JP3065761B2 - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JP3065761B2
JP3065761B2 JP4009679A JP967992A JP3065761B2 JP 3065761 B2 JP3065761 B2 JP 3065761B2 JP 4009679 A JP4009679 A JP 4009679A JP 967992 A JP967992 A JP 967992A JP 3065761 B2 JP3065761 B2 JP 3065761B2
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孝明 小西
一彦 久保
房浩 亀岡
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダブルスーパヘテロ
ダイン方式を採用したダブルスーパチューナの入力フィ
ルタとして用いられるフィルタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3はダブルスーパチューナのブロック
構成図である。図3において、60は入力フィルタ、6
1は自動利得制御回路(AGC)、62はRFアンプ、
63は第1ミキサ、64は電圧制御発振器(VCO)、
65はPLL( phase lockedloop)、66は第1中間
周波アンプ、67はバンドパスフィルタ(BPF)、6
8は第2ミキサ、69は第2局部発振回路、70は第2
中間周波アンプである。
【0003】このダブルスーパチューナの動作について
以下説明する。ダブルスーパチューナに入力されたRF
信号(周波数f1)は、入力フィルタ60で受信チャン
ネルによって切り換えられる4つのフィルタのうち1つ
を通過し、AGC61を通った後RFアンプ62で増幅
され、第1ミキサ63で周波数f3=f2−f1(f2
はVCO64からの第1局部発振周波数)に変換され
る。その後、第1中間周波アンプ66で増幅され、BP
F67で周波数f3のみを通過させた後で、第2ミキサ
68で周波数f5=f4−f3(f4は第2局部発振周
波数)に変換され、第2中間周波アンプ70で増幅され
る。
【0004】上記ダブルスーパチューナの入力フィルタ
60として用いられている従来のフィルタ装置につい
て、図4を参照しながらさらに詳しく説明する。図4は
従来のフィルタ装置のブロック構成図である。このフィ
ルタ装置は、VLフィルタ(〜132MHz)20,V
Hフィルタ(132〜243MHz)22,VSHフィ
ルタ(243〜471MHz)24,UHFフィルタ
(471〜770MHz)26の4つのフィルタからな
り、スイッチ71〜86で4つのフィルタを切り換えて
いる。なお、JはダブルスーパチューナのRF入力端、
K〜Nは各フィルタ26,24,22,20の入力端、
O〜Rは各フィルタ26,24,22,20の出力端、
Sは次段のAGC61の入力端である。
【0005】この従来のフィルタ装置のフィルタ設計
は、フィルタを無調整で作成できるプリント箔のスパイ
ラルコイルとコンデンサとで構成してあり、パターン上
において、ダブルスーパチューナのRF入力端Jと周波
数の高いUHFフィルタ26の入力端Kとの距離および
UHFフィルタ26の出力端Oと次段のAGC入力端S
との距離を最も短くし、RF入力端Jと周波数の低いV
Lフィルタ20の入力端Nとの距離およびVLフィルタ
20の出力端RとAGC入力端Sとの距離を最も長くし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフィルタ装
置において最も高い周波数帯を通すUHFフィルタ26
がオンしている場合の等価回路を図5に示す。図5にお
いて、87,89,91,93,95,97はコイル、
88,90,92,94,96,98はコンデンサであ
る。ここで、図4の各フィルタ26,24,22,20
の入力間を結ぶプリント箔のパターンKL,KM,KN
のインダクタンス成分はコイル87,89,91にそれ
ぞれ相当し、図4の各フィルタの出力間を結ぶプリント
箔のパターンOP,OQ,ORのインダクタンス成分は
コイル93,95,97にそれぞれ相当している。ま
た、図4のスイッチ73,75,77,81,83,8
5に用いられているスイッチダイオードがオフし、スイ
ッチ74,76,78,82,84,86に用いられて
いるスイッチダイオードがオンしているときに、オフし
ているスイッチ73,75,77,81,83,85の
