JP3068774U - 自動搬送仕分け用複写封筒 - Google Patents

自動搬送仕分け用複写封筒

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JP3068774U
JP3068774U JP1999008453U JP845399U JP3068774U JP 3068774 U JP3068774 U JP 3068774U JP 1999008453 U JP1999008453 U JP 1999008453U JP 845399 U JP845399 U JP 845399U JP 3068774 U JP3068774 U JP 3068774U
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昌繁 高田
修一 榎本
章裕 田中
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内外カーボンインキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動搬送仕分け装置に通しても、複写記録面
に汚染が発生することのない郵送用の自動搬送仕分け可
能な複写封筒、およびそれを含む感熱感圧多重複写紙の
提供。 【解決手段】 上用紙および下用紙を含む自動搬送仕分
け用複写封筒であって、該上用紙が、下用紙と対抗する
面上の少なくとも一部に、剥離型着色ワックスカーボン
インキ層および紫外線硬化性オーバーコート保護層を順
に形成して成る感熱感圧転写層を含んで成り、該上用紙
と下用紙が、内部周辺部位に糊代部を設けることにより
接着されている自動搬送仕分け用複写封筒。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンピューター制御によるプリントアウトに対応しかつ自動搬送仕 分け装置を用いて自動搬送仕分けすることが可能な郵送用複写封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の汎用コンピューター装置の普及により、コンピューターのプリントアウ による印刷物が増加している。特に、複写伝票類や配送用伝票類等の作成または 郵送通知業務においては、印刷様式等が多岐に亘り、かつその数が極めて膨大と なってきていることから、印刷の省力化や迅速化を図るために、コンピューター によってプリントアウトする機会が益々増えてきている。
【0003】 上記目的のため、特に郵送通知業務においては、通常、感熱もしくは感圧複写 紙を利用した複写封筒が使用されている。このような複写紙および複写封筒等は 、例えば、登録実用新案第3046499号(「感熱圧複写封筒」)、実公昭56-12051 号および実公昭52-52819号(いずれも、「感圧複写封筒」)などに記載されてお り、通常、転写層を表面に有する上用紙と対抗する転写紙から構成されている。 このような複写封筒において、上用紙の表面上に転写層が設けられた複写封筒に おいて、前記上用紙の転写層が設けられた面とは反対側から、プリンターまたは 手書きにより情報を印字するための圧力を付与すると、前記転写層と対抗する別 の上用紙表面に情報が転写される。
【0004】 前記複写封筒に含まれる転写層は、一般に着色顔料、ワックスおよび鉱物油( 不乾性油)を主成分として含む、いわゆる「ワンタイムワックスカーボンインキ 」を用いて形成されたものであって、かなり軟質な塗膜であり得る。したがって 、このようなインキ層を有する複写封筒は、水平摩擦に弱く、結果として、通常 の貯蔵時または印字後の輸送中に生じる摩擦や圧力によって、情報記録部に汚染 が生じることがある。
【0005】 さらに、最近では、郵便業務の迅速かつ正確な郵送および省力化を進めるため に、郵便物を自動搬送し、郵送先を自動郵送先読み取り機で自動的に識別する「 自動搬送仕分け装置」が導入されてきている。しかしながら、自動搬送仕分け装 置の搬送部内部では、金属ロール301および301'や自動搬送用ゴムベルト302およ び302'(図4参照)によって、かなりの圧力や摩擦力を受け、前記複写封筒の印 刷記録部分に不要な転写が生じて、強いては汚染が生じる。その結果、前記装置 内の読み取り部において、印刷記録部分に印字された郵送先の読み取りが不可能 となり得る。そのため、前記のような複写封筒は、未だに自動搬送仕分け装置を 使用できず、手動で仕分けをしなければならないため、省力化などの目的が達成 されていない。
