JP3066115U - 排水用ストレ―ナ装置 - Google Patents

排水用ストレ―ナ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体としてコストの低減化を期することが
可能な塵芥捕集篭を提供すること。 【解決手段】 排水桝Aの内部に設置される塵芥捕集篭
1に、塵芥捕集篭の上部開口を覆う目隠しプレート2や
塵芥捕集篭の上部開口縁部分に取付けられるフランジ部
材3や篭用取っ手部材4等から選ばれた1つないし全部
を取付け金具を用いて分離可能に組付けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、排水管や排水溝などの排水路や、排水路の中途部に配置される雨水 桝(主に雨水を排水する排水路や排水溝に構築される)とか、会所桝(複数の排 水路や排水溝が会わさる場所に構築される)とか、汚水桝(主に汚水を排水する 排水路や排水溝に構築される)とか、溜桝(雨水や汚水を溜置くことができるよ うに排水溝や排水溝の段差部などに構築される)などと称される排水桝の内部に 設置して、排水路を流下する雨水や汚水等の排水(以下、単に排水と称する。) 中に混在している塵芥類や落葉等の夾雑物、並びに排水路ないしは排水桝の上部 開口を蓋っているグレーチング(桝蓋)等を通して侵入してきた落葉や紙屑,タ バコの吸い殻等の夾雑物を捕捉・捕集するための排水用ストレーナ装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種排水用ストレーナ装置では、塵芥捕集篭の上部開口縁部分に取付 けられるフランジ部材や篭用取っ手部材が塵芥捕集篭に一体固定状に取付けられ ていた。しかし乍ら、排水路ないしは排水桝の構造・仕様によっては上記フラン ジ部材や取っ手部材が不要な場合があり、その場合には、塵芥捕集篭に一体固定 状に取付けられた上記フランジ部材や取っ手部材が無駄になることがあった。 また、従来のこの種排水用ストレーナ装置では、排水中に混在している塵芥類 や落葉等の夾雑物を捕捉・捕集することはできても、排水を清浄化することはで きなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような従来の不具合に鑑みてなされたものであり、上記フランジ 部材や取っ手部材及び塵芥捕集篭の上部開口を覆う目隠しプレート等を、排水路 ないしは排水桝の構造・仕様に応じて取付けたり取外すことを可能とすることに より、全体としてコストの低減化を期することが可能な排水用ストレーナ装置を 提供せんとするものである。 また、本考案のもう一つの目的は、排水中に混在している塵芥類や落葉等の夾 雑物を捕捉・捕集できることは勿論のこと、同時に排水を清浄・消臭化すること が出来る排水用ストレーナ装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成する本考案の請求項1記載の排水用ストレーナ装置は、排水 路ないしは排水桝の内部に設置される塵芥捕集篭に、上記塵芥捕集篭の上部開口 を覆う目隠しプレートや上記塵芥捕集篭の上部開口縁部分に取付けられるフラン ジ部材や篭用取っ手部材等から選ばれた1つないし全部をボルト・ナット等の取 付け金具を用いて分離可能に組付けてなる事を特徴としたものである。 また、本考案の請求項2記載の排水用ストレーナ装置は、排水路ないしは排水 桝の内部に設置される塵芥捕集篭の内部又は外部に、排水の清浄・消臭化剤を取 出し可能に設置してなる事を特徴としたものである。 この際、前記排水の清浄・消臭化剤は、塵芥捕集篭の内底部に投げ入れただけ でも良いが、前記排水の清浄・消臭化剤を所定の容器に収容せしめ、該容器を前 記塵芥捕集篭の内部又は外部に高さ調節自在に設けることが好ましい。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の具体的な好適実施例を図面に基づいて詳細に説明するが、本考 案は図示実施例のものに限定されるものではなく、いろいろなバリエーションが 考えられる。 また、各図面を通して同様の構成部材には同じ符号を付し、重複する説明は省 略する。