持つ微小容量は、コンデンサ88,90,92,94,
96,98にそれぞれ相当している。
【0007】このようにUHFフィルタ26がオンして
いる場合には、図4のフィルタ装置は、図5に示すコイ
ルとコンデンサによるトラップ回路を構成したのと等価
になり、その中でも最も長いプリント箔のパターンK
N,ORに相当するコイル91,97とコンデンサ9
2,98によるトラップがUHFフィルタ26の帯域内
に生じ、これらが影響してUHFフィルタ26の帯域内
特性に減衰が生じる。フィルタ設計に空心コイルを用い
た場合は、空心コイルを調整することにより帯域内特性
の減衰と乱れを補正することができるが、プリント箔の
パターンKN,ORで構成されたコイル91,97では
インダクタンス成分が固定されており、コイル調整によ
るUHFフィルタ26の帯域内特性の補正はできない。
【0008】この発明の目的は、各フィルタの帯域内特
性が変化することなく、最も高い周波数帯のフィルタの
帯域内特性の減衰と乱れを無くすことのできるフィルタ
装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のフィルタ装置
は、コンデンサとプリント箔で作成した複数のフィルタ
のうち最も高い周波数帯のフィルタを高周波入力端およ
び次段の入力端からの接続距離が最長になるように配置
したことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、最も高い周波数帯の
フィルタを高周波入力端および次段の入力端からの接続
距離が最も長くなるようにしているため、最も高い周波
数帯のフィルタがオンしている場合に、入力側共通ライ
ン,出力側共通ラインのもつインダクタンスと、オフし
ている入力側スイッチ,出力側スイッチのもつ微小容量
とで形成されるローパスフィルタは最も高い周波数帯の
フィルタの帯域を通過させるものとなり、帯域内にトラ
ップが発生しなくなり、最も高い周波数帯のフィルタの
帯域内特性の減衰と乱れを無くすことができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの発明の一実施例のフィルタ装置の回路構
成図である。このフィルタ装置は、従来例と同様に図3
に示すダブルスーパチューナの入力フィルタ60として
用いられる。図1において、1はパターンBEからなる
入力側共通ライン、2,3,21,23,25,27,
36〜43はスイッチ電流を流す抵抗、4〜19はスイ
ッチダイオード、28〜35,44,45はコンデン
サ、46はパターンFIからなる出力側共通ラインであ
り、20,22,24,26は図4と同様にコンデンサ
とプリント箔で作成したスパイラルコイルとからなるフ
ィルタである。また、Vccは電源電圧、BVL,BV
H,BVSH,BUはバンド選択用電圧である。なお、
AはダブルスーパチューナのRF入力端(高周波入力
端)、B〜Eは各フィルタ20,22,24,26の入
力端、F〜Iは各フィルタ20,22,24,26の出
力端、Xは次段のAGC61(図3)の入力端である。
【0012】このフィルタ装置は、VLフィルタ20の
入力側をスイッチダイオード4を介してRF入力端Aに
接続し、VHフィルタ22の入力側をスイッチダイオー
ド8およびパターンBCを介してRF入力端Aに接続
し、VSHフィルタ24の入力側をスイッチダイオード
12およびパターンBDを介してRF入力端Aに接続
し、UHFフィルタ26の入力側をスイッチダイオード
16およびパターンBEを介してRF入力端Aに接続し
ている。また、VLフィルタ20の出力側をスイッチダ
イオード5を介して次段の入力端Xに接続し、VHフィ
ルタ22の出力側をスイッチダイオード9およびパター
ンFGを介して次段の入力端Xに接続し、VSHフィル
タ24の出力側をスイッチダイオード13およびパター
ンFHを介して次段の入力端Xに接続し、UHFフィル
タ26の出力側をスイッチダイオード17およびパター
ンFIを介して次段の入力端Xに接続している。
【0013】このフィルタ装置において最も高い周波数
帯を通すUHFフィルタ26がオンしている場合には、
スイッチダイオード6,7,10,11,14,15,
16,17がオンし、スイッチダイオード4,5,8,
9,12,13,18,19がオフしている。この場合
の等価回路を図2に示す。図2において、47〜52は
コイル、54〜58はコンデンサである。ここで、図1
の各フィルタ20,22,24,26の入力間を結ぶプ
リント箔のパターンBC,CD,DEのインダクタンス