【0006】 上記の欠点を改良する試みは、幾つか為されており、例えば、特公昭55-2355 号公報には、前記ワンタイムカーボンインキに代えて、ワックス及び顔料にイン キ全量に対し50重量%以下の非イオン界面活性剤と10重量%以下の樹脂を加え、 所望により非イオン界面活性剤の一部に代えてポリオール又はグリコール類を含 有する剥離型ワックスカーボンインキの使用が開示されている。この剥離型ワッ クスカーボンインキから成る層は、従来に比べて塗膜硬度が高くかつ水平摩擦に 耐える。 上記層を含むワンタイムカーボン紙またはバックカーボン複写紙から構成され た複写封筒は、通常の貯蔵もしくは輸送時に受ける摩擦や圧力が原因である汚染 を防止できるが、自動搬送仕分け装置へ導入した際に受ける摩擦や圧力による汚 染を克服するには至っていない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、コンピューター制御によるプリントアウトが可能で かつ通常の貯蔵もしくは輸送時のみならず、自動搬送仕分け装置に導入した際に も、記録内容が全く汚染されない複写封筒を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上用紙および下用紙を含む自動搬送仕分け用複写封筒を提供する。 特に、本考案の自動搬送仕分け用複写封筒は、前記上用紙に、前記剥離型着色ワ ックスカーボンインキ層を設けた後、さらにその上に、紫外線硬化性の透明また は着色オーバーコート保護層を形成することにより、プリンター等の印刷手段に よる転写感応性を低下させることなく、自動搬送仕分け装置内の搬送用ロールな どから受ける強い摩擦や圧力による転写汚染を十分に防止できるものである。本 考案の自動搬送仕分け用複写封筒は、所望により、上用紙および下用紙並びに任 意の中用紙を含んでいても、さらに前記上用紙の上に、別個の外部上用紙を含ん でいてもよい。 本考案は、剥離型着色ワックスカーボンインキ層およびオーバーコート保護層 から成る感熱感圧転写層を設けた中用紙を少なくとも1枚含んで成る複写封筒も 提供する。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の第1の態様の自動搬送仕分け用複写封筒の模式的な構成断面図を図1 に示す。図1に示すように、本考案の第1の態様の自動搬送仕分け用複写封筒10 は、基本的に、上用紙1および下用紙2を含んで成る。
【0010】 図1に示す本考案の複写封筒10において、前記上用紙1の下用紙2と対抗する 面上には、剥離型着色ワックスカーボンインキ層11および紫外線硬化性オーバー コート保護層12を順に形成して成る感熱感圧転写層100が、部分的に形成されて いる。前記上用紙1と下用紙2は、内部周辺部位に糊代部3を設けることにより 接着されている。
【0011】 本考案の第2の態様の複写封筒10'は、図2に示すように、例えば納品書(控 え)の機能を有する、従来公知のワンタイムワックスカーボン層41(すなわち、 一般に着色顔料、ワックス、及び鉱物油から成るカーボンインキ層)を有する別 個の外部上用紙4を、前記上用紙1の感熱感圧転写層100を有する面とは反対側 に配置してもよい。
【0012】 このような構造の複写封筒10'は、外部上用紙4のワックスカーボンインキ層4 1を有しない面から、プリンター等により加熱・加圧することによって、前記上 用紙1および下用紙2に、並びに含まれる場合は、前記上用紙1と同様の構造を 有する中用紙にも同様の情報が複写され得る。 ただし、前記ワックスカーボンインキ層41は、前記感熱感圧転写層100の一部 のみに対応するように配置されているため、前記上用紙1には、複写されない情 報内容があり得る。
【0013】 本考案の第3の態様の複写封筒10"では、図3に示すように、所望により、前 記上用紙1と下用紙2の間に少なくとも1枚の中用紙5を含むことができる。図 3に示すように、前記複写封筒10"内に中用紙5が複数枚挿入されている場合、 全ての中用紙5に、または下用紙2に最も近い1枚を除く他の中用紙5に、前記 上用紙1と同様の形態および配置で感熱感圧転写層100'を設けることができる。
【0014】 以下、本考案の自動搬送仕分け用複写封筒について詳細に説明する。 本考案の複写封筒に使用される上用紙、下用紙、外部上用紙、および所望によ り中用紙はいずれも、従来既知の複写伝票または配送用伝票類に使用されている ものから選択され得る。 上記用紙にはいずれも、本考案の複写封筒を製造するのに使用される前に、予 め、所望の様式や情報を印刷してよい。 また、前記上用紙および下用紙は、郵送用複写封筒外装として十分に機能し得 る程度(すなわち、下用紙内面または中用紙に複写された内容が当該封筒の外面 から認知できない程度)の厚さもしくは比重および耐水性等を有していることが 好ましい。特に好ましくは、前記中用紙および/または外部上用紙は、前記上用 紙および下用紙と比べて、同等または薄い(すなわち、より低い比重を有する) 。 さらに、前記中用紙の寸法は、上用紙および下用紙および/または外部上用紙 に比べて、若干小さいことが好ましい。
