JP3065594U - お食事ばさみ - Google Patents

お食事ばさみ

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JP3065594U
JP3065594U JP1999006157U JP615799U JP3065594U JP 3065594 U JP3065594 U JP 3065594U JP 1999006157 U JP1999006157 U JP 1999006157U JP 615799 U JP615799 U JP 615799U JP 3065594 U JP3065594 U JP 3065594U
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pair
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blades
scissors
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JP1999006157U
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English (en)
Inventor
文和 益田
Original Assignee
明道株式会社
株式会社青芳製作所
株式会社若狭屋
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 和食用にも、洋食用にも対応でき、高齢者で
も、身体に不自由な人でも使いやすく、安全性、意匠性
に富みながら、低コストで製造できる。 【解決手段】バネを内蔵した枢軸部10、把持部20,
20’、刃体21,21’、及び柄部30,30’で構
成され、R,R’部の形状は半円形とされ、食物の把持
切断が容易となる。また、前記一対の刃体が前記一対の
把持部の水平方向に対して角度が1度から30度の範囲
を有するように成型または加工を施すことで本体の平面
の形状を略くの字状とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、枢軸部で接合された一対の把持部で構成され、前記一対の把持部の 上側頭部に刃体を設け、一方の刃体の反対方向には係止部を設け、両刃体の先端 部の形状を略半円形になるよう成型または加工を施し、両把持部の構造を左右ど ちらか一方の手で把持するのに十分な長さの形状であることで、箸のような操作 感を得ることを特徴とする、お食事ばさみに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハサミの食事用具への応用例としては、ハサミの先端部を閉じたままで 、フオークとして活用すると、在来のフオークと全く同一の要領で使用すること ができ、又、ハサミの最先端部の刃で軽く挟むことができ、また刺し挟みもする ことができるので、箸使用に代替することができる食事用具の開発案件(実開昭 59−125278号公報参照のこと)はあった。
【0003】 また、ハサミの食事用具への応用例としては、鋏、ナイフ、フオークの機能を 兼備した食事用具に更に箸の機能に最も近い挟持機能が付加されたことにより、 一般の人達がさらに便利に使用できる食事用具の開発案件(実開昭60−152 381号公報参照のこと)はあった。
【0003】 また、握杆を握つて閉じると両刃板が互に重なるようにし、前側になる刃板の 凸曲面に多数の突起を設けることにより、食器に移された麺類その他の食物を食 器の中で好みの長さに切り、あるいは押し潰したりすることが、手を汚さずに手 軽にできる食事用はさみの開発案件(実開昭62−129977号公報参照のこ と)はあった。
【0004】 さらに、食事時において肉類その他各種の食物を、口に運ぶ際に好適な大きさ や状態にすることができる食卓用具にするとともに手の不自由な人でも安心して 使用することができるようにする食卓用具の開発案件(登録2867239号公 報参照のこと)はあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述の実開昭59−125278号公報の開発案件の、ハサミの食事 用具への応用例では、ハサミをフオークと箸として活用するところが特徴である が、在来のハサミの機能をそのまま生かしているので、食事に使用するには心理 的抵抗があり、また、安全性に対する配慮が少ないため安心して食事を楽しめず 、意匠的な要素も盛り込まれていないため食事を楽しめず、さらに、作業工程が 多いためコストが高めになる問題と、そのために利用者が限定されるという問題 を指摘されていた。
【0006】 また、前述の実開昭60−152381号公報の食事用具の開発案件も、ハサ ミの食事用具への応用例であり、ハサミ、ナイフ、フオークの機能を兼備した食 事用具に更に箸の機能に最も近い挟持機能が付加されたことが特徴であるが、在 来のハサミの機能をそのまま生かしているので、食事に使用するには心理的抵抗 があり、また、安全性に対する配慮が少ないため安心して食事を楽しめず、意匠 的な要素も盛り込まれていないため食事を楽しめず、さらに、作業工程が多いた めコストが高めになる問題と、そのために利用者が限定されるという問題を指摘 されていた。
