JP3066127B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
- Publication number
- JP3066127B2 JP3066127B2 JP3233075A JP23307591A JP3066127B2 JP 3066127 B2 JP3066127 B2 JP 3066127B2 JP 3233075 A JP3233075 A JP 3233075A JP 23307591 A JP23307591 A JP 23307591A JP 3066127 B2 JP3066127 B2 JP 3066127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rinsing
- water
- engineering
- washing machine
- rinsed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全自動洗濯機に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、運転プログラム中、すすぎ工程に
おいては、図4に示すフローチャートのような運転を行
なっていた。すなわち、注水すすぎ→中間脱水→給水→
設定水位の一段低い水位でのためすすぎ運転(なじませ
水流)→設定水位での注水すすぎで行なっていた。
おいては、図4に示すフローチャートのような運転を行
なっていた。すなわち、注水すすぎ→中間脱水→給水→
設定水位の一段低い水位でのためすすぎ運転(なじませ
水流)→設定水位での注水すすぎで行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、すすぎ工程にお
いては、ためすすぎの運転が1回のため、脱水槽に遠心
力によっておしつけられた洗濯物は、はがれにくく、そ
の後満量水位から注水すすぎをおこなっても、充分な布
はがれがおきず、すすぎ効率はあまり良くなかった。
いては、ためすすぎの運転が1回のため、脱水槽に遠心
力によっておしつけられた洗濯物は、はがれにくく、そ
の後満量水位から注水すすぎをおこなっても、充分な布
はがれがおきず、すすぎ効率はあまり良くなかった。
【0004】そこで本発明は、ためすすぎ運転を、水位
の違うところで2回行なうことによって布を充分にほぐ
してから、注水すすぎを行ないすすぎ率を向上させるこ
とを目的とするものである。
の違うところで2回行なうことによって布を充分にほぐ
してから、注水すすぎを行ないすすぎ率を向上させるこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】工程を洗い,すすぎ,脱
水へと順次移行させ、且つこれらの工程を洗濯機モータ
により実行し、すすぎ工程時の中間脱水後給水して、設
定水位の一段下位の水位でパルセータを回転させてため
すすぎを行いその後設定水位で注水すすぎ行うすすぎ工
程を有する全自動洗濯機において、前記ためすすぎと注
水すすぎとの間に前記ためすすぎの後、パルセータを回
転させて満量水位若しくは洗濯物の量によって設定され
た設定水位まで給水して再度ためすすぎを行なうすすぎ
工程を前記すすぎ工程の一連として設ける。
水へと順次移行させ、且つこれらの工程を洗濯機モータ
により実行し、すすぎ工程時の中間脱水後給水して、設
定水位の一段下位の水位でパルセータを回転させてため
すすぎを行いその後設定水位で注水すすぎ行うすすぎ工
程を有する全自動洗濯機において、前記ためすすぎと注
水すすぎとの間に前記ためすすぎの後、パルセータを回
転させて満量水位若しくは洗濯物の量によって設定され
た設定水位まで給水して再度ためすすぎを行なうすすぎ
工程を前記すすぎ工程の一連として設ける。
【0006】
【作用】上記、構成により、中間脱水により固められた
洗濯物の押しつけを、設定水位の一段下位の水位でパル
セータを回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯
兼脱水槽の内周面に張り付いた洗濯物を洗濯兼脱水槽の
中央に位置させることができ、そして、満量水位若しく
は洗濯物の量によって設定された設定水位でパルセータ
を回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯物に充
分水をしみこませることができ、従って、2回のためす
すぎを行うことによって布はがれを良くし、すすぎ効率
を向上させるとともに注水すすぎの時間短縮ができ、結
果的に水の節約にもなる。
洗濯物の押しつけを、設定水位の一段下位の水位でパル
セータを回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯
兼脱水槽の内周面に張り付いた洗濯物を洗濯兼脱水槽の
中央に位置させることができ、そして、満量水位若しく
は洗濯物の量によって設定された設定水位でパルセータ
を回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯物に充