【0015】 本考案の複写封筒は、前述の如く、前記上用紙の下用紙と対抗する面上に、剥 離型着色ワックスカーボンインキ層および紫外線硬化性オーバーコート保護層を 順に形成して成る感熱感圧転写層を有している。 前記剥離型着色ワックスカーボンインキ層は、剥離型ワックスカーボンインキ から形成されたものである。前記該剥離型ワックスカーボンインキは、一般に、 ワックス、着色顔料、並びに非イオン界面活性剤および熱可塑性合成樹脂を配合 して成る着色インキ組成物である。
【0016】 前記剥離型着色ワックスカーボンインキに含まれるワックスおよび着色顔料は 、従来既知のワンタイムカーボンインキに用いられるものがいずれも使用できる 。 本考案での使用に適したワックスとしては、例えば、カルナウバワックス、モ ンタンワックス、オーリキュリーワックス、ライスワックス、酸化マイクロワッ クス、セレシン、パラフィン、ヘキストワックス(O、OP、S等)等が挙げら れ、一方、顔料としては、黒色顔料としてカーボンブラック、藍色として紺青、 群青、シアニンブルー、アルカリブルー、赤色顔料はレーキレッドC等が挙げら れる。 あるいは、顔料としては、必要に応じ、クレーカオリン、炭酸カルシウム、水 酸化アルミニウム、酸化チタン等の体質顔料を使用してもよい。 本考案では、上記ワックスおよび着色顔料をそれぞれ、単独で、または2種以 上を組み合わせて使用してよい。
【0017】 前記剥離型着色ワックスカーボンインキ中において、前記ワックスの配合量は 、剥離型ワックスカーボンインキインキ全量を100重量部として40〜60重量部の 間、一方、前記顔料の配合量は、同様に、15〜25重量部の間であることが好まし い。前記剥離型着色ワックスカーボンインキ中のワックスの配合量が40重量部未 満であると、インキの硬度が低くかつ印字のための圧力付与後にさらに圧力が付 与された場合に汚れが発生することがあり、また60重量部を超えると、剥離性能 が十分に発揮されず、複写不良となるため好ましくない。あるいは、前記顔料の 配合量が15重量部未満であると、複写された文字の濃度が低く、判読不能となり 、また25重量部を超えると、インキの流動性が悪く、印刷機上での印刷特性が低 下するためいずれも好ましくない。
【0018】 本考案の剥離型ワックスカーボンインキに含まれる適した非イオン界面活性剤 は、液体状の非イオン界面活性剤であって、例えば、ポリオキシエチレンアルキ ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリ コールアルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチ レンソルビタンアルキルエステル、ソルビタンアルキルエステル、ポリオキシエ チレンポリフェニルエーテル、ポリオキシエチレンひまし油エーテル、あるいは ポリオキシエチレンアルキルアミド系プルロニック型またはテトロニック型非イ オン界面活性剤等が例示できる。 前記非イオン界面活性剤の配合量は、剥離型ワックスカーボンインキインキ全 量を100重量部として50重量部以下、好ましくは約5〜50重量部、特に好ましく は約5〜20重量部である。前記インキ中の非イオン界面活性剤の配合量が5重量 部未満であると、剥離性能が発揮されず、また20重量部を超えると、非常に弱い 圧力にでも複写され汚れの原因となるため好ましくない。
【0019】 あるいは、前記非イオン界面活性剤の配合量の一部を、ポリエチレングリコー ル、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン等のポリオール及 びこれらの酸化エチレン付加物や酸化プロピレン付加物等に置換してもよい。こ の場合、置換・付加される前記化合物の配合量は、前記非イオン界面活性剤の配 合量の60重量%以下であり得る。前記化合物の配合量が60重量%を超えると、親 水性となり過ぎるために、印刷用紙との馴染みが良くなり、結果として、剥離性 が低下することから好ましくない。
【0020】 本考案において、前記剥離型ワックスカーボンインキ中での使用に最適の非イ オン界面活性剤は、前述の従来公知のワックスのO/W型エマルションに要する HLBの値よりも約5低いHLB値を有する非イオン界面活性剤であり得る。こ のような特徴を有する非イオン界面活性剤を使用することにより、印刷用紙から の剥離性、およびプリンターの印字圧力やボールペンの筆圧等により、特定部分 のみが簡単に剥離複写するという効果が達成される。
