JP3067959U - エアバッグを利用したヘリコプター墜落時の搭乗員保護装置 - Google Patents
エアバッグを利用したヘリコプター墜落時の搭乗員保護装置Info
- Publication number
- JP3067959U JP3067959U JP1998006896U JP689698U JP3067959U JP 3067959 U JP3067959 U JP 3067959U JP 1998006896 U JP1998006896 U JP 1998006896U JP 689698 U JP689698 U JP 689698U JP 3067959 U JP3067959 U JP 3067959U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helicopter
- airbag
- wall
- bag
- crash
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 非常時にヘリコプターの落下速度を遅くさ
せ、かつ地上等への墜落の衝撃を緩和させて、搭乗員の
生命身体を保護する装置を提供する。 【解決手段】 ヘリコプターの機体の前部側の左右側面
の外壁AB、正面部の外壁C、機体の底部外壁D、に取
り付けた展開前のエアバッグに電源スイッチを入れれ
ば、直ちに4個のエアバッグが瞬時に展開するようにす
る。また、エアバッグの規模はヘリコプターの機体構造
を考慮し、展開時のバッグの直径は約6m以上、展開後
もガスが抜けない構造のものとし、特に正面部外壁及び
機体の底部外壁に設置するものは、地上等への墜落の衝
撃を緩和させるためこれより更に大きく、バッグもより
強固な材質のものとする。また、電源スイッチはエアバ
ッグの展開の確実性を高めるためメーンスイッチからと
らず、直接バッテリーと接続させる方式とし操縦席で電
源を入れれば同時に4個のエアバッグが瞬時に展開する
ようにする。
せ、かつ地上等への墜落の衝撃を緩和させて、搭乗員の
生命身体を保護する装置を提供する。 【解決手段】 ヘリコプターの機体の前部側の左右側面
の外壁AB、正面部の外壁C、機体の底部外壁D、に取
り付けた展開前のエアバッグに電源スイッチを入れれ
ば、直ちに4個のエアバッグが瞬時に展開するようにす
る。また、エアバッグの規模はヘリコプターの機体構造
を考慮し、展開時のバッグの直径は約6m以上、展開後
もガスが抜けない構造のものとし、特に正面部外壁及び
機体の底部外壁に設置するものは、地上等への墜落の衝
撃を緩和させるためこれより更に大きく、バッグもより
強固な材質のものとする。また、電源スイッチはエアバ
ッグの展開の確実性を高めるためメーンスイッチからと
らず、直接バッテリーと接続させる方式とし操縦席で電
源を入れれば同時に4個のエアバッグが瞬時に展開する
ようにする。
Description
【0001】
低空を飛行中のヘリコプターにエンジンの故障、架線への接触、ヘリコプター 同志の衝突事故等が発生した場合、機内の搭乗員はパラシュートを使用して機内 から脱出する時間的余裕がなく、また脱出装置も設けられていないことから多く の搭乗員が死亡している。 そこで、非常時にヘリコプターの落下速度を遅くさせ、かつ地上等への墜落の 衝撃を緩和させて、搭乗員の生命身体を保護する装置が必要である。
【0002】
機体前部側の左右側面に2個、機体正面部に1個、機体の底部に1個取付けた エアバッグを展開させて空気抵抗を生じさせ、機体の安定を保持しつつ落下速度 を極力遅くさせる。 また機体の正面部、機体の底部で展開したエアバッグで、地上等に墜落した際 の衝撃を緩和させる。
【0003】
前記のようなヘリコプター事故が発生した場合、時速約200Km/hで展開 するエアバッグを利用して、素早くエアバッグを展開させれば、ヘリコプターは 空気抵抗を受けて落下速度が遅くなり、かつ地上等への墜落の衝撃も緩和されて 墜落時における搭乗員の生命身体に対する被害を極力少なくすることができる。 また、エアバッグはその規模が大きければ大きいほど、また数が多ければ多い ほど機能性が高まることは物理的にみても明らかである。
【図1】エアバッグの展開状態を示した側面図である。
【図2】エアバッグの展開状態を示した前面図である。
【図3】事故発生から地上等に墜落するまでの推測図で
ある。
ある。
1 ABCDはエアバッグ
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月16日(1998.11.
16)
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】ヘリコプターの機体の外側に、エアバッグ
モジュール(インフレータ及びバッグ)を取り付け、ま
た機内の操縦席には、エアバッグモジュールを作動させ
る電源スイッチを取り付け、非常時には操縦席で電源を
入れて前記エアバッグモジュールを作動させ、ヘリコプ
ターの機体の外側に、エアバッグを素早く展開させる装
置。 ─────────────────────────────────────────────────────
モジュール(インフレータ及びバッグ)を取り付け、ま
た機内の操縦席には、エアバッグモジュールを作動させ
る電源スイッチを取り付け、非常時には操縦席で電源を
入れて前記エアバッグモジュールを作動させ、ヘリコプ
ターの機体の外側に、エアバッグを素早く展開させる装
置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月16日(1998.12.
16)
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】ヘリコプターの機体の外側に、エアバッグ
モジュール(インフレータ及びバッグ)を取り付け、ま
た機内の操縦席には、エアバッグモジュールを作動させ
る電源スイッチを取り付け、非常時には操縦席で電源を
入れて前記エアバッグモジュールを作動させ、ヘリコプ
ターの機体の外側にガスが抜けない構造のエアバッグを
素早く展開させる装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
モジュール(インフレータ及びバッグ)を取り付け、ま
た機内の操縦席には、エアバッグモジュールを作動させ
る電源スイッチを取り付け、非常時には操縦席で電源を
入れて前記エアバッグモジュールを作動させ、ヘリコプ
ターの機体の外側にガスが抜けない構造のエアバッグを
素早く展開させる装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月23日(1999.4.2
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘリコプター事故が発生した場合、素早
くエアバッグを展開させて、できるだけ落下速度を遅く
させ、かつ地上等に墜落した際、できるだけ衝撃を緩和
して搭乗員の生命身体に対する被害を極力少なくしょう
とする装置、および海上にヘリコプターを軟着水させる
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006896U JP3067959U (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | エアバッグを利用したヘリコプター墜落時の搭乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006896U JP3067959U (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | エアバッグを利用したヘリコプター墜落時の搭乗員保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067959U true JP3067959U (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=43201466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998006896U Expired - Lifetime JP3067959U (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | エアバッグを利用したヘリコプター墜落時の搭乗員保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067959U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004017722A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | Vtol機 |
JP2021091258A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | ミネベアミツミ株式会社 | パラシュート装置及び飛行装置 |
-
1998
- 1998-08-03 JP JP1998006896U patent/JP3067959U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004017722A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | Vtol機 |
JP2021091258A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | ミネベアミツミ株式会社 | パラシュート装置及び飛行装置 |
JP7360921B2 (ja) | 2019-12-06 | 2023-10-13 | ミネベアミツミ株式会社 | パラシュート装置及び飛行装置 |
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