JP3068484U - 携帯電話機用ホルダ― - Google Patents

携帯電話機用ホルダ―

Info

Publication number
JP3068484U
JP3068484U JP1999008126U JP812699U JP3068484U JP 3068484 U JP3068484 U JP 3068484U JP 1999008126 U JP1999008126 U JP 1999008126U JP 812699 U JP812699 U JP 812699U JP 3068484 U JP3068484 U JP 3068484U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
mobile phone
gap
belt
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1999008126U
Other languages
English (en)
Inventor
祥量 小橋
Original Assignee
祥量 小橋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 祥量 小橋 filed Critical 祥量 小橋
Priority to JP1999008126U priority Critical patent/JP3068484U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3068484U publication Critical patent/JP3068484U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等の出し入れが容易で、ホルダー
そのものを簡単に装着できる携帯電話機用ホルダーを提
供する。 【解決手段】 環状に曲げた一枚の帯状ゴム布31の一
端を、所定の径を有するよう、ゴム布31の頂部近傍に
縫製して携帯電話機の挿入口35を形成し、さらに、他
端を挿入口35の下部近傍に縫製してベルトの貫通口3
6を形成する。挿入口35に収容された携帯電話機は、
ゴム布の縮む力でホルダー内に保持され、ホルダー自身
は、貫通口36を通るベルトによって使用者の体に密着
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使用者がズボン等のベルトに装着して携帯電話機等を保持できる携 帯電話機用ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の移動通信技術の進展により、パーソナル・ハンディホン・システム(以 降、PHS端末という)や携帯電話機等の普及には目を見張るものがあり、それ に伴い、電話機の携帯性、携行性を向上させるために、電話機端末そのものが、 益々、軽量化、小型化されつつある。
【0003】 このように、PHS端末や携帯電話機が小型、軽量になったことで、使用者は 、それを上着やズボンのポケットに入れて、常時、電話機を身に付けた状態で持 ち運んだり、あるいは、鞄等に入れて携行するといった使用方法をとっている。 さらには、携帯電話機をポケットや鞄に入れないで済むようにするために、携帯 電話機専用のケースや保持具が、種々、提案されており、それらに携帯電話機を 収容したり、装着して持ち運ぶという方法も、一般化しつつある。
【0004】 例えば、特開平10−257147号公報に開示された「携帯電話及びPHS 端末機用落下防止保持具」は、保持具(ホルダー)本体にクリップを取り付けた 構造を有し、容易にポケットに収納でき、かつ、落下しにくい携帯電話機等の保 持具として提案されたものである。また、ホルダーそのものをズボン等のベルト に装着できるようにし、さらに使い勝手を向上させたものとして、例えば、特開 平9−271408号公報に記載された「携帯電話機ケース」、特開平10−8 0315号公報に係る「携帯品用ホルダー」、特開平10−179233号公報 に開示された「携帯電話ケース用ホルダー」、平成8年10月2日に実用新案登 録された「携帯電話ホルダー」(実用新案登録第3032320号)、平成11 年3月10日に実用新案登録された「携帯電話等の携帯品ホルダー」(実用新案 登録第3059010号)等がある。
【0005】 これらの内、特開平10−257147号公報に開示された保持具を除くケー スやホルダーは、いずれも、横方向(水平方向)に携帯品の出し入れができるよ うにして、その使い勝手をよくしたものであり、特に「携帯品用ホルダー」(特 開平10−80315号)と「携帯電話ケース用ホルダー」(特開平10−17 9233号)は、ベルト等に装着されたホルダーを一定角度、回転させて、携帯 品の取り出し方向を任意に設定できるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のホルダーあるいはケースは、例えば、特開平10− 257147号公報に記載された保持具の場合、全体の構造は簡単であるが、ホ ルダーを横方向に取り付けた場合、本来的には垂直方向に携帯電話機等を出し入 れするよう設計されているので、ホルダーから携帯電話機が落下する可能性があ る。また、様々な機種に対応するには、その機種の大きさ等に応じてホルダーの 形状を変える必要がある。
