JP3035306U - 上半身と下半身に分離されたサポ−タ−付き肌着 - Google Patents
上半身と下半身に分離されたサポ−タ−付き肌着Info
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- JP3035306U JP3035306U JP1996009499U JP949996U JP3035306U JP 3035306 U JP3035306 U JP 3035306U JP 1996009499 U JP1996009499 U JP 1996009499U JP 949996 U JP949996 U JP 949996U JP 3035306 U JP3035306 U JP 3035306U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 身体の一部に、伸縮性を有し保温し保護する
サポーター機能を付与したもので、また上半身肌着と下
半身肌着は分離されて着やすいものであり、しかも肌に
直接接触する肌着を提供する。 【解決手段】 上半身肌着2と下半身肌着3に分離され
た肌着1からなり、該上半身肌着2は袖口部11と肘部
14と裾部12と腹部15を、下半身肌着3は裾部16
と膝部17を、それぞれ表糸18とスパンデックス糸の
添糸19にゴム糸20を挿入した編糸三本で編成し、サ
ポ−タ−機能13bを付与させた上半身と下半身に分離
されたサポ−タ−付き肌着1を構成する。
サポーター機能を付与したもので、また上半身肌着と下
半身肌着は分離されて着やすいものであり、しかも肌に
直接接触する肌着を提供する。 【解決手段】 上半身肌着2と下半身肌着3に分離され
た肌着1からなり、該上半身肌着2は袖口部11と肘部
14と裾部12と腹部15を、下半身肌着3は裾部16
と膝部17を、それぞれ表糸18とスパンデックス糸の
添糸19にゴム糸20を挿入した編糸三本で編成し、サ
ポ−タ−機能13bを付与させた上半身と下半身に分離
されたサポ−タ−付き肌着1を構成する。
Description
【0001】
本考案は、上半身と下半身に分離されたサポーター付き肌着に関する。
【0002】
従来、肘や膝や腹部を伸縮性を有し保温保護機能を有するようにするには、肌 着のほかに、前記肘や膝や腹部等を保温し保護するサポーターや腹巻きを重ね着 する必要があり、嵩張って体裁も悪く、着脱に手間がかかるものであった。
【0003】 従来、腹巻き付きの寝巻は、実開昭51−9914号公報で開示されている。 しかし、肘や膝や腹部等を、伸縮性を有し保温し保護するサポーター機能を有す るものではなかった。
【0004】 またサポーター兼用の衣服も実公平4−41122号公報において提案されて いる。しかし、アウタウェア用であって、上衣と下衣が一体の連続ものであった 。そのため肌に接触しないので、サポーターの機能が有効に生かされず、又上衣 の裾部に配慮がなされておらず、さらに上衣と下衣が一体のため、伸縮性を有し 保温し保護するサポーター部が締まりが着ずらいものであつた。
【0005】
叙上の事情に鑑み、本考案は、身体の一部を、伸縮性を有し保温し保護するサ ポーター機能を付与したもので、また上半身肌着と下半身肌着は分離されて着や すいものであり、しかも肌に直接接触する肌着の提供を目的とする。
【0006】
そのため、上半身と下半身に分離された肌着からなり、該上半身肌着は袖口部 と肘部と裾部と腹部を、下半身肌着は裾部と膝部を、それぞれ表糸とスパンデッ クス糸の添糸にゴム糸を挿入した編糸三本で編成し、伸縮性を有し保温し保護す るサポーター機能を付与させた上半身と下半身に分離された肌着にして、上記の 課題を解決した。
【0007】
次に本考案のサポーター付き肌着を、以下図面に基づいて、一実施例をあげて 詳細に説明する。図1は、本考案のサポーター付き肌着の一実施例を示す分解平 面図である。図2は、本考案のサポーター部分の一実施例を示す組織図である。 図3は、本考案の編機に使用されるシンカーに、編糸が乗った状態の一実施例を 示す正面図である。
【0008】 本考案に使用される編機は、B式等の丸編機が広く使用できる。即ち、編目は 横のコ−ス方向Cに編成され、編地は縦のウェール方向Wに巻き取られる。肌着 1は、上半身肌着2と下半身肌着3に分離されたものからなつている。上半身肌 着2は、身頃部4と両袖部5,5と衿部6との各片をそれぞれ縫着S1,S1, S2して仕上げている。一方下半身肌着3は、両足部7,7と前立部8とマチ部 9との各片を縫着S3,S3,S4し、バンド部10は折り返して縫着S5して 仕上げている。
【0009】 上半身肌着2は、両袖口部11,11と裾部分12を口ゴム組織13aで編成 し、両肘部14,14と腹部15をサポーター組織13bで編成している。一方 下半身肌着3は、両裾部16,16を口ゴム組織13aで編成し、両膝部17, 17をサポーター組織13bで編成している。そして、このサポーター組織13 bは、口ゴム組織13aと同じ組織からなつている。
【0010】 本考案の肌着1は、表糸18と添糸19による添糸編からなるが、サポーター 組織13b等は、この二本にゴム糸20を挿入して、編糸三本で編成した添糸・ 挿入編にしている。添糸19はスパンデックス糸を使用しており、本考案でゴム 糸20と称しているのは弾性糸のことであるから、伸縮性に富み保温と保護との サポーター機能を付与した組織になっている。なお本実施例の場合は、表糸18 と添糸19を共に、編機のシンカー21の大爪22に乗せて編成している。その ため編目の間隔Dが長くなり、サポーターとして十分締め付け得るように、伸縮 性を一層助長させている。
【0011】 図2に示す編物組織の場合、挿入するゴム糸20は、ウェールW1では編地の 内面に(図2では浮き出て)、次のウェールW2では編地の表面に(図2では沈 むで)編成されている。このようにウェールW1とウェールW2では、浮沈が交 互になるように挿入している。しかしウェール毎の浮沈は、1/1に限るもので はなくて、2/1や3/1にすることもできる。
【0012】 表糸18には、アクリル、ナイロン、毛、綿、絹等の各繊維が使用できる。ま た添糸19は、スパンデックス糸を使用しているので、図2では、表糸18と平 行に並べたものを示したが、実際は収縮し編地の表裏には表糸18が表れて、添 糸19は包み込まれる形になる。そしてゴム糸20は、口ゴム組織13a、サポ −タ−組織13bに不可欠のコ−ス方向Cに締付力を付与させるのに寄与してい る。
【0013】 本考案の上半身肌着2は、両肘部14,14を有する長袖、七分袖に適用しう る。また下半身肌着3は、両膝部17,17を有するタイツ、ロング丈、七分丈 等に適用することができる。そして保温性を増すように、一部あるいは全部の内 面にパイルを起立させるよう、パイル編を併用することもできるし、さらにパイ ルの頂上を起毛するようにしてもよい。
【0014】
本考案のサポーター付き肌着を着用すると、サポーターや腹巻きの重ね着が不 用になるので、嵩張ることなく、一回の着用で済ますことが出来る。
【0015】 本考案の肌着は、上半身肌着と下半身肌着を別々に販売することができ、上半 身肌着と下半身肌着が分離しているので、伸縮性に富み保温と保護とのサポータ ー機能を付与した組織に構成したサポーターの締付部があつても、着やすいもの となつている。
【0016】 本考案は肌着なので、直接肌に接触するため、患部の肘部や膝部を直接保温し 保護することができる。
【0017】 本考案の肌着は、スパンデックス糸の添糸と、ゴム糸の挿入を組み合わせたの で、高弾性ではあるがサポーター機能として十分な締付力を有するものとなって いる。
【図1】本考案のサポーター付き肌着の一実施例を示す
分解平面図である。
分解平面図である。
【図2】本考案のサポーター部分の一実施例を示す組織
図である。
図である。
【図3】本考案の編機に使用されるシンカーに、編糸が
乗った状態の一実施例を示す正面図である。
乗った状態の一実施例を示す正面図である。
1 肌着 2 上半身肌着 3 下半身肌着 4 上半身肌着の身頃部 5 上半身肌着の袖部 6 上半身肌着の衿部 7 下半身肌着の足部 8 下半身肌着の前立部 9 下半身肌着のマチ部 10 下半身肌着のバンド部 11 上半身肌着の袖口部 12 上半身肌着の裾部 13a 口ゴム組織 13b サポ−タ−組織 14 上半身肌着の肘部 15 上半身肌着の腹部 16 下半身肌着の裾部 17 下半身肌着の膝部 18 表糸 19 スパンデックス糸の添糸 20 ゴム糸 21 シンカー 22 シンカーの大爪 C コース方向 D 編目の間隔 S1 縫着箇所 S2 縫着箇所 S3 縫着箇所 S4 縫着箇所 S5 縫着箇所 W ウェール方向 W1 ウェール W2 ウェール
Claims (1)
- 【請求項1】 上半身と下半身に分離された肌着からな
り、該上半身肌着は袖口部と肘部と裾部と腹部を、下半
身肌着は裾部と膝部を、それぞれ表糸とスパンデックス
糸の添糸にゴム糸を挿入した編糸三本で編成し、サポー
ター機能を付与させるようにしたことを特徴とする上半
身と下半身に分離されたサポーター付き肌着。 【請求項1】 サポーター機能を付与させるようにした
部分は、表糸と添糸19を共に編機のシンカーの大爪に
乗せて編成し、編目の間隔Dが長くなるようにした請求
項1に記載の上半身と下半身に分離されたサポーター付
き肌着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009499U JP3035306U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 上半身と下半身に分離されたサポ−タ−付き肌着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009499U JP3035306U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 上半身と下半身に分離されたサポ−タ−付き肌着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035306U true JP3035306U (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=43170121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009499U Expired - Lifetime JP3035306U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 上半身と下半身に分離されたサポ−タ−付き肌着 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035306U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180501A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Gunze Ltd | スパッツ |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP1996009499U patent/JP3035306U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180501A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Gunze Ltd | スパッツ |
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