JP3068439B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3068439B2 JP7140881A JP14088195A JP3068439B2 JP 3068439 B2 JP3068439 B2 JP 3068439B2 JP 7140881 A JP7140881 A JP 7140881A JP 14088195 A JP14088195 A JP 14088195A JP 3068439 B2 JP3068439 B2 JP 3068439B2
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俊男 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細加工技術で実現さ
れる高い集積度のMOSLSIを含む半導体装置および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリコンを半導体基板として使用した半
導体装置においては、従来から、素子分離法として基板
上に選択的に厚い熱酸化膜を形成する、いわゆるLOC
OS法がよく用いられてきた。ところが、LOCOS法
では厚い熱酸化膜の周縁から活性領域に向かって横方向
に成長する酸化膜領域、いわゆるバーズビーク(Bird's
Beak)が微細化の障害となるため、近年、他の技術、特
にフィールド・シールド素子分離法が注目されてきてい
る。
【0003】フィールド・シールド素子分離法は、例え
ば、日経マイクロデバイス、1992年6月号第84〜
88頁に示されているように、半導体素子を形成する活
性領域の間にフィールド・シールド絶縁膜とフィールド
・シールド電極からなるMOS構造(以下、フィールド
・シールド分離構造と称する)を設け、フィールド・シ
ールド電極を基準電位(例えばGND、0V)に固定す
ることにより、基板表面において寄生チャネルが形成さ
れることを防止して活性領域間の絶縁分離を行なうもの
である。
【0004】さらに、このフィールド・シールド素子分
離法の改良版としては、特開平5−109886号公報
に、フィールド・シールド絶縁膜とフィールド・シール
ド電極からなるフィールド・シールド分離構造を半導体
基板に設けた溝(トレンチ)の内部に埋め込んだ構造の
ものが示されており、より集積度の高い集積回路を実現
することが期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィールド・シールド分離構造は集積度の面で未だ不満
足なものであった。例えば、集積度の向上を目的として
フィールド・シールド構造を溝の内部に埋め込んだ、前
記公報に記載の半導体装置でさえも、基板上に位置する
フィールド・シールド電極の上部の幅が溝の幅以上に大
きいことから、フィールド・シールド分離構造、すなわ
ち不活性領域に多くの面積を要してしまうという問題が
あった。そこで、従来以上の集積度の向上を実現するた
めには、従来のフィールド・シールド構造に更なる技術
改良を加えることが必要とされていた。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、従来以上に集積度の向上を図り得るフィー
ルド・シールド分離構造を有する半導体装置、およびそ
の種の半導体装置を容易に実現し得る製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成され
た複数の素子を電気的に絶縁分離するための、フィール
ド・シールド絶縁膜とフィールド・シールド電極を有す
るフィールド・シールド分離構造を備えた半導体装置に
おいて、前記フィールド・シールド分離構造が形成され
る不活性領域内に前記半導体基板の表面側に開口し前記
素子を構成する拡散層の深さ以上の深さを有する溝が形
成され、該溝の内壁面に前記フィールド・シールド絶縁
膜が被着され、その内部に前記フィールド・シールド電
極が埋設されるとともに、該フィールド・シールド電極
の上面が前記半導体基板の表面と同一平面とされたこと
を特徴とするものである。
【0008】また、前記フィールド・シールド分離構造
の絶縁分離性能を高めるためには、前記フィールド・シ
ールド電極に対して、N型素子分離領域側では負電位、
P型素子分離領域側では電源電圧の昇圧電位の少なくと
もいずれか一方が供給される構成とすることが望まし