【0007】 さらには、上述した「携帯電話ホルダー」(実用新案登録第3032320号 )や特開平9−271408等に記載されたホルダーは、それをベルト等に装着 して、携帯電話機等を水平方向に出し入れできても、ホルダーに蓋が付いている 上、それが携帯電話機等の全体を覆う構造になっているため、操作性が悪く、か つ製造コストも無視できない。
【0008】 また、特開平10−80315号に係るホルダーや「携帯電話ケース用ホルダ ー」(特開平10−179233号)、「携帯電話等の携帯品ホルダー」(実用 新案登録第3059010号)は、ホルダーそのものを一定角度、あるいは自在 に回転できるようにしているので、そのための機構が複雑になり、構成部品の数 も増えるため、コストアップとなるだけでなく、ホルダー全体のサイズが大きく なるという問題がある。従って、これら従来のホルダーに関しては、使用者にと って、携帯電話機を使っていないときには、常に、自分の腰部あるいは胸部に、 何か“邪魔者”が付着しているといった違和感を持つことを否めないというのが 、実際に使用したときに全ての使用者が共通して持つ感触である。
【0009】 特に、日常的に、かなりの頻度で携帯電話機を使う者や、作業現場や工事現場 等で働く人間にとっては、上記従来の携帯電話ケースやホルダーでは、それが邪 魔になって、作業・業務に支障が生じるということを経験しているため、この種 のホルダーは、そのサイズが小さいことが、必須の要件となる。同時に、ホルダ ーへの携帯電話機の着脱が容易に行えることも必要である。
【0010】 さらに、この種のホルダーは、使用者が自分の腰部に携帯電話機を装着したと きに、携帯電話機が常に水平に保持される構造を有し、使用者が体を動かしても 、携帯電話機が回転したり、あるいは、落下しない構成をとる必要がある。
【0011】 本考案は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、携 帯電話機等の出し入れが容易で、ホルダーそのものの装着が簡単にでき、しかも 、装着感の少ない携帯電話機用ホルダーを提供することである。
【0012】 また、本考案の他の目的は、構造が簡単で製作が容易であり、かつ、低コスト の携帯電話機用ホルダーを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、伸縮性のある帯状部材を環状に加工し て、内径の異なる少なくとも2つの貫通空隙を形成し、これらの貫通空隙の内、 第1の貫通空隙を携帯電話機の保持に使用し、第2の貫通空隙を当該携帯電話機 ホルダーの固定に使用する携帯電話機用ホルダーを提供する。
【0014】 好ましくは、上記第1の貫通空隙および/または上記第2の貫通空隙を構成す る上記帯状部材は、その一部が開閉可能になっており、この開閉部分に係る上記 帯状部材の端部同士が、面接触しながら相互に重なり合って係着する。
【0015】 また、好ましくは、上記係着は、上記帯状部材の上記端部それぞれに設けた面 状ファスナによって行われる。
【0016】 好適には、上記第1の貫通空隙と上記第2の貫通空隙とを隔てる壁部の上記第 1の貫通空隙側に薄ゴムシートが貼られている。また、上記第1の貫通空隙と上 記第2の貫通空隙とを隔てる壁部に、補強板を密着させた構造を有する。
【0017】 さらに、他の考案によれば、伸縮性のある帯状部材をU字型に曲げ、その端部 各々を、所定内径を有するループ状に加工し、これらのループ間に、当該ループ を相互に結合する第1の結合部材と第2の結合部材とを介在させ、上記帯状部材 と上記第1の結合部材とで形成される第1の貫通空隙を携帯電話機の保持に使用 し、上記第1の結合部材と第2の結合部材とで形成される第2の貫通空隙を当該 携帯電話機ホルダーの固定に使用する携帯電話機用ホルダーが提供される。
【0018】 そして、好適には、上記第1の結合部材の上記第1の貫通空隙側に薄ゴムシー トが貼られた構成となっている。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本考案に係る実施の形態を詳細に説明する。 図1,図2は、本考案の実施の形態に係る携帯電話機用ホルダー(以下、単に ホルダーという)の外観、並びに、それを使用者のベルトに装着したときの様子 を示している。すなわち、図1は、本実施の形態に係るホルダー1のベルト挿入 口4にベルトを通して、使用者10が自分の体にホルダーを固定したときの様子 を示しており、ホルダーに携帯電話機20を収める前の状態である。また、図2 は、使用者10が、自分の腰部に装着したホルダー1に携帯電話機20を収容し たときの様子である。
