JP3068600U - 収納箱 - Google Patents

収納箱

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ台等の収納箱1の内部に収納されるビ
デオデッキ等と、上側に載置されるテレビ等との配線を
容易にする。 【解決手段】 本体2の背面部の内周に支持溝14が設
けられ、この支持溝14に着脱可能に背板11が取り付
けられたテレビ台等の収納箱1である。上記背板11
に、支持溝14への取付時に背板11を撓ませると共に
配線等を通すための切欠き23を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、内部に物を収納する収納スペースを備えた収納箱に関し、特に背板 の構造を改良した収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばテレビ台等のように、内部にビデオデッキ等を収納すると共に上側にテ レビを載置できるようにした収納箱は一般に知られている。
【0003】 このような収納箱は主に、底板と、横板と、天板と、背板とを組み合わせて構 成されている。背板は、底板、横板及び天板で構成される収納スペースの背面部 に取り付けられる。この背板は、底板、横板及び天板にそれぞれ形成された支持 溝にはめ込まれて、隙間なく取り付けられる。
【0004】 なお、収納スペースの背面部を背板で完全に塞いでしまうと、ビデオデッキの コード等を外部に引き出すことができないため、背板に小さな引き出し穴が設け られている。
【0005】 以上の構成により、ビデオデッキを収納箱内に収納する場合は、ビデオデッキ の背面に必要な配線の一端部を予め接続しておき、ビデオデッキを収納箱内に収 納する前に、配線を背板の引き出し穴から外部に引き出しておく。この状態で、 ビデオデッキを収納箱内に収納する。このとき、外部に引き出した配線が絡まな いように、必要に応じて、ビデオデッキの収納箱内への挿入途中に、適宜配線を 外部へ引き出す。
【0006】 ビデオデッキを収納箱内に収納した後は、収納箱から外部に引き出された配線 を、収納箱の上に載置されたテレビに接続する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成の収納箱では次のような問題点がある。
【0008】 ビデオデッキを収納箱内に収納する場合は、配線の処理に注意する必要がある 。即ち、収納箱の背面は背板で塞がれているため、ビデオデッキを収納箱内に収 納した後では、配線の接続をすることはできない。このため、ビデオデッキの背 面に必要な配線を予め接続して、背板の引き出し穴から外部に引き出しておく必 要がある。さらに、配線の絡みを解消するために、ビデオデッキの挿入作業の途 中に、配線を適宜収納箱から引き出す必要が生じる場合もある。さらに、背板の 引き出し穴から引き出された配線がビデオデッキのどこに接続されたものである かを、ビデオデッキの挿入後に確認することは難しいため、引き出された配線の 種類を予め確認しておく必要もある。
【0009】 なお、上記問題は、ビデオデッキ以外の装置(外部に配線を出す必要のある装 置)の場合も同様である。
【0010】 このため、テレビやビデオデッキ等の接続作業性が悪く、煩雑であるという問 題点がある。
【0011】 本考案は以上述べたような点に鑑みてなされたもので、テレビやビデオデッキ 等の、外部に配線を引き出す必要のある装置の据え付けが容易にできる収納箱を 提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係る収納箱は、本体の背面部の内 周に支持溝が設けられ、この支持溝に着脱可能に背板が取り付けられた収納箱に おいて、上記背板に、上記支持溝への取付時に背板を撓ませると共に配線等を通 すための切欠きを備えたことを特徴とする。
【0013】 上記構成により、切欠きが設けられた部分は、他の部分に比べて細くなってい るため、撓みやすくなる。また、切欠きの部分は、背板が収納箱の背面に取り付 けられた状態で開口となる。このため、収納箱から外部に引き出される配線があ るときは、その配線を切欠き内に納めた状態で背板を収納箱に取り付ける。
