JP3068573U - 可動組み合わせ片 - Google Patents

可動組み合わせ片

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JP3068573U
JP3068573U JP1999008247U JP824799U JP3068573U JP 3068573 U JP3068573 U JP 3068573U JP 1999008247 U JP1999008247 U JP 1999008247U JP 824799 U JP824799 U JP 824799U JP 3068573 U JP3068573 U JP 3068573U
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黄徳立
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黄 徳立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様な組み合わせを可能とし、長期間の
使用に際して飽きず、一部を組み合わせ片を失っても使
用に差し支えのない可動組み合わせ片を提供する。 【解決手段】 正三角形および正方形の内、少なくとも
いずれか一方の形状の組み合わせ片10,30と、複数
の組み合わせ片10,30を回動自在に連接する連桿2
0とを備え、組み合わせ片10,30の少なくとも一辺
に、その内側の両側端に凹状あるいは凸状の嵌合部12
を有する凹部11を形成すると共に、連桿20の両端
に、嵌合部12と連接可能な形状の連接部21を設け、
組み合わせ片10を、その隣接する組み合わせ片30と
の間で回動自在な可動組み合わせ片とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、正三角形の組み合わせ片、正方形の組み合わせ片、これら各組み合 わせ片の各辺側面をそれぞれ嵌合接続して、各種の組み合わせにより異なる造形 変化を生み出し、知育玩具、日用品を収納する容器、あるいは組み合わせ式棚と して使用可能な可動組み合わせ片に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の合体ロボット、合体動物、合体自動車等の各種組み合わせ式の玩具は、 頭部、尾部、脚部、車輪等の一定の造形および形態を呈する組み合わせユニット により構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の組み合わせユニットは、下記ように、多くの使用の制限を有し ている。まず、従来の組み合わせユニットは、一定の造形および形態を呈するた め、単一の部位における使用に限定され、他の部位に適用することはできない。 また、この種の玩具の最大の欠点として、ある造形のユニットが一つでも欠けれ ば、即、玩具は組み合わせの機能を失うという問題がある。さらに、各組み合わ せユニットは、他の部位の固定造形の制限を受け、その組み合わせ変化の多様性 も制限を受ける。このため、何度か遊ぶと、その組み合わせ遊戯に対する興味は 失われてしまうという問題がある。
【0004】 そこで、本発明は、上記問題を解決すること、すなわち、多種多様な組み合わ せを可能とし、長期間の使用に際して飽きず、一部を組み合わせ片を失っても使 用に差し支えのない可動組み合わせ片を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の可動組み合わせ片は、正三角形およ び正方形の内、少なくともいずれか一方の形状の組み合わせ片と、複数の組み合 わせ片を回動自在に連接する連桿とを備え、組み合わせ片の少なくとも一辺に、 その内側の両側端に凹状あるいは凸状の嵌合部を有する凹部を形成すると共に、 連桿の両端に、嵌合部と連接可能な形状の連接部を設け、組み合わせ片を、その 隣接する組み合わせ片との間で回動自在とするようにしている。
【0006】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の可動組み合わせ片において、嵌 合部を凹状の円点形状とし、連接部を凸状の円球形状とするようにしている。こ のため、嵌合部および連接部の摩擦を低減でき、もって組み合わせ片の回動動作 がスムーズとなると共に、簡易な構造のため製造コストを低くできる。
【0007】 また、請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の可動組み合わせ片にお いて、組み合わせ片が正方形の場合に、対向する2辺の一方の辺から他方の辺に 向かって切り込んだ欠口を、対向する2辺にそれぞれ設けるようにしている。こ のため、より幅広い造形が可能となる。