【0020】 図2から明らかなように、本考案に係るホルダーは、使用者がズボン等のベル トに装着して使用する場合、携帯電話機が常に水平に保持されるよう、その開口 部が水平方向を向く構造を有する。この構造は、上述したように、携帯電話機を 容易にホルダーへ着脱できることのみならず、ホルダーを身に付けている(ここ では、腰に密着させている)際の違和感を排除することに直結する要素である。
【0021】 なお、以降に説明する、本実施の形態に係る各ホルダーについて、実際の装着 時の様子は、図1,図2に示す状態と同じであるため、以下の各実施の形態では 、ホルダー装着時の様子を図示することと、その説明を省略する。
【0022】 実施の形態1. 図3は、本考案の実施の形態1に係るホルダーの製造工程(一例)を簡単に示 すとともに、組立て後のホルダーの外観(外観斜視図)を示している。同図の( a)に示すように、本実施の形態1に係るホルダーは、適当な長さに切断した、 ゴム等の伸縮性に富む材料でできた、一定幅を有するゴム布31(帯状のゴム布 )を同心円状あるいは環状に丸め、同図(b)に示すように、その一端をゴム布 31の頂部近傍に縫製して固定する。そのときの縫製箇所を符号33で示す。
【0023】 上記の工程で携帯電話機の挿入口35が形成されるが、本ホルダーは、伸ばさ れたゴム布31が、元に戻ろうとする際に発揮する縮む力を利用して携帯電話機 を保持、固定する方法をとっているため、挿入口35の内径寸法H×W(図3の (b))は、通常の携帯電話機等の平均的なサイズより小さめに作られる。
【0024】 そして、図3の(c)に示すように、ゴム布31の他端を、挿入口35の下部 近傍に縫製して(その縫製箇所を符号34で示す)、固定する。このようにして 、所定の内径(幅)を持ったベルト貫通口36を形成する。また、ゴム布31は 、美観上、その表面が布打ちされているため、携帯電話機が滑って、挿入口35 より容易に落下しないように、この挿入口35の内側(挿入口35とベルト貫通 口36とを隔てる仕切り37の挿入口35側)には、部分的に薄ゴムシート32 が貼られている。
【0025】 図4は、本実施の形態1に係るホルダーを真横から見たときの構造を示してお り、例えば、挿入口35に、その口径を超える携帯電話機が挿入されると、ゴム 布31は、挿入口35の口径が小さくなる方向へ縮むため、その力で携帯電話機 がホルダー31内に保持、固定される。このとき、携帯電話機の筐体の一面が、 仕切り37上に貼った薄ゴムシート32に密着するため、摩擦制動力が働き、た とえ使用者が体を激しく動かしたとしても、携帯電話機がホルダー内でずれたり 、携帯電話機が挿入口35より滑り落ちることもない。
【0026】 なお、ゴム布31の幅は、携帯電話機に対して大きな保持力を得るには、広い 方がよいが、ホルダーへの携帯電話機の着脱を円滑に行え、しかも、装着感をで きだけ少なくするという究極の目的を達成するため、ここでは、4〜5cmとし た。
【0027】 以上説明したように、本実施の形態によれば、環状に曲げた一枚の帯状ゴム布 の端部を、そのゴム布上の所定位置に縫製して、携帯電話機の挿入口とベルトの 貫通口を形成し、ゴム布の縮む力を利用して携帯電話機を保持する構成をとるの で、簡単な構造で携帯電話機をしっかりと保持、固定でき、ホルダーをベルト等 に付けた使用者が、いかように体を動かしても、携帯電話機が落下することのな いホルダーを提供できる。
【0028】 また、携帯電話機の挿入口とベルトの貫通口とを、同一材料の折り曲げ、並び に縫製加工のみによって一体的に形成できるため、ホルダーの製作が容易であり 、しかも部品点数が少ないので、従来品に比べて製造コストを大幅に低減できる 。
【0029】 実施の形態2. 以下、本考案の実施の形態2について説明する。 図5は、本考案の実施の形態2に係るホルダーの一製造工程を示している。同 図の(a)に示すように、本実施の形態に係るホルダーは、適当な長さに切断し た一定幅のゴム布41の端部44,45それぞれに、縫製、あるいは接着剤を使 用して面ファスナ(面状ファスナ)42,43を密着させる。そして、同図(b )に示すように、このゴム布41を円筒状に丸める。なお、図5(b)より明か なように、面ファスナ42,43は、ゴム布41を円筒状に丸めたときに互いに 向き合うよう、ゴム布41上に縫製等されている。
【0030】 一方、ゴム布41と同じ材質でできた、高さが、上記円筒の縦方向の内径にほ ぼ等しい仕切り46を、その縫製しろ47,48それぞれが、円筒状にしたゴム 布41の内側の上頂近傍部50と下頂近傍部51に合うように縫製して、固定す る。このように構成することで、ホルダーには、図5の(c)に示すように携帯 電話機の挿入口52とベルト貫通口53とが形成される。
