JP3067590B2 - 製版画像の出力倍率変更システム - Google Patents

製版画像の出力倍率変更システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トータルスキャナ製版
システムにより印刷製版用の原版フィルムを作成する際
における画像データの出力倍率の変更システムに関する
ものであり、特に画像データベースから適宜に選択して
読み出される画像データを倍率変更して出力することに
より、製版指示書に予め指示されたサイズの製版用画像
を出力するための製版画像の出力倍率変更システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】現在一般に、トータルスキャナ製版シス
テムにおいては、1乃至複数のカラー写真画像(あるい
はモノクローム写真画像)を、画像入力用のカラースキ
ャナー装置を用いてデジタル画像データに変換し、それ
を画像データベースとして記録している。
【0003】その一方で、画像データを配置するための
図形情報や版下台紙情報を、CAD作図機や、平面スキ
ャナ装置などを利用して、レイアウト情報としてシステ
ム内に取り込み、画像データベースから適宜に選択され
た画像データを所望の位置にレイアウトするために、デ
ィスプレイ画面(CRT画面など)上に画像データを表
示させ、該表示された画像に対応する画像配置情報をそ
の上に重畳表示して、レイアウトなど位置決め配置を行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
イアウト製版システムにおいては、画像データベースか
ら所望の画像データを読み出して画面に出力表示する際
に、製版指示書(製版仕様書)などに細かく指定された
通りのサイズ、若しくはそれに近似するサイズで画面表
示することはなかなか困難であり、そのために、指定さ
れたサイズの原稿画像を用いて再度画像データを入力し
て修正したりする手間を要しており、画像データベース
の円滑な利用を妨げる要因となっていた。
【0005】本発明の目的は、画像データベースから選
択的に読み出しされる所定の画像データなどを、所望サ
イズで出力できるようにした製版画像の倍率変更システ
ムであって、画像データベースから選択して読み出し使
用される画像データを、製版指示書などに指定された適
宜な画像サイズで画像出力できるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、データを入力
するデータ入力装置10と、プログラム制御部21と演
算部23と多数の画像データを予め登録した画像データ
記憶部24とを備えて入力したデータを処理するデータ
処理装置20と、処理したデータを出力するデータ出力
装置30とを備え、データ入力装置10を用いて検索キ
ーワードをデータ入力して必要とする画像Iを画像デー
タ記憶部24から読み出してデータ出力装置30のディ
スプレイ画面D上に出力表示し、 一方、前記画像Iと同
一内容であって且つ該画像に対する変倍率が不明の指示
書Sに予め指定サイズに表示されている画像上における
特徴的な任意の2点A、B間の距離du を計測又は指示
し、 上記2点A、Bに相当する点を前記データ入力装置
10を用いてディスプレイ画面D上の画像Iに対して指
定し、 前記指示書S上にて計測又は指示された前記距離
du をデータ入力装置10を用いて前記プログラム制御
部21に入力し、 前記ディスプレイ画面D上の画像Iに
おける前記2点A、B間の距離dが距離du に変倍した
画像Iとして出力装置30により出力されるように、距
離du に基づいて下記計算式にて演算処理し、 du =[√〔((xa −xb )/R) 2 +((ya −y
b )/R) 2 〕]/m (但しRは画面解像度、mは画面固有表示倍率) 前記指
示書Sに指定されたサイズの画像Iを出力装置30にて
出力するようにした ことを特徴とする製版画像の出力倍
率変更システムである。
【0007】
【実施例】本発明の製版画像の出力倍率変更システム
を、図1のシステムブロック図及び図3、図4の出力画
面の正面図に示す実施例に従って以下に詳細に説明すれ
ば、図1に示すように、データを入力するデータ入力装
置10と、プログラム制御部21と演算部23と多数の
画像データを予め登録した画像データ記憶部24とを備
えて入力したデータを処理するデータ処理装置20と、
処理したデータを出力するデータ出力装置30とを備
え、データ入力装置10を用いて検索キーワードをデー
タ入力して、図3に示すように、必要とする画像Iを画
像データ記憶部24から読み出してデータ出力装置30
のディスプレイ画面D上に出力表示し、一方、図4に示
すように指示書S上に予め表示されている前記画像Iと
同一内容の画像における特徴ある任意な2点A、B間の
距離du を計測し、または、指示書Sや仕様書などによ
って予め指定されている2点A、B間の距離(数値)を
指示し、上記2点A、Bに相当する点を、前記データ入
力装置10を用いて前記図3に示したディスプレイ画面
D上の画像Iに対して指定し、前記指示書S上にて計測
された、または指定された前記2点A、B間の実測距離
du をデータ入力装置10を用いて入力することによ
り、前記指示書Sに指定されたサイズの画像Iを出力装
置30にて出力するようにした製版画像の出力倍率変更
システムである。
【0008】図1は、本発明システムの構成を示す一実
施例のブロック図であり、トータルスキャナ製版システ
ム及びレイアウトシステムは含まれていない。
【0009】10はデータ入力装置であって、11はキ
ーボードによるデータ入力装置、12はマウスによるデ
ータ入力装置であり、20はパーソナルコンピュータな
どのデータ処理装置、30は所定の出力倍率の画像を出
力する出力装置である。
【0010】前記データ処理装置20は、プログラム制
御部21と、演算部23と、画像データ記憶部24(画
像データベース)を備えている。
【0011】前記制御部21は、内装する動作制御プロ
グラム及びデータ入力装置10からの指示データなどに
基づいて、演算部23を制御動作させたり、記憶部24
から指示データに基づいて適宜な画像データを読み出
し、演算部23を介して出力装置30にその画像データ
を出力するものである。
【0012】また前記画像データ記憶部24は、後にト
ータルスキャナ製版システムにおいて画像データの画像
位置情報や画像レイアウト情報に基づいて画像を所定位
置にレイアウトするためのレイアウト製版などに使用さ
れる各種の画像が、予め画像データとして登録されてお
り、ICメモリ、あるいは光磁気ディスク、フロッピー
ディスクなど記録媒体及び記録再生装置である。
【0013】出力装置30は、印刷の三原色(シアン、
マゼンタ、イエロー)及びブラックの4色を、それぞれ
1色毎若しくは複数色を整合状態に重ね合わせて出力で
きる出力装置であって、画像データ信号として、又はフ
ィルムやシート上に製版用画像として出力できるもので
ある。
【0014】上記出力装置としては、例えはCRTティ
スプレイ装置、あるいはスキャナ装置の画像出力部、あ
るいはプロッター、あるいは光磁気ディスク、フロッピ
ーディスクなど記録媒体用のディスクドライブなど記録
再生装置などである。なお、CRTディスプレイ装置
は、画像データを制御部21を介してオペレータの確認
用に画面表示するためのものである。
【0015】前記データ入力装置10のキーボード11
は、制御部21に対して、画像データ用検索キーワード
の入力、処理動作指示などのコマンド指示入力や、画像
の位置データ、画像を構成する画素の表示位置座標デー
タなど各種数値データ入力を行うために使用されるもの
である。
【0016】また、前記データ入力装置10のマウス1
2は、出力装置30のディスプレイ画面上に出力表示さ
れた画像に対して、その表示画像上の特徴ある少なくと
も離間する任意の2点をプロットするために制御部21
にクリック指示をするために使用されるものである。
【0017】本発明の上記製版画像の出力倍率変更シス
テムにおいては、製版印刷用としてカラー写真やカラー
原稿を色分解し、色校正の完了した画像(製版印刷にて
印刷物の作成に使用する以前の画像、あるいは既に印刷
物の作成に使用済みの画像など)を、電子画像データベ
ースとして画像データ記憶装置24に登録しておく。
【0018】その際、出力時のために、画像を検索する
ためのキーワード(画像の中に含まれる商品の品番や価
格など)と、画像の縦横のピクセルサイズを一緒に入力
しておく。
【0019】印刷物を作成する際は、ページレイアウト
指示書、製版指示書(製版仕様書)などが作成される。
【0020】このような指示書は、例えば、前回作成さ
れた印刷物の画像を、印刷発注者の好みの大きさに拡大
・縮小コピーして、あるいは印刷物の必要個所の画像を
切り取るなどして、所望の位置に貼り付けるなどして作
成されるもので、この指示書の画像が元の印刷物の画像
から何%変倍されているかは、この時点では判っていな
い。
【0021】図3は、出力装置30のCRTディスプレ
イ画面D上に出力表示された倍率変更以前の画像Iであ
り、画像データ記憶装置24の画像データベースから、
画像登録時のキーワードを用いて所定の画像データを指
定して検索することにより、出力装置の画面D上に指定
された画像Iが出力表示される。
【0022】図4は、指示書Sの平面図であり、例えば
指示書Sには指定されたサイズの画像Iが、製版・印刷
に必要とする指定されたサイズに表示されている。
【0023】指示書S上の指定された画像Iの中の特徴
的な2点A、B(例えば洋服の画像であれば、肩の部分
Aと、裾の部分B)間の距離du を計測する。
【0024】そして、指示書Sの上記2点A、Bに相当
する点を、図3の画面D上に表示された画像Iに対して
2点A、Bとしてポイント指定する。なお、前記画面D
上の2点A、B間の距離はd、前記指示書S上の2点
A、B間の距離はdu であって必ずしもd=du とはな
っていない。
【0025】前記画面D上にてポイント指定された倍率
変更以前の画像Iにおける2点A、B間の画面D上での
距離dが、指示書S上の2点A、B間の計測距離du と
なるように、計測距離du を数値データとして入力して
出力倍率を変更し、出力倍率変更後において、図5に示
すように、画面D上に前記2点A、B間の距離dを距離
ds (ds =du )に変倍した画像Iが出力表示され
る。
【0026】次に、画面Dの既知の解像度をR(単位;
pixcel/inch)、画面Dの固有表示倍率をm
(単位;%)とし、画面の入力解像度=出力解像度とし
て、以下に出力倍率変更方式を説明する。
【0027】図3に示す画面D上に出力表示された変倍
前の画像Iの特徴ある2点A、Bのそれぞれのピクセル
位置座標(座標値単位;pixcel数)を、A=(x
a0 ,y a0 )、B=(x b0 ,y b0 )、2点A、B間の距離
をdとすれば、 画面Dの横方向(X軸方向)の距離dx
間に存在するピクセル数n x0 と、縦方向(Y軸方向)の
距離dy 間に存在するピクセル数n y0 は、 x0 =|x a0 −x b0 | (単位;ピクセル数) y0 =|y a0 −y b0 | (単位;ピクセル数) となる。
【0028】また、画面Dの横方向(X軸方向)の距離
dx と、縦方向(Y軸方向)の距離dy は、画面解像度
Rより、 dx =n x0 /R=|x a0 −x b0 |/R (単位;i
nch) dy =n y0 /R=|y a0 −y b0 |/R (単位;i
nch) となる。
【0029】よって、A、B間の距離dは、三角法か
ら、 2 = (dx) 2 + (dy) 2 d =√((dx) 2 + (dy) 2 =√〔((x a0 −x b0 )/R) 2 +((y a0 −y b0 )/
R) 2 となる。 また、画面D上の変倍前の2点A、B間の直線
の傾きθ 0 は、 θ 0 =dy /dx 画面D上には変倍前の2点A、B間の距離dが画面上で
の実質表示長さとして画面表示される。但し、出力装置
30により出力される実質出力長さは、d/mとなる。
なお、mは画面Dの既知の固有表示倍率(画面の表示画
像サイズ/出力装置の出力画像サイズ) である。
【0030】図5に示す画面D上に出力表示された変倍
後の画像Iの特徴ある2点A、Bのそれぞれのピクセル
位置座標(座標値単位;pixcel数)を、A=(x
a ,ya )、B=(xb ,yb )、2点A、B間の距離
をds とすれば、画面Dの横方向(X軸方向)の距離d
sx間に存在するピクセル数nx と、縦方向(Y軸方向)
の距離dsy間に存在するピクセル数ny は、 nx =|xa −xb | (単位;ピクセル数) ny =|ya −yb | (単位;ピクセル数) となる。
【0031】また、画面Dの横方向(X軸方向)の距離
dsxと、縦方向(Y軸方向)の距離dsyは、画面解像度
Rより、 dsx=nx /R=|xa −xb |/R (単位;i
nch) dsy=ny /R=|ya −yb |/R (単位;i
nch) となる。
【0032】よって、A、B間の距離ds は、三角法か
ら、 (ds)2 = (dsx)2+ (dsy)2 ds =√((dsx)2+ (dsy)2) =√〔((xa −xb )/R)2 +((ya −yb )/
R)2 〕 となる。また、画面D上の変倍後の2点A、B間の直線
の傾きθは、 θ=d sy /d sx
【0033】ここで、ds =du となるように、画像I
を出力するので、 du =√〔((xa −xb )/R)2 +((ya −yb
)/R)2 〕 となる。また、du は、前述したように指示書S上にて
予め実測された数値であって既知である。
【0034】よって、指示書S上の2点A、Bの既知の
距離du を実数値として入力することにより、変倍前の
2点A、B間の距離dが変倍されて、画面D上には変倍
後の2点A、B間の距離ds が、ds =du として画面
表示され、また、画面D上でのその距離ds の実質表示
長さは、入力された実数値du 及び距離ds のm倍の長
さ、 du ×m=√〔((xa −xb )/R)2 +((ya −
yb )/R)2 として画面表示される。 なお、mは画面Dの既知の固有
表示倍率(画面の表示画像サイズ/出力装置の出力画像
サイズ)である。
【0035】よって、図5の画面D上に出力表示された
変倍後の画像Iの特徴ある2点A、Bのそれぞれのピク
セル位置座標値A=(xa ,ya )、B=(xb ,yb
)は下記演算式による演算により算出でき、変倍後の
画像Iとして特徴ある2点A、B間の距離ds =du に
よる変倍率E=du /(d/m)の画像Iが出力装置3
0よりデータ出力される。 du =[√〔((xa −xb )/R)2 +((ya −y
b )/R)2 〕]/m θ0 =θ=((ya −yb )/R)/((xa −xb )
/R) 但し、A=(xa0,ya0)=(xa ,ya ) 又は B=(xb0,yb0)=(xb ,yb )
【0036】次に、本発明システムの操作順序を、図2
に示すシステムフローチャートに従って以下に説明す
る。
【0037】まず、ステップ1にて、データ入力装置1
0(キーボード、若しくはマウス)により、所望の画像
(例えば画像I)の画像データの検索キーワードを制御
部21に出力する。
【0038】ステップ2にて、制御部21は、入力した
検索キーワードに基づいて、画像データ記憶部24より
画像Iに相当する画像データを読み出す。
【0039】ステップ3にて、制御部21及び演算部2
3により、画像Iの画像データを出力装置30に出力
し、出力装置30のCRTディスプレイ画面D上に、変
倍以前の画像Iが画面表示される。(図3参照)
【0040】ステップ4にて、オペレータは、画面上の
画像Iを見て製版用の画像として出力を希望するか否か
を判断する。
【0041】画像I以外の他の画像を製版用画像として
希望する場合には、ステップ1に戻り、再度、同様にス
テップ4まで行い、画像Iを製版用画像として希望する
場合には、ステップ5に移行する。
【0042】ステップ5にて、図4に示すような製版指
示書S(製版工程仕様書、校正刷りシート、印刷見本シ
ートなど)上に、予め作図、描画、印刷などにより可視
表示されている指定されたサイズの画像I(図3の画面
D上の変倍以前の画像Iは必ずしも指定された画像Iと
同サイズではない)における特徴ある任意の2点A、B
(×印個所)間の距離du を、所定の長さ測定定規を用
いて、目視により計測する。なお場合によっては、上記
任意な2点A、Bの位置、あるいは2点A、B間の距離
(数値)などは指示書や仕様書などに予め指定されてい
てもよい。
【0043】続いて、ステップ6にて、前記画面D上に
出力表示されている画像Iにおける上記指示書S上のそ
れぞれ2点A、Bに相当する個所に、マウス12を用い
て画面上のカーソルを位置決めしてクリックし、画面D
上に、2点A、B(距離d)を指定する。(図3参照)
【0044】続いて、ステップ7にて、指示書S上の2
点A、B間の計測された距離du をキーボードを用いて
距離データとして制御部21に入力する。
【0045】続いて、ステップ8にて、前記制御部21
と演算部23は、入力した距離データdu に基づいて、
画像Iの画像データをデータ処理し、図5に示す画面D
上に出力表示される画像Iの2点A、B間の距離を、距
離d=duになるように変倍した画像データを出力装置
30に出力して、指示書の画像Iと同一サイズ、若しく
は近似するサイズの画像Iを画像データとして所定の記
録媒体に記録するか、画面D上に出力表示する。
【0046】上記指示書Sの画像Iと同一サイズ、若し
くは近似するサイズの画像データの出力は、製版印刷用
の画像の場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの4色のそれぞれ色毎にデジタル画像データとして出
力される。
【0047】なお、図2のステップ5に関しては、ステ
ップ1以前に実施してもよいし、ステップ1からステッ
プ4までの間のいずれかで平行して実施してもよい。
【0048】
【作用】本発明の製版画像の出力倍率変更システムによ
れば、画像データ記憶部24より選択出力した写真原稿
などの画像データを、指示書にて指定されたサイズと同
一サイズ、若しくはそれに近似するサイズの出力倍率で
画像出力することができる。
【0049】そして、指示書に指定されたサイズで出力
された画像Iは、出力装置30にて記録媒体記録再生手
段により画像データ信号として所定の記録媒体に記録さ
せることができ、あるいはスキャナ装置の出力手段にて
可視画像のフィルム画像としてシート出力することがで
き、後におけるトータルスキャナ製版工程でのレイアウ
ト製版用の画像データとして利用することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明の製版画像の出力倍率変更システ
ムは、適宜画像を所定位置にレイアウトして製版印刷用
の原版フィルムを作成する時などにおいて、必要とする
画像を必要なサイズの出力倍率の画像データ、又は画像
として出力することができ、オペレータによるレイアウ
ト操作以前における画像の拡大・縮小操作の負荷を大き
く軽減でき、効率的に製版画像を得ることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製版画像の出力倍率変更システムを説
明する全体ブロック図である。
【図2】本発明の製版画像の出力倍率変更システムを説
明するフローチャートである。
【図3】本発明の製版画像の出力倍率変更システムにお
いて、画面上に出力された出力倍率変更前の画像の正面
図である。
【図4】本発明の製版画像の出力倍率変更システムにお
いて、指示書に表示されている指定された画像の正面図
である。
【図5】本発明の製版画像の出力倍率変更システムにお
いて、画面上に出力された出力倍率変更後の画像の正面
図である。
【符号の説明】
10…データ入力装置 20…データ処理装置 21…制御部 23…演算部
24…記憶部 30…出力装置 S…指示書 I…画像 d,du ,ds …2点AB間距
離 dx ,dsx…2点AB間のX方向成分の距離 dy ,dsy…2点AB間のY方向成分の距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−197514(JP,A) 特開 昭63−73382(JP,A) 特開 平2−115896(JP,A) 特開 平4−36881(JP,A) 特開 平9−6944(JP,A) 特開 平2−227784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 3/40 G06T 11/80 H04N 1/393

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力するデータ入力装置10と、
    プログラム制御部21と演算部23と多数の画像データ
    を予め登録した画像データ記憶部24とを備えて入力し
    たデータを処理するデータ処理装置20と、処理したデ
    ータを出力するデータ出力装置30とを備え、データ入力装置10を用いて検索キーワードをデータ入
    力して必要とする画像Iを画像データ記憶部24から読
    み出してデータ出力装置30のディスプレイ画面D上に
    出力表示し、 一方、前記画像Iと同一内容であって且つ該画像に対す
    る変倍率が不明の指示書Sに予め指定サイズに表示され
    ている画像上における特徴的な任意の2点A、B間の距
    離du を計測又は指示し、 上記2点A、Bに相当する点を前記データ入力装置10
    を用いてディスプレイ画面D上の画像Iに対して指定
    し、 前記指示書S上にて計測又は指示された前記距離du を
    データ入力装置10を用いて前記プログラム制御部21
    に入力し、 前記ディスプレイ画面D上の画像Iにおける前記2点
    A、B間の距離dが距離du に変倍した画像Iとして出
    力装置30により出力されるように、距離du に基づい
    て下記計算式にて演算処理し、 du =[√〔((xa −xb )/R) 2 +((ya −y
    b )/R) 2 〕]/m (但しRは画面解像度、mは画面固有表示倍率) 前記指
    示書Sに指定されたサイズの画像Iを出力装置30にて
    出力するようにしたことを特徴とする製版画像の出力倍
    率変更システム。
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