い。
【0009】さらに、前記フィールド・シールド絶縁膜
を、前記溝の内壁面側に形成される二酸化硅素膜と前記
フィールド・シールド電極側に形成される窒化硅素膜の
2層構造としたり、前記溝の内壁面側に形成される窒化
硅素膜と前記フィールド・シールド電極側に形成される
二酸化硅素膜の2層構造としたり、前記溝の内壁面側か
ら前記フィールド・シールド電極側に向けて順次形成さ
れる二酸化硅素膜−窒化硅素膜−二酸化硅素膜の3層構
造としてもよい。
【0010】一方、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に形成された複数の素子を電気的に絶縁分
離するためのフィールド・シールド絶縁膜とフィールド
・シールド電極を有するフィールド・シールド分離構造
を備えた半導体装置の製造方法において、前記フィール
ド・シールド分離構造が形成される不活性領域内に前記
半導体基板の表面側に開口し前記素子を構成する拡散層
の深さ以上の深さを有する溝を形成する第1の工程と、
該溝の内壁面を被覆する前記フィールド・シールド絶縁
膜を形成する第2の工程と、該溝の内部にその上面が前
記半導体基板の表面と同一平面となるようなフィールド
・シールド電極を形成する第3の工程を有することを特
徴とするものである。
【0011】また、前記第3の工程においては、前記フ
ィールド・シールド絶縁膜上に前記フィールド・シール
ド電極となるべき材料を成膜し該材料を前記溝の内部に
埋め込んだ後、前記半導体基板の表面が露出するまで前
記材料の平坦加工を施すことによって前記フィールド・
シールド電極の上面を前記半導体基板の表面と同一平面
とすることが望ましい。そして、その具体的手段として
は、前記材料の成膜を硅素の気相成長法により行なうと
ともに、前記材料の平坦加工を化学的機械研磨法、エッ
チバック法、ウェットエッチングによる平坦化腐食法の
いずれかにより行なうことができる。
【0012】さらに、前記第2の工程においては、前記
溝の内壁面側から二酸化硅素膜、窒化硅素膜を順次積層
したり、前記溝の内壁面側から窒化硅素膜、二酸化硅素
膜を順次積層することによる2層構造のフィールド・シ
ールド絶縁膜、もしくは、前記溝の内壁面側から二酸化
硅素膜、窒化硅素膜、二酸化硅素膜を順次積層すること
による3層構造のフィールド・シールド絶縁膜を形成し
てもよい。
【0013】
【作用】本発明の半導体装置によれば、素子を構成する
拡散層の深さ以上の深さを有する溝の内部にフィールド
・シールド絶縁膜、フィールド・シールド電極が埋設さ
れているため、分離すべき拡散層相互の分離間隔は溝の
幅寸法と深さ寸法の2倍の合計の長さとなり、埋込み型
でないフィールド・シールド分離構造の場合と比べて実
質的に増大する。それに加えて、本発明の半導体装置の
場合、フィールド・シールド電極の上面が半導体基板表
面と同一平面とされているので、基板表面にてフィール
ド・シールド分離構造が要する面積は溝の幅の分だけで
済み、従来の埋込み型のフィールド・シールド分離構造
の場合と比べて微細化が図れる。
【0014】また、フィールド・シールド電極に対して
N型素子分離領域側で負電位を、またはP型素子分離領
域側で電源電圧(Vcc )の昇圧電位を供給した場合に
は、GND電位やVcc を供給した場合に比べて拡散層
電位変動時のオーバーシュートやアンダーシュートに対
する拡散層電位の限界値のマージンが大きくなるため、
絶縁分離性能の余裕度が大きくなる。
【0015】さらに、フィールド・シールド絶縁膜を二
酸化硅素膜、窒化硅素膜からなる2層構造または3層構
造とした場合には、実効的な膜厚を薄くできるととも
に、全体として欠陥の少ない膜を形成することができ、
絶縁分離効果を高めることができる。
【0016】一方、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、上記のような微細化に対応し得る半導体装置を容
易に製造することができる。例えば、第3の工程におい
て、フィールド・シールド絶縁膜上にフィールド・シー
ルド電極となるべき材料を溝の深さ以上の膜厚となるよ
うに硅素の気相成長法により成膜した後、化学的機械研
磨法、エッチバック法、ウェットエッチングによる平坦
化腐食法のいずれかにより材料の平坦加工を行なうと、
フォトリソグラフィー技術を用いることなく、上面が基
板表面と同一平面をなすフィールド・シールド電極を形
成することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図3を参
照して説明する。図1は本実施例のMOSLSI(半導
体装置)におけるフィールド・シールド分離構造を示す
図(図1(a)は縦構造を示す断面図、(b)は平面
図)であって、図中符号1はN型MOSトランジスタ
(分離すべき素子)、2はソース拡散層、3はドレイン
拡散層、4はゲート電極、5はフィールド・シールド絶
縁膜、6はフィールド・シールド電極である。
【0018】図1(a)に示すように、半導体基板7表
面の活性領域8にN型MOSトランジスタ1が形成され
ている。N型MOSトランジスタ1は、ポリシリコンか
らなるゲート電極4と、10〜14nmの膜厚の二酸化
硅素からなるゲート絶縁膜9と、LDD(Lightly Dope
d Drain)構造のN型のソース、ドレイン拡散層2、3
で構成されている。そして、各活性領域8間が不活性領
域10とされ、この不活性領域10にN型MOSトラン
ジスタ1同士を電気的に絶縁分離するためのフィールド
・シールド分離構造11が形成されている。
【0019】前記フィールド・シールド分離構造11
は、フィールド・シールド絶縁膜5とフィールド・シー
ルド電極6で構成されている。不活性領域10内には、
半導体基板7の表面側に開口しソース、ドレイン拡散層
2、3の深さ以上の深さを有する溝12が形成されてお
り、溝12の内壁面にフィールド・シールド絶縁膜5が
被着されている。さらに、溝12の内部にはフィールド
・シールド絶縁膜5を介してフィールド・シールド電極
6が埋設されている。そして、フィールド・シールド電
極6の上面が半導体基板7の表面と同一平面とされてい
る。また、フィールド・シールド電極6の上方には層間
絶縁膜13が形成されている。
【0020】図1(a)、(b)に示すように、ソー
ス、ドレイン拡散層2、3からコンタクトホール14、
15を介して電極配線16、17がそれぞれ形成されて
いる。また、図1(b)に示すように、フィールド・シ
ールド電極6からコンタクトホール18を介して電極配
線19が、ゲート電極4からコンタクトホール20を介
して電極配線21がそれぞれ形成されている。
【0021】以下、上記構成のMOSLSIを製造する
方法について図2および図3を用いてその手順に沿って
説明する。まず、図2(a)に示すように、比抵抗3〜
4Ω・cm のP型シリコン単結晶基板7からなるウェハ
Wの表面に、N型MOSトランジスタを形成すべき領域
となる活性領域8上に残した二酸化硅素膜22をエッチ
ング・マスクとして溝12をそれぞれ形成する。なお、
溝12の加工は塩素ガスを用いたドライ・エッチング法
により行ない、溝12の深さを0.5〜1.5μm、幅
を0.2〜0.5μmとする。
【0022】そして、図2(b)に示すように、ウェハ
Wの表面に熱酸化処理または気相成長法により膜厚10
〜80nmの二酸化硅素の絶縁膜23を形成し、つい
で、その表面に気相成長法により膜厚100〜500n
mのポリシリコン膜24を形成する。この際、ポリシリ
コン膜24は溝12を完全に埋め込んでウェハWの全面
を覆う形状になるとともに、ポリシリコンの気相成長時
に燐のような不純物を含有するか、気相成長工程後の不
純物導入を行なうかのいずれかの方法によりドープドポ
リシリコン膜とされ、したがって、導電性を備えてい
る。
【0023】ついで、図2(c)に示すように、ウェハ
Wの表面側から基板7の表面が露出するまで化学的機械
研磨法(Chemical Mechano-Polishing 、以下、CMP
法と称する)を行ない、基板7表面上のポリシリコン膜
24を除去して溝12の内部のみに埋め込んだ形状とす
る。なお、CMP法とは、雑誌「電子材料」1993年
6月号第41〜62頁に詳述されているように、アルカ
リ溶液、砥粒剤等を用いた化学的・機械的研磨によりウ
ェハ表面を平坦化する技術である。そして、この研磨と
同時もしくは研磨後に活性領域8の基板7表面を保護し
ていた二酸化硅素膜22、23も除去する。このように
して、溝12の内壁面に残った二酸化硅素膜23がフィ
ールド・シールド絶縁膜5に、その内部に埋め込まれた
ポリシリコン膜24がフィールド・シールド電極6にな
る。
【0024】その後、図2(d)に示すように、活性領
域8に対して従来一般のMOSトランジスタ形成工程が
行なわれる。すなわち、活性領域8にあたる基板7の表
面に熱酸化法により膜厚10〜14nmの二酸化硅素か