【0008】 また、請求項4記載の考案は、請求項3記載の可動組み合わせ片において、欠 口は、組み合わせ片の辺に設けられると共にその内側の両側端に凹状あるいは凸 状の嵌合部を有する凹部と、同じ長さか若しくは凹部より短い長さを残す距離だ け切り込んだものとし、組み合わせ辺の凹部を、別の組み合わせ辺の欠口の間に 接合可能な構成とするようにしている。このため、組み合わせ片を立体的に組み 合わせることが容易で、かつ組み合わせが強固になる。
【0009】 また、請求項5記載の考案は、請求項1から4のいずれか1項記載の可動組み 合わせ片において、凹部の両側に、それぞれ内方に向けて切り込んだ間隙部を設 けると共に、間隙部に差込部材を差込み、隣接する組み合わせ片同士を固定でき る構成とするようにしている。このため、組み合わせ片同士を、確実に固定でき る。したがって、重量物を載せる棚などへの応用が可能である。
【0010】 また、請求項6記載の考案は、請求項1から5のいずれか1項記載の可動組み 合わせ片において、組み合わせ片の面の任意位置に、少なくとも1個の穴を設け 、他の桿状部品を連接可能な構成とするようにしている。このため、組み合わせ 片以外の部材をはめ込み、造形の応用範囲を拡大できる。
【0011】 また、請求項7記載の考案は、請求項1から6のいずれか1項記載の可動組み 合わせ片において、連桿は、その両端に、連桿の両側から2つの組み合わせ片を 回転自在に連接する2つの連接部を設けた陥没領域を備え、陥没領域の間に、連 桿の上面または下面から別の組み合わせ片を連接可能な連接部を設けるようにし ている。このため、立体的に組み合わせた組み合わせ片を、回動可能とすること ができる。
【0012】 また、請求項8記載の考案は、請求項1から7のいずれか1項記載の可動組み 合わせ片において、組み合わせ片に中空部を設けて、中空部に、組み合わせ片の 厚さ以下の厚さの板片をはめこむようにしている。このため、板片に数字や文字 等を印字して、パズルとしての使用も可能となる。
【0013】 また、請求項9記載の考案は、請求項6記載の可動組み合わせ片において、歯 車と、マフと、マフ輪とをさらに備え、歯車は、円周面が凹凸状の輪体で、その 軸芯位置には一の字型孔を備え、軸芯位置の片側を延伸して軸栓を形成し、軸栓 の端部に逆カギ状の係合端を設け、軸栓には又状に開いた開口部を設け、軸栓は 組み合わせ片の穴にはめ込み可能とし、さらに、相互に対応する両側面には軸栓 と同心の内輪および外輪を突出させて設置し、マフは、中空環体状で、その端部 を歯車の内輪と外輪の間に挿置し、内輪および外輪に対して係合して固定の作用 を備え、マフの内周縁の両端に近い位置において、係合突起を突出させて設置し 、マフ輪は、中空環体状で、その外周円中央位置にはフランジを突出させて設置 し、その両端位置にはL型を呈する係合ストッパー槽を設置し、マフの係合突起 と相互に係合して固定され、あるいは、歯車および各組み合わせ片と相互に組み 合わせ使用可能とするようにしている。このため、ギアユニット状の動態伝動機 構を形成できる。
【0014】 また、請求項10記載の考案は、請求項9記載の可動組み合わせ片において、 クランク状のアームをさらに備え、アームの一端を、一の字型孔と相互に対応し た形状とし、一の字型孔内に入れることができ、アームを揺動することにより、 回転動作を行わせ、相互に噛み合った歯車を駆動し転動可能とするようにしてい る。このため、動態的な娯楽あるいは装飾効果を高めることができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る可動組み合わせ片の実施の形態について、図面に基づいて 説明する。
【0016】 図1および図2に示すように、本考案に係る可動組み合わせ片の実施の形態は 、正三角形の組み合わせ片10と正方形の組み合わせ片30を含むものとなって いる。この組み合わせ片10,30は、板状を呈し、その各辺側面に凹部11を 備えている。凹部11の両相対端側面には、凹状の円点形状の嵌合部12が対向 して形成されている。また、嵌合部12からごく近い位置には、間隙部13が設 けられている。
【0017】 また、組み合わせ片10,30の間には、連桿20が設けられている。連桿2 0は、組み合わせ片10,30の凹部11より僅かに短い桿状体で、両端に形状 と大きさが同一の一対の連接部21を突出して設けている。連接部21は、凸状 円点形状を呈し、組み合わせ片10,30の凹部11中に嵌入され、嵌合部12 と相互に嵌合される。さらに、相互運動機能を備えるため、反対の連接部21に おいても、反対側の組み合わせ片10,30とが連接されている。