【0021】 本考案に用いられる剥離型ワックスカーボンインキに使用される熱可塑性合成 樹脂としては、前記ワックスとの相溶性に優れかつ軟化点が120℃以下のものが 好ましい。そのような熱可塑性合成樹脂としては、例えば、エチレン-酢酸ビニ ル共重合体;ロジン変性フェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂等のフェノー ル樹脂;石油樹脂、ロジンエステル樹脂、マレイン酸樹脂等の脂肪族炭化水素樹 脂;ポリエチレン;エチルセルロース等が挙げられる。
【0022】 前記剥離型着色ワックスカーボンインキ中の熱可塑性合成樹脂の配合量は、前 記インキ全量を100重量部として、10重量部以下、好ましくは3〜10重量部であ ってよい。前記インキ中の熱可塑性合成樹脂の配合量が3重量部未満であると、 カーボンインキの複写性は良好であるが、擦れ汚れが発生し、また10重量部を超 えると、カーボンインキの剥離性が悪くなるため複写不良が生じ得ることから、 いずれも好ましくない。
【0023】 本考案において、前記剥離型ワックスカーボンインキは、従来既知のワックス カーボンインキに使用される鉱物油を含有してもよいが、転写汚染性の低いイン キを得るためには、極めて少量であることが好ましく、特に、含有しないことが 好ましい。
【0024】 本考案で使用する紫外線硬化性オーバーコート保護層は、熱可塑性合成樹脂を 含むオーバーコート用インキを、前記剥離型ワックスカーボンインキ層上に塗布 して形成される。このようなオーバーコート用インキは、光付加重合性のモノマ ー、プレポリマーまたはポリマー類から構成される紫外線硬化性樹脂;光重合開 始剤;増感剤;および、必要に応じ、着色顔料および体質顔料等の顔料を含有し 得る。
【0025】 前記オーバーコート用インキとしては、以下の組成物が使用できるが、本考案 はこれらに限定されるものではない。 (1)ポリオールのアクリレート類含有系 オーバーコート用インキ中に含有されるポリオールのアクリレート類は、多価 アルコールとエチレン性不飽和酸とを反応して得られるエステル化合物モノマー 、およびそれらの共重合体であるプレポリマーを包含する。このインキ組成物中 には、前記モノマーまたはプレポリマーを、単体で、またはそれらから選ばれる 2種以上を組み合わせて含有し得る。 ここで、前記エチレン性不飽和酸は、主にアクリル酸、例えば、メタクリル酸 、イタコン酸であり得る。 好ましいオーバーコート用インキは、例えば、膜形成成分として、各種グリコ ール類、またはトリメチロールプロパンとアクリル酸もしくはメタクリル酸との ジアクリレートまたはポリアクリレート類を包含するエチレン性不飽和モノマー と、不飽和ポリエステル樹脂、共役乾性油、エポキシ樹脂および尿素ホルムアル デヒド樹脂等との組み合わせを包含し、さらにベンゾインエーテル類又はデシル アミン等の光重合開始剤並びに増感剤を含有する組成物;またはペンタエリスリ トールのアクリレート類、アリルスルホンアミド-ホルムアルデヒド樹脂および ハロゲン系光重合開始剤を含有し得る。
【0026】 (2)ポリエステル樹脂のアクリレート誘導体含有系 第2に好ましいオーバーコート用インキは、膜形成成分として、従来公知のイ ンキビヒクル原料である油類と、変性アルキッド樹脂および/または変性ポリエ ステル樹脂にアクリロイル基を導入した後、更にウレタン化したような構造を有 するアクリレート誘導体を含有し、更に上述のような光重合開始剤並びに増感剤 も含有し得る組成物である。 上記ポリエステル樹脂のアクリレート誘導体としては、例えば、乾性油脂肪酸 、グリシジル(メタ)アクリレートとポリイソシアネートとの反応生成物、およ び増感剤としてのベンゾインエーテルを含有する組成物;エポキシ化大豆油のア クリレートとメチルイソシアネートもしくはトルエンジイソシアネートとの反応 生成物;または、トリメチロールプロパンとトール油脂肪酸およびアジピン酸か ら構成されるアルキッドとトルエンジイソシアネートおよび2-ヒドロキシエチル アクリレートとの反応生成物等を挙げることができる。
【0027】 (3)エポキシアクリレート類含有インキ組成物 本考案において、エポキシアクリレート類とは、エポキシ化合物と、アクリル 酸、メタクリル酸またはイタコン酸とのエステル化合物およびその誘導体をいい 、特に、液体形態から固体樹脂形態までの広範囲のプレポリマーまたはポリマー の群を包含するものである。このようなエポキシアクリレート類は、光硬化性に 優れる。そのため、前記エポキシアクリレート類を含有するオーバーコート用イ ンキは、非常に硬く、かつ耐熱性および耐溶剤性に優れた塗膜を形成し得る。 前記エポキシアクリレート類を含有するインキとしては、例えば、ビスフェノ ールA-エピククロルヒドリン系エポキシ樹脂のアクリレート(例えば、ビスフ ェノールA-エピクロルヒドリンのエポキシとアクリル酸又はメタクリル酸との 反応生成物)およびケトン系増感剤を含むインキ組成物;あるいは、ハロゲン含 有エポキシ化合物-アクリル酸の生成物、ポリオールアクリレートおよび上記( 1)(ポリオールのアクリレート類含有系)において記載したのと同様の光重合 開始剤を混合するインキ組成物等が挙げられる。
