JP3043366U - 携帯用衣服クリーナ - Google Patents

携帯用衣服クリーナ

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JP3043366U
JP3043366U JP1997003845U JP384597U JP3043366U JP 3043366 U JP3043366 U JP 3043366U JP 1997003845 U JP1997003845 U JP 1997003845U JP 384597 U JP384597 U JP 384597U JP 3043366 U JP3043366 U JP 3043366U
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ヒデ子 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型且つ簡素な構造であって、衣服等に付着
したごみ取りを行う際の使い勝手がよく、非使用時に
は、粘着面にごみが付着することなく保管が容易で、ま
た、携帯時には、粘着面が手や衣服等に付着することな
く携帯性の良い携帯用衣服クリーナを提供することを目
的とする。 【解決手段】 リング状に形成され、外周に粘着面4b
を有する粘着テープ4の粘着面4bを剥離テープ5で剥
離自在に被覆する。この剥離テープ5で被覆された粘着
テープ4を扁平に畳み込んだ状態で複数枚重ね、剥離テ
ープ5の長手方向の一端を、保持部2の綴じ部2bに糊
付け等によって冊子状に綴じ込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯が容易であり、外出先等において衣服に付着した塵埃等のごみ を容易に粘着除去することのできる携帯用衣服クリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
服装は、その人の人格を表すものとしての重要視され、会議や商談時等におい て、また、パーティーやデートのとき等において、その身だしなみを整えること は、人付き合いの基本として大切なことである。
【0003】 ところで、スーツ等の衣服に糸くずや埃などのごみが付着したとき、このごみ を除去するものとしては、例えば、実開昭55−106646号公報に、片面に 粘着層を有するテープの粘着層面を表面にして捲回して形成した粘着テープが開 示されている。この粘着テープは、テープを捲回した紙管に保持具を装着し、こ の保持具を手に持って粘着テープを、衣服等の上で転動させることによって該衣 服などに付着したごみを除去するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記先行技術の粘着テープは、ロール状に捲回して形成されているた め、大型であり、粘着面が硬く形成されている。このため、上記粘着テープは、 衣服を着用したとき等にできる小さな窪みのごみを除去すること困難であり、使 い勝手が悪いという不都合がある。
【0005】 また、上記先行技術の粘着テープは、粘着層が常に表面にむき出しになってい る。このため、上記粘着テープは、非使用時にも粘着層にごみが多量に付着しや すく、しかも、上記粘着テープは、携帯する際に粘着層が手や衣服等に付着する ので、携帯性が悪く、外出先等で衣服に付着したごみ取りを行うのに不向きであ る。
【0006】 さらに、上記先行技術の粘着テープは、使用時に保持具を必要とするため、器 具が複雑な構造となる。