JP3066680U - バルブ用保護カバ― - Google Patents

バルブ用保護カバ―

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JP3066680U
JP3066680U JP1999006227U JP622799U JP3066680U JP 3066680 U JP3066680 U JP 3066680U JP 1999006227 U JP1999006227 U JP 1999006227U JP 622799 U JP622799 U JP 622799U JP 3066680 U JP3066680 U JP 3066680U
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JP
Japan
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cylindrical body
top plate
protective cover
valve
thin metal
Prior art date
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Application number
JP1999006227U
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English (en)
Inventor
実 長谷川
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ASAHI INDUSTORY CO., LTD.
Original Assignee
ASAHI INDUSTORY CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管の途中に設置したバルブの表面に被覆す
る保温材を保護するための保護カバーを提供すること。 【解決手段】 金属薄板を円筒状に曲げ加工し両側部を
結合して筒状とした円筒体2と、金属薄板を円板状に形
成し周縁部を絞り加工して垂下部30を形成し中央部に
透孔31を設けた天板3とからなる。円筒体2は上端近
傍に円周に沿って外側に突出形成した円周リブ23を設
け、円周リブ23の上端部を天板3の垂下部30の内側
に挿入して両部材を結合する。円筒体2と天板3との結
合部の手触りがよくかつ体裁がよいと共に取付作業が容
易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、配管の途中に設置したバルブの表面に被覆する保温材を保護するた めのバルブ用保護カバーに関している。
【0002】
【従来の技術】
冷・暖房設備などに接続する配管は、冷・暖水を供給するので管の表面に保温 材を被覆し、その上に保温材を保護するための保護カバーを取り付けている。保 護カバーは配管が屋外に設置されているときは金属製のものを使用しており、そ の際、配管の直線部分にはジャケットと称する専用カバーを使用し、直角部分に はエルボと称する専用カバーを使用している。
【0003】 一方、管の途中にバルブが設置されている場合は、バルブにも保温材を被覆す るので当該保温材を保護するための専用の保護カバーが使用されている。
【0004】 従来から知られているバルブ用保護カバーは、一例として実用新案登録第25 26384号考案がある。この考案の保護カバーは、円筒部と円筒部の頭部を塞 ぐ天板とからなり、円筒部及び天板の全体が2つ割りに構成されている。これは 直管部分から直角方向に突出するバルブ部分に保護カバーを横方向から取り付け ることによるものであるが、円筒部の接合構造及び天板中央部分の接合構造が複 雑となるといった問題があった。又、円筒部と天板の取付構造も複雑であって取 り付けられたときの体裁がよくないものであった。
【0005】 これとは別に、円筒部を初めから筒状体に形成し頭部に天板を取り付けた保護 カバーが開発されたが、円筒部と天板の取付構造に難点があった。なぜならこの カバーは円筒部の縁部を折り曲げて円筒部と天板を結合した構造なので、結合部 が滑かでなく結合部に触れると不快感を伴うものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、配管の途中に設置したバルブの表面に被覆 する保温材を保護するための保護カバーであって、円筒体と天板の結合部が手触 りがよくかつ体裁のよい構造となる保護カバーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の保護カバーは、金属薄板を円筒状に曲げ加工し両側部を結合して筒状 とした円筒体と、金属薄板を円板状に形成し周縁部を絞り加工して垂下部を形成 し中央部に透孔を設けた天板とからなり、上記円筒体の上端近傍に円周に沿って 外側に突出形成した円周リブを設け該円周リブの上端部を天板の垂下部内に挿入 して両部材を結合したことを特徴とするものである。
【0008】 円筒体は、金属薄板を筒状に曲げ加工し重り合う各側縁部を折り曲げて結束し たシーム部により筒体とし、又は、金属薄板を筒状に曲げ加工し重り合う各側縁 部をスポット溶接した溶着部により筒体としたことを特徴とするものである。
【0009】 又、円筒体は、下端縁部を直管保護カバーの軸方向に対して直交方向に接合す るに適するような弯曲部に形成し、該弯曲部に等間隔でかつ軸方向に平行方向に 切込みを設けたことを特徴としており、さらに、円筒体と天板の接合部にコーキ ング剤を塗布したことを特徴とするものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1はバルブ保護カバーの斜視図、図2、図3はバルブ保護カバーの円筒部と 天板を分離した斜視図、図4、図5は取付状態を示す斜視図である。