【0006】 本考案に係る排水用ストレーナ装置は、排水路ないしは排水桝(以下、単に排 水桝とのみ称する。)の内部に設置される塵芥捕集篭1と、塵芥捕集篭1の上部 開口を覆う目隠しプレート2と、塵芥捕集篭1の上部開口縁部分1aに取付けら れるフランジ部材3と、塵芥捕集篭1を持ち運んだり排水桝A内に出し入れする ための篭用取っ手部材4と、塵芥捕集篭1の内部に収容されて排水を清浄化する 排水の清浄・消臭化剤5等で構成され、塵芥捕集篭1に、目隠しプレート2やフ ランジ部材3や篭用取っ手部材4等から選ばれた1つないし全部を、ボルト・ナ ット等の取付け金具を用いて分離可能に組付けてなる。
【0007】 塵芥捕集篭1は、排水中に混在している塵芥類や落葉等の夾雑物及び排水桝A の上部開口を蓋っているグレーチング(桝蓋)B等を通して排水桝A内に侵入し てきた落葉や紙屑,タバコの吸い殻等の夾雑物を捕捉・捕集するためのものであ り、捕捉する夾雑物の大きさや性状などに応じて、ステンレス材・鉄材・銅材等 の金属材やFRP・塩化ビニル等の合成樹脂材などからなる無垢又は中空状の棒 状材、または上記材質からなる板状材、或いは金網・プラスチック網等の網状材 、又はパンチングメタル、又は鋳物等など、これらの材料を単独又は適宜組み合 わせて用い、平面から見て略角形や略円形など所要の形状をした立体形状(篭状 )に形成し、排水桝Aの底部に据え置き設置するか、或いは図示していない吊下 げ部材を用いて排水桝Aの内部に宙吊り状に吊下げ設置する。 尚、捕捉・捕集した夾雑物を排出しやすいように、塵芥捕集篭1の底壁1bや 側壁1cの一部又は全部を開閉可能に構成したり取外し可能に構成するも任意で ある。
【0008】 ちなみに、図示実施例の塵芥捕集篭1は、ステンレス製棒状材を用いて上部を 開放した略四角立方体状の枠体12を形成し、その枠体12に金網13を一体的 に張設して構成してある。 また、特に図5〜図7に示した実施例のものは、塵芥捕集篭1の底部に脚14 を設けると共に、底壁1bを取外し開閉可能に構成してある。具体的には、底壁 1bをステンレス製棒状材と金網13とで塵芥捕集篭1の底部に合致する平らな 矩形状に形成すると共に、左右の辺縁部に貫挿リング15を塵芥捕集篭1側に設 けた掛止リング16と同軸状に配設せしめて、塵芥捕集篭1側に設けた掛止リン グ16と底壁1b側に設けた貫挿リング15とにわたって掛止ピン17を抜き差 し自在に貫挿させることにより、底壁1bを取外し開閉可能に構成したものであ る。 この様に、塵芥捕集篭1の底壁1bを取外し開閉可能に構成することにより、 掛止ピン17を引き抜いた後、塵芥捕集篭1を上方に持ち上げるだけで塵芥捕集 篭1の底が抜け落ちて塵芥捕集篭1内に溜まった夾雑物を取出すことが出来るよ うになる。
【0009】 目隠しプレート2は、塵芥捕集篭1内に捕捉・捕集された夾雑物を上方からで きるだけ見えないように目隠しすると同時に、捕捉・捕集した夾雑物が塵芥捕集 篭1から逆流して溢れ出るのを少なからず防止するためのものであり、少なくと も塵芥捕集篭1の上部開口を覆い隠す大きさに形成すると共に、その中央部に下 方に向け傾斜した夾雑物導入口21を開口形成し、塵芥捕集篭1の上部開口部分 に取外し自在に設置する。 この場合、目隠しプレート2の周縁部分22を塵芥捕集篭1の外形よりも大き く形成して、当該目隠しプレート2の周縁部分22を排水桝Aのフランジ部Cに 取外し可能に掛止させることにより塵芥捕集篭1を排水桝Aの内部に宙吊り状に 吊下げ設置する場合(図1〜図6の実施例)と、目隠しプレート2を塵芥捕集篭 1の上部開口と同形ないしは少し小形に形成して塵芥捕集篭1の上部開口内部に 設置する場合とがある。(図8の実施例)。
【0010】 また、目隠しプレート2には、排水桝Aの上部開口を蓋っているグレーチング (桝蓋)Bの盗難や流失の防止を目的として排水桝Aの内部とグレーチングBと を繋ぐ鎖Dを通すための鎖通し部23を開口形成し、必要に応じてその鎖通し部 23を開閉自在に構成する。 鎖通し部23を開閉自在とする機構・構造はいろいろと考えられるが、図5及 び図6に示した実施例のものは、周縁部分22から傾斜部分24の一部を切り欠 いて鎖通し部23を形成し、鎖通し部23と対応する傾斜部分24の裏側に、ス ライド支持板25を設けると共に傾斜部分24の裏面とスライド支持板25との 隙間に蓋板26をスライド自在に設け、蓋板26をスライドさせることにより鎖 通し部23を開閉ならしめたものである。また、図8に示した実施例のものは、 周縁部分22から傾斜部分24の一部を切り欠いて鎖通し部23を形成すると共 に、鎖通し部23を覆う大きさ形状に開閉板27を形成し、この開閉板27と鎖 通し部23と対応する傾斜部分24とにわたって蝶番28を取付けることにより 鎖通し部23を開閉ならしめたものである。尚、図中の符号29は、開閉板27 を閉める方向に付勢させるためのバネを示す。
【0011】 そしてフランジ部材3は、塵芥捕集篭1の上部開口を補強すると共に、必要に 応じて排水桝Aのフランジ部Cに取外し自在に掛止させることにより塵芥捕集篭 1を排水桝Aの内部に宙吊り状に吊下げ設置するためのものであり、ステンレス 材・鉄材・銅材等の金属材やFRP等の合成樹脂材等を用いて、平板状又は断面 略逆L字形状に形成し、塵芥捕集篭1の上部開口縁部分1aに塵芥捕集篭1の側 壁1cより外側に向けて張り出すように取付けるか又は塵芥捕集篭1の側壁1c より内側に向けて張り出すように取付けられる。フランジ部材3を塵芥捕集篭1 の側壁1cより外側に向けて張り出すように取付けた場合には、当該フランジ部 材3を排水桝Aのフランジ部Cに取外し自在に掛止させることにより塵芥捕集篭 1を排水桝Aの内部に宙吊り状に吊下げ設置することが可能となる。
【0012】 次に、塵芥捕集篭1に、目隠しプレート2やフランジ部材3や篭用取っ手部材 4等から選ばれた1つないし全部を、ボルト・ナット等の取付け金具を用いて分 離可能に組付ける際の具体的な取付け構造について説明するが、本考案は図示し た取付け構造に限定されるものではない。
【0013】 図1ないし図4に示した実施例のものは、塵芥捕集篭1に目隠しプレート2と 篭用取っ手部材4を取付けるようにしたものである。具体的には、塵芥捕集篭1 の上部開口縁部分1aに、略U字形の切り割係合溝71aを形成した2つの取付け 片71を溶接等の手段により塵芥捕集篭1の側壁1cより内側に向けて対向状に 一体的に取付け、一方、目隠しプレート2には上記取付け片71と対応する位置 にそれぞれ貫通穴72を開口形成し、左右の貫通穴72にわたって略平板形状に 形成した篭用取っ手部材4を溶接等の手段により一体的に取付けると共に、篭用 取っ手部材4の一端側下面に上記塵芥捕集篭1に設けた切り割係合溝71aと係脱 自在に係合する固定掛止め具73を固定状に垂下突設せしめ、篭用取っ手部材4 の他端側には長手方向に沿って長穴74を開口形成し、その長穴74に上記塵芥 捕集篭1に設けた切り割係合溝71aと係脱自在に係合する移動掛止め具75をス ライド自在に係合させ、移動掛止め具75に締結用蝶ネジ76を螺合させて構成 したものである。 而して、塵芥捕集篭1に目隠しプレート2と篭用取っ手部材4を取付ける場合 には、目隠しプレート2に篭用取っ手部材4が予め一体化されているので、図3 に示す如く、篭用取っ手部材4を手で持って固定掛止め具73を塵芥捕集篭1に 設けた一方の取付け片71の切り割係合溝71aに係合させ(a)〜(b)、次に 篭用取っ手部材4の長穴74に取付けた移動掛止め具75を長穴74に沿ってス ライドさせて、塵芥捕集篭1に設けた他方の取付け片71の切り割係合溝71aに 係合させる(c)。然る後、移動掛止め具75に螺合させた締結用蝶ネジ76を 締め込んで、篭用取っ手部材4を塵芥捕集篭1の取付け片71に締結させる(d )。これで、目隠しプレート2と共に篭用取っ手部材4が塵芥捕集篭1に一体的 に取付けられる。 尚、図中の符号18は、塵芥捕集篭1を持ち運ぶための取っ手を示す。
