JP3068775U

JP3068775U - ドライバ―用エアバッグ

Info

Publication number: JP3068775U
Application number: JP1999008454U
Authority: JP
Inventors: 偉懋李; 盛鋒李
Original assignee: 偉懋李; 盛鋒李
Priority date: 1999-11-05
Filing date: 1999-11-05
Publication date: 2000-05-16
Anticipated expiration: 2005-11-05

Abstract

(57)【要約】【課題】事故時の外力緩衝とドライバーの身体保護を
達成するドライバー用エアバッグの提供。【解決手段】エアバッグ内部に導通する一つのコネク
タを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該
通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮
エアボンベに向けて刺針が可動式に設けられ、もう一端
に刺針を駆動する電磁弁が設けられ、別に一つのトリガ
装置が該電磁弁に連接され、並びに電子信号の発射と受
信が発生する電圧により電磁弁をトリガし、ドライバー
に衝突事故が発生した時、トリガ装置を透過して電磁弁
を駆動し、さらに刺針を駆動して圧縮エアボンベのシー
ル口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を急速にエ
アバッグ内部に導入して充気を完成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のドライバー用エアバッグに係り、特に、オートバイのドライバーが着用するか或いは衣類に付設し、ドライバーが事故に遇った時に、電子トリガ装置或いは有線機械式装置により刺針を押し動かして圧縮エアボトルのシールフィルムを刺破させ、エアバッグを瞬間的に充気、膨張させ、自動車のエアバッグと同様の作用を発生させてドライバーの安全を保護することを特徴とする、ドライバー用エアバッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

生命を尊重する観念はますます重視されており、例えば各種の交通工具を運転する時の保護設備も増加している。例えば自動車の衝突防止バンパーや安全エアバッグ、ブレーキロック防止システム等枚挙にいとまがない。このような設備は車輛を運転する上で、ドライバーと乗客の安全を保護する効果を提供する。

【０００３】しかしオートバイについては、現在、ほとんどの国で、ドライバーにヘルメットの着用が義務づけられているだけであり、実際に事故に遇った時には、頭部を保護できるとはいえ、ドライバーや乗員の傷害を防止することはできなかった。即ち、ドライバーがオートバイと共に倒されたり飛ばされたりして、胸部の骨折や内傷、内出血、脊椎、頸椎の損害などが発生することがあり、ドライバーの体を有効に保護する器具はいまだ出現していない。ドライバーの保護に関しては、レースドライバーが各種の革製品、例えば革ジャンパー、胸あて、脊椎保護パッド、肩保護パッド、肘あて、手腕パッド等の装着を必ず身につけている。しかしこれらのレース用の装備は十分に高価であり、且つ一般の人が購入しにくいため、普及しておらず、またこのような製品は、ただ擦傷や挫傷を防止することができるだけで有効に衝撃による内傷、内出血或いは脊椎、頸椎の損傷を防止することができなかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

このため、本考案はドライバーの安全を保護する理念のもと、ドライバーが着用するか或いはドライバーが着用する衣類に付設するドライバー用エアバッグを提供し、それは、適時に瞬間的に充気完成でき、外力を緩衝し、ドライバーが事故に遇った時に受ける衝撃力を緩和でき、相対的にドライバーの身体各部の安全を保護することができるものとする。

【０００５】具体的には、本考案の主要な課題は、一種のドライバー用エアバッグを提供することにあり、それはドライバーが着用でき、充気後にエアバッグが外力緩衝の機能を有してドライバーが事故に遇った時に受ける衝撃力を緩和でき、相対的にドライバーの身体各部の安全を保護することができるものとする。

【０００６】本考案の次の課題は、一種のドライバー用エアバッグを提供することにあり、それは電子トリガ装置を利用して充気時機のドライバーエアバッグをトリガしてドライバーがオートバイから引き離される事故の時に電子トリガ装置が起動してエアバッグを瞬間的に充気し、平常の乗車、降車時に誤ってトリガすることがないものとする。