【0018】 正方形の組み合わせ片30は、各凹部11の適当な位置において陥没状を呈す る欠口14を有している。相互に対応する二つの欠口14の底部同士の距離16 (図8参照)は、凹部11の相互に対応する二端間の距離16と等しい。また、 正三角形の組み合わせ片10および正方形の組み合わせ片30は、任意の位置に 数個の穴15を設けている。これにより、他の桿状部品(図示なし)と組み合わ せて、相互に連接することができる。
【0019】 なお、図3に示すように、正三角形の組み合わせ片10および正方形の組み合 わせ片30上の各凹部11の両相対端側面の嵌合部12を凸状の円点形状に改変 することができる。また、連桿20の両端部の連接部21も、凹状円点形状に改 変することができる。このような改変をしても、相互に嵌合接続の組み合わせ効 果を達成することができる。
【0020】 上記各部品を任意で組み合わせ、多数の正三角形の組み合わせ片10の嵌合部 12と連桿20の連接部21とを、各側面方向に従い相互に嵌合接続することが できる。たとえば、図4および図5に示すように、可動組み合わせ片30を組み 合わせて、1つの容器とすることもできる。各一組の組み合わせ片10,30間 の連桿20は、すべて可動関節作用を備えており、さらに、各組み合わせ片10 ,30は、正逆両方向の折り畳みあるいは回動機能を有する。このため、各種異 なる組み合わせ容器、あるいは台体等の造形変化を作り出すことができ、実用及 び美的装飾の効果を達成できる。
【0021】 一方、図6および図7に示すように、正三角形の組み合わせ片10、連桿20 、正方形の組み合わせ片30以外に、連桿20に類似の造形であるが、連桿20 よりやや幅が広い第二連桿40を増設することができる。第二連桿40の幅は、 正三角形の組み合わせ片10、あるいは正方形の組み合わせ片30の厚さとほぼ 等しく、かつ、その両端に、これら組み合わせ片10,30の嵌合部12と相互 に連接することができる大きさである。また、相互に自由転動が可能な陥没区4 1も設置されている。これにより、変化可能な応用範囲を広げることができる。 その組み合わせ形態は図8および図9に示されている。
【0022】 また、図7および図8に示すように、上記の各正方形の組み合わせ片30の凹 部11の適当な位置において設置する欠口14底部の間距16は、ちょうど凹部 11の相互に対応する二端間の距離16と等しく設計されている。これにより、 相互に交差および係合でき、日用品容器等の空間仕切り、あるいは棚や台として 応用することができ、非常に高い実用性を備えたものとなる。
【0023】 次に、図10から図15に示すように、歯車50をさらに備えることもできる 。歯車50は、円周面が凹凸状の輪体で、その軸芯位置には一の字型孔56を備 えている。軸芯位置の片側は、延伸され軸栓51を形成し、軸栓51端部には逆 カギ状の係合端52を設置している。また、軸栓51には又状に開いた開口部5 3を設置している。これにより、軸栓51は、正三角形の組み合わせ片10、あ るいは正方形の組み合わせ片30の各穴である穿孔15中に入れて組み合わせる ことができる。さらに、相互に対応する両側面には、軸栓51と同心の内輪54 および外輪55を突出させて設置されている。
【0024】 マフ60は、中空環体状で、その端部を歯車50の内輪54と外輪55との間 に挿置し、内輪54および外輪55に対して係合および固定の作用を備えている 。また、マフ60は、内周縁の両端に近い位置において、係合突起61を突出し て設置している。マフ輪70は、中空環体状で、その外周円中央位置にはフラン ジ71を突出して設置している。さらに、その両端位置には、L型を呈する係合 ストッパー槽72が設けられている。これらにより、マフ60の係合突起61と 相互に係合し固定され、連接を達成できる。また、上記歯車50および各組み合 わせ片10,30と相互に組み合わせて使用することもできる。図10及び図1 5は、鉄アレイ型の物品の連接状況を示している。
【0025】 また、図16に示すように、各歯車50を各組み合わせ片10,30の穿孔1 5中にそれぞれ入れ、各歯車50の円周面の凹凸を相互に噛み合わせて伝動させ 、ギアユニット状の動態伝動機構を形成することもできる。さらに、クランク状 のアーム80を備え、アーム80の一端を歯車50中央の一の字型孔56と相互 に対応した形状とし、一の字型孔56内に穿入することができる。これにより、 アーム80を揺動することにより、回転動作を行い、上記の相互に噛み合った各 歯車50を駆動し転動することができる。こうして、動態的な娯楽、及び装飾の 効果を達成できる。