【0031】 なお、ここでも、上記実施の形態1と同様、ゴム布41の表面が布打ちされて いるため、携帯電話機が挿入口52より容易に落下しないように、仕切り46上 の、携帯電話機の挿入口52側には、薄ゴムシート54が貼られている。
【0032】 図6は、本実施の形態に係るホルダーを真横から見たときの構造を示す図であ る。本実施の形態に係るホルダーの使用法としては、まず、面ファスナ42,4 3を互いに離した状態で、挿入口52に携帯電話機を挿入し、その携帯電話機が ゴム布41によって十分に固定される径となるまで、ゴム布41を絞り込んでか ら面ファスナ42,43を相互に貼り合わせる。そして、一旦、使用する携帯電 話機に適した口径を有する挿入口52を形成してしまえば、以降の使用において は、携帯電話機を装着する度に面ファスナ42,43を開閉する必要はなくなる 。
【0033】 ホルダーに携帯電話機を挿入すると、面ファスナ42,43で固定されて閉ル ープを構成するゴム布41は、その挿入口52の口径が小さくなる方向へ縮むの で、その力で携帯電話機がホルダー内に保持される。同時にホルダーの挿入口内 において、携帯電話機の表面の一部分に薄ゴムシート54が密着するため、携帯 電話機が挿入口52より滑り落ちることを防止できる。
【0034】 このように、ホルダーを構成するゴム布の両先端部が相互に部分的に重なり合 うよう円筒状に丸めて、それら重なり合う部分に面ファスナを設け、携帯電話機 の挿入口の口径を変えられるようにすることで、使用する携帯電話機の大きさに 応じて自在に挿入口の内径を変えたり、携帯電話機の締め付け力を調整できる。
【0035】 また、一旦、携帯電話機の挿入口の内径を決めてしまえば、以降の使用におい ては、携帯電話機をホルダーに装着する度に面ファスナを開閉する必要がなく、 携帯電話機の使用機種(サイズ)が変わらない限り、面ファスナの位置を固定し たまま、ホルダーの使用を継続できる。
【0036】 実施の形態3. 図7は、本考案の実施の形態3に係るホルダーの一製造工程を示している。同 図の(a)に示すように、本実施の形態に係るホルダーでは、適当な長さに切断 した一定幅のゴム布61の端部64,65それぞれに、面ファスナ62,63を 密着させる。密着させる方法は、例えば、ファスナをゴム布に縫製したり、ある いは接着剤を使用する。そして、このゴム布61を、同図(b)に示すように円 筒状に丸める。なお、面ファスナ62,63は、ゴム布61を円筒状に丸めたと きに互いに向き合うよう、ゴム布61に縫製等されている。
【0037】 本実施の形態においても、上記実施の形態2と同様、ゴム布61と同じ材質で できた、高さがほぼ上記円筒の縦方向の内径に等しい仕切り66を用意して、そ の縫製しろ67,68それぞれが、円筒状に丸めたゴム布61の内側の上頂近傍 部70と下頂近傍部71に合うように縫製して、仕切り66をゴム布61の内側 に固定する。このようにすることで、図7の(c)に示すように、ホルダーには 携帯電話機の挿入口72とベルト貫通口73とが形成される。
【0038】 上記実施の形態の場合と同様、ゴム布61の表面は布打ちされているため、携 帯電話機が挿入口72より容易には落下しないよう、仕切り66上の、携帯電話 機の挿入口72側には薄ゴムシート74が貼られている。
【0039】 図8は、本実施の形態に係るホルダーを真横から見たときの構造を示す図であ り、携帯電話機の挿入口72は、ゴム布61と仕切り66とで形成される閉ルー プに対応しており、その内径は、通常の携帯電話機を挿入口72に挿入した場合 、それに抗してゴム布61が縮み、携帯電話機を十分に保持できる大きさにする 。同時にホルダーの挿入口内では、携帯電話機の一面に薄ゴムシート74が密着 するため、携帯電話機が挿入口72より滑り落ちることを防止できる。
【0040】 本実施の形態に係るホルダーの特徴は、面ファスナ62,63を互いに切り離 して開ループをつくることで、ホルダーの使用者が、ズボン等のベルトを絞めた ままの状態で、ホルダーをベルトに装着できることである。つまり、面ファスナ 62,63を互いに切り離して、その隙間からベルトを滑り込ませてから、面フ ァスナ62,63を相互に貼り合わせることによって、ホルダーがベルトに固定 される。その後は、上記実施の形態1に係るホルダーの場合と同様、挿入口72 に携帯電話機を挿入し、ゴム布61の内側へ縮む力を利用して、その携帯電話機 をホルダー内に保持、固定する。
【0041】 なお、言うまでもなく、ベルト貫通口73にベルトを滑り込ませた後は、面フ ァスナ62,63の重なり具合によってゴム布61を絞り込むことができ、それ によって形成されるベルト貫通口の内径が調整できるので、ベルトへのホルダー の装着強度も調節可能となる。