らなるゲート絶縁膜9を形成し、その上面に形成するポ
リシリコンのゲート電極4をマスクとした砒素のイオン
注入法により拡散深さ0.1μm、濃度1017ions/cm2
程度の浅い低濃度N型拡散層25を形成し、これらを
N型MOSトランジスタ1のソース、ドレイン拡散層
2、3とする。
【0025】さらに、図3(e)に示すように、これら
トランジスタ1をLDD構造とすべく工程が行なわれ
る。すなわち、各トランジスタ1のゲート電極4の両側
面に形成された絶縁膜26、26をゲート電極4ととも
にマスクとしてN型不純物である砒素をイオン注入法に
より導入することにより、拡散深さ約0.3μm、濃度
1018〜1021ions/cm2 程度の深い高濃度N型拡散層
27を形成する。すると、この高濃度N型拡散層領域2
7は、先の低濃度N型領域25よりゲート電極4から離
れて位置することにより短チャネル効果を防ぎ、かつソ
ース、ドレイン拡散層2、3の抵抗値を引き下げる効果
を奏する。また、フィールド・シールド電極6の表面お
よび各ソース、ドレイン拡散層2、3の表面には熱酸化
による二酸化硅素膜28が形成される。
【0026】その後、図3(f)に示すように、従来一
般のMOSデバイスのプロセス・フローと同様、ウェハ
Wの表面にボロンおよび燐を含有するシリケート・ガラ
ス(BPSG)のような層間絶縁膜13を形成する。
【0027】さらに、図3(g)に示すように、コンタ
クトホール形成工程、導電性ポリシリコン、チタン・タ
ングステン、アルミニウム等を単層あるいは積層構造に
した電極配線16、17の形成工程を行なう。このよう
にして本実施例のMOSLSIが完成する。
【0028】本実施例のMOSLSIにおいては、ソー
ス、ドレイン拡散層2、3の深さ以上の深さを有する溝
12の内部にフィールド・シールド絶縁膜5、フィール
ド・シールド電極6が埋め込まれているため、分離すべ
き拡散層2、3相互の分離間隔は溝12の幅寸法と深さ
寸法の2倍の合計の長さとなり、埋込み型でないフィー
ルド・シールド分離構造の場合と比べて実質的に増大す
る。その際、溝12の深さがソース、ドレイン拡散層
2、3深さより深くなる程、絶縁分離性能は高くなる。
【0029】それに加えて、特に本実施例の場合、フィ
ールド・シールド電極6が基板7上に延びることなくそ
の上面が基板7表面と同一平面とされているので、基板
7表面にてフィールド・シールド分離構造11が要する
面積は溝12の幅の分だけで済み、従来の埋込み型のフ
ィールド・シールド分離構造の場合と比べて不活性領域
10の面積を縮小することができる。したがって、本実
施例におけるフィールド・シールド分離構造11の採用
により微細化が図れ、MOSLSIの更なる集積度の向
上を図ることができる。
【0030】また、本実施例のMOSLSIの製造方法
によれば、フィールド・シールド絶縁膜5上に気相成長
法によりポリシリコン膜24を成膜した後、CMP法に
よりウェハW表面の平坦加工を行なうため、フォトリソ
グラフィー技術を用いることがないので、製造プロセス
を簡易化することができ、フォトマスクを使用しない
分、従来のフィールド・シールド分離構造の場合に比べ
て製造コストの低減を図ることができる。
【0031】次に、本発明の第2実施例について図4を
用いて説明する。本実施例のMOSLSIにおけるフィ
ールド・シールド分離構造が第1実施例と異なる点は、
フィールド・シールド絶縁膜を単層構造ではなく多層構
造とした点である。したがって、図4においては第1実
施例と同一機能の部分には同一の符号を付し、説明を省
略する。
【0032】図4に示すように、本実施例においては、
シリコン単結晶基板7の表面に溝12を形成した後、溝
12の内壁面および基板の表面に二酸化硅素膜30−窒
化硅素膜31−二酸化硅素膜32の3層構造の絶縁膜3
3(フィールド・シールド絶縁膜5)を形成し、さらに
その上面にポリシリコン24を気相成長した後、第1実
施例と同様、CMP法によるウェハ表面の平坦化処理を
施すことにより、ポリシリコン24からなるフィールド
・シールド電極6と基板7表面を同一平面に加工する。
【0033】ここで、前記3層構造の絶縁膜33は、溝
12の内壁面を含む基板7の表面を熱酸化処理すること
により膜厚2〜4nmの二酸化硅素膜30を形成し、つ
いで、気相成長法により膜厚4〜12nmの窒化硅素膜
31を形成し、ついで、この窒化硅素膜31を熱酸化処