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、小型且つ簡素な構造であって、衣 服等に付着したごみ取りを行う際の使い勝手がよく、非使用時には、粘着面にご みが付着することなく保管が容易で、また、携帯時には、粘着面が手や衣服等に 付着することなく携帯性の良い携帯用衣服クリーナを提供することを目的とする 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案による携帯用衣服クリーナは、外周面にご みを粘着する粘着面を有し展開時にリング状となる粘着テープと、上記粘着テー プの粘着面を剥離自在に被覆する剥離テープと、綴じ部と該綴じ部の両側に連な って形成した一対の表紙とを有するメモ帳タイプの保持部とを備え、複数枚の上 記剥離テープの一辺がそれぞれ上記保持部に綴じられて冊子状に形成され、この 剥離テープによって、扁平に折り畳まれた上記複数枚の粘着テープの各粘着面を 被覆して保持したことを特徴とし、上記剥離テープは、上記粘着テープの外周よ りもやや長く形成したテープであって、上記粘着テープの粘着面を全周に亘って 1枚の剥離テープで被覆して保持することを特徴とし、また、上記剥離テープは 、上記粘着テープを扁平に折り畳んだ長さよりもやや長く形成したテープであっ て、2枚の剥離テープで上記粘着テープの粘着面を両側から挟んで被覆して保持 することを特徴とし、さらに、上記剥離テープは、上記粘着テープを扁平に折り 畳んだ長さよりもやや長く形成した、両面が上記粘着面に対して剥離自在なテー プであって、互いに隣接する剥離テープで上記粘着テープの粘着面を両側から挟 んで被覆して保持することを特徴とする。
【0009】 すなわち、本考案による携帯用衣服クリーナは、一端が保持部に綴じられた剥 離テープから粘着テープが剥離され、該粘着テープの粘着面が衣服等に押し当て られてごみ等が除去される。
【0010】 また、本考案による携帯用衣服クリーナは、上記剥離テープの保持部に綴じら れた固定辺の近傍にに切取線を有し、自由辺に剥離用摘み部を有することを特徴 とする。
【0011】 すなわち、本考案による携帯用衣服クリーナは、切取線に沿って剥離テープを 切り離され、また、剥離用摘み部を摘んで粘着テープから剥離テープが剥離され る。
【0012】 また、本考案による携帯用衣服クリーナは、上記保持部の表紙の裏面に、ヤス リを設けたもので、例えばこのヤスリで爪等を研げるようにする。
【0013】 また、本考案による携帯用衣服クリーナは、上記綴じ部に、上記剥離テープと 一体にこの剥離テープ以外の他の用途の紙状体を綴じたことを特徴とし、上記紙 状体は、油取り紙であることを特徴とし、上記紙状体は、少なくとも片面におし ろいを添付した紙であることを特徴とする。
【0014】 すなわち、本考案による携帯用衣服クリーナは、上記油取り紙で小鼻の油取り を行い、また、おしろいを添付した紙で発汗等を抑える。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図示の実施の形態によって本考案の実施の形態を説明する。 図1〜図7は、本考案の第1の実施の形態に係り、図1は本考案による携帯用 衣服クリーナの保持部を開いた状態の斜視図、図2は携帯用衣服クリーナの保持 部を閉じた状態の斜視図、図3は携帯用衣服クリーナから携帯用衣服クリーナ本 体を一枚切り離した状態の斜視図、図4は携帯用衣服クリーナにおける携帯用衣 服クリーナ本体のみを取り出して示した斜視図、図5は携帯用衣服クリーナの携 帯用衣服クリーナ本体を手に装着した状態を示す説明図、図6は携帯用衣服クリ ーナの粘着テープの使用方法を示す説明図、図7は携帯用衣服クリーナのから携 帯用衣服クリーナ本体を切り離さない状態で剥離テープから粘着テープを剥離す る際の説明図である。
【0016】 図1に示すように、携帯用衣服クリーナ1は、粘着テープ4と剥離テープ5と からなる携帯用衣服クリーナ本体3と、複数の該携帯用衣服クリーナ本体3を冊 子状に綴じて保持する保持部2とでその主要部が構成されている。
【0017】 上記粘着テープ4は、細長の紙や布あるいはビニールシートからなる柔軟性を 有する粘着テープ本体4aがリング状に形成されてなり、この粘着テープ本体4 aの外周面には、粘着面4bが形成されている。
【0018】 上記粘着テープ4の粘着面4bは、全周に亘って1枚の剥離テープ5で被覆さ れている。この剥離テープ5は、少なくとも片面が上記粘着面に対して剥離自在 な面に形成された細長のテープであり、テープ幅が上記粘着テープ4のテープ幅 と略同幅に形成され、また、テープ長が上記粘着テープ4の外周よりもやや長く 形成されている。
