを板取りした後に領
域Xi内に発生しようとするスクラップ線500A、5
00B、500Cの長さ寸法Y1、Y2、Y3を加えた長
さ寸法が、スクラップ線500E、500Fの長さ寸法
4、Y5を加えた長さ寸法に比べて大きければ、短い方
のスクラップ線500E、500Fを発生させる。 (4)スクラップ線発生位置が複数出る場合は、1つだ
け任意に選んで発生させる。
【0023】図12において、ワーク200A、200
Bを結ぶスクラップ線500A、500Bが同じ条件で
発生される場合には、どちらか一方を採用する。X方向
のスクラップ線400も上述したルールにより発生させ
る。スクラップ線500、400は、等間隔スクラップ
線50、40と同様に、ワークの切断線との間に一定距
離のクリアランスがない部分にあっては、スクラップ線
を発生させず、又、スクラップ線にはミクロジョイント
を設ける。
【0024】図13は、本システムの制御処理のフロー
図である。ステップ2000でスタートした処理は、ス
テップ2010でキーボードから対象となる図面番号を
入力する。ステップ2020で図面ファイルデータから
対応する図面データを読み出し、ステップ2030でC
RT表示画面上に図面を表示する。ステップ2040で
スクラップ線処理を指令すると、ステップ2050でY
方向のスクラップ線の発生範囲X1、X2、X3……を計
算する。同様に、ステップ2060でX方向のスクラッ
プ線の発生範囲Y1、Y2、Y3……を計算する。この計
算が終了すると、ステップ2070で板材上に形成され
るワークエリアを確認し、ステップ2080でiを初期
化し、ステップ2090でiを1づつ増加させる。
【0025】ステップ2100は、Xiの領域内で各条
件をクリアし、しかも最も加工距離が短くなるY方向の
スクラップ線500の発生位置を計算する。ステップ2
110は、Xi領域のスクラップ線を表示する。ステッ
プ2120でiが1からmまで達したことを確認し、ス
テップ2130へ進む。ステップ2130では、jを初
期化し、ステップ2140でjを1づつ増加させる。ス
テップ2150はYjの領域内で、各条件をクリアし、
しかも最も加工距離が短くなるX方向のスクラップ線4
00の発生位置を計算する。
【0026】ステップ2160はYj領域のスクラップ
線を表示する。ステップ2170でjがnに達したこと
を確認する。ステップ2180でプロッターに完成した
図面を出力するか否かを判断し、プロッター出力が指令
されていれば、ステップ2190でプロッターでハード
コピー上へ図面をプリントする。ステップ2200でス
クラップ線を記入した図面データを図面ファイルに登録
し、ステップ2210で処理を終了する。
【0027】図15から図17は、符号イで示すステッ
プ2100におけるXi領域内でのスクラップ線500
の発生手法を示す。まず、図15に示すように、Xi領
域内におけるスクラップ領域300A、300B、30
0C、300Dを中央処理装置により演算し、抜き出
す。この際に、ワーク200Aの領域は除外する。次
に、図16に示すように、各スクラップ領域300A、
300B、300C、300Dにスクラップ線を発生さ
せる。このスクラップ線を発生させる位置は、前述した
各条件に照らし、スクラップ線が最短になる位置を選
ぶ。スクラップ領域300A、300B、300Dにあ
っては、各1本のスクラップ線500A、500B、5
00Fが設定されるが、スクラップ領域300Cにあっ
ては、3本のスクラップ線500C、500D、500
Eが設定される。図17は、これらのスクラップ線が合
成されてXi領域でのスクラップ線の発生処理を完了し
た状態を示す。符号ロで示すステップ2150における
Yj領域のX方向スクラップ線400の発生処理も同様
の手法により実行される。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように、CAD/CAM
システムを用いてレーザ加工用のNCプログラムを作成
する際に、残材上に所定間隔でスクラップ線を自動的に
形成するものである。スクラップ線が製品の切断線に一
定範囲以内に近づくときにはスクラップ線の切断線をそ
の部分だけ自動的に除去して干渉を避ける。スクラップ
線を所定間隔で直線状に発生させることにかえて、所定
間隔ごとにある程度の幅を有する領域を設定し、この領
域内でスクラップ線が最短距離となるように発生させる