【０００７】本考案のさらにもう一つの課題は、一種のドライバー用エアバッグを提供することにあり、それは、有線機械装置を利用して充気時機のドライバー用エアバッグをトリガして、ドライバーがオートバイから引き離される事故の時に有線機械装置が起動してエアバッグを瞬間的に充気し、平常の乗車、降車時に誤ってトリガすることがないものとする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、エアバッグ内部に導通する一つのコネクタを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮エアボンベに向けて刺針が可動式に設けられ、もう一端に刺針を駆動する電磁弁が設けられ、別に一つの電子トリガ装置が該電磁弁に連接され、並びに電子信号の発射と受信が発生する電圧により電磁弁をトリガし、ドライバーに衝突事故が発生した時、トリガ装置を透過して電磁弁を駆動し、さらに刺針を駆動して圧縮エアボンベのシール口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を急速にエアバッグ内部に導入して充気を完成し、エアバッグによる外力緩衝とドライバーの身体の保護を達成することを特徴とする、ドライバー用エアバッグとしている。請求項２の考案は、前記ドライバー用エアバッグにおいて、ＴＸ発射システムの発射する信号が、ＣＰＵ及び制御回路を透過して発射され、ＲＸ受信システムの受信した信号がＣＰＵを経由してさらに電子トリガ装置に至り、電圧を電磁弁に与えて刺針をトリガして圧縮エアボンベのシール口を刺破せしめることを特徴とする、請求項１に記載のドライバー用エアバッグとしている。請求項３の考案は、前記ＲＸ受信システムとＴＸ発射システムのＣＰＵに手動装置が連接されて、使用者が必要に応じて手動装置を透過して電子トリガ装置を起動可能であることを特徴とする、請求項１に記載のドライバー用エアバッグとしている。請求項４の考案は、前記エアバッグがドライバーの着用する衣類内に取り付けられたことを特徴とする、請求項１に記載のドライバー用エアバッグとしている。請求項５の考案は、エアバッグ内部に導通する一つのコネクタを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮エアボンベに向けられ並びにスプリングにより回復弾力を提供される可動式の刺針が設けられ、もう一端に刺針を駆動する打撃器が設けられ、該打撃器に一つのハンドルが設けられ、ハンドルの末端に係止溝が設けられて一つの引き縄が結び付けられ、該引き縄の別端がオートバイの適宜部分に係止され、ドライバーに衝突事故が発生した時、引き縄がハンドルを引き動かすことで、てこの作用により打撃器が刺針を打撃して刺傷に圧縮エアボンベのシール口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を急速にエアバッグ内部に導入して充気を完成し、エアバッグによる外力緩衝とドライバーの身体の保護を達成することを特徴とする、ドライバー用エアバッグとしている。請求項６の考案は、前記通気弁とハンドルに少なくとも一つ以上の対向する保険孔が対応設置され、可断ピンの挿入と可断線材の穿設に供され、可断線材が引き縄に巻かれて保険作用を提供し、錯誤による充気動作のトリガを防止し、引き縄がハンドルを引っ張る時、可断線材が切断され可断ピンが切断されてハンドルが外に傾き、打撃器を圧迫して刺針を駆動し、引き縄が自動的にハンドルの係止溝より離脱することを特徴とする、請求項５に記載のドライバー用エアバッグとしている。請求項７の考案は、前記引き縄の別端にオートバイの適宜位置に係合可能なフックリングが設けられたことを特徴とする、請求項５に記載のドライバー用エアバッグとしている。請求項８の考案は、前記通気弁の通気管路に漏気防止用のシールリングが設けられたことを特徴とする、請求項５に記載のドライバー用エアバッグとしている。請求項９の考案は、前記エアバッグがドライバーの衣類内に取り付けられたことを特徴とする、請求項５に記載のドライバー用エアバッグとしている。

【０００９】

【考案の実施の形態】

本考案は、一種のドライバー用エアバッグを提供し、それは、エアバッグ内部に導通する一つのコネクタを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮エアボンベに向けて刺針が可動式に設けられ、もう一端に刺針を駆動する電磁弁が設けられ、別に一つのトリガ装置が該電磁弁に連接され、並びに電子信号の発射と受信が発生する電圧により電磁弁をトリガし、ドライバーに衝突事故が発生した時、トリガ装置を透過して電磁弁を駆動し、さらに刺針を駆動して圧縮エアボンベのシール口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を急速にエアバッグ内部に導入して充気を完成し、エアバッグによる外力緩衝とドライバーの身体の保護を達成することを特徴としている。

【００１０】本考案はまた、もう一種のドライバー用エアバッグを提供し、それは、エアバッグ内部に導通する一つのコネクタを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮エアボンベに向けられ並びにスプリングにより回復弾力を提供される可動式の刺針が設けられ、もう一端に刺針を駆動する打撃器が設けられ、該打撃器に一つのハンドルが設けられ、ハンドルの末端に係止溝が設けられて一つの引き縄が結び付けられ、該引き縄の別端がオートバイの適宜部分に係止され、ドライバーに衝突事故が発生した時、引き縄がハンドルを引き動かすことで、てこの作用により打撃器が刺針を打撃して刺傷に圧縮エアボンベのシール口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を急速にエアバッグ内部に導入して充気を完成し、エアバッグによる外力緩衝とドライバーの身体の保護を達成することを特徴としている。