【0014】 これにより、内部に物を収納する場合、その奥の部分の状態を収納箱の背面側 から処理することができる。即ち、収納箱の背板を外した状態で、物を内部に収 納し、収納物の奥の部分の状態を収納箱の背面側から処理する。その処理が終了 した後、背板を撓ませて収納箱の背面に取り付ける。このとき、外部に引き出さ れる配線等がある場合は、切欠きを通して引き出す。
【0015】 第2の考案に係る収納箱は、第1の考案に係る収納箱において、上記背板の切 欠きが、上下又は左右の一方又は両方に設けられたことを特徴とする。
【0016】 上記構成により、切欠きが上下に設けられる場合は、背板を左右から押し縮め て撓ませ、収納箱の背面に取り付ける。切欠きが左右に設けられる場合は、背板 を上下から押し縮めて撓ませ、収納箱の背面に取り付ける。このとき、切欠きが 一方に設けられる場合でも、両方に設けられる場合でも、同様に撓みやすくなる 。また、配線等も外部に引き出すことができる。
【0017】 第3の考案に係る収納箱は、第1の考案に係る収納箱において、上記背板の切 欠きが、対角線上に一対設けられたことを特徴とする。
【0018】 上記構成により、背板のうち、切欠きのない2つの隅を押し縮めて撓ませ、収 納箱の背面の2つの隅に嵌合させて取り付ける。これにより、背板を安定的に取 り付けることができる。また、配線等は他の2つの隅の切欠きから引き出す。
【0019】 第4の考案に係る収納箱は、第1ないし第3の考案のいずれかに記載の収納箱 において、上記背板に、上記背面部の支持溝にはめ込むときに保持して全体を撓 ませる取っ手が設けられたことを特徴とする。
【0020】 上記構成により、背板を収納箱の背面に取り付けるときは、取っ手を持って背 板を支持し、押し縮めて撓ませ、収納箱の背面に取り付ける。
【0021】 第5の考案に係る収納箱は、本体の背面部の内周に支持溝が設けられ、この支 持溝に着脱可能に背板が取り付けられて、ビデオデッキ等を収納する収納スペー スが形成されると共に天板上にテレビが載置される収納箱において、上記背板と して、上記第1ないし第4の考案のいずれかに記載の背板を用いたことを特徴と する。
【0022】 上記構成により、ビデオデッキ等を収納箱内に収納するときは、背板を取り外 す。この状態で、ビデオデッキ等を収納箱内に収納し、ビデオデッキ等背面の接 続端子等と、収納箱上のテレビの接続端子等とを配線で接続する。接続が終了し た後は、配線を背板の切欠き部分に集めて、背板を収納箱の背面に取り付ける。 これにより、テレビやビデオデッキ等の配線の接続作業が容易になる。
【0023】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本実施 形態に係る収納箱を背面から示す斜視図、図2は本実施形態に係る収納箱の背板 を示す正面図、図3は本実施形態に係る収納箱をその回転板を除いた状態で背面 から示す斜視図、図4は本実施形態に係る収納箱をその回転板と背板を除いた状 態で背面から示す斜視図、図5は本実施形態に係る収納箱の回転板を示す裏面図 、図6は回転板の回転中心に位置する嵌合突起及び嵌合凹部を示す斜視図、図7 は支持ローラ及びストッパを示す斜視図、図8は背板の取付方法を示す工程図で ある。
【0024】 本実施形態に係る収納箱1は、図1から図4に示すように主に、本体2と、回 転板3とから構成されている。
【0025】 本体2は主に、底板5と、横板6,7と、中板8と、天板9と、背板10,1 1とから構成されている。
【0026】 底板5は、本体2の底面壁を構成する板材である。この底板5の下側面には複 数のキャスタ13が取り付けられ、本体2を押して移動できるようになっている 。横板6,7は、本体2の両側の側面壁を構成する板材である。中板8は、本体 2内を2つの空間に区切るための板材である。これにより、ビデオデッキ等の電 気機器を収納する大きいスペースS1と、ビデオソフト等の小物を収納する小さ いスペースS2に区切られている。天板9は、本体2の天井壁を構成する板材で ある。この天板9の上側面に回転板3が取り付けられる。
【0027】 背板10,11は、本体2の背面を塞ぐための板材である。上記底板5、横板 6,7、中板8及び天板9で構成される大小のスペースS1,S2の背面側には 、その全周に亘って支持溝14が設けられている。各背板10,11は、この支 持溝14にはめ込まれて、各スペースS1,S2の背面側を塞いでいる。
【0028】 背板10は、小さいスペースS2の背面を塞いでいる。この背板10は、縦長 の長方形状に形成され、スペースS2の背面に設けられた支持溝14に隙間なく はめ込まれている。
