JP2574921Y2 - 給湯機 - Google Patents

給湯機

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JP2574921Y2
JP2574921Y2 JP1992075342U JP7534292U JP2574921Y2 JP 2574921 Y2 JP2574921 Y2 JP 2574921Y2 JP 1992075342 U JP1992075342 U JP 1992075342U JP 7534292 U JP7534292 U JP 7534292U JP 2574921 Y2 JP2574921 Y2 JP 2574921Y2
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JP
Japan
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pipe
water supply
piping
socket
welding
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博巳 藤生
憲史 門間
秀和 村田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、給水管、給湯管等の配
管が接続される配管口を補強するための配管補強金具を
備えた給湯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯機に用いられる配管
補強金具は、図5に示すものが知られている。すなわ
ち、図5において、外装ケース1内には給水口、給湯口
等の配管口13を有する缶体3が設けられ、配管口13
には配管ソケット7が溶接にて取り付けられている。そ
して、配管ソケット7には、配管補強金具12が取り付
けられ、この配管補強金具12を外装ケース1にビス1
4,14等で固定することにより、配管ソケット7に接
続される給水管や給湯管等の配管に外力が加わった際に
配管ソケット7に加わる力がその固定部に集中しないよ
うにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成では、配管補強金具の取り付けのためにビスが必要
であり、また、そのビスが外装ケースに取り付けられる
ため、外観を悪くする問題があった。これらの問題点を
解消するために、配管口の外周の缶体と面接触する配管
補強金具をネジ管に取り付けた給湯機が、例えば、実開
昭53−134246号公報にて知られている。この実
開昭53−134246号公報に開示された給湯機で
は、配管補強金具をネジ管の外周の缶体に溶接にて固着
する関係上、この配管補強金具の溶接時に、缶体の比較
的広い範囲が高温度に加熱され、缶体が熱的悪影響を受
け易い難点があるばかりでなく、ネジ管にネジ結合され
る配管に、それの管軸と直角方向の力が加わった場合、
強度面で今一歩であった
【0004】本考案は、上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、ビス等を使用することなく、配管口を補強
できるようにしつつ、配管口に設けられた配管ソケット
の取付強度を、従来よりも一層強化できるようにするこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、給水口、給
湯口等の配管口を有する缶体を備え、この缶体の配管口
に給水管、給湯管等の配管を接続するための配管ソケッ
トが設けられている給湯機において、配管ソケットに
は、基端部を配管ソケットの取付位置から所定寸法だけ
離間した部位の配管ソケットの外周面に溶接等で固着
し、先端部を配管口の外周の缶体に溶接することなく面
接触させ、かつ、基端部と先端部との間に基端部から先
端部に向かってラッパ状に拡大するテーパ部を形成した
配管補強金具が取り付けられている構成である。
【0006】
【作用】このように構成すると、給水管、給湯管等の配
管を介して配管ソケットに外力が加わった場合、その外
力は配管補強金具によって配管口周囲の缶体に分散さ
れ、配管ソケットの一端の固定部に集中することがな
く、しかも、配管補強金具の先端部は配管口の外周の缶
体に押し当てられ、面接触するだけで溶接しない構成で
あるから、従来のように、配管補強金具の溶接時に、缶
体の比較的広い範囲が高温度に加熱され、缶体が熱的悪
影響を受けるような心配もない。さらに、配管補強金具
は基端部と先端部との間に基端部から先端部に向かって
ラッパ状に拡大するテーパ部が形成されている構成であ
るから、このテーパ部により、配管補強金具自体の強度
も強化されるため、配管ソケットに加わる外力に対して
の強度を大幅に高めることが可能となる
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、1は外装ケース、2は断熱材、
3は温水貯溜用の缶体、4は缶体3に取り付けたバー
ナ、5は消音装置、6は排気装置であり排気出口6Aを
備えている。
【0008】缶体3には、給水口、給湯口、排水口等の
配管口13,13が設けられ、それぞれに配管ソケット
7,7が溶接により取りつけられている。そして、配管
ソケット7,7には給水管8、給湯管9、排水管10等
が水密に挿入されている。また、配管ソケット7,7に
は配管補強金具11,11が取り付けられており、これ
らの配管補強金具11,11は外装ケース1及び断熱材
2により、缶体3に圧着されている。
【0009】図2及び図3は配管補強金具11,11の
形状を示すものである、この配管補強金具11は、基端
部11Aとなる一端に配管の外径寸法ぎりぎりの大きさ
のバーリング穴を立て、先端部11Bとなる他の一端
に、缶体3の外面のR(曲面)に合わせた形状の曲面部
が設けられ、基端部11Aと先端部11Bとの間には基
端部11Aから先端部11Bに向かってラッパ状に拡大
するテーパ部11Cを形成しており、前記先端部11B
の曲面部を缶体3に面接触させる構成となっている
【0010】図4は配管補強金具11,11の使用状態
を示すものである。即ち、配管補強金具11,11は
基端部11Aが配管ソケット7,7の一端の取付位置か
ら離れた配管ソケット7,7の中間部の外周面に溶接等
により固定され、先端部11Bが配管口13の外周の缶
体3の外面と面接触し圧接されることで配管ソケット1
1,11を補強している。
【0011】本実施例によれば、給水管8、給湯管9等
の配管を介して配管ソケット7,7に外力が加わった場
、その外力は配管補強金具11,11によって配管口
13周囲の缶体3に分散され、配管ソケット7,7の
端の固定部に集中することがないようにできる。また、
配管補強金具11,11の先端部11Bは配管口13の
外周の缶体3の外面に押し当てられ、面接触するだけで
溶接しない構成であるから、従来のように、配管補強金
具の溶接時に、缶体の比較的広い範囲が高温度に加熱さ
れ、缶体が熱的悪影響を受けるような心配もない。さら
にまた、配管補強金具11,11の基端部11Aと先端
部11Bとの間に基端部11Aから先端部11Bに向か
ってラッパ状に拡大するテーパ部11Cが形成されてい
る構成であるから、配管補強金具11,11自体の強度
も強化されるため、配管ソケット7の軸方向と直角に加
わる外力に対しての強度を大幅に高めることができる
【0012】本考案によれば、給水口、給湯口等の配管
口を有する缶体を備え、この缶体の配管口に給水管、給
湯管等の配管を接続するための配管ソケットが設けられ
ている給湯機において、配管ソケットには、基端部を配
管ソケットの取付位置から所定寸法だけ離間した部位の
配管ソケットの外周面に溶接等で固着し、先端部を配管
口の外周の缶体に溶接することなく面接触させ、かつ、
基端部と先端部との間に基端部から先端部に向かってラ
ッパ状に拡大するテーパ部を形成した配管補強金具が取
り付けられている構成であるから、ビス等を使用するこ
となく、配管口を補強できるのはもちろんのこと、配管
補強金具の先端部を配管口の外周の缶体に溶接すること
なく面接触させるため、缶体が溶接によって熱的悪影響
を受けないようにでき、また、配管補強金具の基端部と
先端部との間にテーパ部を形成したことにより、テーパ
部にて配管補強金具自体の強度が強化され、配管ソケッ
トの取付強度を一層高めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す給湯機の外装ケースを
破断した正面図である。
【図2】同じく配管補強金具の断面図である。
【図3】同じく配管補強金具の正面図である。
【図4】同じく配管補強金具の使用状態を示す配管ソケ
ットを含む缶体の要部断面図である。
【図5】従来例の配管補強金具の使用状態を示す配管ソ
ケットを含む缶体の要部断面図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 2 断熱材 3 缶体 7 配管ソケット 9 給湯管 10 排水管 11 配管補強金具11A 配管補強金具の基端部 11B 配管補強金具の先端部 11C 配管補強金具のテーパ部 13 配管口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 9/12

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水口、給湯口等の配管口を有する缶体
    備え、この缶体の配管口に給水管、給湯管等の配管を
    接続するための配管ソケットが設けられている給湯機に
    おいて、配管ソケットには、基端部を配管ソケットの取
    付位置から所定寸法だけ離間した部位の配管ソケットの
    外周面に溶接等で固着し、先端部を配管口の外周の缶体
    に溶接することなく面接触させ、かつ、基端部と先端部
    との間に基端部から先端部に向かってラッパ状に拡大す
    るテーパ部を形成した配管補強金具が取り付けられてい
    ることを特徴とする給湯機。
JP1992075342U 1992-10-29 1992-10-29 給湯機 Expired - Fee Related JP2574921Y2 (ja)

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JPH0640765U JPH0640765U (ja) 1994-05-31
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JPS53134246U (ja) * 1977-03-31 1978-10-24

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