理することにより膜厚1〜4nmの二酸化硅素膜32を
形成することによって得られるものである。
【0034】以降の工程は第1実施例と全く同様であ
り、ゲート絶縁膜形成工程、ゲート電極形成工程、ソー
ス・ドレイン拡散層形成工程、層間絶縁膜形成工程、コ
ンタクトホール形成工程、電極配線形成工程を経て、図
4のMOSLSIが完成する。なお、本実施例の場合、
電極配線16、17は、窒化チタン−タングステン膜を
順次開口部に埋込み、開口部にて層間絶縁膜の上面に延
びて他の素子電極と接続するアルミニウム配線を有して
いる。
【0035】本実施例の場合も第1実施例と同様、フィ
ールド・シールド絶縁膜5とフィールド・シールド電極
6からなるフィールド・シールド分離構造11が基板7
表面上に延び出すことがないため集積度の向上が図れる
と同時に、フィールド・シールド電極6の上面を基板7
表面と同一表面とする手段はCMP法による簡易な平坦
化処理工程であるため、高い集積度のMOSLSIを経
済性良く製造することができる。
【0036】また、本実施例ではフィールド・シールド
絶縁膜5を構成する膜として二酸化硅素膜30、32と
窒化硅素膜31が用いられているため、フィールド・シ
ールド絶縁膜5を実効的に薄膜化して絶縁分離効果を高
めることができる。さらに、二酸化硅素膜30、32と
窒化硅素膜31による多層絶縁膜33はフィールド・シ
ールド電極6を構成するポリシリコン24に燐やボロン
が導入されていても遮蔽性に優れた絶縁膜となる。すな
わち、本実施例によれば、フィールド・シールド絶縁膜
5を多層複合膜とすることにより、単層膜に比較して実
効的に薄い膜厚の絶縁膜を欠陥少なく形成することがで
き、歩留を向上して経済性を高めるとともに絶縁分離効
果を高めることができる。
【0037】なお、第1、第2実施例においては、ポリ
シリコン膜24を成膜した後、ウェハW表面の平坦加工
を行なう手段としてCMP法を用いたが、これに代え
て、フォトレジストを厚く塗布した後にウェハ全面のド
ライエッチングを行なうエッチバック法、もしくは弗酸
と硝酸を主成分とする混合エッチング液の流体中でのウ
ェットエッチングによる平坦化腐食法を採用してもよ
い。これらの方法を用いた場合でも上記実施例と同様、
製造プロセスの簡易化、製造コストの低減といった効果
を奏することができる。
【0038】そして、フィールド・シールド電極は、こ
れら実施例のように溝の内部全体に充填される必要はな
く、電極の内部に空隙が存在する構造、もしくはポリシ
リコン膜の気相成長に引き続いて二酸化硅素膜を再度気
相成長し、その後、CMP法を施して絶縁膜で充填する
構造としてもよい。
【0039】また、各種の寸法はこれら実施例に限るも
のでは勿論なく、例えば他の寸法の例として溝の幅を8
0nm〜数mm、溝の深さをソース・ドレイン拡散層深
さ〜10μm、フィールド・シールド絶縁膜の膜厚を5
〜200nm、ポリシリコン膜の膜厚を40〜800n
m程度とすることができる。
【0040】また、第2実施例における二酸化硅素膜−
窒化硅素膜−二酸化硅素膜の3層構造の絶縁膜は、いず
れか一方の二酸化硅素膜を省略して2層構造としても多
層複合膜としての効果を奏することができる。
【0041】次に、本発明の半導体装置の第3実施例に
ついて図5を用いて説明する。本実施例は、特にフィー
ルド・シールド電極への電圧印加の関係を示すものであ
り、図5は本実施例のMOSLSIの縦構造および結線
を示す断面図である。
【0042】図5に示すように、P型単結晶シリコン基
板35の表面にN−Wellと称するN型領域36が形
成され、この領域36内にP型MOSトランジスタTR
p が形成されている。その一方、P型基板35表面には
N型MOSトランジスタTRN1 、TRN2 が形成されて
おり、本実施例の半導体装置はCMOS構造のLSIを
構成している。
【0043】N型MOSトランジスタTRN1 、TRN2
の絶縁分離はこれらトランジスタ間の溝内に形成された
フィールド・シールド分離構造でなされ、フィールド・
シールド電極37、37からは電極配線FSn が導出さ
れている。また、N型MOSトランジスタTRN1 につ
いては、ゲート電極38から電極配線Gn が、N型ソー
ス拡散層39から電極配線Sn が、N型ドレイン拡散層
40から電極配線Dn が、P型基板35からP型拡散層
41を通じて電極配線SBn がそれぞれ導出されてい
る。
【0044】一方、N−Well36内に形成されたP