【0029】 背板11は、大きいスペースS1の背面を塞いでいる。この背板11は、横長 の長方形状に形成されると共に、上下に切欠き23が設けられている。この切欠 き23は、背板11を容易に撓ませることができるようにすると共に、ビデオデ ッキの配線等を通すためのものである。即ち、背板11のうち切欠き23が設け られた部分は、他の部分に比べて細くなっているため、撓みやすくなる。また、 切欠き23の部分は、背板11が収納箱1の背面に取り付けられた状態で開口と なる。このため、収納箱1から外部に引き出される配線等があるときは、切欠き 23を通して外部に引き出す。
【0030】 背板11の左右の寸法は、スペースS1の左右を仕切る横板7と中板8のそれ ぞれの支持溝14の底部間の寸法に合わせて設定されている。即ち、横板7の支 持溝14の底部から中板8の支持溝14の底部までの寸法よりも僅かに小さい寸 法に設定されている。背板11の上下の寸法は、スペースS1の上下を仕切る底 板5と天板9との間の寸法に合わせて設定されている。即ち、底板5の上側面と 天板9の下側面との間の寸法よりも僅かに小さい寸法に設定されている。これに より、背板11をその左右から押し縮めて撓ませることでスペースS1内に挿入 でき、もとの状態に伸ばすことで左右の支持溝14にはまり込んで、スペースS 1の背面に取り付けられるようになっている。
【0031】 なお、大きいスペースS1の前面には開閉扉(図示せず)が設けられている。
【0032】 回転板3は、テレビを支持した状態で回転してテレビ画面の方向を変えるため の板材である。この回転板3は、図5から図7に示すように、本体2の天板9の 上側に、回転機構16を介して回転可能に取り付けられている。この回転機構1 6は、回転板3の下側面に設けられた支持ローラ17と、回転板3の回転を支持 する回転支持部18とから構成されている。支持ローラ17は、樽型のロール部 17Aと、このロール部17Aを回転可能に支持するロール支持部17Bとから 構成されている。この支持ローラ17は、回転板3の裏面に6個設けられている 。この6個の支持ローラ17は、回転板3の回転中心を中心にした円状にかつ等 間隔に配設されている。各支持ローラ17の個数は、回転板3上に載置されるテ レビの大きさや重さ等に応じて設定される。即ち、大きくて重いテレビに対して は、支持ローラ17の個数を増やしてテレビの荷重を十分に支えられるようにす る。小さいテレビに対しては、支持ローラ17の設置個数も少なくて済む。各支 持ローラ17の配設位置は、回転板3及びその上に載置されるテレビを安定して 支持できる位置に設ける。即ち、回転板3の回転中心を中心にした円状に設ける 場合以外に、回転板3の裏面全体に配設する場合もある。
【0033】 回転支持部18は、嵌合突起19と、嵌合凹部20とから構成されている。嵌 合突起19は、回転板3の下側面の回転中心の位置に設けられている。嵌合凹部 20は、天板9の上側面の回転中心の位置に設けられている。この嵌合凹部20 に嵌合突起19が嵌合することで、回転板3が天板9の上側面に回転可能に支持 されるようになっている。
【0034】 天板9の上側面には、図3,4,5,7に示すように、回転板3の回転角度を 制限するストッパ22が設けられている。このストッパ22は、支持ローラ17 の移動の軌跡上に設けられた突起によって構成されている。ストッパ22は、支 持ローラ17の移動の軌跡上に2個設けられている。各ストッパ22は、それぞ れに最も近い位置にある支持ローラ17にのみ等当接して、その移動を制限して いる。即ち、各ストッパ22のうちの一方が近傍に支持ローラ17に当接して回 転板3の一方への回転を制限し、他方のストッパ22が近傍の支持ローラ17に 当接して回転板3の他方への回転を制限するように、ストッパ22の設置位置が 設定されている。ストッパ22は、天板9に設けられた取付穴(図示せず)に挿 入して取り付けられている。この取付穴は支持ローラ17の軌跡に対応する位置 に複数個設けられ、ストッパ22の取付位置を適宜調整できるようになっている 。この複数の取付穴でストッパ22の取付位置を適宜調整することによって、回 転板3の回動可能角度を調整することができるようになっている。
【0035】 [動作] 以上のように構成された収納箱1では、図8に示すようにして、テレビやビデ オデッキ等が据え付けられる。