【0026】 歯車50と組み合わせ片10,30を直接組み合わせる場合には、組み合わせ 部品の可動輪体を使用することもできるため、非常に高い実用性を持つ。さらに 、図17および図18に示すように、組み合わせ片10,30の間隙部13にお いて、充填部品130をちょうど収容可能な空間を設置することができる。各組 み合わせ片10,30と連桿20を相互に嵌合後、充填部品130を連桿20両 端の間隙部13の空間中に装置することにより、充填部品130は、連桿20を 押さえ、組み合わせの固定を保持し、脱落の現象を防止することができる。こう して、比較的重量のある物品を支えることができる組み合わせ式棚としての使用 を達成できる。
【0027】 加えて、図19および図20に示すように、組み合わせ片10,30を用い、 三角、あるいは矩形の中空部を作成し、中空部に組み合わせ片10,30に比較 して小さい三角あるいは矩形板片90を嵌入することができる。三角あるいは矩 形板片90は、多種の色、半透明、不透明、あるいは無色透明とすることができ る。また、中空部に、二枚設置可能な板片90の厚さは、その外枠の組み合わせ 片10,30の厚さを超過しないものとする。このような板片90を用いること により、小型のフォトフレーム機能を形成することができ、この場合、中空部の 板片90には字や数字等を印字し、パズルや数学的遊戯を楽しむこともできる。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、組み合わせ片は、すべて相互に正逆両方向の折り畳みあるい は回動動作を行うことができるため、各種の異なる造形が可能となり、使用範囲 が広がる。これは、知育玩具としての応用を可能とする。さらに、自由な変化、 組み合わせにより、各種日用品を収納する容器(例えば、ペン立て、ペントレー 、名刺トレー等)として使用することができ、高い実用性を備える。
【0029】 また、各部品はすべて、安全なプラスチック材料を用い、一体成型により大量 生産することができるため、使用における高い安全性を備えると共に、低コスト 化を実現できる。しかも、製品としては多種のセット方式とすることができ、ワ ンセット内の個数に応じて、各種異なる造形及び様式に組み合わせることができ る。このように、本考案は、極めて高い娯楽性、実用性、知育機能を発揮し、か つ、使用に当たっては、性別、年齢による制限を一切受けない非常に適用範囲の 広い応用を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る可動組み合わせ片の実施の形態の
立体分解図である。
【図2】図1の可動組み合わせ片を組み合わせた状態を
示す平面図である。
【図3】図1の可動組み合わせ片の嵌合部と連接部の凹
凸関係を逆にした実施の形態の組み合わせ平面図であ
る。
【図4】図1の可動組み合わせ片を組み合わせた例を示
す斜視図である。
【図5】図1の可動組み合わせ片を用いた、図4と別の
組み合わせ例を示す図である。
【図6】図1と異なる連接方法を採用した実施の形態の
立体分解図である。
【図7】図1の正方形の組み合わせ片を交差させて組み
立てた状態を示す図である。
【図8】図7の状態を上から見た図である。
【図9】図7の下方にある矢印で示す部分の断面図であ
る。
【図10】図1の正方形の組み合わせ片を箱形に組み立
てて、歯車等を取り付けた例を示す斜視図である。
【図11】図10の輪体部分の立体分解図である。
【図12】図11の矢印Aの方向から見た側面図であ
る。
【図13】図10の輪体部分の立体組み合わせ構造図で
ある。
【図14】図13の側面図である。
【図15】図10の側面図である。
【図16】図1の正方形の組み合わせ片を組み立てて箱
状にし、歯車とアームを付けた状態を示す図である。
【図17】図1の正方形の組み合わせ片同士を強固に固
定した状態を示す図である。
【図18】図17の局部拡大図である。
【図19】図1の正三角形の組み合わせ片と正方形の組
み合わせ片を用いて組み立て、板片を正方形の組み合わ
せ片にはめ込む状態を示す図である。
【図20】図19と異なる構造例において、板片を矩形
状にはめ込んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
10 組み合わせ片 11 凹部 12 嵌合部 13 間隙部 130 充填部品 14 欠口 15 穿孔 16 間距 20 連桿 21 連接部 30 方形組み合わせ片 40 第二連桿 41 陥没区(陥没領域) 50 歯車 51 軸栓 52 係合端 53 開口部 54 内輪 55 外輪 56 一の字型孔 60 マフ 61 係合突起 70 マフ輪 71 フランジ 72 係合ストッパー槽 80 アーム 90 板片

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正三角形および正方形の内、少なくともい
    ずれか一方の形状の組み合わせ片と、 複数の上記組み合わせ片を回動自在に連接する連桿とを
    備え、 上記組み合わせ片の少なくとも一辺に、その内側の両側