型MOSトランジスタTRP の絶縁分離もN型MOSト
ランジスタ間のものと同様のフィールド・シールド分離
構造でなされ、フィールド・シールド電極42、42か
らは電極配線FSp が導出されている。また、P型MO
SトランジスタTRP については、ゲート電極43から
電極配線Gp が、P型ソース拡散層45から電極配線S
p が、P型ドレイン拡散層44から電極配線Dp が、N
−Well36からN型拡散層46を通じて電極配線S
Bp がそれぞれ導出されている。なお、各電極配線は基
板35の表面に並行して層間絶縁膜47の上面に延在し
ている。
【0045】ここで、N型MOSトランジスタTRN1
、TRN2 間、P型MOSトランジスタTRP 間のいず
れのフィールド・シールド分離構造においても、フィー
ルド・シールド絶縁膜48、49については第1実施例
における単層構造、第2実施例における多層複合膜構造
のいずれを採用してもよい。
【0046】そして、本実施例の半導体装置において
は、P型基板35に電位を与える電極配線SBn に基板
電位発生回路(図示せず)が接続されて−1〜−3Vの
負電位が供給されると同時に、N型MOSトランジスタ
TRN1 、TRN2 側のフィールド・シールド電極37に
繋がる電極配線FSn にも基板電位発生回路が接続され
ることにより、フィールド・シールド電極37にも同様
の負電位が供給される構成となっている。
【0047】一方、P型MOSトランジスタTRP 側の
フィールド・シールド電極42に繋がる電極配線FSp
には元来、ワード線駆動電位や出力バッファ駆動電位を
供給するために存在する昇圧電位発生回路(図示せず)
が接続されることにより、フィールド・シールド電極4
2にVcc +2Vtn (Vtn はN型MOSトランジスタ
のしきい値)の電源電圧の昇圧電位が供給される構成と
なっている。
【0048】本実施例によれば、CMOS構造の半導体
装置においても、N型MOSトランジスタ分離領域およ
びP型MOSトランジスタ分離領域のそれぞれに形成さ
れた溝の内部に埋め込まれたフィールド・シールド分離
構造が、第1、第2実施例と同様、微細化にとって好適
であり、MOSLSIの集積度の向上を図ることができ
る。
【0049】さらに、N型MOSトランジスタTRN1
、TRN2 側のフィールド・シールド電極37に負電位
を、P型MOSトランジスタTRP 側のフィールド・シ
ールド電極42に電源電圧の昇圧電位を供給する構成と
したため、N側にGND電位を、P側に電源電位を供給
していた従来のフィールド・シールド分離構造の場合に
比べて拡散層電位のオーバーシュート、アンダーシュー
トに対する余裕度が大きくなり、より安定した素子分離
性能を発揮することができる。
【0050】すなわち、本実施例の半導体装置によれ
ば、CMOS構造のLSIにトレンチ型(溝型)のフィ
ールド・シールド分離構造を採用することにより、トラ
ンジスタ間または拡散領域間の良好な絶縁分離機能を高
密度で達成し、将来の超LSI実現を容易にすることが
できる。
【0051】なお、以上に本発明の実施例を説明した
が、本発明の技術範囲は上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加えることが可能である。また、本発明のフィール
ド・シールド分離構造を、DRAM等のメモリー、また
はロジック、マイコンLSI等、種々の半導体装置にお
ける素子一般の分離に適用することができる。さらに、
CMOS構成の半導体装置のみならず、PMOS構成、
NMOS構成の半導体装置における素子分離に適用でき
ることも勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
半導体装置によれば、素子を構成する拡散層の深さ以上
の深さを有する溝の内部にフィールド・シールド絶縁
膜、フィールド・シールド電極が埋設されているため、
分離すべき拡散層相互の分離間隔は電気的に溝の幅寸法
と深さ寸法の2倍の合計の長さとなり、埋込み型でない
フィールド・シールド分離構造の場合と比べて実質的に
増大する。それに加えて本発明の半導体装置の場合、フ
ィールド・シールド電極の上面が半導体基板表面と同一
平面とされているので、基板表面にてフィールド・シー
ルド分離構造が要する面積は溝の幅の分だけで済み、従
来の埋込み型のフィールド・シールド分離構造の場合と
比べて微細化が図れることでMOSLSIの更なる集積
度の向上を図ることができる。
【0053】また、フィールド・シールド電極に対して
N型素子分離領域側で負電位を、P型素子分離領域側で
電源電圧の昇圧電位を供給した場合には、拡散層電位変
動時のオーバーシュートやアンダーシュートに対する拡
散層電位限界値のマージンが大きくなるため、絶縁分離
性能の余裕度が大きくなり、より安定した素子分離性能
を発揮させることができる。
【0054】さらに、フィールド・シールド絶縁膜を二
酸化硅素膜、窒化硅素膜からなる2層構造または3層構
造とした場合には、実効的な膜厚を薄くできるとともに
全体として欠陥の少ない膜を形成することができ、歩留
を向上して経済性を高めるとともに絶縁分離効果を高め
ることができる。
【0055】一方、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、上記のような微細化に対応し得る半導体装置を容
易に製造することができる。例えば、第3の工程におい
て、フィールド・シールド絶縁膜上にフィールド・シー
ルド電極となるべき材料を溝の深さ以上の膜厚となるよ
うに硅素の気相成長法により成膜した後、化学的機械研
磨法、エッチバック法、ウェットエッチングによる平坦
化腐食法のいずれかにより材料の平坦加工を行なうと、
フォトリソグラフィー技術を用いることなく、上面が基
板表面と同一平面をなすフィールド・シールド電極を形
成することができるため、製造プロセスの簡易化、製造
コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である半導体装置を示す、
(a)(b)のA−A線に沿う縦断面図、(b)平面図
である。
【図2】同、半導体装置の製造方法を手順を追って示す
図の前半部分である。
【図3】同、後半部分である。
【図4】本発明の第2実施例である半導体装置を示す縦
断面図である。
【図5】本発明の第3実施例である半導体装置を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 N型MOSトランジスタ(素子) 2 ソース拡散層 3 ドレイン拡散層 4,38,43 ゲート電極 5,48,49 フィールド・シールド絶縁膜 6,37,42 フィールド・シールド電極 7 半導体基板 8 活性領域 9 ゲート絶縁膜 10 不活性領域 11 フィールド・シールド分離構造 12 溝 24 ポリシリコン膜(材料) 30,32 二酸化硅素膜 31 窒化硅素膜 33 3層構造の絶縁膜 35 P型基板 39 N型ソース拡散層 40 N型ドレイン拡散層 44 P型ソース拡散層 45 P型ドレイン拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/76 H01L 29/78

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された複数の素子を
    電気的に絶縁分離するための、フィールド・シールド絶
    縁膜とフィールド・シールド電極を有するフィールド・
    シールド分離構造を備えた半導体装置において、 前記フィールド・シールド分離構造が形成される不活性
    領域内に前記半導体基板の表面側に開口し前記素子を構
    成する拡散層の深さ以上の深さを有する溝が形成され、
    該溝の内壁面に前記フィールド・シールド絶縁膜が被着
    され、その内部に前記フィールド・シールド電極が埋設
    されるとともに、 該フィールド・シールド電極の上面が前記半導体基板の
    表面と同一平面とされたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記フィールド・シールド電極に対して、N型素子分離
    領域側では負電位、P型素子分離領域側では電源電圧の
    昇圧電位の少なくともいずれか一方が供給される構成と
    されたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体装置に
    おいて、 前記フィールド・シールド絶縁膜が、前記溝の内壁面側
    に形成される二酸化硅素膜と前記フィールド・シールド
    電極側に形成される窒化硅素膜の2層構造からなること
    を特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の半導体装置に
    おいて、 前記フィールド・シールド絶縁膜が、前記溝の内壁面側
    に形成される窒化硅素膜と前記フィールド・シールド電
    極側に形成される二酸化硅素膜の2層構造からなること
    を特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の半導体装置に
    おいて、 前記フィールド・シールド絶縁膜が、前記溝の内壁面側
    から前記フィールド・シールド電極側に向けて順次形成
    される二酸化硅素膜−窒化硅素膜−二酸化硅素膜の3層
    構造からなることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された複数の素子を
    電気的に絶縁分離するためのフィールド・シールド絶縁
    膜とフィールド・シールド電極を有するフィールド・シ
    ールド分離構造を備えた半導体装置の製造方法におい
    て、 前記フィールド・シールド分離構造が形成される不活性
    領域内に前記半導体基板の表面側に開口し前記素子を構
    成する拡散層の深さ以上の深さを有する溝を形成する第
    1の工程と、 該溝の内壁面を被覆する前記フィールド・シールド絶縁
    膜を形成する第2の工程と、 該溝の内部にその上面が前記半導体基板の表面と同一平
    面となるようなフィールド・シールド電極を形成する第
    3の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記第3の工程において、前記フィールド・シールド絶
    縁膜上に前記フィールド・シールド電極となるべき材料
    を成膜して該材料を前記溝の内部に埋め込んだ後、前記
    半導体基板の表面が露出するまで前記材料の平坦加工を
    施すことにより前記フィールド・シールド電極の上面を
    前記半導体基板の表面と同一平面とすることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記第3の工程において、前記材料の成膜を硅素の気相
    成長法により行なうとともに、前記材料の平坦加工を化
    学的機械研磨法により行なうことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記第3の工程において、前記材料の成膜を硅素の気相
    成長法により行なうとともに、前記材料の平坦加工をエ
    ッチバック法により行なうことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記第3の工程において、前記材料の成膜を硅素の気相
    成長法により行なうとともに、前記材料の平坦加工をウ
    ェットエッチングによる平坦化腐食法により行なうこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項6ないし10のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記第2の工程において、前記溝の内壁面側から二酸化
    硅素膜、窒化硅素膜を順次積層することにより、これら
    の膜からなる2層構造のフィールド・シールド絶縁膜を
    形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし10のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記第2の工程において、前記溝の内壁面側から窒化硅
    素膜、二酸化硅素膜を順次積層することにより、これら
    の膜からなる2層構造のフィールド・シールド絶縁膜を
    形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項6ないし10のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記第2の工程において、前記溝の内壁面側から二酸化
    硅素膜、窒化硅素膜、二酸化硅素膜を順次積層すること
    により、これらの膜からなる3層構造のフィールド・シ
    ールド絶縁膜を形成することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
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