【0036】 収納箱1の背面を手前に向けた状態にして、背板11を収納箱1から取り外す 。即ち、背板11の切欠き23の部分を手で持って僅かに上方へ持ち上げた状態 で手前に引いて撓ませる。これにより、背板11が支持溝14から外れ、そのま ま取り外す。次いで、回転板3にテレビ24を載せ、スペースS1に背後からビ デオデッキ25等を挿入して、それぞれを配線26等で接続する(図8(A)) 。
【0037】 次いで、テレビ24に接続された配線26や電源コード等を、スペースS1の 中央部に集め、背板11を取り付ける(図8(B))。このとき作業者は、背板 11を左右から支持して押し縮め、背板11の中央部が手前側にくるように撓ま せる。これにより、背板11の左右の寸法がスペースS1の左右の寸法よりも小 さくなる。
【0038】 この状態で、背板11の左右を横板7の支持溝14と中板8の支持溝14には め込む。このとき、背板11の上下の寸法は、底板5の上側面と天板9の下側面 との間の寸法より僅かに小さいため、背板11は底板5と天板9とに引っかかる ことなく、左右の支持溝14にはまり込む。さらに、配線26等は、背板11の 切欠き23を通って外部に配設されるため、背板11を取り付ける際の障害にな ることはない。
【0039】 背板11を横板7と中板8の各支持溝14にはめ込んだ後は、下方へずらして 底板5の支持溝14にはめ込み、固定する(図8(C))。
【0040】 以上でテレビ24等の据え付けは終了する。その後、キャスタ13で支持され た収納箱1を押して、所望の位置に移動させる。
【0041】 収納箱1を所望の位置に据え付けた後、テレビ24の画面の向きを調整する場 合は、テレビ24又は回転板3を持って回す。これにより、回転機構16を介し て天板9に支持された回転板3が回転し、テレビ24の画面を所望の向きに調整 する。
【0042】 [効果] 以上のように、背板11に切欠き23を設けたので、この切欠き23の部分を 撓ませることで本体2に対して容易に着脱させることができると共に、切欠き2 3の部分から容易に配線を引き出すことができるようになる。
【0043】 この結果、ビデオデッキ等のように、本体2内に据え付けると共に、配線を外 部に引き出す必要のある装置を、本体2の背面側から挿入して配線することがで きるようになり、容易に据え付け作業を行うことができるようになる。
【0044】 [変形例] (1) 上記実施形態では、支持溝14を底板5や横板6,7等に直接に彫り込 んで設けたが、溝の付いた別体のレール部材を取り付けるようにしてもよい。こ の場合も、上記実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
【0045】 (2) 上記実施形態では、背板11の切欠き23を上下に設けたが、図9に示 すように、左右に切欠き31を設けてもよい。また、上下又は左右のうちの一方 にのみ設けるようにしてもよい。これらの場合でも、切欠き23,31の部分で 撓みやすくなり、配線を外部に引き出すこともできる。このため、上記実施形態 同様の作用、効果を奏することができる。
【0046】 また、図10に示すように、背板11の上下の切欠き23の代わりにが、対角 線上に一対の切欠き32を設けらてもよい。この場合、切欠き32のない2つの 隅を押し縮めて撓ませ、スペースS1の支持溝14のうち2つの隅に嵌合させて 取り付ける。これにより、背板11を安定的に取り付けることができる。また、 配線等は他の2つの隅の切欠き32から引き出す。この場合も、上記実施形態同 様の作用、効果を奏することができる。
【0047】 さらに、図11に示すように、図10の背板11に取っ手33を設けてもよい 。この取っ手33としては、背板11に空けた長穴でもよい。背板11をスペー スS1の支持溝14に取り付けるときは、取っ手33を持って背板11を支持し 、この状態で押し縮めて撓ませ、支持溝14にはめ込む。この場合も、上記実施 形態同様の作用、効果を奏することができる。
【0048】 また、図12に示すように、取っ手34を、背板11の左右に設けてもよい。 この場合は、背板11の左右に設けられた小さな切欠きによって取っ手34が構 成されている。なお、図9の背板11の場合は上下に取っ手34が設けられるこ とになる。この場合も、上記実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