【0042】 以上説明したように、本実施の形態によれば、ホルダーを構成するゴム布の両 端部が相互に部分的に重なり合うよう円筒状に丸めて、それら重なり合う部分に 面ファスナを付けるとともに、仕切りを設けて円筒を2分割し、面ファスナ側の 分割部分をベルトの貫通口とすることで、ホルダーの使用者は、面ファスナを切 り離して、その隙間にベルトを挿入できるので、ズボン等のベルトを絞めたまま の状態で、ホルダーをベルトに装着でき、逆に、ベルトを絞めたままホルダーを 取り外すことができる、という優れた効果がある。
【0043】 実施の形態4. 上記実施の形態1〜3に係るホルダーは、いずれも、挿入口とベルト貫通口を 隔てる仕切り(37,46,66)が、ホルダー本体と同じ材質である伸縮性に 富んだゴム布で構成されているが、本実施の形態に係るホルダーは、その仕切り の機械的強度を増したり、ホルダーそのものの装着を容易かつ確実にする目的で 、仕切りに補強板を付加した構造を有する。
【0044】 図9は、本実施の形態に係るホルダーに使用する補強板の外観斜視図である。 同図に示す補強板80は、例えば、3〜5mmの厚さを持つアクリル、ポリプロ ピレン等、機械的な加工の容易な合成樹脂製の板であって、その大きさ(外形寸 法)は、補強しようとする仕切りとほぼ同じである。また、この補強板80には 、同図に示すように、仕切りを通過させて、その仕切りと補強板とを密着させる ために使用する、2つの開口部81,83と2つの通し穴82,84が設けられ ている。そのため、開口部81,83の横幅は、仕切りの横幅にほぼ一致する寸 法になっている。
【0045】 図10は、補強板と仕切りの合体方法を示す工程図である。同図の(a)に示 すように、まず、仕切り85の一方の端部を開口部81に差し込み、図中の矢印 方向へ引っ張って、通し穴82の長手方向へスライドさせる。そして、仕切り8 5を、例えば、その中央部が盛り上がった山形に変形して、他方の端部について も、上記の端部と同様に開口部81に差し込んだ後、通し穴82に沿って、上記 とは逆方向にスライドさせる。他方の開口部83および通し穴84に対しても、 同様の操作を行う。その結果、同図(b)に示すように、仕切り85が、補強板 80の上下2つの通し穴82,84をくぐるように通過するので、仕切りが補強 板80に密着する形で固定される。
【0046】 このような、補強板と仕切りとの合体は、上記実施の形態1〜3に係るホルダ ーのいずれにも適用できる。例えば、図11は、図4に示す、上記実施の形態1 に係るホルダーの仕切り37に補強板80を付加したときのホルダーの断面構造 を示している。すなわち、補強板80の通し穴に仕切り37を通過させて、補強 板80に仕切り37を密着させることで、仕切り37が、ホルダー内において弛 むことなく、挿入口35とベルト貫通口36とを隔てる隔壁として機能する。
【0047】 なお、上述した補強板と仕切りの合体を、上記実施の形態2,3に係るホルダ ーに適用した場合の様子については、図11に示す、本実施の形態に係るホルダ ーと同じであるため、ここでは、それらの図示および説明を省略する。また、こ こで使用する補強板80は、合成樹脂板をプレス加工等して、図9に示す形状に してもよいし、金型を作って、所望の形状に成形する方法をとってもよい。
【0048】 以上説明したように、補強板の通し穴にホルダーの仕切りを通過させて、その 補強板に仕切りを密着させることで、仕切りの機械的強度が増すとともに、ホル ダーそのもののベルト等への装着を容易かつ確実に行えるという効果がある。
【0049】 実施の形態5. 上記実施の形態4に係るホルダーは、その仕切りが補強板の通し穴を通過して 、仕切りが補強板に密着する構造としたが、本実施の形態に係るホルダーは、ゴ ム布が補強板の通し穴を通過する構成となっている。なお、ここで使用する補強 板も、その寸法、形状等は、図9に示す補強板と同じである。
【0050】 図12は、本実施の形態に係るホルダーを真横から見たときの構造を示してお り、ここに例示するホルダーは、図4に示す、上記実施の形態1に係るホルダー について、その仕切り部分ではなく、ゴム布部分が補強板を通過するようにした 例である。すなわち、本実施の形態に係るホルダーは、ホルダー本体の背部(ベ ルトの貫通口側)のゴム布に対して、上記実施の形態4で説明したのと同じ方法 を適用して、そのゴム布が、補強板80の2カ所の通し穴を通過してなるホルダ ーである。
【0051】 図13は、本実施の形態に係るホルダーを斜め後ろから見たときの斜視図であ る。図12,図13から分かるように、ホルダー背部のゴム布が、補強板80の 2カ所の通し穴を通過して、このホルダー本体の背部のゴム布と補強板80との 間にベルトの貫通口36を形成するとともに、補強板80そのものは、仕切り3 7に密着している。