分水をしみこませることができ、従って、2回のためす
すぎを行うことによって布はがれを良くし、すすぎ効率
を向上させるとともに注水すすぎの時間短縮ができ、結
果的に水の節約にもなる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例について、図面に基づいて
詳細に説明をする。図1は本発明の実施例における全自
動洗濯機の略断面図で、図2は同じく要部断面図であ
る。
詳細に説明をする。図1は本発明の実施例における全自
動洗濯機の略断面図で、図2は同じく要部断面図であ
る。
【0008】1は外枠で、2は水槽で、3は外周に多数
個の穴を有した洗濯槽兼脱水槽(以下脱水槽という)で
ある。水槽2の底部には、モータ4およびこのモータ4
の回転を脱水槽3とパルセータ5とに選択的に伝達する
クラッチ機構6を設けている。
個の穴を有した洗濯槽兼脱水槽(以下脱水槽という)で
ある。水槽2の底部には、モータ4およびこのモータ4
の回転を脱水槽3とパルセータ5とに選択的に伝達する
クラッチ機構6を設けている。
【0009】このクラッチ機構6は図2に示すようにパ
ルセータ5を駆動する洗濯軸7に直結された従動プーリ
8と、この従動プーリ8の回転を脱水軸9に伝えて脱水
槽3を高速回転させるスプリングクラッチ10とから成
る。
ルセータ5を駆動する洗濯軸7に直結された従動プーリ
8と、この従動プーリ8の回転を脱水軸9に伝えて脱水
槽3を高速回転させるスプリングクラッチ10とから成
る。
【0010】11は、モータ4の回転軸12に直結され
た駆動プーリで、プーリ片13と冷却ファン14とをね
じ15によって締結して一体的に構成している。16は
駆動プーリ11と従動プーリ8との間に掛けられたVベ
ルトである。
た駆動プーリで、プーリ片13と冷却ファン14とをね
じ15によって締結して一体的に構成している。16は
駆動プーリ11と従動プーリ8との間に掛けられたVベ
ルトである。
【0011】上記構成において、脱水運転を行う際に
は、クラッチレレバー17をソレノイド18の作動によ
り開放し、スプリングクラッチ10が脱水軸9に動力を
伝達するかたちでモータ4に通電し、従動プーリ8と脱
水槽3を同じ回転数で回転させる。また、19は従動プ
ーリ8に設けられたマグネット20との組み合わせによ
り従動プーリの回転数を測定する目的で設けられたリー
ドスイッチである。
は、クラッチレレバー17をソレノイド18の作動によ
り開放し、スプリングクラッチ10が脱水軸9に動力を
伝達するかたちでモータ4に通電し、従動プーリ8と脱
水槽3を同じ回転数で回転させる。また、19は従動プ
ーリ8に設けられたマグネット20との組み合わせによ
り従動プーリの回転数を測定する目的で設けられたリー
ドスイッチである。
【0012】本発明のすすぎ工程は、図3に示すフロー
チャートの如く、洗い終量後、注水すすぎがスタート
し、中間脱水後給水され、満量水位より一段低い水位で
パルセータ5の回転により1回目のためすすぎ運転(な
じませ水流)が開始される。その後、満量水位まで給水
され、2回目のためすすぎ運転(なじませ水流)によっ
て布はがれをさらにおこなった後注水すすぎがおこなわ
れる。
チャートの如く、洗い終量後、注水すすぎがスタート
し、中間脱水後給水され、満量水位より一段低い水位で
パルセータ5の回転により1回目のためすすぎ運転(な
じませ水流)が開始される。その後、満量水位まで給水
され、2回目のためすすぎ運転(なじませ水流)によっ
て布はがれをさらにおこなった後注水すすぎがおこなわ
れる。
【0013】なお、上記フローチャートの説明は、水位
設定を満量の場合についておこなったが、満量に限定す
ることなく、洗濯物の量によって設定された水位でも同
様のすすぎ工程が行なわれることはいうまでもない。
設定を満量の場合についておこなったが、満量に限定す
ることなく、洗濯物の量によって設定された水位でも同
様のすすぎ工程が行なわれることはいうまでもない。
【0014】なお、従来の1回のためすすぎを行なった
場合と本発明の2回のためすすぎを行なった場合とのす
すぎ率を比較すると、前者は16.4ppmに対して後
者は13.9ppmと2回ためすすぎの効果が出てい
る。
場合と本発明の2回のためすすぎを行なった場合とのす
すぎ率を比較すると、前者は16.4ppmに対して後
者は13.9ppmと2回ためすすぎの効果が出てい
る。
【0015】上記すすぎ率の測定は、JIS(日本工業
規格)に決められたABS濃度すなわち洗剤に含まれて
いる界面活性剤のアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムの残留濃度を測定するものである。
規格)に決められたABS濃度すなわち洗剤に含まれて
いる界面活性剤のアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムの残留濃度を測定するものである。
【0016】通常、一般の洗濯機のすすぎ率は20pp
m以下であれば良しとしているもので、本発明の13.
9ppmは非常に良くすすがれていることがわかる。
m以下であれば良しとしているもので、本発明の13.