こともできる。この処理により、加工時間の短縮を図る
ことができる。スクラップ線はシステム内で自動的に発
生されるので、オペレータによる演算等は必要としな
い。従って人為ミスも防止できる。製品を切り出した残
材は、スクラップ線に沿って、容易に細分化することが
でき、後処理も簡単にできる。従って、生産性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクラップ線の形成を示す説明
図。
【図2】製品の切断線とスクラップ線の関係を示す説明
図。
【図3】スクラップ線の説明図。
【図4】製品の切断線とスクラップ線の関係を示す説明
図。
【図5】装置の構成を示すブロック図。
【図6】制御処理のフロー図。
【図7】制御処理のフロー図。
【図8】本発明の他の実施例によるスクラップ線の形成
を示す説明図。
【図9】スクラップ線を形成する位置を示す説明図。
【図10】スクラップ線を形成する位置を示す説明図。
【図11】スクラップ線を形成する位置を示す説明図。
【図12】スクラップ線を形成する位置を示す説明図。
【図13】制御処理のフロー図。
【図14】制御処理のフロー図。
【図15】スクラップ線の演算手法を示す説明図。
【図16】スクラップ線の演算手法を示す説明図。
【図17】スクラップ線の演算手法を示す説明図。
【図18】本発明を適用するレーザ加工システムの説明
図。
【図19】レーザ加工システムの制御ブロック図。
【符号の説明】
10 板素材 20 製品 30 残材 40 X方向スクラップ線 50 Y方向スクラップ線 10 ワークステーション中央処理ユニット 12 図面ファイルデータ 13 パラメータメモリ 140 キーボード 160 画面表示装置 170 主演算部 190 プロッター 400 X方向スクラップ線 500 Y方向スクラップ線 600 レーザ加工システム 800 レーザ加工システムの制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−63616(JP,A) 特開 平4−39706(JP,A) 特開 平3−174996(JP,A) 実開 平4−64480(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18 - 19/46 B23K 26/00 - 26/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工用のNCプログラムをCAD
    /CAMシステムにより作成するシステムであって、板
    状の素材を示す図面上に製品の切断線を板取りする工程
    と、製品を板取りした残材の辺に沿って所定間隔毎の座
    標位置を演算する工程と、各座標位置から直線状のスク
    ラップ線を作成する工程と、製品の切断線との間隔が一
    定距離以内となるスクラップ線を除去する工程とからな
    るレーザ加工におけるスクラップ線の形成方法。
  2. 【請求項2】 レーザ加工用のNCプログラムをCAD
    /CAMシステムにより作成するシステムであって、板
    状の素材を示す図面上に製品の切断線を板取りする工程
    と、製品を板取りした残材の辺に沿って所定間隔毎に所
    定の幅を有するスクラップ線発生領域を設定する工程
    と、スクラップ線発生領域内にあって、加工距離が最短
    となるスクラップ線を作成する工程とからなるレーザ加
    工におけるスクラップ線の形成方法。
  3. 【請求項3】 レーザ加工用のNCプログラムをCAD
    /CAMシステムにより作成する装置であって、ワーク
    ステーションの中央処理ユニットと、中央処理ユニット
    に連結される図面ファイルデータと、パラメータメモリ
    と、入力装置と、画面表示装置と、主演算部と、プロッ
    ター装置とを備え、主演算部は入力装置からのコマンド
    に応じて図面ファイルデータとパラメータにより素材上
    に製品の切断線を形成するとともにスクラップ線を自動
    的に演算して形成し、スクラップ線を含む図面をNCプ
    ログラムに変換する手段を備えてなるレーザ加工におけ
    るスクラップ線の形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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