成分はコイル47,48,49にそれぞれ相当し、図1
の各フィルタの出力間を結ぶプリント箔のパターンF
G,GH,HIのインダクタンス成分はコイル52,5
1,50にそれぞれ相当している。また、図1のスイッ
チダイオード4とコンデンサ28との直列容量は図2の
コンデンサ53に相当し、同様にスイッチダイオード
5,8,9,12,13とコンデンサ29,30,3
1,32,33との各直列容量は図2のコンデンサ54
〜58に相当している。
【0014】このUHFフィルタ26のオン時におい
て、ローパスフィルタを形成するインダクタンス成分
は、コイル47,48(パターンBC,CD)およびコ
イル51,52(パターンFG,GH)だけであり、最
も長いインダクタンス成分でもコイル47,48の合成
分あるいはコイル51,52の合成分にしか満たない。
この結果、従来のフィルタ装置における最も長いプリン
ト箔のパターンKN,OR(図4)に相当するコイル9
1,97(図5)によるインダクタンス成分より小さく
なり、コイル47,48およびコイル51,52とスイ
ッチダイオードがオフ時に持つ微小容量によって形成さ
れるローパスフィルタは、UHFフィルタ26の帯域外
をおとすようなものとなり、UHFフィルタ26の帯域
内には悪影響を及ぼさない。
【0015】以上のようにこの実施例によれば、最も高
い周波数帯を通すUHFフィルタ26とRF入力端Aと
の接続距離を最も長くし、最も高い周波数帯を通すUH
Fフィルタ26と次段の入力端Xとの接続距離を最も長
くすることにより、最も高い周波数帯を通すUHFフィ
ルタ26がオンしている場合でも、UHFフィルタ26
の帯域を通過させるローパスフィルタが形成され、UH
Fフィルタ26の帯域内特性の減衰と乱れを無くすこと
ができる。
【0016】
【発明の効果】この発明のフィルタ装置は、最も高い周
波数帯のフィルタを高周波入力端および次段の入力端か
らの接続距離が最も長くなるようにしているため、最も
高い周波数帯のフィルタがオンしている場合に、入力側
共通ライン,出力側共通ラインのもつインダクタンス
と、オフしている入力側スイッチ,出力側スイッチのも
つ微小容量とで形成されるローパスフィルタは最も高い
周波数帯のフィルタの帯域を通過させるものとなり、帯
域内にトラップが発生しなくなり、最も高い周波数帯の
フィルタの帯域内特性の減衰と乱れを無くすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のフィルタ装置の回路構成
図である。
【図2】同実施例のフィルタ装置においてUHFフィル
タがオンしている場合の等価回路図である。
【図3】ダブルスーパチューナのブロック構成図であ
る。
【図4】従来のフィルタ装置のブロック構成図である。
【図5】従来のフィルタ装置においてUHFフィルタが
オンしている場合の等価回路図である。
【符号の説明】
1 入力側共通ライン 4〜19 スイッチダイオード 20 VLフィルタ 22 VHフィルタ 24 VSHフィルタ 26 UHFフィルタ 46 出力側共通ライン A RF入力端(高周波入力端) X 次段の入力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−104333(JP,A) 特開 昭62−131616(JP,A) 特開 昭49−44610(JP,A) 特開 平8−199140(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/06 - 1/26 H03J 5/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の周波数帯域を複数に分割した周波
    数帯を通過させるコンデンサとプリント箔で作成した複
    数のフィルタを並列配置し、前記複数のフィルタの各フ
    ィルタの入力側を高周波入力端に接続する入力側共通ラ
    インにそれぞれの入力側スイッチを介して接続し、前記
    複数のフィルタの各フィルタの出力側を次段の入力端に
    接続する出力側共通ラインにそれぞれの出力側スイッチ
    を介して接続したフィルタ装置であって、 前記複数のフィルタのうち最も高い周波数帯のフィルタ
    を前記高周波入力端および次段の入力端からの接続距離
    が最長になるように配置したことを特徴とするフィルタ
    装置。
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