【0052】 このように、本実施の形態によれば、ホルダー背部のゴム布が、補強板の2カ 所の通し穴を通過するよう構成することで、仕切りに接する補強板によって、そ の仕切りの機械的強度が増すとともに、ホルダーそのもののベルト等への装着が 容易になる。
【0053】 実施の形態6. 以下、本考案の実施の形態6について説明する。 図14は、本実施の形態に係るホルダーの一製造工程を示しており、同図の( a)の工程では、適当な長さに切断した一定幅のゴム布91の両端部を丸めて2 つの閉ループ92,93を作り、その先端部分をゴム布本体に縫製する。同図で は、それらの縫製箇所を符号94,95で示す。
【0054】 次に、上述した実施の形態4等で使用したものと同じ補強板を2枚(80a, 80b)、上記の閉ループ部分92,93に取り付ける。具体的には、補強板8 0a,80bの開口部81a,81bに、閉ループ部分92のゴム布の端部を差 し込んで、それを補強板の通し穴82a,82bに沿ってスライドさせる。同様 の操作を、閉ループ部分93と補強板の開口部83a,83b、通し穴84a, 84bについても行うことで、これらの通し穴82a,82b,84a,84b にゴム布を貫通させる。
【0055】 その結果、本実施の形態に係るホルダーには、図14の(c)に示すように、 ゴム布91と補強板80aとの間に携帯電話機の挿入口96が形成され、また、 2枚の補強板80a,80bに挟まれた箇所がベルト貫通口97になる。なお、 ホルダーの挿入口96から容易に携帯電話機が落下しないよう、補強板80aの 表面には、薄ゴムシート98が貼られている。
【0056】 そこで、本実施の形態に係るホルダーの挿入口96に、その口径を超える携帯 電話機が収容されると、ゴム布91は、この挿入口96の口径が小さくなる方向 へ縮む。そのため、この縮む力で携帯電話機がホルダー内に保持されるが、同時 に、携帯電話機の筐体表面の一部が、補強板80a上の薄ゴムシート98に密着 するよう接するため、ホルダー全体が激しく動かされたとしても、携帯電話機が 挿入口より滑り落ちることはない。
【0057】 さらには、本ホルダーの挿入口96に携帯電話機が収容されると、ゴム布91 の縮む力が2つの閉ループ92,93にも及び、それが、補強板80bをホルダ ーの中心方向へ引き寄せることになる。他方、補強板80aは、挿入口96に収 容した携帯電話機によって、ホルダーの外側へ押されるため、これらの力の作用 によって、ベルト貫通口97の間隔が狭まる。つまり、実際の使用状態では、2 枚の補強板80a,80bが互いに引き寄せられ、ベルト貫通口97を通るベル トを締め付ける力が発生する。これが、本ホルダーのベルト等への装着強度を増 強するもととなる。
【0058】 以上説明したように、本実施の形態によれば、ゴム布の両端部に形成した2つ の閉ループを相互につなぐように2枚の補強板をループ間に介在させて、これら 2枚の補強板で挟まれる部分をベルトの貫通口とし、ゴム布と一方の補強板との 間隙を携帯電話機の挿入口とするので、ゴム布の縮む力を利用した簡単な構造で 携帯電話機を保持できるとともに、ベルト貫通口を通るベルトの締め付け力が増 強される、という効果がある。
【0059】 なお、本考案は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、その考案の趣 旨を逸脱しない範囲において、種々変形、改造が可能であることは言うまでもな い。例えば、面ファスナによる開閉部分を、携帯電話機の挿入口部分とベルト貫 通口部分の両方に設ける構造、つまり、上記実施の形態2,3に係るホルダーの 特徴を併せ持った携帯電話機用ホルダーとすることも可能である。
【0060】 また、上記実施の形態では、ゴム布同士やそれと面ファスナとの固定方法とし て縫製や接着剤の使用を例示したが、結合方法は、これらに限定されないことは 言うまでもない。
【0061】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、伸縮性のある帯状部材を環状に加工し て、内径の異なる少なくとも2つの貫通空隙を形成し、これらの貫通空隙の内、 第1の貫通空隙を携帯電話機の保持に使用し、第2の貫通空隙を当該携帯電話機 ホルダーの固定に使用することで、簡単な構造で携帯電話機を強固に保持、固定 でき、使用者がいかように体を動かしても、携帯電話機が落下することのないホ ルダーを提供できる。
【0062】 また、本考案によれば、携帯電話機の挿入口とベルトの貫通口とを、同一材料 の加工によって一体型に形成できるため、ホルダーの製作が容易になり、部品点 数も少なくできるので、大幅な製造コスト低減が可能になる。
【0063】 また、上記第1の貫通空隙および/または上記第2の貫通空隙を構成する上記 帯状部材は、その一部が開閉可能になっており、この開閉部分に係る上記帯状部 材の端部同士が、面接触しながら相互に重なり合って係着し、この係着を、上記 帯状部材の上記端部それぞれに設けた面状ファスナによって行うので、携帯電話 機をホルダーに装着する度に面ファスナを開閉する必要がなく、使用する携帯電 話機のサイズが変わらない限り、面ファスナの位置を固定したまま、ホルダーの 使用を継続できる。