【００１１】

【実施例】

図１及び図２は本考案が衣類内に取り付けられた状態を示す。図示されるように、本考案は、ドライバーの着用する衣類１内に一組のエアバッグ２が取り付けられ、該エアバッグ２の分布形態は、十分に胸、原、腰椎、脊椎及び頸椎等身体の重要部分を保護することができ、並びに着用して快適であるよう設計され、当然、実際の実施例は図示されるものに限られることはない。エアバッグの適宜位置に一つのコネクタ２１が（図３も参照されたい）が設けられ、該コネクタ２１に一つの通気弁３が螺接され、該通気弁３に通気管路３１とそれに連通する連接孔３２が設けられ、該連接孔３２を以てコネクタ２１と螺接される。該通気管路３１の一端に圧縮エアボンベが螺接され、通気管路３１の内部に圧縮エアボンベ４に向けて刺針５が設けられ、別端に該刺針５を押し動かす電磁弁６が設置され、並びに該電磁弁６に連接する電子トリガ装置７が設けられている。ドライバーに衝突事故が発生した時、該電子トリガ装置７が電圧を電磁弁６に提供し、刺針５を駆動して圧縮エアボンベ４のシール口４１を刺破させ、これにより圧縮エアボンベ４内の空気が急速にエアバッグ２内部に導入して充気が完成し、エアバッグによる外力緩衝とドライバーの身体の保護が達成される。

【００１２】前述の電子トリガ装置７（図４参照）は、ＴＸ発射システム７１とＲＸ受信システム７２の相互の受信と発信の無線原理により達成され、その間の長さＬと張力Ｔの対応変数を利用し、その機能を構成できる。該ＴＸ発射システム７１が走査状況により発射する信号は、ＣＰＵ７１１及び制御回路７１２を透過して発射され、ＲＸ受信システム７２もＣＰＵ７１１を経由しさらに電子トリガ装置７に至る。実施例においては、ＣＰＵ７１１に手動装置７１３を加設可能であり、これにより実際の必要時に、手動装置７１３で電子トリガ装置７を起動して電圧を放出して刺針５を駆動することができる。

【００１３】前述のＴＸ発射システム７１とＲＸ受信システム７２は距離Ｌと張力Ｔ（速度）の二つの検出点（図５参照）を具え、図中符号７３はＲＦ検出を表示し、７３１はＩＤを表示し、７３２はＬＥＤフラッシュライトを表示し、７３３は仮想ロープを、７３４はＤＢ値検出、７３５はＤＢ値変化、７３６は速度（ＴＸ，ＲＸ）を表示し、７３７は加速度（ＴＸ１，ＲＸ１）を表示し、７３８は張力変化を表示し、７３９は距離（ＴＸ，ＲＸ）を表示し、７４０は大きい方の速度を表示し、７４１は距離の大きい方を表示し、ＴＩ、ＴＩ１は時間を表示し、７はトリガ装置を示す。正常な使用状態下で起動すると、ＲＦ検出の後、ＩＤ確認を行い並びに持続して緑ランプを点灯させ、即ち仮想ロープを存在させる。衝突事故が発生すると、衝撃力の大きさの信号ＲＦを検出し、演算後に対応する速度と距離の数値変化を発生し、それともとの設定値とを対比し、もしＴ（張力）とＬ（長さ）が大きければ、トリガ動作を発生する。

【００１４】そのうち、ＲＦ信号のＤＢ値変化検出により距離を比較する。即ち、前述のＤＢ値変化＝距離変化で、仮想ロープの長さを示す。前述の距離変化÷時間（ＴＩ）＝速度（ＴＸ，ＲＸ），前述の速度（ＴＸ，ＲＸ）÷時間（ＴＩ１）＝加速度（ＴＸ１，ＲＸ１），前述の加速度（ＴＸ１，ＲＸ１）×ある変数＝張力。

【００１５】前述の説明より分かるように、オートバイのドライバーが事故に遇った時、前述の長さ（Ｌ）に張力（Ｔ）を加えＬＥＤフラッシュライトを加えて構成する仮想ロープ７３３によりトリガ装置７を駆動して、刺針５を駆動して充気作用を進行し、平常の乗車、降車時に影響することがない。

