JP3064919U - 使い捨て型の携帯塵取り用具 - Google Patents

使い捨て型の携帯塵取り用具

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JP3064919U
JP3064919U JP1999004334U JP433499U JP3064919U JP 3064919 U JP3064919 U JP 3064919U JP 1999004334 U JP1999004334 U JP 1999004334U JP 433499 U JP433499 U JP 433499U JP 3064919 U JP3064919 U JP 3064919U
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JP
Japan
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sheet
adhesive
portable dust
disposable portable
separator
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JP1999004334U
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Inventor
菜摘 森山
泰之 森山
Original Assignee
森山印刷株式会社
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】片手の指先で気持ち良く掴み使用できる使い捨
て型の携帯塵取り用具を提供する。 【解決手段】片手の指先で掴める大きさ程度のほぼ長方
形に形成した可撓なシート(10)の裏面へ塵取り用粘
着剤(12)を、そのシート(10)の折り曲げ予定線
(O−O)上に一定帯幅(W)の余白(S)が残るよう
塗布すると共に、その折り曲げ予定線(O−O)上にお
いて突き合う一対のセパレーター(13)を、上記粘着
剤(12)の裏面へ剥離自在に貼り合わせた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は衣類のポケットやハンドバッグなどに収納して、簡易に便利良く使い 捨てることができる携帯塵取り用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の使い捨て型携帯塵取り用具としては、ほぼ長方形な紙の裏面へ塵取り 用粘着剤を、その紙の周縁一部に余白が残るよう塗布し、更にその粘着剤の裏面 全体へ1枚のセパレーターを剥離自在に貼り合わせた製品が公知である。
【0003】 又、上記粘着剤の余白部を形成する代りに、その紙の表面へ使用者の指先挿入 用カバーやバンドを設けた製品も市販されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前者の構成ではセパレーターの剥離後に、紙の裏面全体から粘着剤 が露出するため、その紙を片手の指先で気持ち良く掴むことができず、使用面積 が制限される意味からも、いたづらに多く捨てざるを得なくなる。
【0005】 他方、後者の構成では指先を円滑に挿入し難く、使い捨て型としては未だ複雑 であり、却って製造コスト高を招く結果となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのために使い捨て型の携帯 塵取り用具として、片手の指先で掴める大きさ程度のほぼ長方形に形成した可撓 なシートの裏面へ塵取り用粘着剤を、そのシートの折り曲げ予定線上に一定帯幅 の余白が残るよう塗布すると共に、その折り曲げ予定線上において突き合う一対 のセパレーターを、上記粘着剤の裏面へ剥離自在に貼り合わせたことを特徴とす るものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を説明すると、その使い捨て型の携帯 塵取り用具を示した図1〜5において、(10)は1枚の紙やプラスチックフィ ルム、合成紙などの可撓なシートであり、片手の指先で掴むことができる大きさ 程度(例えば約70mm×100mm)のほぼ長方形に形成されている。(X) はその長辺、(Y)は短辺である。
【0008】 上記シート(10)の表面に対しては、希望の文字や図形、記号若しくはこれ らの結合又はこれらと色彩との結合から成る標章(11)を印刷することにより 、興趣に富む外観化粧効果を与えることが望ましい。
【0009】 (12)は上記シート(10)の短辺(Y)とほぼ平行な2等分線を折り曲げ 予定線(O−O)として、その折り曲げ予定線(O−O)上に一定帯幅(W)( 好ましくは広くとも約6mm)の余白(S)を残るように、そのシート(10) の裏面へ均一に塗布された塵取り用粘着剤であり、衣類や床面、テーブルなどの 対象物(M)に付着している塵埃、繊維屑、髪、その他の各種不潔物を、その粘 着力よって移し取れるようになっている。
【0010】 更に、(13)は上記粘着剤(12)の裏面へ剥離自在に貼り合わされたセパ レーター(離型紙)であり、上記シート(10)と同じ大きさ・形状を備えた1 枚の紙やプラスチックフィルムなどから成るが、これは特に上記シート(10) の折り曲げ予定線(O−O)上において2等分されることにより、その一対の半 片(13a)(13b)が突き合う状態に並列している。(14)はそのセパレ ーター(13)を2等分する切り目である。
【0011】 このような構成の携帯塵取り用具は、例えば10枚1組の包装品として販売に 供され、これを入手した使用者において、衣類のポケットやハンドバッグなどに 収納・携帯することができる。
【0012】 そして、これを使用するに当っては、上記シート(10)を折り曲げ予定線( O−O)から図4のように、その裏面が出隅側となる山型に半折りするのである 。
【0013】 そうすれば、セパレーター(13)も半折りされることになるが、上記シート (10)の折り曲げ予定線(O−O)上には粘着剤(12)の塗布されていない 一定帯幅(W)の余白(S)があるため、そのセパレーター(13)の半片(1 3a)(13b)同志はシート(10)から自づと浮上して、剥離しやすい準備 状態になる。
【0014】 そこで、そのセパレーター(13)における何れか一方の半片(13a)を剥 離して、上記シート(10)の粘着剤(12)を露出させた上、同じくセパレー ター(13)の残る半片(13b)とシート(10)を片手の指先で掴むことに より、その半分だけ露出した粘着剤(12)を図5のように、衣類やテーブル、 床面などの対象物(M)へ叩き付け又は摺り付けて、その対象物に付着している 塵埃や繊維屑、髪、その他の各種不潔物を移し取り収集するのである。