【0019】 上記剥離テープ5の一端側の上記粘着面4bを被覆していない部分には、ミシ ン目が切取線5aとして形成されている。また、この剥離テープ5の他端側の上 記粘着面5bを被覆していない部分は、使用者が該剥離テープ5を粘着テープ4 から剥離する際の剥離用摘み部5bとして形成されている。
【0020】 上記保持部2は、厚紙やプラスチック薄板等からなるメモ帳タイプの保持部で あり、一対の表紙2a,2aの一端が綴じ部2bに連接されて形成されている。
【0021】 上記表紙2a,2aは、幅が上記粘着テープ4のテープ幅と略同じかまたは該 テープ幅よりも大きく形成され、長さが上記粘着テープ4を扁平に折り畳んだと きの長さよりもやや長く形成された長方形状に形成されている。
【0022】 上記保持部2の綴じ部2bには、上記携帯用衣服クリーナ本体3が複数枚綴じ られて冊子状の上記携帯用衣服クリーナ1が形成される。詳しくは、上記剥離テ ープ5によって被覆された上記粘着テープが扁平に折り曲げられた状態で複数枚 重ねられ、上記綴じ部2bに、上記剥離テープ5の切取線5aが形成された側の 辺が、例えば糊付けによって綴じられる。
【0023】 ここで、上記携帯用衣服クリーナ本体3の上記綴じ部2bに対する綴じ込みは 、糊付けのみに限らず、例えば、剥離テープ5を、綴じ部2bに縫い込んで綴じ てもよく、また、剥離テープ5を、ホチキス等を用いて綴じ部2bに綴じてもよ い。
【0024】 このように構成された携帯用衣服クリーナ1は、非使用時においては、図2に 示すように、表紙2a,2aを閉じ、この表紙2a,2aによって携帯用衣服ク リーナ本体3,3,…,を挟持した状態で、保管あるいは携帯される。
【0025】 このため、携帯用衣服クリーナ本体3,3,…,が、上記表紙2a,2aによ って保護され、上記携帯用衣服クリーナ1を洋服のポケット等に入れて携帯する 際に、剥離テープ5が、粘着テープ5の粘着面4bから剥離されて、同粘着テー プ4が携帯用衣服クリーナ1から脱離されることがない。
【0026】 一方、使用時には、図3に示すように、携帯用衣服クリーナ1は、表紙2a, 2aが開かれ、携帯用衣服クリーナ本体3が一枚、切取線5aに沿って切り離さ れる。
【0027】 次に、上記切り離された携帯用衣服クリーナ本体3は、リング状に展開され( 図4参照)、このリング状部分(粘着テープ4の内周)に人差し指と中指を挿入 した状態で、粘着面4bを被覆していた剥離テープ5が剥離される(図5参照) 。このとき、使用者は、指を挿入した手とは逆の手で剥離用摘み部5bを摘み、 剥離テープ5を剥離する。
【0028】 このように、指に粘着テープ4を装着する際、使用者は、粘着面4aに一度も 触れることなく粘着テープ4を装着することができるため、装着が容易である。
【0029】 次に、図6に示すように、使用者は、上記粘着テープ4を衣服6等に当接し、 該衣服6に対して手を動かすことによって、粘着テープ4が人差し指と中指とを 中心に転動され、衣服6に付着した糸くずや埃などのごみが粘着面4bによって 除去される。
【0030】 ここで、上記粘着テープ4は、柔軟性を有しているので、使用者が粘着テープ 4をごみ付着面に強く押し当てて使用することで、平面のみならず、曲面のくぼ み部分のごみも除去することができ、衣服を着用したままの状態でごみ取りを行 う際等にも使い勝手がよい。
【0031】 なお、上記粘着テープ4によるごみ除去は、衣服に限定されるものではなく、 座席やカーペット等に使用してもよい。
【0032】 上記粘着テープ4の使用後は、該粘着テープ4を剥離テープ5にくるんでごみ 箱に捨てれば、使用後の粘着テープ4を、他のものに付着させることなく容易且 つ衛生的に処理できる。
【0033】 また、上記携帯用衣服クリーナ1において、剥離テープ5を該携帯用衣服クリ ーナ1から切り離さないままの状態で、粘着テープ4を携帯用衣服クリーナ1か ら取り出すこともできる。すなわち、図7に示すように、使用者は、剥離テープ 5を携帯用衣服クリーナ1から切り離さないままの状態で、粘着テープ4のリン グ状部分に指を挿入し、綴じ部2bとは反対の方向(図中Aの方向)に指を引き 上げる。すると、粘着テープ4が剥離テープ5に対して転動されながら脱離され る。
