JP3118235U - 排水用ストレーナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 気体及び液体を通さない材料を用いて排水路や排水桝Aに設置し得るように形成されたストレーナ本体1の側壁部1a及び/又は底壁部1bに排水口2を開口形成し、該排水口2に排水路ないし排水桝Aからの臭気を遮断するための臭気止め蓋3を開閉自在に設け、前記ストレーナ本体1の内部に、当該ストレーナ本体の内部に侵入してきた夾雑物を捕捉するための夾雑物捕捉部材4と油分を吸着するための油分吸着フィルタ5とを互いに離して設置し、更にストレーナ本体の側壁部1aに、排水口2より上部位置にオーバーフロー用排水口6を開口形成し、該排水口6にも排水路ないし排水桝からの臭気を遮断するための臭気止め蓋7を開閉自在に設けてなる。
【選択図】 図1
Description
なお、上記した桝類を、以下、単に排水桝と総称する。
本願出願人は、このような現状に鑑みて先に、夾雑物並びに油分を有効的に捕捉・捕集することができると共に、排水路ないしは排水桝からの臭気を有効的に遮断し得る排水用ストレーナを提案した(特願2005−230900参照)。
また、本考案の請求項2に係る排水用ストレーナは、前記ストレーナ本体の内部に、当該ストレーナ本体の内部に侵入してきた夾雑物を捕捉するための夾雑物捕捉部材と油分を吸着するための油分吸着フィルタとを互いに離して設置してなることを特徴としたものである。
更に、本考案の請求項3に係る排水用ストレーナは、前記ストレーナ本体の側壁部に、前記排水口より上部位置にオーバーフロー用排水口を開口形成し、該排水口に排水路ないし排水桝からの臭気を遮断するための臭気止め蓋を開閉自在に設けてなることを特徴としたものである。
また、本考案の請求項4に係る排水用ストレーナは、前記ストレーナ本体の上部開口部分に、当該上部開口を開閉自在に覆う目隠し部材を設けてなることを特徴としたものである。
この際、前記ストレーナ本体の上部開口部分を覆う目隠し部材を、独立して揺動する複数の短冊片を並行に且つそれぞれ同じ高さ又は高さを違えて配列して形成することが好ましい(請求項5)。
しかも、請求項1に記載の排水用ストレーナによれば、ストレーナ本体の内部に侵入してきた夾雑物を捕捉するための夾雑物捕捉部材を2つ以上設置すると共に、各夾雑物捕捉部材の捕捉メッシュを違えて捕捉メッシュの大きさ順に配列してなるので、ストレーナ本体内に侵入してきた夾雑物をより一層確実に捕捉・捕集することが可能となる。
また、各図面を通して同様の構成部材には同じ符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
なお、ストレーナ本体1の外観形状としては、底壁を備えた円筒形状でも四角形等の角筒形状でも良く、排水路ないし排水桝Aの上部開口部分の形状(桝蓋設置用段部A1の平面形状)に応じて若しくは任意に形成され、更にその底壁部1bは図示例の如く水平状に形成されていても良いし、左右及び/又は前後方向に少し傾斜した状態に形成されていても良い。
ここで、油分吸着フィルタ5をストレーナ本体1の内部に設置する場合、ストレーナ本体1の底壁部1b上に直に設置しても良いし、ストレーナ本体1の内部中間位置に水平状ないし少し傾斜した状態に設置しても良い。但し、ストレーナ本体1の内部中間位置に設置する場合には、夾雑物捕捉部材4と少し離間させ且つ夾雑物捕捉部材4よりは排水口2側に配置することが好ましい。
ストレーナ本体1の排水口2を通して立ち上って来る排水路ないし排水桝Aからの臭気を臭気止め蓋3で遮断する構造・機構はいろいろと考えられるが、図1及び図2に示した実施例のものは、臭気止め蓋3をストレーナ本体1と同様の気体及び液体を通さない材料で形成された平板を用いて排水口2より少し大きな矩形形状に形成し、排水口2の上部口縁に蝶番8でもって開閉自在に取り付けることにより、通常時には臭気止め蓋3の自重でもってストレーナ本体1の排水口2が閉じられて、排水路ないしは排水桝Aから立ち上る臭気を遮断し得るように形成されている。
