JP3066500U - ラップ箱固定ケ―ス - Google Patents

ラップ箱固定ケ―ス

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JP3066500U
JP3066500U JP1999006019U JP601999U JP3066500U JP 3066500 U JP3066500 U JP 3066500U JP 1999006019 U JP1999006019 U JP 1999006019U JP 601999 U JP601999 U JP 601999U JP 3066500 U JP3066500 U JP 3066500U
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JP
Japan
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wrap
plate
front plate
box
back plate
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Application number
JP1999006019U
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English (en)
Inventor
昌國 劉
Original Assignee
昌國 劉
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラップの切断が容易で、衛生的であり、かつ
容易に固定でき、ラップ箱の製造コストを低減すること
ができるラップ箱固定ケースを提供する。 【解決手段】 固定ケース10は、前板11、背板1
2、底板13を有しており、前板11の上端はのこぎり
状のカッター14になっている。前板11の下端は底板
13と垂直に接続されている。底板13は、背板12の
下端に接続されており、前板11と背板12は向かい合
っている。背板12の前板11に面した側には、いくつ
かの弾力性のある片状の突出部である当接部15が設け
られていて、各種のサイズのラップ箱を前板11方向に
付勢し、しっかりと前板11と背板12の間に固定する
ようになっている。ラップ箱を固定ケース10に収容し
て使用する際は、開口部が上にあるので、ラップを必要
な長さだけ引き出し、前板11の上端のカッター14で
切断すればよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品の包装に用いるラップが収容されたラップ箱固定ケースに関す る。
【0002】
【従来の技術】
現在、ほとんどの家庭で使用されている食品包装ラップは、野菜、くだもの、 あるいは料理などを包み、冷蔵庫の中で互いににおいが移るのを防いだり、食品 の水分を保ったりする目的で使用される。上記以外にも、電子レンジで調理する 際にも使用されることが多い。したがって、ラップの使用量は増加の一途をたど っている。そのため自然と研究、開発、製造する業者もますます多くなっている 。
【0003】 ラップは透明の薄い膜状であり、紙筒を芯にして巻かれた後、紙の箱(ラップ 箱)に入れられているのが普通である。ラップ箱の開口部にはカッターが付いて いて必要な分量のラップを引き出した後、このカッターで切断するようになって いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のラップ箱には以下のような欠点がある。 従来のラップ箱に付いているカッターは、製造の際に箱の開口部に金属製 のカッターを取り付けたものである。この種のラップ箱は一つ一つにこの金属製 のカッターが付いているので、製造コストのアップにつながり、当然のことなが ら価格に反映することになる。さらに、台所等、湿度の高い場所に長時間置かれ ていると、カッターの部分がさびる可能性がある。さびたまま使用を続けている と、ラップが汚染され、引いては健康を害する可能性も出てくる。
【0005】 ラップを使い切った後、箱は捨てられるので、箱についているカッターも 共に捨てられることになり、資源の無駄使いになる。 ラップ箱が固定されないと、たいていの使用者はラップ使用後決まった場 所に置かないため、次に使用する際、往々にしてラップのありかをさがすことに なりかねない。 ラップを使用する際,使用者は普通片手で箱を持ち、もう一方の手でラッ プを引き出す。ところが、ラップの幅は約30cmもあり、両手でラップの両端 を引っ張ることができないと、ラップを切断する際にラップが絡み合ってうまく 切断できない。
【0006】 そこで、本考案の目的は、ラップの切断が容易で、衛生的であり、かつ容易に 固定でき、ラップ箱の製造コストを低減することができるラップ箱固定ケースを 提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載のラップ箱固定ケースによると、前板、背板、底板から なっている。前板、背板、底板から形成される部分には、ラップ箱を収容するこ とができる。前板は、その上端がのこぎり状のカッターになっていて、その下端 は底板と直角につながっている。底板はさらに背板の下端につながっていて、前 板と背板は向かい合うようになっている。前板の上端にはカッターが付いている ので、ラップをスムーズに切断することが可能である。また、前板とカッターは 一体なので例えば前板をプラスチック等で形成することにより錆びることがなく 、衛生的である。また、ラップ箱固定ケースはカッターを有しているので、ラッ プ箱の個々にカッターを設ける必要がなく、ラップ箱の製造コストを低減するこ とができる。
