JP3068687B2 - 空気調和機における熱交換器の固定装置 - Google Patents

空気調和機における熱交換器の固定装置

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恵三 萩野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
ト内に設けられた熱交換器の固定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットとして
は、実開昭59−110873号公報に示すようなもの
がある。
【0003】以下図面を参照しながら上述した従来の空
気調和機の室外ユニットの一例について説明する。
【0004】図4,図5において、1,2はL字状積層
形熱交換器本体、3はその端面に突出されたヘアピン、
4は熱交換器本体、5はそれぞれの端面板、6はこれら
両端面板5に跨るように重合させた共通のS字形連結
板、7はこの連結板6の取付ネジである。
【0005】上記構成の従来のものでは、端面板5、お
よび連結板6のネジ穴寸法のばらつきによって、連結後
の各L字状積層形熱交換器本体1,2間のすき間8にば
らつきが生じることがあつた。また連結板6およびユニ
ツトベース9に取付ネジ10の取付に際しては、各L字
状積層形熱交換器本体1,2の端面板5の面を面一にそ
ろえなければならないため、各L字状積層形熱交換器本
体1,2のL字曲げ加工には特に精度の高い技術が要求
され、また組立工数もかかるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
L字状積層形熱交換器本体1,2の固定は以上のように
行なわれているので、L字状積層形熱交換器本体1,2
相互間における組立後のすき間8のばらつきにより、室
外ユニットが大きく振動した時にびびり音が発生した
り、各組立時の取付ネジ10が合わなかったりし、また
各L字状積層形熱交換器本体1,2のL字曲げ加工には
高精度が要求され加工費がかさみ取付ネジ10の工数等
もかかる欠点があった。
【0007】本発明は、上記の課題を解消するためにな
されたもので、積層されるL字状積層形熱交換器本体の
相互間に、一定のすき間をもたせた状態で両者を固定す
ると共に、各L字状積層形熱交換器本体を面一にそろえ
る必要を無くすことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の空気調和機における熱交換器の固定装置では、
両端面板のフランジ部に複数個の角穴を有するL字状積
層形熱交換器と、両端面板のフランジ部に前記角穴に係
合可能に構成された複数個の係合突起を有するL字状積
層形熱交換器と、前記両L字状積層形熱交換器どうしを
固定する取付ネジとを有し、前記両L字状積層形熱交換
器の前記フランジ部を合わせて前記角穴に前記係合突起
を係合保持させたときに、積層されたL字状積層形熱交
換器本体相互間に所定のすき間ができるように構成され
ており、前記取付ネジは前記両L字状積層形熱交換器の
前記フランジ部を合わせて前記角穴に係合突起を係合保
持させた状態で前記両L字状積層形熱交換器のフランジ
部どうしを固定しているのである。
【0009】
【作用】本発明の空気調和機における熱交換器の固定装
置では、角穴に係合突起を係合保持し、積層されたL字
状積層形熱交換器本体相互間のすき間をもたせ、前記両
端面板のフランジ部で固定させるので、積層されるL字
状積層形熱交換器本体の相互間に、一定のすき間をもた
せた状態で両者を固定でき、各L字状積層形熱交換器本
体を面一にそろえる必要を無くすことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の空気調和機の室外ユ
ニットについて図面を参照にしながら説明する。なお、
従来と同一構成については同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
【0011】図1において、11はL字状積層形熱交換
器1’の両端面板5’のフランジ部に設けられた複数個
の角穴、12はL字状積層形熱交換器2’の両端面板
5’のフランジ部に設けられた複数個の係合突起、9は
ユニツトベースである。14は取付ネジである。
【0012】本実施例では、両L字状積層形熱交換器
1’,2’のフランジ部を合わせて角穴11に係合突起
12を係合保持させたときに、積層されたL字状積層形
熱交換器1’,2’本体相互間に所定のすき間8ができ
