JP3066377U - 茸菌丸太木材を合着してなる植栽環境ブロック - Google Patents

茸菌丸太木材を合着してなる植栽環境ブロック

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JP3066377U
JP3066377U JP1999005894U JP589499U JP3066377U JP 3066377 U JP3066377 U JP 3066377U JP 1999005894 U JP1999005894 U JP 1999005894U JP 589499 U JP589499 U JP 589499U JP 3066377 U JP3066377 U JP 3066377U
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JP1999005894U
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Inventor
功 尾形
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東北石材ブロック株式会社
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案製品は、コンクリート製品でありなが
ら柔らかさが有り、2〜3年間は茸採りが楽しめ、その
後には天然の緑苔が見る人に安らぎを与えられる製品の
提供を課題とする。 【解決手段】 皮付き雑木丸太や樹木伐根にドリル孔を
設けここに茸菌を植栽し2〜3は茸の栽培、木材が腐食
して緑苔の生息繁茂とした製品手段とするが使用場所に
よっては長乱型孔に天然の根付き苔を植栽しコンクリー
トと合着させた製品手段ともする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、積み、張り、土留擁壁版、植木鉢、あるいは水路、河川土留等のコン クリートブロックの露出面に茸菌丸太木材を埋設して2〜3年は茸を楽しみ丸太 木材が腐食して天然苔の生息を容易としてなる製品に関するものと最初から茸菌 と天然の苔をランダムに植栽してなるコンクリート植栽環境製品に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来のコンクリート製品で木材に茸菌や天然の苔を植栽してなるコンクリー ト環境製品や生態系製品は無かった。
【0003】 そこで、本件考案者は、コンクリート肌に見えないいろいろな製品の製造に従 事しながら、より楽しく自然に近いコンクリート環境製品は出来ないか研究と実 験をした結果、本考案の解決課題を次の様にしたものである。
【0004】
【考案の解決課題】 製品はコンクリート製品でありながらコンクリート肌に見えない環境製品と する。
【0005】 木材の一部を露出一部をコンクリートの合着とする。
【0006】 木材の露出部には、木材の表面皮が腐食するまで(苔の生息が容易となる年 月2〜3年間)はドリル孔を設けてここに茸菌を植栽する、腐食を待って天然の 苔の生息を容易とする。
【0007】 使用場所が常に日陰か滝等で水飛沫が常に有る場所では最初から茸菌と天然 苔を植栽したものとする課題を有する。
【0008】
【考案が解決しょうとする手段】
皮付き雑木丸太、間伐材、伐根材等をコンクリート製品に露出させながら合着 させて、樹木伐根には茸菌と天然の苔を植栽する手段とする、これを実施例の図 面で順次説明する。
【0009】
【発明の実施例】
【0010】 第1図は、請求項1.の代表製品(積みブロック製品)の概要を示す正面、側 断面、要部断面を示す概要図である。
【0011】 複数本の皮付き雑木丸太1.1.(椈、栗、柳、山桜等の雑木丸太が良い)のお およそ1/2断面の延長方向の露出部(コンクリートに合着しない部分)に複数 個のドリル孔2.2.をランダムに設け、ここに茸菌チップ3.3.(雑木丸太 が椈、栗の場合はスイタケ菌が良く、柳、山桜の場合はナメコ菌が良い)を入れ 、この部分が完成品で露出する様にして図示してないが表面構築部が砂かダスト (製品の保水状態と苔の繁茂を助けるために鋸屑や植物片を混合する場合もある 。)で構成の型枠におおよそ1/2断面を凹凸を有して埋め込み、他方の1/2 断面の延長方向はコンクリートに合着出来る(抱き込む様に)様にしてコンクリ ート5.を打設して茸菌丸太木材に茸6.6.や皮付き雑木丸太1.1.が腐食 して天然の緑苔7.(代表的なものはホソバオキナゴケ)が容易に生息繁茂でき る様にしてなる茸菌丸太木材の合設の植栽環境ブロックA.とするものであるが 製品の使用場所(現場)が最初から南を背にして北向きだったり、樹木の生い茂 て常に日陰の現場では、丸太木材間に天然の根付き苔を反転して入れコンクリー トの表面合設する様にする事もある。