【0014】 また、図5ないし図7に示した実施例のものは、塵芥捕集篭1に目隠しプレー ト2と篭用取っ手部材4を取付けるようにしたものである。具体的には、塵芥捕 集篭1の上部開口縁部分1aの外側に、2つのパッチン錠77を対向状に一体的 に取付け、一方、目隠しプレート2の上面には略丸棒形状に形成した篭用取っ手 部材4を溶接等の手段により一体的に取付けると共に、目隠しプレート2の裏面 に上記パッチン錠77と対応する位置にパッチン錠の引っ掛け金具78を溶接等 の手段により一体的に取付けて構成したものである。 而して、塵芥捕集篭1に目隠しプレート2と篭用取っ手部材4を取付ける場合 には、目隠しプレート2に篭用取っ手部材4が予め一体化されているので、図6 に示す如く、塵芥捕集篭1の上部開口部分に目隠しプレート2を載承させて、塵 芥捕集篭1側のパッチン錠77と目隠しプレート2側の引っ掛け金具78とを位 置合わせして互いに係合させる。これで、目隠しプレート2が塵芥捕集篭1に一 体的に取付けられる。
【0015】 そして、図8に示した実施例のものは、塵芥捕集篭1に目隠しプレート2とフ ランジ部材3を取付けるようにしたものである。具体的には、塵芥捕集篭1の上 部開口縁部分1aの内側に複数個のナット78を溶接等の手段で一体的に取付け ると共に、2つの取付け片79を溶接等の手段により塵芥捕集篭1の側壁1cよ り内側に向けて対向状に一体的に取付け、一方、フランジ部材3を塵芥捕集篭1 の外周とほぼ同形同大の環状に形成すると共に断面略逆L字形に形成し、そして 目隠しプレート2を塵芥捕集篭1の上部開口より少し小形に形成すると共に、上 記取付け片79と対応する位置にそれぞれネジ穴80を開口形成して構成したも のである。尚、フランジ部材3は、必ずしも塵芥捕集篭1の外周とほぼ同形同大 の環状に形成する必要はなく、例えば、四角形の一辺を開放した平面視略コ字形 等に形成しても良い。 而して、塵芥捕集篭1に目隠しプレート2とフランジ部材3を取付ける場合に は、目隠しプレート2を塵芥捕集篭1の上部開口縁部分1aの内側に向けて突設 した2つの取付け片79上に載承させ、取付け片79に蝶ネジ81で締結せしめ ると共に、フランジ部材3を塵芥捕集篭1の上部開口縁部分1aの外周に嵌合さ せて、塵芥捕集篭1の上部開口縁部分1aの内側に設けたナット78にわたって ボルト82で締結する。これで、目隠しプレート2及びフランジ部材3が塵芥捕 集篭1に一体的に取付けられる。
【0016】 尚、格別に図示はしなかったが上述した実施例の変形例として、フランジ部材 3を、塵芥捕集篭1の上部開口縁部分1aの内側に向けて突設した2つの取付け 片71や取付け片79に単独で又は目隠しプレート2と共に蝶ネジ81で締結さ せたり、或いは篭用取っ手部材4を上記2つの取付け片71や取付け片79に単 独で又は目隠しプレート2と共に蝶ネジ81で締結させたり、又は図1から図3 の実施例で説明した取っ手18を上記2つの取付け片71や取付け片79に単独 で又はフランジ部材3や目隠しプレート2と共に蝶ネジ81で締結させることな どが考えられる。
【0017】 また、塵芥捕集篭1の内部又は外部には、排水を清浄・消臭化するための活性 炭や炭等の排水の清浄・消臭化剤5を取出し可能に設置する。この際、前記排水 の清浄・消臭化剤5は、炭や袋等に収容した活性炭等の場合には塵芥捕集篭1の 内底部に投げ入れただけでも良いが、図4に示した実施例の如く、排水の清浄・ 消臭化剤5を所定(専用)の容器6に収容せしめ、その容器6を、排水流路の最 適な位置に配置し得るように、塵芥捕集篭1の内側又は目隠しプレート2の裏側 に吊るして塵芥捕集篭1内に高さ調節自在に設置することが好ましい。
【0018】 活性炭等の排水の清浄・消臭化剤5を収容するための容器6としては、図2及 び図4に示すごとく、塵芥捕集篭1と同様な金網材等を用いて同様な篭状に構成 したり、又は篭に開閉自在な蓋を設けたり、或いは布製又は合成樹脂製の袋を用 いたり、いずれにしても排水が排水の清浄・消臭化剤5と有効的に接触し得るよ うに構成することが好ましい。