【００１６】上述の電磁弁６で刺針５を駆動する装置は、実施上、その他の方式或いは構造のトリガ装置とされうる。即ち刺針５で圧縮エアボンベ４のシール口４１を刺破する目的を達成できる装置、例えば有線機械式装置に交換可能である。

【００１７】図６に示されるのは本考案のもう一つの充気構造実施例である。それは、通気弁３の一端に圧縮エアボンベ４が螺接され、内部の刺針５にスプリング５１が套設され刺針５の回復する弾性力を提供し、もう一端に打撃器８が取付けられ、該打撃器８が一つのハンドル８１を具備し、通気弁３とハンドル８１に少なくとも一つの対向する保険孔３３、３４及び８２、８３、８４、８５が設けられ、またハンドル８１の末端に係止溝８６が設けられて引き縄９が結び付けられ、該引き縄９の別端にフックリング９１が設けられてオートバイのシートのフック或いはその他の適宜部分に係止可能である。また、通気弁３の通気管路に漏気防止用のシールリング８７が設けられ、引き縄８１の保険孔８２、８３、及び通気弁３の保険孔３３、３４が対向させられ、可断ピン３５、３６が挿入される。該引き縄９に可断線材８８、８９が巻かれて、可断線材８８、８９が保険孔８４、８５に固定される。ドライバーがオートバイから引き離される事故が発生すると、該ハンドル８１が引き縄９に引っ張られ並びに可断線材８８、８９を切断し、可断ピン３５、３６を切断し、てこ作用により打撃器８を圧迫して刺針５を打撃せしめ、圧縮エアボンベ４のシール口４１を刺破させる。このとき引き縄９がハンドル８１の係止溝８６を離脱し、刺針５がスプリング５１の圧迫後の弾性回復力を受けて引き下がり、圧縮エアボンベ内の空気が通気管路３１を通り連接孔３２より急速にエアバッグ２内部に進入して瞬間的に充気を完成し、外力を緩衝してドライバーの身体を保護する作用を達成する。

【００１８】上述の有線機械式充気装置中、引き縄９がハンドル８１を引っ張る動作の時、事故と同時に重力加速度の因子により、瞬間的に可断線材８８、８９が切断され可断ピン３５、３６が切断され、ハンドル８１が引っ張られて外に傾斜し並びに持続的に打撃と充気作用が発生し、引き縄９が打撃動作を完成した時、引き縄９が自動的にハンドル８１の係止溝８６より離脱し、これにより相互に引っ張る状況を発生しない。

【００１９】また、可断線材８８、８９でしばることで、引き縄９の脱落が防止されるほか、可断ピン３５、３６との組合せにより段階的な警告の保険作用が得られ、例えばドライバーが下車する時に引き縄９とオートバイの連結を解除するのを忘れた時も、引き縄９が可断線材８９を切断する第１の警告作用、可断線材８８を切断する第２の警告作用が得られ、これから類推して可断ピン３６が切断される第４の警告作用まで段階的な警告がなされ、これによりドライバーに引き縄９を外すことを思い出させて、誤触により充気動作が行われるのを防止する。

【００２０】また、圧縮エアボンベ４に通気弁３と螺接する設計が採用されたことにより、使用後の圧縮エアボンベの交換に便利であり、可断線材８８、８９及び可断ピン３５、３６も自分で交換でき、また複数組を組み合わせての販売も可能である。

【００２１】

【考案の効果】

前述の本考案のドライバー用エアバッグは、ドライバーの衣類に付属させたり或いは単独で形成され、オートバイのドライバーに着用されるほか、乗馬や舟にのったり、登山したり海釣りの時に使用でき、オートバイ或いはその他の物体から引き離される時に、充気完成し、エアバッグによる外力緩衝の機能を達成し、使用者の身体の安全を保護することができる。このように本考案は使用に便利で、産業上の利用価値を有している。また本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変であって本考案と同じ効果を達成しうる設計的事項はいずれも本考案の請求範囲に属するものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を衣類内に取り付けた状態を示す正面図
である。