るように構成されている。
【0013】先ずL字状積層形熱交換器本体1’を図1
に示すユニツトベース9の所定位置に取付ネジ10で取
付けた後に、L字状積層形熱交換器本体2’の両端面板
5’のフランジ部の係合突起12をL字状積層形熱交換
器本体1’の両端面板5’のフランジ部の角穴11に係
合保持し、積層されたL字状積層形熱交換器本体1’,
2’相互間にすき間8ができた状態で両端面板5’のフ
ランジ部が当接した後、取付ネジ14で両L字状積層形
熱交換器1’,2’のフランジ部どうしを固定し、ネジ
10aでL字状積層形熱交換器本体2’をユニツトベー
ス9の所定位置に取付ける。
【0014】これにより、両L字状積層形熱交換器本体
1’,2’はL字状積層形熱交換器本体1’,2’相互
間にすき間8ができた状態で両L字状積層形熱交換器本
体1’,2’どうしが固定され、また両L字状積層形熱
交換器本体1’,2’のそれぞれがユニツトベース9に
固定されることになる。
【0015】図2で説明すれば、積層状態のL字状積層
形熱交換器本体1’,2’のすき間8はL字状積層形熱
交換器本体1’,2’両端面板5’のフランジ部どうし
を固定することにより常に一定距離に保持し、またL字
状積層形熱交換器本体1’,2’の両端面板5’のフラ
ンジ部の角穴11と係合突起12により両L字状積層形
熱交換器本体1’,2’を結合し、L字状積層形熱交換
器本体1’,2’の両端面板5’のフランジ部どうしを
取付ネジ14で固定するため、各L字状積層形熱交換器
本体1’,2’の端面を特に面一にする必要はない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、一方のL字状積
層形熱交換器に対してはフランジ部に複数個の角穴を有
する両端面板を設け、他方のL字状積層形熱交換器に対
してはフランジ部に前記角穴に係合可能に構成された複
数個の係合突起を有する両端面板を設け、両L字状積層
形熱交換器のフランジ部を合わせて角穴に係合突起を係
合保持させたときに、積層されたL字状積層形熱交換器
本体相互間に所定のすき間ができるように構成し、前記
両L字状積層形熱交換器の前記フランジ部を合わせて前
記角穴に前記係合突起を係合保持させた状態で前記両L
字状積層形熱交換器のフランジ部どうしを取付ネジで固
定するようにしたのである。
【0017】これにより、積層されたL字状積層形熱交
換器本体相互間に所定のすき間をもたせることができ、
室外ユニットが大きく振動してもびびり音が発生しなく
なり、両端面板のフランジ部で両L字状積層形熱交換器
どうしが固定されるためL字状積層形熱交換器本体の端
面を必ず面一にする必要もないので組立工数の低減さ
れ、各L字状積層形熱交換器本体のL字曲げ等の加工に
は高い精度を必要とせず加工費の節減もできるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機における
熱交換器の固定装置の分解斜視図
【図2】同空気調和機における熱交換器の固定装置の斜
視図
【図3】同空気調和機における熱交換器の固定装置の要
部拡大斜視図
【図4】従来の空気調和機における熱交換器の固定装置
の斜視図
【図5】従来の空気調和機における熱交換器の固定装置
の要部拡大斜視図
【符号の説明】
1’ L字状積層形熱交換器 2’ L字状積層形熱交換器 5’ 端面板 8 すき間 11 角穴 12 係合突起 14 取付ネジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端面板のフランジ部に複数個の角穴を
    有するL字状積層形熱交換器と、両端面板のフランジ部
    に前記角穴に係合可能に構成された複数個の係合突起を
    有するL字状積層形熱交換器と、前記両L字状積層形熱
    交換器どうしを固定する取付ネジとを有し、前記両L字
    状積層形熱交換器の前記フランジ部を合わせて前記角穴
    に前記係合突起を係合保持させたときに、積層されたL
    字状積層形熱交換器本体相互間に所定のすき間ができる
    ように構成されており、前記取付ネジは前記両L字状積
    層形熱交換器の前記フランジ部を合わせて前記角穴に係
    合突起を係合保持させた状態で前記両L字状積層形熱交
    換器のフランジ部どうしを固定していることを特徴とす
    る空気調和機における熱交換器の固定装置。
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