【0012】 次に請求項2.の鉢植栽環境ブロック製品C.を第4図.で説明すると、盆栽樹 木17.17.を植栽する鉢の露出部に(天端輪郭部)に皮付き雑木丸太1−1 .に複数のドリル孔2−1.2−1.を設けここに茸菌チップ3.3.を入れこ れを鉢の輪郭としてコンクリートに合設してなる鉢植栽環境ブロックC.とする ものである。
【0013】 請求項3.の樹木伐根環境ブロックE.については、第6図で説明すると、露出 部の皮付き樹木伐根1−2.にランダムに複数のドリル孔2−1.2−1.を設 けてここに茸菌チップ3.3.を入れ長乱型孔2−2.2−2.に根付き天然苔 7.7.を入れてこれをコンクリート5.に合着してなる樹木伐根環境ブロック E.とするものである。
【0014】 本製品を以上の様に構成、構築する事により本考案には次の様な作用・効果が ある。
【0015】
【考案の作用、効果】
【0016】 製品はコンクリート製品でありながら皮付き丸太木材部が露出し、しかも茸 菌や天然の苔が植栽されているので柔らかさが有り、最初の2〜3年間は茸採り が楽しめ、その後には天然の緑苔が繁茂するので見る人に安らぎを与える作用・ 効果がある。
【0017】 皮付き雑木丸太、間伐材、伐根材等は一定の年月が経過するまではコンクリート の付着を良くすると同時に茸の生息を容易とする、さらに年月が経過すると皮が 腐食し製品表面の保水状態を良くし天然苔の生息繁茂も容易とするものである。
【0018】 製品の使用場所が常に日陰か滝等で水飛沫が常に有る場所では最初から茸菌と 天然苔を植栽したものとする事により茸と緑苔が同時に楽しめる効果がある。 又、皮付き丸太木材間に製品製造時に砂やダストに砂鋸屑や植物片それに根付 き天然の苔を埋設付着する様にする事によりその効果が大きいものである。
【0019】 さらに本考案では、図2.図3.のごとく魚床水路の側壁や小河川の土留製品に 採用する事により水路ではホタル水路とすると共に水路に落ちた小動物が這い上 がって助かる事も出来、又土留製品では小河川の魚床土留で茸を採る事も出来て 、人間ばかりでなくより自然生態系に優しい製品とする効果もある。
【0020】 加えて、図5.の様に盆栽鉢に建て使用し蔦を巻き付ける事により、従来には無 かった植栽環境盆栽鉢が楽しめる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の請求項1.の代表製品の概要を示す
正面、右側面、要部概要図。
【図2】 魚床水路の側壁に本考案を採用してホタル水
路としてなる概要断面斜視図。
【図3】 本考案を小河川の魚床土留製品に採用した状
態の断面概要斜視図。
【図4】 本考案の請求項2.の植木鉢に採用した状態
の概要斜視図。
【図5】 本考案の茸菌植栽の雑木丸太を植木鉢に建て
て使用した状態の断面概要斜視図。
【図6】 本考案の請求項3.の樹木伐根を利用した状
態の断面概要斜視図。
【符号の説明】
1−1 皮付き雑木丸太 1−2 樹木伐根 2−1 ドリル孔 2−2 長乱型孔 3 茸菌チップ 4 植栽土 5 コンクリート 6 茸(スイタケ又はナメコ) 7 根付き天然苔 8 魚床ボックス部 9 魚貝類貫通孔 10 ポーラス部 11 小土留 15 魚貝類 16 草花 17 盆栽樹木 18 蔦(紅葉ツタ) A 植栽環境ブロック B ホタル水路(魚床水路) C 鉢植栽環境ブロック D 小河川の魚床土留ブロック E 樹木伐根環境ブロック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮付き丸太木材のおおよそ1/2断面の
    延長方向に複数個のドリル孔を設けここに茸菌チップを
    入れ他方の1/2断面の延長方向はコンクリートに合着
    してなる茸菌丸太木材の植栽環境ブロック。
  2. 【請求項2】 露出部の皮付き雑木丸太に複数のドリル
    孔を設けここに茸菌チップを入れこれを鉢の天端輪郭と
    してコンクリートに合着してなる鉢植栽環境ブロック。
  3. 【請求項3】 露出部の皮付き樹木伐根に複数のドリル
    孔には茸菌チップを入れ長乱型孔には根付き天然の苔を
    入れてこれをコンクリートに合着してなる樹木伐根環境
    ブロック。
JP1999005894U 1999-08-05 1999-08-05 茸菌丸太木材を合着してなる植栽環境ブロック Expired - Lifetime JP3066377U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240243A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nihonkai Gijutsu Consultants:Kk 苔シート及びその製造方法並びに施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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