【0015】 引き続き、セパレーター(13)における他方の半片(13b)も剥離して、 これにより露出したシート(10)の粘着剤(12)を、同様に対象物(M)へ 叩き付け又は摺り付けて、その各種不潔物を移し取ることができることは勿論で あり、何れにしても使用後には廃棄すれば良い。
【0016】 図1〜3に基いて説示した実施形態では、ほぼ長方形なシート(10)の2等 分線を折り曲げ予定線(O−O)として、その折り曲げ予定線(O−O)上での 切り目(14)により、セパレーター(13)を一対の半片(13a)(13b )に2等分しているが、図6、7の変形実施形態から明白なように、上記折り曲 げ予定線(O−O)をシート(10)の2等分線から一方の短辺(Y)側へ、そ の短辺(Y)とほぼ平行に僅かな一定量(L)だけ片寄らせてもさしつかえない 。
【0017】 このような構成を採用したとしても、上記粘着剤(12)の塗布されていない 一定帯幅(W)の余白(S)が、シート(10)の折り曲げ予定線(O−O)上 にあって、しかもその折り曲げ予定線(O−O)上での切り目(14)により、 セパレーター(13)が2分割されている限りでは、上記作用効果を達成するこ とができるからである。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案では使い捨て型の携帯塵取り用具として、片手の指先で 掴める大きさ程度のほぼ長方形に形成した可撓なシート(10)の裏面へ塵取り 用粘着剤(12)を、そのシート(10)の折り曲げ予定線(O−O)上に一定 帯幅(W)の余白(S)が残るよう塗布すると共に、その折り曲げ予定線(O− O)上において突き合う一対のセパレーター(13)を、上記粘着剤(12)の 裏面へ剥離自在に貼り合わせてあるため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に 改良できる効果がある。
【0019】 即ち、本考案の上記構成によれば、ほぼ長方形なシート(10)の裏面に塵取 り用粘着剤(12)が、そのシート(10)の折り曲げ予定線(O−O)上に一 定帯幅(W)の余白(S)を残すように塗布されており、しかもその折り曲げ予 定線(O−O)上において突き合う一対のセパレーター(13)が、上記粘着剤 (12)の裏面に貼り合わされているため、上記シート(10)をその裏面が出 隅側となる山型に折り曲げさえすれば、両セパレーター(13)が自づとシート (10)から浮上することになり、そのセパレーター(13)を極めて容易に剥 離することができる。
【0020】 又、上記セパレーター(13)はシート(10)の折り曲げ予定線(O−O) 上から2分割されているため、その何れか一方を剥離することにより、その露出 した粘着剤(12)での塵取り使用中には、残る他方のセパレーター(13)と シート(10)を片手の指先で確実に掴むことができ、女性でも気持ち良く使え るのである。
【0021】 特に、請求項2の構成を採用するならば、シート(10)の折り曲げ予定線( O−O)がそのシート(10)の短辺(Y)とほぼ平行な2等分線をなすため、 極めて明確に且つ円滑に半折りすることができ、そのセパレーター(13)が互 いに同じ大きさの半片(13a)(13b)として2等分されていることとも相 俟ち、上記セパレーター(13)と粘着剤(12)とを半分づつ使用して、交互 に便利良く塵取り作業し得るのであり、この種使い捨て型の携帯塵取り用具とし て、その量産効果も最大限に発揮させることができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る使い捨て型携帯塵取り用具の平面
図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】シートの折り曲げ予定線から折り曲げた状態を
示す断面図である。
【図5】本考案の塵取り作業状態を示す断面図である。
【図6】本考案の変形実施形態を示す図2に対応する底
面図である。
【図7】図6の7−7線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(10)・シート (11)・標章 (12)・粘着剤 (13)・セパレーター (14)・切り目 (S)・粘着剤の余白 (X)・シートの長辺 (Y)・シートの短辺 (W)一定帯幅 (O−O)・折り曲げ予定線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月17日(1999.6.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片手の指先で掴める大きさ程度のほぼ長方
    形に形成した可撓なシート(10)の裏面へ塵取り用粘
    着剤(12)を、そのシート(10)の折り曲げ予定線
    (O−O)上に一定帯幅(W)の余白(S)が残るよう
    塗布すると共に、 その折り曲げ予定線(O−O)上において突き合う一対
    のセパレーター(13)を、上記粘着剤(12)の裏面
    へ剥離自在に貼り合わせたことを特徴とする使い捨て型
    の携帯塵取り用具。
  2. 【請求項2】シート(10)の短辺(Y)とほぼ平行な
    2等分線を折り曲げ予定線(O−O)とすることによ
    り、セパレーター(13)を2等分したことを特徴とす
    る請求項1記載の使い捨て型の携帯塵取り用具。
  3. 【請求項3】シート(10)を紙、プラスチックフィル
    ム又は合成紙から、約70mm×100mmの大きさに
    形成すると共に、その表面へ文字、図形、記号若しくは
    これらの結合又はこれらと色彩との結合から成る標章
    (13)を印刷したことを特徴とする請求項1記載の使
    い捨て型の携帯塵取り用具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678345U (ja) * 1993-04-13 1994-11-04 デンヨー株式会社 回転機鉄板の搬送装置
JP2020174944A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 株式会社モレーンコーポレーション 医療廃棄物回収具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678345U (ja) * 1993-04-13 1994-11-04 デンヨー株式会社 回転機鉄板の搬送装置
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