【0008】 本考案の請求項2記載のラップ箱固定ケースによると、背板には当接部が形成 されている。この当接部は、収容されたラップ箱を前板方向に付勢する。したが って、ラップ箱がラップ箱固定ケースから脱落するのを防止できる。
【0009】 本考案の請求項3記載のラップ箱固定ケースによると、背板にいくつかの穴部 が開けられているので、ラップ箱をねじ等で固定、あるいは掛けて固定すること も可能である。また、マグネット式の固定板により、冷蔵庫や金属製の棚の側面 に固定することも可能である。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2に示すように固定ケース10は、プラスチック製の材料から成 型されている。固定ケース10は、前板11、背板12、底板13を有しており 、その前板11の上端はのこぎり状のカッター14になっている。前板11の下 端は底板13と垂直に接続されている。底板13は、さらに背板12の下端に接 続されており、前板11と背板12は向かい合うようになっている。固定ケース 10の全体の形は略L字型である。
【0011】 背板12の前板11に面した側には、いくつかの弾力性のある当接部15が設 けられていて、図3に示すように各種のサイズのラップ箱20を前板11方向に 付勢し、しっかりと前板11と背板12の間に固定するようになっている。
【0012】 ラップ箱20を固定ケース10に収容して使用する際は、開口部が上にあるの で、ラップ21を必要な長さだけ引き出し、前板11の上端のカッター14で切 断すればよい。 固定ケース10の背板12の上方には、いくつかの穴16が開けられており、 ねじ等を用いて固定ケース10を壁、板、棚等に固定したり、フックに掛けたり して用いることができる。また、背板12の反前板側にマグネット式の固定板1 7を取りつければ、冷蔵庫や金属製の棚の側面に固定することも可能である。
【0013】 本考案の実施例による固定ケースには、以下のような利点及び効果がある。 本考案の実施例による固定ケース10は、プラスティック製の材料を溶かした後 、成型されたものである。前板11、背板12、底板13は一体でその構成は簡 単で、美しく、製造も容易である。その固定ケース10によって、ラップ箱20 を固定し、ラップ21の使用を便利にする。
【0014】 背板12の前板11に面した側には、いくつかの弾力性のある当接部15が設 けられている。ラップ箱20を前板11と背板12の間に挟むと、この当接部1 5はラップ箱20のサイズに合わせて伸縮し、各種のサイズのラップ箱20をし っかり固定させることができる。組み立てが極めて簡単で、便利性、実用性に優 れた固定ケース10である。
【0015】 前板11の上端は、のこぎり状のカッター14になっていて、引き出されたラ ップ21をスムーズに切断することができる。同時にラップ箱20を製造する際 にカッターを取りつける必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。 固定ケース10の背板12の上方に設けられた、いくつかの穴16は、固定ケ ース10をねじ等で固定したり、フックに掛けたりするために用いられ、ラップ 箱20の使用上、便利な工夫がなされている。 背板12にマグネット式の固定板17を取りつけて使用すると、冷蔵庫や金属 製の棚の面に固定することも可能である。
【0016】 尚、上述の内容及び、実施例の図は、本考案の一例に過ぎない。したがって、 本考案の原理に基づく類似の製品、及び変化も全て、本考案申請の範囲である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるラップ箱固定ケースを
示す概略斜視図である。
【図2】本考案の一実施例によるラップ箱固定ケースを
示す側面図である。
【図3】本考案の一実施例によるラップ箱固定ケースを
示す側面図である。
【図4】ラップ箱を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 固定ケース 11 前板 12 背板 13 底板 14 カッター 15 当接部 16 穴 17 固定板(マグネット板) 20 ラップ箱 21 ラップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にラップを切断可能なのこぎり状の
    カッターを有する前板と、 前記前板の下端に前記前板と垂直に接続されている底板
    と、 下端は前記底板と接続され、前記前板と向かい合うよう
    に配置される背板と、 を備えることを特徴とするラップ箱固定ケース。
  2. 【請求項2】 前記背板は、前記前板側に複数の当接部
    を有することを特徴とする請求項1記載のラップ箱固定
    ケース。
  3. 【請求項3】 前記背板は、穴部あるいは前板の反対側
    の面に複数のマグネット板を有することを特徴とする請
    求項1記載のラップ箱固定ケース。
JP1999006019U 1999-08-10 1999-08-10 ラップ箱固定ケ―ス Expired - Lifetime JP3066500U (ja)

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