    端に凹状あるいは凸状の嵌合部を有する凹部を形成する
    と共に、上記連桿の両端に、上記嵌合部と連接可能な形
    状の連接部を設け、上記組み合わせ片を、その隣接する
    組み合わせ片との間で回動自在としたことを特徴とする
    可動組み合わせ片。
  2. 【請求項2】前記嵌合部を凹状の円点形状とし、前記連
    接部を凸状の円球形状としたことを特徴とする請求項1
    記載の可動組み合わせ片。
  3. 【請求項3】前記組み合わせ片が正方形の場合におい
    て、対向する2辺の一方の辺から他方の辺に向かって切
    り込んだ欠口を、上記対向する2辺にそれぞれ設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の可動組み合わせ
    片。
  4. 【請求項4】前記欠口は、前記組み合わせ片の辺に設け
    られると共にその内側の両側端に凹状あるいは凸状の嵌
    合部を有する凹部と、同じ長さか若しくは上記凹部より
    短い長さを残す距離だけ切り込んだものとし、前記組み
    合わせ辺の前記凹部を、別の前記組み合わせ辺の前記欠
    口の間に接合可能な構成としたことを特徴とする請求項
    3記載の可動組み合わせ片。
  5. 【請求項5】前記凹部の両側に、それぞれ内方に向けて
    切り込んだ間隙部を設けると共に、上記間隙部に差込部
    材を差込み、隣接する前記組み合わせ片同士を固定でき
    る構成としたことを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項記載の可動組み合わせ片。
  6. 【請求項6】前記組み合わせ片の面の任意位置に、少な
    くとも1個の穴を設け、他の桿状部品を連接可能な構成
    としたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項
    記載の可動組み合わせ片。
  7. 【請求項7】前記連桿は、その両端に、前記連桿の両側
    から2つの前記組み合わせ片を回転自在に連接する2つ
    の連接部を設けた陥没領域を備え、上記陥没領域の間
    に、前記連桿の上面または下面から別の前記組み合わせ
    片を連接可能な連接部を設けることを特徴とする請求項
    1から6のいずれか1項記載の可動組み合わせ片。
  8. 【請求項8】前記組み合わせ片に中空部を設けて、上記
    中空部に、前記組み合わせ片の厚さ以下の厚さの板片を
    はめこむことを特徴とする請求項1から7のいずれか1
    項記載の可動組み合わせ片。
  9. 【請求項9】歯車と、マフと、マフ輪とをさらに備え、 上記歯車は、円周面が凹凸状の輪体で、その軸芯位置に
    は一の字型孔を備え、上記軸芯位置の片側を延伸して軸
    栓を形成し、上記軸栓の端部に逆カギ状の係合端を設
    け、上記軸栓には又状に開いた開口部を設け、上記軸栓
    は前記組み合わせ片の前記穴にはめ込み可能とし、さら
    に、相互に対応する両側面には上記軸栓と同心の内輪お
    よび外輪を突出させて設置し、 上記マフは、中空環体状で、その端部を上記歯車の内輪
    と外輪の間に挿置し、上記内輪および上記外輪に対して
    係合して固定の作用を備え、上記マフの内周縁の両端に
    近い位置において、係合突起を突出させて設置し、 上記マフ輪は、中空環体状で、その外周円中央位置には
    フランジを突出させて設置し、その両端位置にはL型を
    呈する係合ストッパー槽を設置し、上記マフの上記係合
    突起と相互に係合して固定され、あるいは、上記歯車お
    よび前記各組み合わせ片と相互に組み合わせ使用可能と
    したことを特徴とする請求項6記載の可動組み合わせ
    片。
  10. 【請求項10】クランク状のアームをさらに備え、上記
    アームの一端を、前記一の字型孔と相互に対応した形状
    とし、前記一の字型孔内に入れることができ、上記アー
    ムを揺動することにより、回転動作を行わせ、相互に噛
    み合った前記歯車を駆動し転動可能としたことを特徴と
    する請求項9記載の可動組み合わせ片。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022516017A (ja) * 2019-01-05 2022-02-24 クリエイティブ トイズ エルエルシー 創造的な構築セットの付属品
JP7570468B1 (ja) 2023-07-31 2024-10-21 株式会社バンダイ 玩具

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