【0007】 さらに、前述の実開昭62−129977号公報の食事用はさみの開発案件は 、食器に移された麺類その他の食物を食器の中で好みの長さに切り、あるいは押 し潰したりすることが、手を汚さずに手軽にできるようだが、在来のハサミの機 能をそのまま生かしているので、食事に使用するには心理的抵抗があり、また、 安全性に対する配慮が少ないため安心して食事を楽しめず、意匠的な要素も盛り 込まれていないため食事を楽しめず、さらに、作業工程が多いためコストが高め になる問題と、そのために利用者が限定されるという問題を指摘されていた。
【0008】 また、前述の登録2867239号公報の食卓用具の開発案件も、食事時にお いて肉類その他各種の食物を、口に運ぶ際に好適な大きさや状態にすることがで き、手の不自由な人でも安心して使用することができることになっているが、在 来のハサミの機能をそのまま生かしているので、食事に使用するには心理的抵抗 があり、また、安全性に対する配慮が少ないため安心して食事を楽しめず、意匠 的な要素も盛り込まれていないため食事を楽しめず、さらに、作業工程が多いた めコストが高めになる問題と、そのために利用者が限定されるという問題を指摘 されていた。
【0009】 本考案は、上記の問題点を解決するためになされたものでその目的とするとこ ろは、和食用にも洋食用にも対応でき、また、健常者でも、高齢者でも、身体に 不自由な人でも使用でき、さらに、使いやすく安全性に配慮し、意匠性に富みな がら構造が簡単であり、かつ本体を低コストで製造できることを特徴とする、お 食事ばさみを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための第1の考案は、食事支援用具であり、枢軸部で接合 された一対の把持部で構成され、前記一対の把持部の上側頭部に刃体を設け、一 方の刃体の反対方向には係止部を設け、両刃体の先端部の形状を略半円形になる よう成型または加工を施し、前記両把持部の構造を左右どちらか一方の手で把持 するのに十分な長さの形状であることで、箸のような操作感を得ることを特徴と する、お食事ばさみの供給を目的とする。
【0011】 また、上記目的を達成するための第2の考案は、前記食事支援用具において、 前記一対の刃体が前記一対の把持部の水平方向に対して角度が1度から30度の 範囲を有するように成型または加工を施したことで本体の平面の形状が略くの字 であることを特徴とする、お食事ばさみの供給を目的とする。
【0012】 さらに、上記目的を達成するための第3の考案は、前記食事支援用具において 、前記一対の刃体が前記一対の把持部の垂直方向に対して角度が1度から30度 の範囲を有するように成型または加工を施したことで本体の側面の形状が略くの 字であることを特徴とする、お食事ばさみの供給を目的とする。
【0013】 また、上記目的を達成するための第4の考案は、前記食事支援用具において、 前記一対の把持部の接合部にバネを設けたことで、前記一対の把持部が前記バネ を介して互いに摺動状態で弾けるように接合されたことで、食物の切断作業の効 率が向上したことを特徴とする、お食事ばさみの供給を目的とする。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図1〜図5に基づき説明する。図1は本考案の平面図 であり、図2は平面図であり、図3は平面図であり、図4は側面図であり、図5 は平面図である。
【0015】 10は枢軸部であり、11は埋込コイルバネであり、20,20’は把持部で あり、21,21’は刃体であり、22は係止部であり、23は係止ピンであり 、24は係止溝であり、30,30’は柄部であり、R,R’は略半円形であり 、A,A’は1度から30度の範囲の角度であり、本考案は以上の構成になって いる。
【0016】 図1の実施例を説明すると、本体であるお食事ばさみは、金属製でもプラスチ ック製でも木製でも良いが、金属製の場合は食事用具であるのでステンレス製で あることが望ましい。本体は、枢軸部10で接合された一対の把持部20,20 ’で構成され、把持部20,20’の上側頭部に刃体21,21’という構造で 、主にプレス加工または鍛造または切削加工または研磨加工によって成型または 加工を施され、刃体21の反対方向に係止部22を設け、係止部22は金属製で もプラスチック製でも木製でも良い。刃体21,21’の先端部には略半円形R になるよう成形し、把持部20,20’の後端部には略半円形R’になるよう成 形し、把持部20,20’の構造の長さは、左右どちらか一方の手で把持するの に十分な長さの形状に成形させるようにすることで、利用者は箸のような操作感 を得ることができる。
【0017】 図2から図4の実施例を説明すると、前記のお食事ばさみにおいて、刃体21 ,21’が把持部20,20’の水平方向に対して1度から30度の範囲の角度 Aを有するように、プレス加工または鍛造または切削加工または研磨加工によっ て成型または加工を施されることで、本体の平面の形状が略くの字であることを 特徴とする。また、刃体21,21’が把持部20,20’の垂直方向に対して 1度から30度の範囲の角度Aを有するように、プレス加工または鍛造または切 削加工または研磨加工によって成形したことで本体の側面の形状が略くの字であ ることを特徴とする。