【0028】 (4)乾性油および変性アルキッド類含有系 ここでいう乾性油は、特に共役二重結合を有する油類の重合反応物、すなわち 、従来の油性インキ原料を主体とするため、これらをオーバーコート用インキに 使用する場合、価格および印刷適性に利点を有する。 上記乾性油と共に変性アルキッド類を含有するオーバーコート用インキとして は、キリ油と油溶性樹脂(ケトン樹脂等)とを260℃以下の温度でクッキングし て得られるワニスにメルカプタンに、チオフェノール等の硫黄含有増感剤を加え た組成物;あるいは、トリクロロアセトフェノンのようなα-モノ-もしくはα- ポリ-ハロゲンケトン、脱水ひまし油変性アルキッド樹脂、および所望によりそ れらのイソシアネート変性物、キリ油並びに硬質樹脂を混合またはクッキングし たワニス組成物等が挙げられる。 前記ワニス組成物は、前記オーバーコート用インキにそのまま使用しても、前 述の剥離型着色ワックスカーボンインキについての記載と同様の有機または無機 顔料、体質顔料金属粉等をさらに添加することによい、着色オーバーコート層を 形成することができる。
【0029】 更に、前記紫外線硬化性オーバーコート用インキ(1)〜(4)は、その組成 中に、従来既知の印刷インキに使用されるワセリン、マット剤、スリップ剤また は消泡剤等の助剤;および、アクリルモノマー、プレポリマー等の連鎖移動剤の ような、紫外線硬化反応機構に有効な各種助剤を添加してもよい。
【0030】 前記剥離型着色ワックスカーボンインキおよび紫外線硬化性オーバーコート用 インキは、製造中に各成分の練り合わせ中に部分的に大きな剪断応力がかかるこ とによって系全体が高温とならないように、さらに、その結果、重合反応が部分 的に起こることがないように注意すること以外は、当該分野において通常使用さ れる印刷インキと同様の方法で調製されてよい。前記インキはいずれも、例えば 、3本ロールミル、サンドミル、KDミル、ボールミル等を用いて各成分を混練 し、分散して調製されてよい。
【0031】 本考案において、剥離型ワックスカーボンインキ層は、前記剥離型ワックスカ ーボンインキを、複写を要する部位に(すなわち、複写封筒の上用紙の下用紙と 対抗する面上の少なくとも一部に)、例えば、加熱フレキソ印刷機(例えば浮田 工業株式会社製、Uエース機)を用いた加熱溶融スポット印刷法によって塗布す ることにより形成される。 前記剥離型カーボンインキ層の好ましい塗布量は、2.5〜3.0g/m2の範囲で ある。
【0032】 形成された前記剥離型着色ワックスカーボンインキ層上に、前記紫外線硬化性 オーバーコート用インキを、平版、凸版、スクリーン、グラビアまたはフレキソ 印刷法に従って塗布量0.2〜1.0g/m2になるように塗布し、その後紫外線を照 射することにより硬化して、所望のオーバーコート保護層を形成する。ここで、 前記塗布量が0.2g/m2未満であると、本考案の目的である、自動搬送仕分け装 置に導入した際の印字記録部分の低汚染性を達成できず、あるいは1.0g/m2を 超えると、プリンターや手書きでの加熱または加圧による複写が不十分となるた め、いずれも好ましくない。
【0033】 本考案の複写封筒は、上述の剥離型着色ワックスカーボンインキ組成物を塗布 量2.5〜3.0g/m2の範囲でスポット印刷して形成された剥離型着色ワックスカ ーボン層を有する、別個の外部上用紙も含んで成る。このような外部上用紙は、 前記上用紙1の感熱感圧転写層100を有する面15とは反対の面16に接するように 配置される。
【0034】 本考案の複写封筒内には、所望により、上用紙と下用紙の間に、中用紙を含ん でいてもよい。前記中用紙は、そのままでも、または前記剥離型着色ワックスカ ーボンインキ層および紫外線硬化性オーバーコート保護層から成る感熱感圧転写 層を含む形態であってもよい。
【0035】 本考案の自動搬送仕分け用複写封筒は、例えば、最初に、所望により、上述の 方法で各種インキ層が形成された上用紙と下用紙の間に中用紙を挿入した後、前 記上用紙と下用紙の内部周辺部位に糊代部を設けて接着すると同時に、前記上用 紙の上に外部上用紙を重ねることによって製造される。 ここで、上用紙と下用紙は、当該分野において常用される接着剤を使用して接 着され得る。
【0036】
【実施例】 以下に実施例を用いて本考案を説明するが、本考案は以下の実施例に限定され るものではない。以下の調製例、実施例および比較例において、部または%はい ずれも、重量部または重量%を表す。調製例1 組 成 配合量(重量部) アルカリブルー 1.0 紺青 3.0 水酸化アルミニウム 5.0 炭酸カルシウム 6.0 ニッサン・ディスパノール #861) 20.0 アルコン P-1252) 5.0 カルナウバワックス 30.0 ヘキスト OP ワックス 3.0 パラフィンワックス 20.0 モーター油 5.0 上記組成配合表中の注釈において、 1):日本油脂株式会社製;ポリオキシエチレンアルキルエステルとソルビタン アルキルエステルの混合物、および 2):荒川林産株式会社製;脂肪族炭化水素樹脂 をそれぞれ表す。
【0037】 上記組成中、アルカリブルーと紺青をニッサン・ディスパノール#86と混合し 三本ロールで混練した。その後、上記以外の組成を加熱溶融混合物とし、その中 に前記混練物を加えて、100℃に保ちながらホモミキサーで均一な流動体となる まで撹拌することにより、藍色の耐汚染性剥離型ワックスカーボンインキ(RC 1)を得た。
【0038】調製例2 組 成 配合量(重量部) カーボンブラック 5.0 水酸化アルミニウム 10.0 ハイリックAQ-2503) 19.0 エバフレックス2104) 8.0 ライスワックス 40.0 カルナウバワックス 5.0 パラフィンワックス 13.0 上記組成配合表中の注釈において、 3):伊藤製油株式会社製;ポリオキシエチレンひまし油エーテル(HLB:10 〜11)、および 4):三井ケミカル株式会社製;エチレン-酢酸ビニルの共重合体 をそれぞれ表す。
【0039】 上記組成中、カーボンブラックと水酸化アルミニウムをハイリックAQ-250と混 合し三本ロールで混練した。その後、上記以外の組成を加熱溶融混合物とし、そ の中に前記混練物を加えて、100℃に保ちながらホモミキサーで撹拌することに より、黒色の耐汚染性剥離型カーボンインキ(RC2)を調製した。
【0040】調製例3 組 成 配合量(重量部) カーボンブラック 7.0 水酸化アルミニウム 13.0 モーター油 20.0 ハイリックAQ-250 5.0 エバフレックス-210 2.0 カルナウバワックス 5.0 モンタンワックス 20.0 バリコワックス WB-55) 5.0 パラフィンワックス(130゜F) 23.0 上記組成配合表中、下記の注釈は以下の意味を表す。 5):東洋ペトロライト株式会社製;酸化マイクロワックスをイソシアネート化 したワックス
【0041】 上記組成中、カーボンブラックと水酸化アルミニウム、モーター油及びハイリ ックAQ-250を混合し、三本ロールで混練した。その後、上記以外の組成を加熱溶 融混合物とし、その中に前記混練物を加えて、100℃に保ちながらホモミキサー で撹拌することにより、黒色の耐汚染性剥離型カーボンインキ(RC3)を調製 した。
【0042】調製例4 組 成 配合量(重量部) ペンタエリスリトールトリアクリレート 5.0 ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01 ケトン樹脂 25.0 ベンゾフェノン 10.0 p-ジメチルアミノアセトフェノン 2.0 上記各成分をホモミキサーを用いて分散、溶解してインキとすることにより、 紫外線硬化性オーバーコート用インキ(UV1)を調製した。
【0043】調製例5 組 成 配合量(重量部) ヘキサメチレンジソシアネートと 84.0 ヒドロキシプロピルアクリレートとの反応生成物 ブタンジオールグリシジルエーテル 84.0 ジアクリレート 10.0 P-ジメチルアミノベンズアルデヒド 3.0 ベンゾフェノン 3.0 フェノチアジン 0.15 上記各成分をサンドミルを用いて分散、溶解してインキとすることにより、紫 外線硬化性オーバーコート用インキ(UV2)を調製した。
【0044】実施例1 紙厚40μmの上用紙裏面上に、カルナウバワックス、パラフィンワックス、モ ーター油、及びカーボンブラックを以下の組成配合で含んで成るカーボンインキ を、加熱フレキソ印刷機(浮田工業株式会社製;フォーム印刷機)を用い、塗布 量5.0g/m2となるように連続スポット印刷することによって、外部上用紙を製 造した。 組 成 配合量(重量部) カルナウバワックス 20 パラフィンワックス 25 モーター油 35 カーボンブラック 20
【0045】 調製例1で製造した藍色の剥離型ワックスカーボンインキ(RC1)を、複写 封筒用の上用紙の裏面に、加熱フレキソ印刷機を用いて塗布量が3.0g/m2にな るように連続スポット印刷し、剥離型ワックスカーボンインキ層を形成した。次 いで、前記剥離型ワックスカーボンインキ層の表面上に、更に、調製例4で製造 した紫外線硬化性オーバーコート用インキ(UV1)を塗布量1.0g/m2になる ようにフレキソ印刷機を用いてオーバーコートした後、紫外線照射を行って硬化 させることにより、感圧感熱転写層を有する上用紙を得た。
【0046】 上記で得られた外部上用紙および上用紙、並びに別個の下用紙を用い、前記上 用紙と下用紙の内部周辺部位に糊代部を設けて接着すると同時に、前記上用紙の 上に外部上用紙を重ねることにより、藍色の印字で複写が可能な自動搬送仕分け 用複写封筒を製造した。
【0047】実施例2 前記実施例1において、剥離型ワックスカーボンインキ(RC1)および紫外 線硬化性オーバーコート用インキ(UV1)の代わりに、調製例2で得た剥離型 ワックスカーボンインキ(RC2)および調製例5で得た紫外線硬化性オーバー コート用インキ(UV2)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、黒色の の印字で複写が可能な自動搬送仕分け用複写封筒を製造した。
【0048】実施例3 紙厚40μmの上用紙裏面上に、カルナウバワックス、パラフィンワックス、モ ーター油、及びカーボンブラックを以下の組成配合で含んで成るワンタイムカー ボンインキを、加熱フレキソ印刷機(浮田工業株式会社製;フォーム印刷機)を 用い、塗布量5.0g/m2となるように連続スポット印刷することによって、外部 上用紙を製造した。 調製例1で製造した藍色の剥離型ワックスカーボンインキ(RC1)を、複写 封筒用の上用紙の裏面に、加熱フレキソ印刷機を用いて塗布量が3.0g/m2にな るように連続スポット印刷し、剥離型ワックスカーボンインキ層を形成した。次 いで、前記剥離型ワックスカーボンインキ層の表面上に、更に、調製例4で製造 した紫外線硬化性オーバーコート用インキ(UV1)を塗布量1.0g/m2になる ようにフレキソ印刷機を用いてオーバーコートした後、紫外線照射を行って硬化 させることにより、感圧感熱転写層を有する上用紙を得た。
【0049】 紙厚55μmの中用紙の用紙裏面に、調製例3で得た剥離型ワックスカーボンイ ンキ(RC3)を用いて塗布量2.5g/m2になるようにスポット印刷して、剥離 型ワックスカーボンインキ層を形成した。次いで、その剥離型ワックスカーボン インキ層の上に、調製例4で得た紫外線硬化性オーバーコート用インキを、塗布 量1.0g/m2になるようにオーバーコートした後、紫外線照射により塗膜を硬化 させることにより、感圧感熱転写層を有する中用紙を得た。
【0050】 上記で得られた外部上用紙、上用紙および中用紙、並びに別個の下用紙を用い 、前記上用紙と下用紙の間に該中用紙を挿入した後、前記上用紙と下用紙の内部 周辺部位に糊代部を設けて接着すると同時に、前記上用紙の上に外部上用紙を重 ねることにより、自動搬送仕分け用複写封筒を製造した。この複写封筒は、中用 紙表面上に藍色の印字を、また下用紙表面上に黒色の印字が複写可能であった。
【0051】比較例1 実施例1において、上用紙裏面に剥離型ワックスカーボンインキ(RC1)か ら成る層を形成せずに、実施例1で使用したのと同じカーボンインキを用いてカ ーボンインキ層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、複写封筒を製造 した。
【0052】比較例2 実施例2において、上用紙裏面に剥離型ワックスカーボンインキ層上に紫外線 硬化性オーバーコート保護層を設けなかったこと以外は、実施例2と同様にして 、複写封筒を製造した。
【0053】印字複写面の汚染性評価 実施例1〜3並びに比較例1および2で得られた各複写封筒を、PC-PR-201GS プリンター(日本電気(株)社製)で印字記録に付して複写を行い、更に外部上用 紙を剥離して、複写封筒のみを図4に示すような自動搬送仕分け装置にそれぞれ 導入した。印字後、各複写封筒内の下用紙および/または中用紙について、印 字複写の色調、印字複写濃度並びに印字記録面の汚染程度を目視で観察した 。ここで、印字複写濃度()および印字記録面()については、以下の評価 基準に従って評価した。
【0054】 評価基準; A:優 B:良 C:不良、実用上問題を生ずる。 結果を表1に示す。
【表1】
【0055】 比較例1および2で得た複写封筒は共に、下用紙上の印字複写面の汚染の程度 が大きく、実用に供し得なかった。他方、剥離型ワックスカーボンインキ層とオ ーバーコート保護層から成る感熱感圧転写層有することを特徴とする本考案の複 写封筒(実施例1〜3)はいずれも、下用紙および中用紙上の印字複写濃度を何 ら低下することなく、自動搬送仕分け装置導入後も印字複写面に汚染を生ずるこ とはなかった。
