JP2867239B2 - 食卓用具 - Google Patents

食卓用具

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JP2867239B2
JP2867239B2 JP8070895A JP7089596A JP2867239B2 JP 2867239 B2 JP2867239 B2 JP 2867239B2 JP 8070895 A JP8070895 A JP 8070895A JP 7089596 A JP7089596 A JP 7089596A JP 2867239 B2 JP2867239 B2 JP 2867239B2
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  • Table Equipment (AREA)
  • Knives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全く新しい食卓用
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、われわれは日常生活で食事時に、
肉類を切るためにはナイフを、抑えたり刺したり巻いた
りするためにはフォークを、それぞれ使用することには
馴れているが、不便を感ずることもしばしばある。例え
ば、食卓用ナイフでは肉類が切りにくいとか、食卓用フ
ォークではスパゲッティなどのヌードル類が掴みかつ巻
き取りにくい等のことがしばしば起っていた。
【0003】また、宴会などの場所においても、われわ
れがテーブル上にある各種の食物をフォークやスプーン
を使って取り上げたり、コックが肉類を切り取って皿に
分けるときでも、円滑かつ迅速に行かないことも多かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来の前記のような用具の不便ないし欠点を除去した合理
的な食卓用具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、交叉する枢軸
を設けた一対の柄体の上側頭部に、それぞれ同一方向に
刃部を形成した各刀体の基端部を設置し、一方の刀体は
刃部に向かって比較的巾広面を形成し、他方の刀体は刃
部に向って比較的巾狭面を形成して成るものである。
【0006】また、本発明は、交叉する枢軸を設けた一
対の柄体の上側頭部に、それぞれ同一方向に刺し部を設
けた各フォーク体の基端部を設置し、両フォーク体の刺
し部は互いに齟齬して重なるように設けて成るものであ
る。
【0007】さらに、本発明は前記の各用具において、
一方の柄体の上側頭部の基端部に設けた凹溝間にストッ
プレバーを枢着し、前記ストップレバーの内側部に設け
た突起を他方の柄体の上側頭部の一部に設けた凹部に係
脱し得るようにして成るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】いまこの食卓用具を個人が食事時
に使用するときは、一方の手に刀体部を有する柄体を,
他方の手にフォーク体部を有する柄体を把持して使用す
る。
【0009】刀体部は、2枚の刀材を閉じて重ね合わせ
て1本のナイフや包丁と同様の状態にして肉類その他の
ものを切るために使用したり、これを開き一方の刀体の
刃部を他方の刀体の背部に合わせるような鋏の状態にし
て肉類などをはさんで切るために使用する。
【0010】フォーク体部は、2枚のフォーク材を閉じ
てその刺し部の間隙を齟齬して重ね合わせて1本の大型
フォークのような状態にして食物に突き刺して使用した
り、またこれを開いて2枚のフォーク材によって食物を
挟んでこれを掴み上げたり、スパゲッティのような長い
ものは挟み込んで巻き取ったりして使用する。
【0011】いずれの部材にあっても、必要時には、ス
トップレバーの突起を相対する凹部にロックすることに
よって、その柄体と頭部上方各部材をともに閉口状態に
保持しておく。
【0012】
【実施例】1,1’は左右同一形態に成る合成樹脂製の
柄体で、この柄体の上側頭部2,2’には相互に相対す
る上側頭部2,2’を係合する凹段部3,3’を形成し
ている。
【0013】4,4’は前記柄体1,1’の上側頭部
2,2’に設ける通孔で、この通孔間に枢軸5を設け
る。
【0014】6は一方の柄体1の上側頭部2の基端部の
凹溝7間に枢着したストップレバーで、このレバーは前
記凹溝の外側部にかけて回動し得るように成る。
【0015】8は前記ストップレバー6の内側中央部に
突設した突起で、この突起は他方の柄体1’の上側頭部
2’の一部に設けた凹部9に向って係合したり離脱した
りするストッパーとなる。
【0016】10,10は前記左右の両柄体1,1’の
上側頭部2,2’の基部内側の相対位置に設けた凹孔
で、この凹孔間に伸張弾機11を装着する。
【0017】12は一方の柄体1の上側頭部2に基端部
12’を固着した刀体で、この刀体は一方向に刃部13
を形成するとともに比較的巾広に成る。この刀体12
は、独自でナイフとして使用する。
【0018】14は他方の柄体1’の上側頭部2’に基
端部14’を固着した他の刀体で、この刀体は前記刀体
12と同一方向に刃部15を形成するとともに比較的巾
狭に成る。
【0019】この刀体14の刃部15は、前記刀体12
の背部との間に相刃の関係になるから、鋏として使用す
るものである。
【0020】16は一方の柄体1の上側頭部2に基端部
を固着したフォーク体で、このフォーク体の刺し部は一
方向に弯形する。
【0021】17は他方の柄体1’の上側頭部2’に基
端部を固着した他のフォーク体で、このフォーク体の刺
し部は前記フォーク体と同一方向に弯形する。
【0022】前記両フォーク体16,17は重なり合っ
たとき、一方のフォーク体の刺し部の間隙に他方のフォ
ーク体の刺し部が位置するように互いに一致しないよう
齟齬状態になる。
【0023】
【発明の効果】本発明にかかる食卓用具は、肉類や野菜
類やヌードル類にあっても、両者を同時に使用しても個
別に使用しても通常のナイフフォークと同様の方法
で使用することができるのみならず、ナイフ部は鋏とし
使用することができ、個人にとってもまたコックに
とってもきわめて都合のよい用具となり、食事を快適か
つ円滑に行うことができるようになる。
【0024】また、本発明の各用具は調理時にも自由に
使用することができる。
【0025】さらに、手が不自由な人にとっても好適な
用具となり、食事を円滑に行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の各部の斜視図
【図2】ナイフ部の正面図
【図3】ナイフ部を分解した正面図
【図4】フォーク部の正面図
【図5】フォーク部の一部切欠正面図
【符号の説明】
1,1’ 柄体 2,2’ 上側頭部 3,3’ 凹段部 6 ストップレバー 8 突起 9 凹部 11 伸張弾機 12,14 刀体 13,15 刃部 16,17 フォーク体

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交叉する枢軸を設けた一対の柄体の上側
    頭部に、それぞれ同一方向に刃部を形成した刀体の基
    端部を設置し、一方の刀体は刃部に向かって比較的巾広
    面を形成し、他方の刀体は刃部に向って比較的巾狭面を
    形成し一方の柄体の上側頭部の基端部に設けた凹溝間
    にストップレバーを枢着し、前記ストップレバーの内側
    部に設けた突起を他方の柄体の上側頭部の一部に設けた
    凹部に係脱し得るようにして成る食卓用具。
  2. 【請求項2】 交叉する枢軸を設けた一対の柄体の上側
    頭部に、それぞれ同一方向に刺し部を設けた各フォーク
    体の基端部を設置し、両フォーク体の刺し部は互いに
    齬して重なるように設け、一方の柄体の上側頭部の基端
    部に設けた凹溝間にストップレバーを枢着し、前記スト
    ップレバーの内側部に設けた突起を他方の柄体の上側頭
    部の一部に設けた凹部に係脱し得るようにして成る食卓
    用具。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2に記載した二種の用具を
    組にして成る食卓用具。
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