【0018】 また、図5の実施例を説明すると、お食事ばさみにおいて、把持部20,20 ’の接合部に埋込コイルバネ11を設けたことで、把持部20,20’が埋込コ イルバネ11を介して互いに摺動状態で弾けるように接合されたことで、食物の 切断作業の効率が向上したことを特徴とする。
【0019】 以上、本考案について説明したが、お食事ばさみの素材は適度な強度を有した 素材であれば何でも使用でき、金属製でもプラスチック製でも木製でも何を使用 しても良い。また、埋込コイルバネに限らず、本考案の目的が達成されるもので あればどんな方式のバネを用いてもよい。さらに、本考案は右利き用でも左利き 用でも対応できるようになっている。
【0020】
【考案の効果】
第1の考案より、食事支援用具であり、枢軸部で接合された一対の把持部で構 成され、前記一対の把持部の上側頭部に刃体を設け、一方の刃体の反対方向には ストッパーを設け、両刃体の先端部の形状を略半円形になるよう成型または加工 を施していることで、安全性に配慮し、意匠性に富んでいるために、健常者でも 、高齢者でも、身体に不自由な人でも、楽しく食事ができる。 また、両把持部の構造を左右どちらか一方の手で把持するのに十分な長さの形 状であるため箸のような操作感を得ることで使いやすくなっており、さらに、和 食用にも洋食用にも対応でき、構造が簡単であり、かつ本体を低コストで製造で きることで、本考案が普及することで、新たな食事文化を創造することができる 、お食事ばさみを提供できる。
【0021】 第2の考案より、前記食事支援用具において、一対の刃体部が一対の把持部の 水平方向に対して1度から30度の範囲の角度を有するように成形したことで本 体の平面の形状が略くの字になるので、使いやすくなり、和食用にも洋食用にも 対応でき、楽しみながらかつ効率的な食事を提供することで、新しい食事文化を 創造するお食事ばさみを提供できる。
【0022】 第3の考案より、前記食事支援用具において、一対の刃体部が一対の把持部の 垂直方向に対して1度から30度の範囲の角度を有するように成型または加工を 施したことで本体の側面の形状が略くの字になるので、使いやすくなり、和食用 にも洋食用にも対応でき、楽しみながらかつ効率的な食事を提供することで、新 しい食事文化を創造するお食事ばさみを提供できる。
【0023】 第4の考案より、前記食事支援用具において、一対の把持部の接合部にバネを 設けたことで、前記一対の把持部が前記バネを介して互いに摺動状態で弾けるよ うに接合されたことで、食物の切断作業の効率が向上したので、本考案は一層使 い勝手がよくなり、健常者でも、高齢者でも、身体に不自由な人でも夫々の食事 スタイルに合わせて食事作業を補助する、お食事ばさみを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のお食事ばさみの平面図である。
【図2】本考案のお食事ばさみの平面図である。
【図3】本考案のお食事ばさみの平面図である。
【図4】本考案のお食事ばさみの側面図である。
【図5】本考案のお食事ばさみの平面図である。
【符号の説明】
10 枢軸部 11 埋込コイルバネ 20,20’ 把持部 21,21’ 刃体 22 係止部 23 係止ピン 24 係止溝 30,30’ 柄部 R,R’ 略半円形 A,A’ 1度から30度の範囲の角度

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食事支援用具であり、枢軸部で接合され
    た一対の把持部で構成され、前記一対の把持部の上側頭
    部に刃体を設け、一方の刃体の反対方向には係止部を設
    け、両刃体の先端部の形状を略半円形になるよう成型ま
    たは加工を施し、前記両把持部の構造を左右どちらか一
    方の手で把持するのに十分な長さの形状であることを特
    徴とする、お食事ばさみ。
  2. 【請求項2】 前記食事支援用具において、前記一対の
    刃体が前記一対の把持部の水平方向に対して角度が1度
    から30度の範囲を有するように成型または加工を施し
    たことで本体の平面の形状が略くの字であることを特徴
    とする、請求項1に記載のお食事ばさみ。
  3. 【請求項3】 前記食事支援用具において、前記一対の
    刃体が前記一対の把持部の垂直方向に対して角度が1度
    から30度の範囲を有するように成型または加工を施し
    たことで本体の側面の形状が略くの字であることを特徴
    とする、請求項1または請求項2に記載のお食事ばさ
    み。
  4. 【請求項4】 前記食事支援用具において、前記一対の
    把持部の接合部にバネを設けたことで、前記一対の把持
    部が前記バネを介して互いに摺動状態で弾けるように接
    合されたことで、食物の切断作業の効率が向上したこと
    を特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のお食事ばさみ。
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