9ppmは非常に良くすすがれていることがわかる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成のゆえ、下
記のような効果を奏する。中間脱水により固められた洗
濯物の押しつけを、設定水位の一段下位の水位でパルセ
ータを回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯兼
脱水槽の内周面に張り付いた洗濯物を洗濯兼脱水槽の中
央に位置させることができ、そして、満量水位若しくは
洗濯物の量によって設定された設定水位でパルセータを
回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯物に充分
水をしみこませることができ、従って、2回のためすす
ぎを行うことによって布はがれを良くし、すすぎ効率を
向上させるとともに注水すすぎの時間短縮ができ、結果
的に水の節約にもなる。
記のような効果を奏する。中間脱水により固められた洗
濯物の押しつけを、設定水位の一段下位の水位でパルセ
ータを回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯兼
脱水槽の内周面に張り付いた洗濯物を洗濯兼脱水槽の中
央に位置させることができ、そして、満量水位若しくは
洗濯物の量によって設定された設定水位でパルセータを
回転させてためすすぎを行うことにより、洗濯物に充分
水をしみこませることができ、従って、2回のためすす
ぎを行うことによって布はがれを良くし、すすぎ効率を
向上させるとともに注水すすぎの時間短縮ができ、結果
的に水の節約にもなる。
【図1】本発明の実施例における全自動洗濯機の略断面
図である。
図である。
【図2】同じく要部断面図である。
【図3】同じく、すすぎ工程に於けるフローチャートで
ある。
ある。
【図4】従来のすすぎ工程におけるフローチャートであ
る。
る。
2 水槽 3 脱水槽 4 モータ 5 パルセータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/00 - 41/00
Claims (1)
- 【請求項1】 工程を洗い,すすぎ,脱水へと順次移行
させ、且つこれらの工程を洗濯機モータにより実行し、
すすぎ工程時の中間脱水後給水して、設定水位の一段下
位の水位でパルセータを回転させてためすすぎを行いそ
の後設定水位で注水すすぎ行うすすぎ工程を有する全自
動洗濯機において、前記ためすすぎと注水すすぎとの間
に前記ためすすぎの後、パルセータを回転させて満量水
位若しくは洗濯物の量によって設定された設定水位まで
給水して再度ためすすぎを行なうすすぎ工程を前記すす
ぎ工程の一連として設けたことを特徴とする全自動洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233075A JP3066127B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233075A JP3066127B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568775A JPH0568775A (ja) | 1993-03-23 |
JP3066127B2 true JP3066127B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=16949412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3233075A Expired - Fee Related JP3066127B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066127B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5521321B2 (ja) * | 2008-12-10 | 2014-06-11 | トヨタ自動車株式会社 | ステアリングコラム保持装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57105077U (ja) * | 1980-12-22 | 1982-06-28 | ||
JPS62290495A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-17 | シャープ株式会社 | 全自動洗濯機の制御方法 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3233075A patent/JP3066127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568775A (ja) | 1993-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3008059A (en) | Control for clothes washer or dryer or the like | |
JP3066127B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
JPH11244570A (ja) | 洗濯機 | |
KR0171163B1 (ko) | 충분한 헹굼 탈수가 가능한 전자동 세탁기 | |
JP3951447B2 (ja) | 洗濯機 | |
KR100439929B1 (ko) | 세탁기 및 세탁 건조기 | |
JPH07124374A (ja) | 洗濯機 | |
JPH11276766A (ja) | 洗濯機 | |
JP3234591B2 (ja) | 洗濯機の運転方法 | |
JPH0538393A (ja) | 洗濯機 | |
JPS641159B2 (ja) | ||
JPS62299290A (ja) | 脱水兼用洗濯機の制御装置 | |
JP3081436B2 (ja) | 洗濯機の運転方法 | |
JPH10201995A (ja) | 電気洗濯機の脱水方法 | |
KR100211263B1 (ko) | 세탁기의 세탁방법 | |
JPH0956969A (ja) | 洗濯機の洗濯制御方法 | |
JPH08215483A (ja) | 全自動洗濯機 | |
JPH0780182A (ja) | 全自動洗濯機 | |
JP2785497B2 (ja) | 全自動洗濯機の制御装置 | |
JPS60119988A (ja) | 全自動洗濯機 | |
JPS638386Y2 (ja) | ||
JP2834852B2 (ja) | 洗濯機の洗浄方法 | |
JPH0128778Y2 (ja) | ||
JPH0128777Y2 (ja) | ||
JP3303520B2 (ja) | 洗濯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |