JP3023331B2 - 排水用塵芥捕捉装置 - Google Patents

排水用塵芥捕捉装置

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JP3023331B2
JP3023331B2 JP9156346A JP15634697A JP3023331B2 JP 3023331 B2 JP3023331 B2 JP 3023331B2 JP 9156346 A JP9156346 A JP 9156346A JP 15634697 A JP15634697 A JP 15634697A JP 3023331 B2 JP3023331 B2 JP 3023331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排水路等を構成
するU字溝、排水管等の交差部若しくは中途部位又はU
字溝の段差部等に設置される桝体の内部に配置し、紙
屑、落葉、ビニール屑、細かいゴミ等、比較的に小さく
て軽量な塵芥類を捕捉する排水用塵芥捕捉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、排水路の交差部や段差部に設
置される桝体内に、雨水等と共に流れ込む紙屑や落葉、
ビニール屑、タバコの吸がら等、比較的小さくて軽い塵
芥類を捕捉するストレーナを配置して、河川の汚濁とい
う環境悪化に関与する前記塵芥類が河川に流れ込むこと
を防ぐ事は行われている(例えば、本願出願人が先に提
案した実公平6−26619 号公報等を参照)。例えば、実
公平6−26619 号に記載されているU字溝用ストレーナ
は、U字溝等の排水路に流れ込んだ塵芥類を集芥するも
のであり、該排水路の交差部や段差部等に設置される前
記桝体内に配置されるものである。そして、このストレ
ーナは周壁に排水が通過する通水部を設けて構成し、通
過する排水に含まれる塵芥類を、その内部にて集芥して
捕捉するように構成されているものである。又、このス
トレーナの上部開口には通水可能な目隠し蓋を備えて、
同内部に捕捉された塵芥類が、桝体の上部開口に着脱可
能に嵌着される格子状のグレーチングを通して該桝体内
を含めたストレーナ内が外部から目視されないように目
隠ししてなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したスト
レーナにおいて、その目的とする処は、ストレーナの上
部開口に備える通水可能な目隠し蓋が不用意に移動しな
いように改良を加えた排水用塵芥捕捉装置を提供するこ
とにある。。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、排水路の交差部或いは段差部に設置される桝体
内にストレーナを配置し、該ストレーナの上部内面に蓋
受け部を設けると共に、少なくとも相対する2カ所に蓋
固定具を設け、前記ストレーナの上部開口を目隠する通
水可能な目隠し蓋を着脱可能に取り付け、且つ、前記蓋
固定具の少なくとも一方を水平進退可能に構成する一
方、この進退可能な蓋固定具にて固定される前記目隠し
蓋の周囲辺部には該蓋固定具を後退させた状態において
該蓋固定具に対する係止状態を解放させる凹欠部を設け
てなる事である。斯る技術的手段によれば、ストレーナ
は、その上部開口における蓋受け部上に載置され且つ蓋
固定具にて係止固定された状態にて目隠し蓋が取り付け
られて、この目隠し蓋にて桝体内を含めたストレーナ内
を目隠す。これにより、ストレーナ内に捕捉された塵芥
類が外部から目視されるこがない。従って、この目隠し
蓋を予めストレーナの上部開口に係止備えた状態とし得
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体例を図面に基
づいて説明する。図面は塵芥捕捉装置Aを排水路等を構
成するU字溝、排水管等の交差部や中途部位、U字溝段
差部等に設置され、上部開口にグレーチングCが着脱自
在に嵌着される桝体B内に配置した状態を示し、ストレ
ーナ1はステンレス製で略U字状に折り曲げた細いパイ
プや棒材1-1 等を用いて骨組み形成し、その内側又は外
側に同じくステンレス製の網材1-2 を張設して周面及び
底面を略正方形に形成した通水性の箱状に構成する。そ
して、その上部開口にグレーチングCが着脱可能に嵌着
される桝体Bの開口周囲段部B-1 に載承させる吊持具2
を固着せしめてなる。
【0006】吊持具2は、縦断面が略L字型を呈するア
ングル材を用いて上述した桝体Bの開口周囲段部B-1 と
略同形とする平面四角形状に枠組み形成し、その垂下辺
部2-1 の下端にストレーナ1の上部開口を溶着等にて固
着する。そして、垂下辺部2-1 の内周面適所には蓋受け
部3を設けると共に、少なくとも相対する両内面には蓋
固定具4を水平進退可能に設けて、ストレーナ1の上部
開口に通水可能な目隠し蓋5を着脱可能に取り付けるよ
うにしてなる。
【0007】蓋受け部3は、吊持具2の枠組み開口形状
と略同形とする平面略四角形状を呈する目隠し蓋5の周
囲辺部をその下面にて載承する役目を成すもので、吊持
具2の垂下辺部2-1 の四隅コーナー部位とその途中部位
とに同一平面状に固着配置し、目隠し蓋5を水平且つガ
タ付きが無い状態にて蓋固定具4とにより上下から係止
