JP3065681U - 簡易金封 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は簡易金封、即ち封筒状の金封の改良
を目的としている。 【構成】 金封を折畳んだり、また封筒状とする前、即
ち展開した状態の素材表面に祝儀、不祝儀に用いられる
水引などの写真を印刷した構造である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は簡易金封、即ち封筒状の金封に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、通常に用いられている金封は、折り畳まれた金封に祝儀、不祝儀などの 水引をかけていることは周知である。しかし、この金封は内部に札を入れる場合 には水引を外し、更に折り畳まれている金封を開いて内部に札を入れ、次いで、 再び折り畳んで水引をかけなければならないという、誠に手間ひまのかかるもの であった。このような金封を簡素化したものが封筒状の金封であり、当該封筒の 表面に祝儀、不祝儀の描かれた水引が印刷されているものであった。しかし、こ の簡素化された封筒状の金封は余りにも簡素なために多くは用いられていないの が現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が解決しようとする課題は、簡素化された封筒状の金封でありながら、 従来の水引が印刷された金封に比して豪華さ、優美さを有する簡易金封の開発を することが課題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案では係る課題を解決せんとして、金封を折畳んだり、また封筒状とする 前、即ち展開した状態の素材表面に祝儀、不祝儀に用いられる水引などの写真を 印刷したことを特徴とする簡易金封を呈せんとするものである。

【０００５】

【実施例】

本考案に係る実施例の態様を図面に基づいて説明する。図１は本考案に係る金 封素材の表面図。図２は仕上がった状態の金封の表面図であり、図３は同じく仕 上がった状態の金封の裏面図である。図１において１は金封であり、仕上げた際 に表面となる素材表面２より下方に底辺３、上方に蓋片４を突出している。また 側方には裏片５と裏片６を左右に突出している。当該金封素材表面２の略中央に 水引の写真７を印刷している。水引の写真７には祝儀、不祝儀のものがあり、ま た水引の結びについては実施例の形状に限定を受けるものではない。また水引が 祝儀の場合には熨斗の写真８も同時に印刷している。また封筒状とする金封１の 形態については、本考案実施例の形態に限定を受けるものではなく、更にはどの ような形態の金封に水引の写真７を印刷してもよい。

【０００６】

【考案の効果】

以上のように本考案は、金封１を折畳んだり、また封筒状とする前、即ち展開 した状態の素材表面２に祝儀、不祝儀に用いられる水引などの写真７を印刷した ことを特徴とする簡易金封であるから、従来の本格的な金封が内部に札を入れる のに、一旦、水引を外し、更に折り畳まれている金封を開いて内部に札を入れ、 次いで、再び折り畳んで水引をかけるという、豪華さ、優美さを有するものの、 手間ひまのかかるものであり、表面に描かれた水引などを印刷した簡素化された 封筒状の金封にあっては、余りにも簡素なために通常は多くは用いられていなか ったが、本考案は封筒状の金封素材表面２に水引の写真７を印刷しているので、 豪華さ、優美さなど視覚的には従来の水引をかけた金封と変わる事なく、更には 、金封１が封筒状となっているので札を入れることも容易であるなど誠に顕著な る実用的効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】金封素材の表面図。

【図２】仕上がった状態の金封の表面図。

【図３】仕上がった状態の金封の裏面図。

【符号の説明】

１ 金封 ２ 素材表面 ３ 底片 ４ 蓋片 ５ 裏片 ６ 裏片 ７ 水引の写真 ８ 熨斗の写真

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 金封を折畳んだり、また封筒状とする
   前、即ち展開した状態の素材表面に祝儀、不祝儀に用い
   られる水引などの写真を印刷したことを特徴とする簡易
   金封。