【0064】 さらに、本考案によれば、使用者が面ファスナを切り離すだけで、その隙間に ベルトを挿入して、ズボン等のベルトを絞めたままの状態で、ホルダーをベルト に装着でき、逆に、ベルトを絞めたままホルダーを取り外すことができる。
【0065】 また、上記第1の貫通空隙と上記第2の貫通空隙とを隔てる壁部の上記第1の 貫通空隙側に薄ゴムシートが貼られているので、使用者が、いかように体を動か しても、ホルダーから携帯電話機が落下することはない。
【0066】 さらには、上記第1の貫通空隙と上記第2の貫通空隙とを隔てる壁部に補強板 が密着しているので、この隔壁部の機械的強度が増し、ホルダーそのもののベル ト等への装着も容易かつ確実に行える。
【0067】 他の考案によれば、伸縮性のある帯状部材をU字型に曲げ、その端部各々を、 所定内径を有するループ状に加工し、これらのループ間に、当該ループを相互に 結合する第1の結合部材と第2の結合部材とを介在させ、上記帯状部材と上記第 1の結合部材とで形成される第1の貫通空隙を携帯電話機の保持に使用し、上記 第1の結合部材と第2の結合部材とで形成される第2の貫通空隙を当該携帯電話 機ホルダーの固定に使用することで、帯状部材の縮む力を利用した簡単な構造で 携帯電話機を保持できるとともに、第2の貫通空隙(ベルト貫通口)を通るベル トの締め付け力を増強できる。
【0068】 また、上記第1の結合部材の上記第1の貫通空隙側に薄ゴムシートを貼ったの で、ホルダーから携帯電話機が落下するのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態に係るホルダーを使用者
が体に固定したときの様子を示す図である。
【図2】 実施の形態に係るホルダーに携帯電話機を収
容したときの様子を示す図である。
【図3】 本考案の実施の形態1に係るホルダーの製造
工程と、その外観を示す図である。
【図4】 実施の形態1に係るホルダーを真横から見た
ときの構造を示す図である。
【図5】 本考案の実施の形態2に係るホルダーの一製
造工程を示す図である。
【図6】 実施の形態2に係るホルダーを真横から見た
ときの構造を示す図である。
【図7】 本考案の実施の形態3に係るホルダーの一製
造工程を示す図である。
【図8】 実施の形態3に係るホルダーを真横から見た
ときの構造を示す図である。
【図9】 本考案の実施の形態4に係るホルダーに使用
する補強板の外観斜視図である。
【図10】 補強板と仕切りの合体方法を示す工程図で
ある。
【図11】 仕切りに補強板を付加したときのホルダー
の断面構造を示す図である。
【図12】 本考案の実施の形態5に係るホルダーを真
横から見たときの構造を示す図である。
【図13】 実施の形態5に係るホルダーを斜め後ろか
ら見たときの斜視図である。
【図14】 本考案の実施の形態6に係るホルダーの一
製造工程を示す図である。
【符号の説明】
1…ホルダー本体、2…ベルト、10…使用者、20…
携帯電話機、31,41,61…ゴム布、33,34…
縫製箇所、3,35,52,72、96…挿入口、4,
36,53,73,97…ベルト貫通口、37,46,
66,73,85,97…仕切り、32,52,54,
74,98…薄ゴムシート、42,43,62,63…
面ファスナ、47,48,67,68…縫製しろ、8
0,80a,80b…補強板、81,83,81a,8
1b…開口部、82,84,82a,82b,84a,
84b…通し穴

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性のある帯状部材を環状に加工し
    て、内径の異なる少なくとも2つの貫通空隙を形成し、
    これらの貫通空隙の内、第1の貫通空隙を携帯電話機の
    保持に使用し、第2の貫通空隙を当該携帯電話機ホルダ
    ーの固定に使用することを特徴とする携帯電話機用ホル
    ダー。
  2. 【請求項2】 前記第1の貫通空隙および/または前記
    第2の貫通空隙を構成する前記帯状部材は、その一部が
    開閉可能になっており、この開閉部分に係る前記帯状部
    材の端部同士が、面接触しながら相互に重なり合って係
    着することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機用ホ
    ルダー。
  3. 【請求項3】 前記係着は、前記帯状部材の前記端部そ
    れぞれに設けた面状ファスナによって行われることを特
    徴とする請求項2記載の携帯電話機用ホルダー。
  4. 【請求項4】 前記第1の貫通空隙と前記第2の貫通空
