JP3026821U - のし袋 - Google Patents
のし袋Info
- Publication number
- JP3026821U JP3026821U JP1995011916U JP1191695U JP3026821U JP 3026821 U JP3026821 U JP 3026821U JP 1995011916 U JP1995011916 U JP 1995011916U JP 1191695 U JP1191695 U JP 1191695U JP 3026821 U JP3026821 U JP 3026821U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- opened
- bag
- dimensional
- plastic bag
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部にも意匠を施された新規なのし袋を提供
する。 【解決手段】 のし袋本体1は冊子のように開くことが
できるようになっている。この開くことができるように
なった部分、すなわち内装紙3には扇子状の装飾体13
の両端が貼り付けられている。のし袋本体1は扇子状の
装飾体13を折り畳んだ状態で閉じられているが、のし
袋本体1を開くと、扇子状の装飾体13は両側を引っ張
られて立体的に現われる。
する。 【解決手段】 のし袋本体1は冊子のように開くことが
できるようになっている。この開くことができるように
なった部分、すなわち内装紙3には扇子状の装飾体13
の両端が貼り付けられている。のし袋本体1は扇子状の
装飾体13を折り畳んだ状態で閉じられているが、のし
袋本体1を開くと、扇子状の装飾体13は両側を引っ張
られて立体的に現われる。
Description
【0001】
本考案はのし袋に関する。特に、結婚祝や入学祝などの祝事に、紙幣を入れる ために用いるのし袋(金封)に関する。
【0002】
従来より用いられているのし袋は、奉書紙に包んだ紙幣をさらにのし袋本体に 入れ、のし袋本体が開かないように水引を掛けたものである。
【0003】 このようなのし袋にあっては、のし袋本体の表面にのしを貼り付け、水引を掛 けてあり、のしや水引等によって意匠的効果を得ている。特に、結婚祝や入学祝 などに用いる祝事用ののし袋では、のしや水引にさまざまな斬新なデザインを施 したものが提供されている。
【0004】
しかしながら、従来ののし袋はいずれも外観には種々の意匠が施されているが 、のし袋の内部に意匠を施したものはなかった。従って、のし袋の外観デザイン によって様々な印象を受けることはあっても、のし袋を開いて紙幣を取り出す際 には特別な印象を受けるということはなかった。
【0005】 このため、のし袋のデザイン的な機能などが単調なものとなっていた。
【0006】 本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、デザイン的な機能をより豊かにすることができる、新規なのし袋を提供 することにある。
【0007】
請求項1に記載ののし袋は、のし紙本体の少なくとも一部を冊子状に開閉可能 とし、装飾体を、開閉可能とした部分を閉じたときには折り畳まれ、開いたとき には立体的になるように、前記開閉可能な部分に設けたことを特徴としている。
【0008】 請求項2に記載の実施態様は、請求項1記載ののし袋において、前記開閉可能 とした部分にメッセージ欄を設けたことを特徴としている。
【0009】 請求項3に記載の実施態様は、請求項1記載ののし袋において、前記立体的な 装飾体が折り紙細工であることを特徴としている。
【0010】 請求項4に記載の実施態様は、請求項1記載ののし袋において、前記立体的な 装飾体が立体的な切り紙細工であることを特徴としている。
【0011】
本考案ののし袋にあっては、のし紙本体を開くことができるようにし、のし袋 本体を開いたときに立体的になるように折り畳んだ装飾体をそこに設けているの で、通常の状態では装飾体はのし袋の内部で折り畳まれている。しかし、のし袋 を開くと、内部の装飾体が立体的な意匠として現われる。
【0012】 従って、本考案ののし袋にあっては、外観ばかりでなく、のし袋を開いたとき にも意匠的な印象を与えることができ、のし袋を受け取った者に強くアピールす ることができる。しかも、のし袋の内部に装飾体を設けたので、のし袋を開いた ときに飛び出すような立体的な装飾体を設けることができる。
【0013】 なお、立体的な装飾体としては、折り紙細工や立体的な切り紙細工などを用い ることができるが、これらに限定されるものではない。
【0014】 さらに、装飾体と共にメッセージ欄を設ければ、のし袋にメッセージカードや グリーティングカードのような機能を併せ持たせることができ、新規なのし袋を 提供することができる。
【0015】
(第1の実施形態) 図1は本考案の一実施形態によるのし袋Aの外観を示す正面図、図2は水引を 外してのし袋Aを開いた状態を示す斜視図、図3は当該のし袋Aの構成部品を示 す一部省略した正面図である。
【0016】 図3に示すように、のし袋本体1は互いに色彩の異なる外装紙2と内装紙3か らなる。例えば、外装紙2は白色ないし淡色系で、内装紙3は赤色系となってい る。外装紙2の裏側片2bの周囲3辺には折り返し部4a,4b,4cが設けら れており、この折り返し部4a,4b,4cを図3に2点鎖線で示すように内面 側へ折り畳むことにより(図3の1点鎖線は谷折り線を示す)紙幣を包む奉書紙 5を収納するための収納部6が構成される。また、外装紙2の表側片2aには三 角形状の切抜き窓7が開口されており、切抜き窓7には内面側から錦柄の化粧紙 8が貼られている。
【0017】 図2に示すように、のし袋本体1は、内装紙3の表側片3aの外面全体を外装 紙2の表側片2aの内面に糊付けされている。外装紙2に接着されている内装紙 3の表側片3aには、打ち抜き文字9や打ち抜き柄等(以下、打ち抜き文字9等 、という)を形成してあり、内装紙3と外装紙2もしくは化粧紙8(あるいは、 内装紙3の外面に任意の色の紙を裏打ちしてもよい)との色の違いによって打ち 抜き文字9等が浮き出ている。内装紙3の裏側片3bの内面はメッセージ欄10 となっている。メッセージ欄10は、内装紙3の裏側片3bそのものにメッセー ジを書き込めるようにしたものでもよいが、この実施形態では、内装紙3の裏側 片3bに切り込み11を設け、メッセージカード12の角を切り込み11に差込 むようにしている。メッセージを書き込み易いようにするためである。