【0049】 (3) 上記実施形態では、回転機構16として6個の支持ローラ17を備えた が、図13に示すように、支持ローラ17を2重の同心円状に配設した別体のプ レート35によって構成してもよい。この場合も、上記実施形態同様の作用、効 果を奏することができる。
【0050】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案によれば次のような効果を奏することがで きる。
【0051】 背板に切欠きを設けたので、この切欠きの部分を撓ませることで本体に対して 容易に着脱させることができると共に、切欠きの部分から容易に配線を引き出す ことができるようになる。
【0052】 この結果、本体内に据え付けると共に配線を外部に引き出す必要のある種々の 装置を、本体の背面側から挿入して配線することができるようになり、容易に据 え付け作業を行うことができるようになる。
【0053】 また、背板に取っ手を設けると、背板を持ちやすくなって、本体に対する背板 の着脱作業が容易になる。
【0054】 特に、テレビ台上に載置されたテレビと、その内部に挿入されたビデオデッキ 等との配線を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る収納箱を背面から示す
斜視図である。
【図2】本考案の実施形態に係る収納箱の背板を示す正
面図である。
【図3】本考案の実施形態に係る収納箱をその回転板を
除いた状態で背面から示す斜視図である。
【図4】本考案の実施形態に係る収納箱をその回転板と
背板を除いた状態で背面から示す斜視図である。
【図5】本考案の実施形態に係る収納箱の回転板を示す
裏面図である。
【図6】本考案の実施形態に係る回転板の回転中心に位
置する嵌合突起及び嵌合凹部を示す斜視図である。
【図7】本考案の実施形態に係る支持ローラ及びストッ
パを示す斜視図である。
【図8】本考案の実施形態に係る収納箱の背板の取付方
法を示す工程図である。
【図9】本考案の第1変形例に係る背板を示す正面図で
ある。
【図10】本考案の第2変形例に係る背板を示す正面図
である。
【図11】本考案の第3変形例に係る背板を示す正面図
である。
【図12】本考案の第4変形例に係る背板を示す正面図
である。
【図13】本考案の第5変形例に係るプレートを示す平
面図である。
【符号の説明】
1:収納箱、2:本体、3:回転板、5:底板、6,
7:横板、8:中板、9:天板、10,11:背板、1
3:キャスタ、14:支持溝、16:回転機構、17:
支持ローラ、18:回転支持部、19:嵌合突起、2
0:嵌合凹部、22:ストッパ、23,31,32:切
欠き、33,34:取っ手、35:プレート。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の背面部の内周に支持溝が設けら
    れ、この支持溝に着脱可能に背板が取り付けられた収納
    箱において、 上記背板に、上記支持溝への取付時に背板を撓ませると
    共に配線等を通すための切欠きを備えたことを特徴とす
    る収納箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の収納箱において、 上記背板の切欠きが、上下又は左右の一方又は両方に設
    けられたことを特徴とする収納箱。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の収納箱において、 上記背板の切欠きが、対角線上に一対設けられたことを
    特徴とする収納箱。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の収納箱において、 上記背板に、上記背面部の支持溝にはめ込むときに保持
    して全体を撓ませる取っ手が設けられたことを特徴とす
    る収納箱。
  5. 【請求項5】 本体の背面部の内周に支持溝が設けら
    れ、この支持溝に着脱可能に背板が取り付けられて、ビ
    デオデッキ等を収納する収納スペースが形成されると共
    に天板上にテレビが載置される収納箱において、 上記背板として、請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載の背板を用いたことを特徴とする収納箱。
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