【0056】
【考案の効果】
本考案の複写封筒は、コンピューターのプリントアウトにより、大量にかつ迅 速に印刷可能な感圧感熱複写封筒である。本考案の複写封筒は、その内部に、剥 離型ワックスカーボンインキ層とオーバーコート保護層から成る感熱感圧転写層 を適用することにより、鮮明な印字記録を発現でき、かつ自動搬送仕分け装置に 導入しても何ら印字記録部分の汚染を生じないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1の態様の自動搬送仕分け用複写
封筒の模式的な構成断面図を表す。
【図2】 本考案の第2の態様の自動搬送仕分け用複写
封筒の模式的な構成断面図を表す。
【図3】 本考案の第3の態様の自動搬送仕分け用複写
封筒の模式的な構成断面図を表す。
【図4】 郵便業務に通常使用される自動搬送仕分け装
置内に配置されている搬送部の概要断面図を表す。
【符号の説明】
1…上用紙、2…下用紙、3…糊代部、4…外部上用
紙、5…中用紙、10、10'、10"…本考案の自動搬
送仕分け用複写封筒、11、11'…剥離型ワックスカ
ーボンインキ層、12、12'…紫外線硬化性オーバー
コート保護層、41…ワックスカーボンインキ層、10
0、100'…感熱感圧転写層、200…プリンターの
感熱感圧部、300…自動搬送仕分け装置内の搬送部、
301、301'…金属ロール、302、302'…ゴム
ベルト、305…複写封筒。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上用紙および下用紙を含む自動搬送仕分
    け用複写封筒であって、該上用紙が、下用紙と対抗する
    面上の少なくとも一部に、剥離型着色ワックスカーボン
    インキ層および紫外線硬化性オーバーコート保護層を順
    に形成して成る感熱感圧転写層を含んで成り、該上用紙
    と下用紙が、内部周辺部位に糊代部を設けることにより
    接着されている自動搬送仕分け用複写封筒。
  2. 【請求項2】 前記剥離型着色ワックスカーボンインキ
    層が、剥離型ワックスカーボンインキから形成されたも
    のであって、該該剥離型ワックスカーボンインキが、ワ
    ックス、着色顔料、並びに、該インキ全量を100重量部
    として、非イオン界面活性剤50重量部以下および熱可塑
    性合成樹脂10重量部以下を配合したものである、請求項
    1記載の自動搬送仕分け用複写封筒。
  3. 【請求項3】 前記剥離型着色ワックスカーボンインキ
    中に含まれる熱可塑性合成樹脂の軟化点が120℃以下で
    ある、請求項2記載の自動搬送仕分け用複写封筒。
  4. 【請求項4】 前記オーバーコート保護層が、ポリオー
    ルのアクリレート類、ポリエステル樹脂系アクリレート
    誘導体、エポキシアクリレート類、及び乾性油と変性ア
    ルキッド類のモノマー、プレポリマー、又はポリマーよ
    り成る群から選択された熱可塑性合成樹脂を含有する、
    請求項1記載の自動搬送仕分け用複写封筒。
  5. 【請求項5】 前記上用紙と対抗する面上に、該上用紙
    に設けられた感熱感圧転写層の配置と部分的に対応し得
    るようにワックスカーボンインキ層が形成された別個の
    外部上用紙を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の自
    動搬送仕分け用複写封筒。
  6. 【請求項6】 前記上用紙と下用紙の間に、少なくとも
    1枚の中用紙をさらに含む請求項1〜5のいずれかに記
    載の自動搬送仕分け用複写封筒。
  7. 【請求項7】 前記中用紙が、下用紙と対抗する面上の
    少なくとも一部に、剥離型着色ワックスカーボンインキ
    層および紫外線硬化性オーバーコート保護層から成る感
    熱感圧転写層を含むことを特徴とする、請求項6記載の
    自動搬送仕分け用複写封筒。
  8. 【請求項8】 前記中用紙に設けられた感熱感圧転写層
    が、前記上用紙に設けられた感熱感圧転写層の一部と対
    応するように配置されたことを特徴とする、請求項6ま
    たは7記載の自動搬送仕分け用複写封筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516146U (ja) * 1991-08-13 1993-03-02 忠次 増田 継手用アダプター

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