JP3067219U - メダルホッパ―用のメダル排出ガイドピン - Google Patents
メダルホッパ―用のメダル排出ガイドピンInfo
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- JP3067219U JP3067219U JP1999006816U JP681699U JP3067219U JP 3067219 U JP3067219 U JP 3067219U JP 1999006816 U JP1999006816 U JP 1999006816U JP 681699 U JP681699 U JP 681699U JP 3067219 U JP3067219 U JP 3067219U
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- JP
- Japan
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- medal
- guide pin
- guide pins
- substrate
- hopper
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 正常時には正確にガイドピンとして作用し、
戻り時にはスム−ズに精度よく戻り動作をすることがで
きる。 【解決手段】 ゲ−ム用メダルが嵌入される透孔を放射
位置に複数形成された搬送ロ−タが摺接する基板に、頭
部を露出させて備えられ、搬送されてきたゲ−ム用メダ
ルの周縁と当接してその方向性を変え、排出口へ強制ガ
イドする第一及び第二のメダル排出ガイドピン20にお
いて、その頭頂部の一方側にテ−パ面21を形成し、他
方側に前記したテ−パ面よりも小面積とした小テ−パ面
22を形成してあることとし、前記した第一及び第二の
メダル排出ガイドピンは前記した基板の裏側にあってそ
の基端を略L字状に曲成した重合板バネ部材で支持さ
れ、その重合板バネ部材の端部はコイルスプリングで附
勢支持され、前記した第一及び第二のガイドピンは基板
表面に出入自在とされている。
戻り時にはスム−ズに精度よく戻り動作をすることがで
きる。 【解決手段】 ゲ−ム用メダルが嵌入される透孔を放射
位置に複数形成された搬送ロ−タが摺接する基板に、頭
部を露出させて備えられ、搬送されてきたゲ−ム用メダ
ルの周縁と当接してその方向性を変え、排出口へ強制ガ
イドする第一及び第二のメダル排出ガイドピン20にお
いて、その頭頂部の一方側にテ−パ面21を形成し、他
方側に前記したテ−パ面よりも小面積とした小テ−パ面
22を形成してあることとし、前記した第一及び第二の
メダル排出ガイドピンは前記した基板の裏側にあってそ
の基端を略L字状に曲成した重合板バネ部材で支持さ
れ、その重合板バネ部材の端部はコイルスプリングで附
勢支持され、前記した第一及び第二のガイドピンは基板
表面に出入自在とされている。
Description
【0001】
本考案はメダルホッパ−用のメダル排出ガイドピンに関し、主としてスロット マシンをはじめとする遊技場、ゲ−ムセンタ−におけるゲ−ム用メダルの排出ガ イドピンの改良に関する。
【0002】
従来、上記したメダルホッパ−のメダル排出機構は図3乃至図8として示すも のとなっている。メダル排出機構は一対の相対向する支持金具1・1上に傾斜さ せた状態で基板2を固定させてあり、この基板2の表面にモ−タ駆動で基本的に 逆時計方向に回転するメダルの搬送ロ−タ3が備えられている。
【0003】 この搬送ロ−タ3には放射位置に複数個のメダルの嵌入用透孔4・4…が形成 され、その嵌入用透孔4・4…の外縁部分にはメダルをその嵌入用透孔4から外 部へ排出するためのスペ−ス5が基板2との間に形成されている。即ち、この嵌 入用透孔4の深さは基板2の表面からメダルが略2枚程度重合可能なものとされ ている。
【0004】 また、基板2の上方にはメダルの排出路6が形成され、スペ−ス5からメダル Mをこの排出路6に送り出し、トレ−等に投入していくことになるが、嵌入用透 孔4内にあるメダルMを排出するためには搬送ロ−タ3の回転方向に同期して送 られるメダルMの方向性を転換する必要があり、この方向転換のために排出ガイ ドピンが用いられる。
【0005】 この排出ガイドピンは、第一のガイドピン7と第二のガイドピン8の一対が設 けられ、回転搬送されてきたメダルMはその外周縁をまず第一のガイドピン7に 当接されて回転方向への進行を止められるとともに、嵌入用透孔4の内壁で押さ れ続けることにより、自転しながら方向性を変えられ、さらに第二のガイドピン 8によって方向を規制され、搬送ロ−タ3の回転力を受けることで排出路6方向 へメダルM自体の自転も作用して放出される。