【0019】 容器6を塵芥捕集篭1の内部又は外部に高さ調節自在に設置するための機構・ 構成としてはいろいろと考えられるが、図示実施例のものは、塵芥捕集篭1の上 部開口縁部分1aの内側に2つの取付け片82を溶接等の手段により塵芥捕集篭 1の側壁1cより内側に向けて対向状に一体的に取付け、容器6を2つの取付け 片82にわたって鎖83を介して中吊状に取付けることにより、塵芥捕集篭1の 内部に高さ調節自在に設置したものである。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る塵芥捕集篭装置は斯様に、排水路ないしは排水桝の内部に設置さ れる塵芥捕集篭に、上記塵芥捕集篭の上部開口を覆う目隠しプレートや上記塵芥 捕集篭の上部開口縁部分に取付けられるフランジ部材や篭用取っ手部材等から選 ばれた1つないし全部をボルト・ナット等の取付け金具を用いて分離可能に組付 けてなるので、フランジ部材や取っ手部材及び塵芥捕集篭の上部開口を覆う目隠 しプレート等を、排水路ないしは排水桝の構造・仕様に応じて取付けたり取外す ことを可能となり、その結果、各種多様な塵芥捕集篭装置を用意しておかずとも 済むので、全体としてコストの低減化を期することが可能となる。
【0021】 また、請求項2に記載の塵芥捕集篭装置によれば、排水路ないしは排水桝の内 部又は外部に設置される塵芥捕集篭の内部に、排水の清浄・消臭化剤を取出し可 能に設置してなるので、排水中に混在している塵芥類や落葉等の夾雑物を捕捉・ 捕集できることは勿論のこと、同時に排水を清浄・消臭化することが出来る。
【0022】 更に、請求項3に記載の塵芥捕集篭装置によれば、前記排水の清浄・消臭化剤 を所定の容器に収容せしめ、該容器を前記塵芥捕集篭の内部又は外部に高さ調節 自在に設けたので、排水流路の最適な位置に配置し得るようになり、排水の清浄 ・消臭化作用を効率良く行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示す斜視図。
【図2】 本考案第1実施例の分解斜視図。
【図3】 本考案第1実施例における組付け順序を説明
する断面図。
【図4】 排水桝中に設置した状態を示す本考案第1実
施例の断面図。
【図5】 本考案の第2実施例を示す分解斜視図。
【図6】 本考案第2実施例における組付け順序を説明
する断面図。
【図7】 本考案第2実施例を示す一部切欠斜視図。
【図8】 本考案の第3実施例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
A:排水桝 B:グレー
チング(桝蓋) C:フランジ部 D:鎖 1:塵芥捕集篭 2:目隠し
プレート 3:フランジ部材 4:篭用取
っ手部材 5:排水の清浄・消臭化剤

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水路ないしは排水桝の内部に設置され
    る塵芥捕集篭に、上記塵芥捕集篭の上部開口を覆う目隠
    しプレートや上記塵芥捕集篭の上部開口縁部分に取付け
    られるフランジ部材や篭用取っ手部材等から選ばれた1
    つないし全部を取付け金具を用いて分離可能に組付けて
    なる事を特徴とする排水用ストレーナ装置。
  2. 【請求項2】 排水路ないしは排水桝の内部に設置され
    る塵芥捕集篭の内部又は外部に、排水の清浄・消臭化剤
    を取出し可能に設置してなる事を特徴とする排水用スト
    レーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記排水の清浄・消臭化剤を所定の容器
    に収容せしめ、該容器を前記塵芥捕集篭の内部又は外部
    に高さ調節自在に設けてなる事を特徴とする請求項2記
    載の排水用ストレーナ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081432A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 日之出水道機器株式会社 泥溜部用土砂分離装置
JP3214802U (ja) * 2017-11-06 2018-02-08 優一 千代谷 グリース阻集器の受け篭

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