この臭気止め蓋7でもって排水路ないし排水桝からの臭気を遮断する構造・機構は、前述の臭気止め蓋3と同様のものを採用しえる。
目隠し部材9としては、例えばストレーナ本体1の上部開口とほぼ同形に形成された1枚の金属板をその中央部で左右に揺動ないし回転するように支承設置されたものや、図2に示した実施例の如く、独立して揺動ないし回転するように支承設置された複数の金属製又は樹脂製の短冊片9a,9b,…を並行に配列して形成されたもの等が考えられる。
そして、複数の短冊片9a,9b,…を並行に配列して目隠し部材9を形成する場合、各短冊片9a,9b,…を同じ高さに配置して並行に配列しても良いし、隣接する短冊片9a,9b,…を例えば外側から中央に向かって少しずつ高さを違え段差をつけて側面から見たときに略V字形になるように配置して並行に配列しても良い。
B:桝蓋
1:ストレーナ本体 1a:側壁部
1b:底壁部 1c:フランジ
2:排水口 3:臭気止め蓋
4:夾雑物捕捉部材 5:油分吸着フィルタ
6:オーバーフロー用排水口
7:臭気止め蓋 8:蝶番
9:目隠し部材 10:泥止め壁
11:取っ手
Claims (5)
- 気体及び液体を通さない材料を用いて排水路や排水桝に設置し得るように形成されたストレーナ本体の側壁部及び/又は底壁部に排水口を開口形成し、該排水口に排水路ないし排水桝からの臭気を遮断するための臭気止め蓋を開閉自在に設けてなる排水用ストレーナであって、前記ストレーナ本体の内部に、当該ストレーナ本体の内部に侵入してきた夾雑物を捕捉するための夾雑物捕捉部材を2つ以上設置すると共に、各夾雑物捕捉部材の捕捉メッシュを違えて捕捉メッシュの大きさ順に配列してなることを特徴とする排水用ストレーナ。
- 気体及び液体を通さない材料を用いて排水路や排水桝に設置し得るように形成されたストレーナ本体の側壁部及び/又は底壁部に排水口を開口形成し、該排水口に排水路ないし排水桝からの臭気を遮断するための臭気止め蓋を開閉自在に設けてなる排水用ストレーナであって、前記ストレーナ本体の内部に、当該ストレーナ本体の内部に侵入してきた夾雑物を捕捉するための夾雑物捕捉部材と油分を吸着するための油分吸着フィルタとを互いに離して設置してなることを特徴とする排水用ストレーナ。
- 前記ストレーナ本体の側壁部に、前記排水口より上部位置にオーバーフロー用排水口を開口形成し、該排水口に排水路ないし排水桝からの臭気を遮断するための臭気止め蓋を開閉自在に設けてなる請求項1又は2に記載の排水用ストレーナ。
- 前記ストレーナ本体の上部開口部分に、当該上部開口を開閉自在に覆う目隠し部材が設けられている請求項1又は2に記載の排水用ストレーナ。
- 前記ストレーナ本体の上部開口部分を覆う目隠し部材が、独立して揺動する複数の短冊片を並行に且つそれぞれ同じ高さ又は高さを違えて配列して形成されている請求項4に記載の排水用ストレーナ。
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JP2005009176U JP3118235U (ja) | 2005-11-02 | 2005-11-02 | 排水用ストレーナ |
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JP2005009176U JP3118235U (ja) | 2005-11-02 | 2005-11-02 | 排水用ストレーナ |
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JP3118235U true JP3118235U (ja) | 2006-01-26 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112900178A (zh) * | 2021-03-08 | 2021-06-04 | 中冶焦耐(大连)工程技术有限公司 | 一种海绵城市市政地砖 |
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2005
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