【0006】 この第一及び第二のガイドピン7・8はコイルスプリング9で一端を弾発支持 されたくの字状をした重合板バネ部材10の屈曲部上に突出されて、その頭頂部 を基板2に形成された孔を通して突出され、基板2に対して出入自在とされてい る。
【0007】 この第一及び第二のガイドピン7・8との衝突を避けるため、嵌入用透孔4・ 4…の仕切り壁には逃げ孔11・11…が形成されている。また12はメダルM が多量にランダムな状態で投入収容されるホッパ−で、その底部は搬送ロ−タ3 の周囲を囲み、基板2の表面と密接されるようになっている。13・13はホッ パ−12の取り付け固定用ピンを示し、14はホッパ−12を取り外す際のロッ ク解除用押ピンである。
【0008】 搬送ロ−タ3は回転しながら同時に複数枚のメダルMを回転搬送していくが、 排出は前記したように一枚づつとなり、重合されたメダルMは嵌入用透孔4の厚 さ内で第一及び第二のガイドピン7・8上を通りこし、さらに回転搬送されてい く。この際、ホッパ−12内のメダルMがランダムな状態にあること等から、い ずれかの箇所にメダルMが喰い込んでしまうようなアクシデントが生じることが ある。
【0009】 かかる場合、搬送ロ−タ3の駆動モ−タをDCモ−タとすることでプログラム を組み、搬送ロ−タ3を逆転させてメダルMを戻すことで解消させ、排出に供す ることとする技術が開陳されている。この場合、メダルMがスム−ズに第一及び 第二のガイドピン7・8を逆方向で乗り、ガイドピン7・8を押し込んで戻れる ようにガイドピン7・8の頭頂部にテ−パ15を形成しておくことが行われてい る。
【0010】
しかしながら、従来、ガイドピン7・8に形成されるテ−パ15は錐状とした り、対称的としたりしてあるもので、正常な搬送時と戻り時にテ−パ15の関わ りが同等なものとなってしまっている。そのため、本来のメダルMの方向転換ガ イド作用のための転接部分が少なくなったり、逆に戻り時にメダルMが乗り上げ にくくなってしまったりする問題があった。
【0011】
本考案は上記した従来の技術の問題点に着目してなされたもので、かかる問題 点を解消して、正常時には正確にガイドピンとして作用するように転接箇所を多 くして、重合するメダルの通りこしのためのテ−パは小さくし、戻り時にはスム −ズに精度よくメダルがガイドピンを捉えて押し込み、戻り動作をすることがで きるようにしたメダルホッパ−用のメダル排出ガイドピンを提供することを目的 としている。
【0012】
この目的を達成するために、本考案に係るメダルホッパ−用のメダル排出ガイ ドピンはゲ−ム用メダルが嵌入される透孔を放射位置に複数形成された搬送ロ− タが摺接する基板に、頭部を露出させて備えられ、搬送されてきたゲ−ム用メダ ルの周縁と当接してその方向性を変え、排出口へ強制ガイドする第一及び第二の メダル排出ガイドピンにおいて、その頭頂部の一方側にテ−パ面を形成し、他方 側に前記したテ−パ面よりも小面積とした小テ−パ面を形成してあることを特徴 とし、前記した第一及び第二のメダル排出ガイドピンは前記した基板の裏側にあ ってその基端を略L字状に曲成した重合板バネ部材で支持され、その重合板バネ 部材の端部はコイルスプリングで附勢支持され、前記した第一及び第二のガイド ピンは基板表面に出入自在とされていることを特徴とし、前記した搬送ロ−タの 駆動源は減速ギアを介在させたDCモ−タとし、回転方向の逆転を可能としてあ ることを特徴としている。
【0013】
係る構成としたことにより、戻りシステムを採用しているメダルホッパ−のメ ダル排出機構にあって、より精度よく、故障なくスム−ズに動作が連続されるこ ととなるのである。
【0014】
次に、本考案の好ましい実施の形態を図1及び図2を参照して説明する。図1 は本考案を実施したメダル排出ガイドピンの要部を示す側面図、図2は同じく平 面図である。
【0015】 この図1、図2に示す20は前述説明したメダルMの排出機構に用いられる排 出ガイドピンである。この排出ガイドピン20の頭頂部の一方側には削ぎ落とし たように大面積のテ−パ面21が平面的に見て略半分部分、即ち直径に亘る程度 に形成され、他方側には小面積のテ−パ面22が形成されている。23は平坦部 となる。