【図２】本考案を衣類内に取り付けた状態を示す背面図
である。

【図３】本考案の充気構造表示図である。

【図４】本考案のトリガ装置の発射と受信のブロック図
である。

【図５】本考案のトリガ装置の検出トリガフローチャー
トである。

【図６】本考案のもう一つの充気構造実施例図である。

【図７】本考案の図６の実施例の使用状態表示図であ
る。

【符号の説明】

１衣類２エアバッグ２１コネクタ３通気弁３１通気管路３２連接孔３３保険孔３４保険孔３５可断ピン３６可断ピン４圧縮エアボンベ４１シール口５刺針５１スプリング６電磁弁７電子トリガ装置７１ＴＸ発射システム７１１ＣＰＵ７１２制御回路７１３手動装置７２ＲＸ受信システム７３ＲＦ検出７３１ＩＤ対照７３２ＬＥＤフラッシュ
ライト７３３仮想ロープ７３４ＤＢ値検出７３５ＤＢ値変化７３６速度７３７加速度７３８張力変化７３９距離７４０大きな速度７４１大きな距離８打撃器８１ハンドル８２保険孔８３保険孔８４保険孔８５保険孔８６係止溝８７シールリング８８可断線材８９可断線材９引き縄９１フックリング

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者李盛鋒台湾台北市北投區崇仁路一段136巷１弄16 號

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】エアバッグ内部に導通する一つのコネク
タを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該
通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮
エアボンベに向けて刺針が可動式に設けられ、もう一端
に刺針を駆動する電磁弁が設けられ、別に一つの電子ト
リガ装置が該電磁弁に連接され、並びに電子信号の発射
と受信が発生する電圧により電磁弁をトリガし、ドライ
バーに衝突事故が発生した時、トリガ装置を透過して電
磁弁を駆動し、さらに刺針を駆動して圧縮エアボンベの
シール口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を急速
にエアバッグ内部に導入して充気を完成し、エアバッグ
による外力緩衝とドライバーの身体の保護を達成するこ
とを特徴とする、ドライバー用エアバッグ。
【請求項２】前記ドライバー用エアバッグにおいて、
ＴＸ発射システムの発射する信号が、ＣＰＵ及び制御回
路を透過して発射され、ＲＸ受信システムの受信した信
号がＣＰＵを経由してさらに電子トリガ装置に至り、電
圧を電磁弁に与えて刺針をトリガして圧縮エアボンベの
シール口を刺破せしめることを特徴とする、請求項１に
記載のドライバー用エアバッグ。
【請求項３】前記ＲＸ受信システムとＴＸ発射システ
ムのＣＰＵに手動装置が連接されて、使用者が必要に応
じて手動装置を透過して電子トリガ装置を起動可能であ
ることを特徴とする、請求項１に記載のドライバー用エ
アバッグ。
【請求項４】前記エアバッグがドライバーの着用する
衣類内に取り付けられたことを特徴とする、請求項１に
記載のドライバー用エアバッグ。
【請求項５】エアバッグ内部に導通する一つのコネク
タを具備し、該コネクタに一つの通気弁が設けられ、該
通気弁の一端に圧縮エアボンベが連接され、内部に圧縮
エアボンベに向けられ並びにスプリングにより回復弾力
を提供される可動式の刺針が設けられ、もう一端に刺針
を駆動する打撃器が設けられ、該打撃器に一つのハンド
ルが設けられ、ハンドルの末端に係止溝が設けられて一
つの引き縄が結び付けられ、該引き縄の別端がオートバ
イの適宜部分に係止され、ドライバーに衝突事故が発生
した時、引き縄がハンドルを引き動かすことで、てこの
作用により打撃器が刺針を打撃して刺傷に圧縮エアボン
ベのシール口を刺破させ、該圧縮エアボンベ内の空気を
急速にエアバッグ内部に導入して充気を完成し、エアバ
ッグによる外力緩衝とドライバーの身体の保護を達成す
ることを特徴とする、ドライバー用エアバッグ。
【請求項６】前記通気弁とハンドルに少なくとも一つ
以上の対向する保険孔が対応設置され、可断ピンの挿入
と可断線材の穿設に供され、可断線材が引き縄に巻かれ
て保険作用を提供し、錯誤による充気動作のトリガを防
止し、引き縄がハンドルを引っ張る時、可断線材が切断
され可断ピンが切断されてハンドルが外に傾き、打撃器
を圧迫して刺針を駆動し、引き縄が自動的にハンドルの
係止溝より離脱することを特徴とする、請求項５に記載
のドライバー用エアバッグ。
【請求項７】前記引き縄の別端にオートバイの適宜位
置に係合可能なフックリングが設けられたことを特徴と
する、請求項５に記載のドライバー用エアバッグ。
【請求項８】前記通気弁の通気管路に漏気防止用のシ
ールリングが設けられたことを特徴とする、請求項５に
記載のドライバー用エアバッグ。
【請求項９】前記エアバッグがドライバーの衣類内に
取り付けられたことを特徴とする、請求項５に記載のド
ライバー用エアバッグ。