固定し得るように備えてなる。
【0008】蓋固定具4は、蓋受け部3上に載承された
目隠し蓋5の周囲辺部を蓋受け部3とで挟持せしめる役
目を成すもので、ステンレス製で略コの字状に折り曲げ
た細いパイプや棒材4-1 等を吊持具2の相対する垂下辺
部2-1 の内面に水平進退可能に備えてなる。図示におい
てはその一方を垂下辺部2-1 に溶接等により固着備え
(図1において左側)、他方を垂下辺部に開設した孔部
6に進退可能に貫通せしめてナット4-2 にて脱落しない
ように備えて(図1のおいて右側)、この可動側の蓋固
定具4を後退させる事で、目隠し蓋5を吊持具2から適
宜取り外し得るようにしてなる。蓋固定具4は、ストレ
ーナ1を桝体Bから取出す際に把手として使用する。
【0009】目隠し蓋5は、桝体B内を含めたストレー
ナ1の内部が直接見えないよう目隠する役目を成すもの
で、鋼板若しくは鋳鉄を用いて各周囲辺部5-1 から中央
部に向けて漸次傾斜させると共にその中央部に通水口7
を開設備え、且つ、上記した可動側の蓋固定具4にて係
止固定されるその周囲辺部5-1 の一辺には蓋固定具4を
後退させた状態にて該蓋固定具4による係止状態が解放
されるようにその辺縁から適宜の開口幅にて凹欠した凹
欠部8を設けて、目隠し蓋5の吊持具2内への着脱を容
易に行い得るようにしてなる。而して、目隠し蓋5は蓋
受け部3と蓋固定具4とに係止固定してなることから、
例えば、豪雨等によりグレーチングfを通過して桝体B
内に大量の排水が流れ込んだ際において、桝体B内から
外部へ向けた排水の流れによる水圧を受けたとしても不
用意に移動する事はない。しかも、目隠し蓋5を予めス
トレーナ1の吊持具2に係止備えた状態とし得る。換言
すれば、ストレーナ1を桝体B内に配置する際にその吊
持具2に目隠し蓋5を係止備えた状態にてストレーナ1
を桝体B内に配置することができることから、その取扱
性も簡便となる等の顕著な効果が期待できる。叙上に述
べた一例は、蓋固定具4を水平進退可能に設けた例であ
るが、該蓋固定具を垂直進退可能に設けることができ
る。この他例における蓋固定具自体の構造は、不図示で
あるが、前記棒材4-1 と、前記ナット4-2 とで構成され
た前記一例の蓋固定具4と同じ構造である。この他例
は、蓋固定具4を垂直可能に設けるため、不図示である
が、前記蓋受け部3の水平辺部と目隠し蓋5の周囲辺部
5-1 とに前記棒材4-1 を進退可能に貫通せしめる垂直方
向の孔部を夫々開穿し、該孔部に貫通された前記棒材4-
1 の両端部にナット4-2 を螺合して構成する。従って、
この他例の場合、目隠し蓋5の周囲辺部5-1 に凹欠部8
を形成することは任意である。また、蓋固定具4は、ナ
ット4-2 が蓋受け部3の下面に係止するまで引上げれ
ば、ストレーナ1を桝体Bから取出す際の把手として使
用できる。
【0010】
【発明の効果】本発明の排水用塵芥捕捉装置は叙上の如
く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。排水路
を流れる排水等に含まれる塵芥類を、ストレーナにて捕
捉することができる一方、桝体内を含めたストレーナ内
を目隠す目隠し蓋を、その上部開口における蓋受け部と
蓋固定具にて係止固定せしめてなることから、例えば、
豪雨等により桝体内に大量の排水が流れ込んだ際におい
て、桝体内から外部へ向けた排水の流れによる水圧を受
けたとしても移動することなく、本来の役目を果たす。
【0011】従って、本発明の排水用塵芥捕捉装置によ
れば、排水路を流れる排水等に含まれる塵芥類をストレ
ーナにて確実に捕捉し得ることは勿論、桝体内を含めた
ストレーナ内は目隠すストレーナの上部開口に備えた通
水可能な目隠し蓋が不用意に移動することがなく、スト
レーナを桝体内に配置する際のその取扱性も簡便となる
等の顕著な効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 排水路の交差部や中途部位に設置される桝体
内に配置してなる本発明の排水用塵芥捕捉装置の実施の
一例を示した縦断面図
【図2】 同平面図で、一部を切欠して示す
【図3】 目隠し蓋を取り付ける前の斜視図
【符号の説明】
A…塵芥捕捉装置 1…ストレーナ 2…吊持具 3…蓋受け部 4…蓋固定具 5…目隠し蓋 8…凹欠部 B…桝体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水路の交差部或いは段差部に設置され
    る桝体内にストレーナを配置し、該ストレーナの上部開
    口に蓋受け部を設けると共に、この蓋受け部から上方に
    適宜の間隔をおいて少なくとも相対する2カ所に蓋固定
    具を設け、前記ストレーナの上部開口を目隠する通水可
    能な目隠し蓋を着脱可能に取り付け、且つ、前記蓋固定
    具の少なくとも一方を水平進退可能又は垂直進退可能
    構成する一方、この進退可能な蓋固定具にて係止固定さ
    れる前記目隠し蓋の周囲辺部には該蓋固定具を後退させ
    た状態において該蓋固定具から解放させる凹欠部を設け
    てなる事を特徴とする排水用塵芥捕捉装置。
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