【0016】 本実施の形態に係るメダル排出ガイドピン20は上記のように構成され、小面 積のテ−パ面22側が通常のガイド作用をし、大面積のテ−パ面21側がメダル の戻り時の受部分とされる。
【0017】
本考案に係るメダルホッパ−用のメダル排出ガイドピンは上述のように構成さ れている。そのため、正常時、戻り時にあって共に精度よく、故障なくスム−ズ に動作することとなり、安定した連続作業とすることができる。
【図1】本考案を実施したメダル排出ガイドピンの要部
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】平面図である。
【図3】メダル排出機構を示す斜視図である。
【図4】メダル排出ガイドピンの取付構造を示す部分断
面図である。
面図である。
【図5】斜視図である。
【図6】メダル排出ガイドピンの作用を示す図である。
【図7】従来のメダル排出ガイドピンを示す側面図であ
る。
る。
【図8】他の従来例を示す側面図である。
1 支持金具 2 基板 3 搬送ロ−タ 4 嵌入用透孔 5 スペ−ス 6 排出路 7 第一のガイドピン 8 第二のガイドピン 9 コイルスプリング 10 重合板バネ部材 11 逃げ孔 12 ホッパ− 13 固定用ピン 14 押ピン 15 テ−パ 20 排出ガイドピン 21 大面積のテ−パ面 22 小面積のテ−パ面 23 平坦部 M メダル
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲ−ム用メダルが嵌入される透孔を放射
位置に複数形成された搬送ロ−タが摺接する基板に、頭
部を露出させて備えられ、搬送されてきたゲ−ム用メダ
ルの周縁と当接してその方向性を変え、排出口へ強制ガ
イドする第一及び第二のメダル排出ガイドピンにおい
て、その頭頂部の一方側にテ−パ面を形成し、他方側に
前記したテ−パ面よりも小面積とした小テ−パ面を形成
してあることを特徴とするメダルホッパ−用のメダル排
出ガイドピン。 - 【請求項2】 前記した第一及び第二のメダル排出ガイ
ドピンは前記した基板の裏側にあってその基端を略L字
状に曲成した重合板バネ部材で支持され、その重合板バ
ネ部材の端部はコイルスプリングで附勢支持され、前記
した第一及び第二のガイドピンは基板表面に出入自在と
されていることを特徴とする請求項1に記載のメダルホ
ッパ−用のメダル排出ガイドピン。 - 【請求項3】 前記した搬送ロ−タの駆動源は減速ギア
を介在させたDCモ−タとし、回転方向の逆転を可能と
してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のメダルホッパ−用のメダル排出ガイドピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006816U JP3067219U (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | メダルホッパ―用のメダル排出ガイドピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006816U JP3067219U (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | メダルホッパ―用のメダル排出ガイドピン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067219U true JP3067219U (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=43200759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999006816U Expired - Lifetime JP3067219U (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | メダルホッパ―用のメダル排出ガイドピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067219U (ja) |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP1999006816U patent/JP3067219U/ja not_active Expired - Lifetime
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