【0011】 図1から図3において、バルブ保護カバー1は、円筒体2と天板3とからなり 、円筒体2は金属薄板を筒状に曲げ加工し両側部を結合した結合部20により筒 体としたものである。又、天板3は金属薄板を円板状に形成し周縁部を絞り加工 して垂下部30を形成したものである。なお、結合部20は、図2に示すものは 重り合う各側縁部を折り曲げて結束したシーム部20aにより筒体としており、 図3に示すものは重り合う各側縁部をスポット溶接した溶着部20bにより筒体 としている。
【0012】 円筒体2の下端縁部は、直管部分に取り付けた直管保護カバー4の軸方向に対 して直交方向(バルブ取付方向)に接合するに適するように弯曲部21に加工す ると共に、該弯曲部21に等間隔でかつ軸方向に平行する切込み22を設けたも のである。又、円筒体2の上端近傍には、円周に沿って外側に突出形成した円周 リブ23を設けて円筒体2の上端部に天板挿入部24を形成している。さらに又 、天板3の中心部にはバルブの頂部を突出する透孔31が設けている。
【0013】 円筒体2及び天板3の構造は上記した通りのものであって、両部材を組み立て るには、天板3の垂下部30を円筒体2の天板挿入部24に嵌合し、円筒体2の 内側から両部材の接合部にコーキング剤を塗布する。コーキング剤は両部材の接 着剤として作用すると共に、防水効果を奏するものである。
【0014】 次に本考案の保護カバーを取り付ける手順を説明する。図4は直管部分とバル ブ部分に保温材が被覆されている状態を示している。同図において、5は直管で 、これに直交する方向にバルブ6が設けられたものである。そして、直管5及び バルブ6には保温材7,8が被覆されているものとする。但し、バルブ6にはナ ット9及びハンドル10は未だ取り付けられていない状態となっている。
【0015】 バルブ保護カバー1は、予め円筒体2の下端部の切込み22によって分離され た折曲げ部25を外側に折り曲げた状態にしてバルブ6を被覆した保温材8の外 側に嵌合し、バルブ6の頂部を天板3の透孔31から突出する。次いで直管5に 被覆した保温材7の外側に直管保護カバー4を取り付ける。
【0016】 直管保護カバー4は、側部を結合しない円筒状に曲げ加工した状態でバルブ保 護カバー1が突出できる挿入孔を設けておき、側部を結合しないまま挿入孔にバ ルブ保護カバー1を挿通して直管5を被覆した保温材7の上に被せ、当該バルブ 保護カバー1の挿入孔とバルブ保護カバー1が一致したことを確認してから側部 を結合する。その後、図5に示すようにバルブ保護カバー1から突出しているバ ルブ6の頂部にナット9並びにハンドル10を取り付ける。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、バルブ保護カバーが円筒体と円筒体の上端部に結合した天板とから なり、該天板の周縁部と接合する円筒体の上端部近傍に円周に沿って外側に突出 する円周リブを形成したものであるから、天板と円筒体を結合した際、天板周縁 部に形成される垂下部が段差となる部分に円周リブが形成されているので円筒体 と天板の結合部の手触りがよくかつ体裁がよくなることの効果がある。
【0018】 又、本考案は、バルブ保護カバーが予め円筒体と天板を結合したものであるか ら、現場での取付作業が容易であることの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブ保護カバーを示す全体の斜視図。
【図2】バルブ保護カバーの円筒体と天板を分離した状
態を示す斜視図。
【図3】バルブ保護カバーの円筒体と天板を分離した状
態を示す他の斜視図。
【図4】バルブ保護カバーの取付状態の途中を示す斜視
図。
【図5】バルブ保護カバーの取付完了を示す斜視図。
【符号の説明】
1 バルブ保護カバー 2 円筒体 3 天板 4 直管保護カバー 5 直管 6 バルブ 7 保温材 8 保温材 9 ナット 10 ハンドル 20 結合部 20a シーム部 20b 溶着部 21 弯曲部 22 切込み 23 円周リブ 24 天板挿入部 25 折曲げ部 30 垂下部 31 透孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板を円筒状に曲げ加工し両側部を
    結合して筒状とした円筒体(2)と、金属薄板を円板状
    に形成し周縁部を絞り加工して垂下部を形成し中央部に
    透孔(31)を設けた天板(3)とからなり、上記円筒
    体(2)の上端近傍に円周に沿って外側に突出形成した
    円周リブ(23)を設け該円周リブ(23)の上端部を
    天板(3)の垂下部(30)内に挿入して両部材を結合
    したことを特徴とするバルブ用保護カバー。
  2. 【請求項2】 円筒体(2)は、金属薄板を筒状に曲げ
    加工し重り合う各側縁部を折り曲げて結束したシーム部
    (20a)により筒体としたことを特徴とする請求項1
    に記載のバルブ用保護カバー。
  3. 【請求項3】 円筒体(2)は、金属薄板を筒状に曲げ
    加工し重り合う各側縁部をスポット溶接した溶着部(2
    0b)により筒体としたことを特徴とする請求項1に記
    載のバルブ用保護カバー。
  4. 【請求項4】 円筒体(2)は、下端縁部を直管保護カ
    バーの軸方向に対して直交方向に接合するに適するよう
    な弯曲部(21)に形成し、該弯曲部(21)に等間隔
    でかつ軸方向に平行方向に切込み(22)を設けたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のバルブ
    用保護カバー。
  5. 【請求項5】 円筒体(2)と天板(3)の接合部にコ
    ーキング剤を塗布したことを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載のバルブ用保護カバー。
JP1999006227U 1999-08-18 1999-08-18 バルブ用保護カバ― Expired - Lifetime JP3066680U (ja)

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