    隙とを隔てる壁部の前記第1の貫通空隙側に薄ゴムシー
    トを貼ったことを特徴とする請求項1乃至3のいずかに
    記載の携帯電話機用ホルダー。
  5. 【請求項5】 前記第1の貫通空隙と前記第2の貫通空
    隙とを隔てる壁部に補強板を密着させたことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずかに記載の携帯電話機用ホルダ
    ー。
  6. 【請求項6】 伸縮性のある帯状部材をU字型に曲げ、
    その端部各々を、所定内径を有するループ状に加工し、
    これらのループ間に、当該ループを相互に結合する第1
    の結合部材と第2の結合部材とを介在させ、前記帯状部
    材と前記第1の結合部材とで形成される第1の貫通空隙
    を携帯電話機の保持に使用し、前記第1の結合部材と第
    2の結合部材とで形成される第2の貫通空隙を当該携帯
    電話機ホルダーの固定に使用することを特徴とする携帯
    電話機用ホルダー。
  7. 【請求項7】 前記第1の結合部材の前記第1の貫通空
    隙側に薄ゴムシートを貼ったことを特徴とする請求項6
    記載の携帯電話機用ホルダー。
JP1999008126U 1999-10-26 1999-10-26 携帯電話機用ホルダ― Expired - Fee Related JP3068484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999008126U JP3068484U (ja) 1999-10-26 1999-10-26 携帯電話機用ホルダ―

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999008126U JP3068484U (ja) 1999-10-26 1999-10-26 携帯電話機用ホルダ―

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3068484U true JP3068484U (ja) 2000-05-12

Family

ID=43201976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999008126U Expired - Fee Related JP3068484U (ja) 1999-10-26 1999-10-26 携帯電話機用ホルダ―

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3068484U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8695170B2 (en) Headset cord holder
US8328055B1 (en) Wrist holder for a smartphone or personal digital assistant
US7508932B1 (en) Cell phone holder headband
JP3068484U (ja) 携帯電話機用ホルダ―
JP2004159683A (ja) 折畳式携帯電話機用収納ケース
US10419056B2 (en) Portable electronic device carrier frame with dual-sided accessibility
GB2339359A (en) Hand strap carrier for a radiotelephone.
JP3112275U (ja) 送受信器保持具
JP5128906B2 (ja) 携帯電話機用ベルト挿通型保持具
JP3361326B1 (ja) 物品保持具
JP2012016552A (ja) 二つ折り携帯電話用収納ケース
JP3008435U (ja) 携帯電話機用ホルダー、該ホルダー用肩掛けベルト及びベルト付き携帯電話機用ホルダー
JP3068324U (ja) 携帯電話ホルダ―
JP3379705B1 (ja) 物品保持具
JP2002194610A (ja) 携帯電話装着用バンド
JP3015551U (ja) 携帯電話の吊り下げ兼固定構造
JP2001060997A (ja) 携帯通信機収納ケース
JP2001094651A (ja) 携帯電話ホルダー
CN216019232U (zh) 一种亲肤舒适泳装
JP3142789B2 (ja) 携帯端末ホルダ
JP3157539U (ja) 電話補助具
JP3010478U (ja) 携帯品収納用被着物
CN219643951U (zh) 多功能手机支架
JP3018979U (ja) 携帯電話機収納ケ−ス
JP3004282U (ja) 携帯電話装着具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees