JP3067261U

JP3067261U - 保温具

Info

Publication number: JP3067261U
Application number: JP1999006361U
Authority: JP
Inventors: 秀典川端
Original assignee: 秀典川端
Priority date: 1999-08-23
Filing date: 1999-08-23
Publication date: 2000-03-31
Anticipated expiration: 2004-09-22

Abstract

(57)【要約】【課題】老若男女を問わず、ファッション感覚で気軽
に着用できるもので、しかも、保温性を有し、且つ、関
節痛を少しでも和らげることが可能な保温具を提供する
こと。【解決手段】本考案に係る保温具は、内側筒体と外側
筒体とからなる二重構造とし、そして、内側筒体は編成
方法や使用する糸によって伸縮性を付与しサポーター状
とするとともに、外側筒体は編成方法や使用する糸、カ
ラー生地等で装飾性を有するものとした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、主にひじやひざ、関節部や下足部等の保温と矯正を図るとともに、ファッション性を有する保温具に関する。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

オフィスや電車、デパート等で、冷房のために従業員、乗客、買い物客等が冷え性や関節痛等の苦痛を被ることが多々ある。係る冷え性や関節痛等を簡易に防止するためには、サポーターで冷え性や関節痛等が生じ易い部位を、保温矯正すればよいが、従来のサポーターはファッション性に乏しく、人目につく部位には着用しにくいという欠点がある。

【０００３】そこで、本考案は、老若男女を問わず、ファッション感覚で気軽に着用できるもので、しかも、保温性を有し、且つ、関節痛を少しでも和らげることが可能な保温具を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案にかかる保温具は、内側筒体と外側筒体とからなる二重構造とした。そして、内側筒体は編成方法や使用する糸によって伸縮性を付与しサポーター状とするとともに、外側筒体は編成方法や使用する糸、カラー生地等で装飾性を有するものとした。

【０００５】かように、本考案にかかる保温具は内側筒体がサポーター状であるため、着用部位に良くフィットするとともに、保温効果も高く、冷房等による冷え性や関節痛を効果的に防止することが可能となるのである。一方で、外側筒体は装飾性に富むものであるからファッション性を有し、オフィス等の人目のある場所で着用するのにも抵抗感が少ないものとなるのである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、好ましい考案の一実施形態につき図面を参照しながら述べる。

【０００７】図１は本考案の一実施形態を示す斜視図であり、図２は同、縦断面図である。図中１は内側筒体、２は外側筒体である。

【０００８】図１、図２に示すように、本考案にかかる保温具は内側筒体（１）と外側筒体（２）との二重構造となっているとともに、外側筒体（２）は、装飾性を付与されたものとなっている。内側筒体（１）は、通常のサポーターと同様の製法による。すなわち、弾性糸入りの糸を丸編機で筒状に編成する、あるいは保温性に優れた素材、例えばポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、アクリルニトリル糸と弾性糸とを用いて嵩高に織られた、または編まれた生地で、筒状又はバンド状に形成する、あるいはポリウレタンゴム、ブタジエンゴム、ニトルゴム等のエラストマーから成る発砲体に、伸縮生地をラミネートした複合材を、バンド状又は筒状に形成するといった製法である。

【０００９】外側筒体（２）はアミタイツ状に編成した生地を筒状に形成する、柄を編み込んだ生地を筒状に形成する、装飾性を有する生地を筒状に形成する、内側筒体（１）と異なったカラー生地で筒状に形成するといった方法で製造する。

【００１０】内側筒体（１）と外側筒体（２）の接続方法は、内側筒体（１）から外側筒体（２）へと連続して編成する、あるいは外側筒体（２）から内側筒体（１）へと連続して編成する、あるいは内側筒体（１）の上端部と外側筒体（２）の上端部を縫製するとともに、内側筒体（１）と外側筒体（２）の下端部を縫製するといった方法である。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は、以上のように外側筒体がファッション性に富むものであるから、職場等で抵抗感なく着用できるのである。例えばレッグウォーマー風やルーズソックス風に着用すれば楽しいものとなる。

【００１２】また、内側筒体はサポーター形状を有するものなので保温効果が高く、また、矯正効果も有することから、冷え性や関節痛等を効果的に防止できる。

【００１３】更には、本考案は、二重構造を有するが故に、一方の筒体に遠赤外線用セラミック使用して温熱効果を高め、他方の筒体にイオン効果を付与する等、従来種のサポーターに用いられている付加効果を相乗的に付与することも可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施形態を示す斜視図。

【図２】同、縦断面図。

【符号の説明】

１・・内側筒体２・・外側筒体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】編成方法や使用する糸によって伸縮性を付
与したサポーター状の内側筒体（１）と、編成方法や使用する糸、生地等で装飾性を付与した外側
筒体（２）と、からなる保温具。