【0018】 13は金色の扇子を模した装飾体であって、両端を内装紙3の内面(図3の2 点鎖線で示す位置)に糊付けされている。
【0019】 しかして、収納部6に奉書紙5を納め、切り込み11にメッセージカード12 を差した状態で、内装紙3及び外装紙2を2つに折ってのし袋Aを閉じた状態で は、扇子形の装飾体13は偏平に折り畳まれている。閉じたのし袋本体1は、図 1に示すように、水引14を掛けることによって開かないように閉じられている 。また、外装紙2の表側片2aの外面にはのし15が貼られ、短冊16は水引1 4に通して止められている。
【0020】 こののし袋Aから水引14を外して内装紙3を開くと、図2に示すように、扇 子形の装飾体13が内装紙3の表側片3aと裏側片3bとに引っ張られて立体的 に現われる。同時に、ここには祝詞などを書いたメッセージカード12や打ち抜 き文字9等もあるので、のし袋Aの内部に意匠を凝らした部分が構成されている 。ついで、内装紙3の裏側片3bをめくると、紙幣を包んだ奉書紙5が現われる 。
【0021】 (第2の実施形態) 図4は本考案の別な実施形態を示す斜視図である。この実施形態によるのし袋 Bでは、金銀2羽の折り紙の鶴を装飾体17として用いており、鶴の羽根の部分 を内装紙3の表側片3aと裏側片3bとにそれぞれ糊付けしている。内装紙3を 2つ折りにしてのし袋Bを閉じた状態では、装飾体17の鶴は偏平に畳まれてい るが、のし袋Bを開くと、鶴は両側に引っ張られ、羽根を開いて立体的な装飾体 17となる。
【0022】 (第3の実施形態) 図5は本考案のさらに別な実施形態を示す斜視図である。この実施形態ののし 袋Cでは、外装紙2の表側片2aと内装紙3の表側片3aが反対側に位置するよ うにして、外装紙2の裏側片2bと内装紙3の裏側片3bを貼り合わせることに より、奉書紙5を収納するための袋状の収納部6を両裏側片2b,3bの間に形 成している。
【0023】 内装紙3の内面には、図6に示すような教会や西洋の城などの切り絵細工の装 飾体18とメッセージ欄10を設けた紙片19を貼り付けてあり、図6の1点鎖 線の部分を谷折りにし、2点鎖線の部分を山折りにして(実線は切り込み線であ る)内装紙3と共に装飾体18を折り畳み、内装紙3の表側片3aの上に外装紙 2の表側片aを折り重ねている。
【0024】 しかして、水引を外して外装紙2の表側片2aを開き、ついで内装紙3を開く と、図5に示すように立体的な切り絵細工(ポップアップ・アート)の装飾体1 8が飛び出す。ついで、その下のメッセージが目に入る。また、収納部6には奉 書紙5が納められている。
【0025】 従って、このような実施形態では、外観は旧来ののし袋で、開いた時にはクリ スマスカードなどに見られるようなグリーティングカードのような形態となり、 新規なのし袋Cを提供することができる。
本考案によれば、のし袋の内部にも意匠的効果を施すことができる。特に、そ の意匠はのし袋を開いた時に立体的になる装飾体であるので、のし袋を受け取っ た者の意表をついて強くアピールすることができる。
【0026】 また、メッセージ欄を備えている場合には、メッセージカードないしグリーテ ィングカードのような機能を持たせることができ、のし袋とは別にメッセージカ ードやグリーティングカードを送る手間を省くことができる。
【図1】本考案の一実施形態によるのし袋の外観を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】水引を外してのし袋を開いた状態を示す斜視図
である。
である。
【図3】同上ののし袋の構成部品を示す一部省略した正
面図である。
面図である。
【図4】本考案の別な実施形態によるのし袋の開いた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図5】本考案のさらに別な実施形態によるのし袋の開
いた状態の斜視図である。
いた状態の斜視図である。
【図6】同上の装飾体とメッセージ欄を備えた紙片を示
す展開図である。
す展開図である。
1 のし袋本体 2 外装紙 3 内装紙 5 奉書紙 10 メッセージ欄 12 メッセージカード 13 装飾体(扇子) 14 水引 15 のし 16 短冊 17 装飾体(折り紙の鶴) 18 装飾体(立体的な切り紙細工)
Claims (4)
- 【請求項1】 のし紙本体の少なくとも一部を冊子状に
開閉可能とし、装飾体を、開閉可能とした部分を閉じた
ときには折り畳まれ、開いたときには立体的になるよう
に、前記開閉可能な部分に設けたことを特徴とするのし
袋。 - 【請求項2】 前記開閉可能とした部分にメッセージ欄
を設けた、請求項1に記載ののし袋。 - 【請求項3】 前記立体的な装飾体が折り紙細工であ
る、請求項1に記載ののし袋。 - 【請求項4】 前記立体的な装飾体が立体的な切り紙細
工である、請求項1に記載ののし袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011916U JP3026821U (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | のし袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011916U JP3026821U (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | のし袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026821U true JP3026821U (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=43161961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995011916U Expired - Lifetime JP3026821U (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | のし袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026821U (ja) |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP1995011916U patent/JP3026821U/ja not_active Expired - Lifetime
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