【0034】 このように、剥離テープ5を携帯用衣服クリーナ1から切り離さずに粘着テー プ4のみを取り出すことにより、剥離テープ5は、綴じ部2bに残り、余分なご みにならない。
【0035】 なお、この場合、携帯用衣服クリーナ1から粘着テープ4を取り出す際に、切 取線5aおよび剥離用摘み部5bを必要としない。従って、これらを省いて携帯 用衣服クリーナ1を形成すれば、構造を簡素化できる。
【0036】 以上、説明したように本実施の形態によれば、携帯用衣服クリーナ1は、リン グ状の粘着テープ4を剥離シート5で被覆し、保持部2に複数枚閉じて形成され るものなので、小型且つ簡素な構造に形成することができる。
【0037】 また、この携帯用衣服クリーナ1は、コンパクトで薄型の冊子状なので、携帯 性が良く、外出先で衣服などのごみを除去するのに最適である。
【0038】 さらに、上記粘着テープ4は、柔軟性を有しているので、平面のみならず曲面 のくぼみ部分のごみも除去することができ、衣服を着用したままの状態でごみ取 りを行う際等に使い勝手がよい。
【0039】 次に、本考案の第2の実施の形態について説明する。 図8〜図10は、本考案の第2の実施の形態に係り、図8は携帯用衣服クリー ナの保持部を開いた状態の斜視図、図9は携帯用衣服クリーナから携帯用衣服ク リーナ本体を一枚切り離した状態の斜視図、図10は携帯用衣服クリーナのから 携帯用衣服クリーナ本体を切り離さない状態で剥離テープから粘着テープを剥離 する際の説明図である。
【0040】 本実施の形態の携帯用衣服クリーナ1Aは、図8及び図10に示すように、前 記第1の実施の形態で採用した剥離テープ5に代えて、この剥離テープ5の略半 分の長さに形成された剥離テープ7を2枚用いて、粘着テープ4の粘着面4bを 被覆したものである。尚、上記第1の実施の形態と同様な構成については同符号 を付してその説明を省略する。
【0041】 携帯用衣服クリーナ本体3Aは、2枚の剥離テープ7,7によって被覆された リング状の粘着テープ4が、扁平に折り曲げられて形成されている。
【0042】 上記剥離テープ7,7には、前述の第1の実施の形態で採用した剥離テープ4 と同様に、一端側に切取線7a,7aが形成されており、他端側は、剥離用摘み 部7b,7bとして形成されている。
【0043】 そして、上記携帯用衣服クリーナ本体3Aが、保持部2の綴じ部2bに綴じ込 まれて携帯用衣服クリーナ1Aが形成されている。詳しくは、上記第1の実施の 形態と同様、上記剥離テープ7,7の切取線7a,7aが形成された側の先端部 が、糊付け等によって保持部2の綴じ部2bに綴じられて、携帯用衣服クリーナ 1Aが形成される。
【0044】 上記構成による携帯用衣服クリーナ1Aは、非使用時には、保持部2の表紙2 a,2aが閉じられ、これらの表紙2a,2aによって上記携帯用衣服クリーナ 本体3A,3A,…,が挟持された状態で、保管或いは携帯される。
【0045】 一方、使用時には、使用者が、図9に示すように、携帯用衣服クリーナ本体3 Aを、一枚、切取線7a,7aに沿って、上記携帯用衣服クリーナ1Aから切り 離して用いる。また、図10に示すように、携帯用衣服クリーナ本体3Aを携帯 用衣服クリーナ1Aから切り離さない状態で、粘着テープ4のリング状部分に指 を挿入し、剥離テープ7,7を剥離してもよい。
【0046】 この第2の実施の形態においても、上記第1の実施の形態と同様な効果を得る ことができる。
【0047】 次に、本考案の第3の実施の形態について説明する。 図11は、本考案の第3の実施の形態による携帯用衣服クリーナの保持部を開 いた状態の斜視図である。
【0048】 本実施の形態による携帯用衣服クリーナ1Bは、図11に示すように、上記第 2の実施の形態の剥離テープ7に代えて、該剥離テープ7と略同様な形状であっ て、両面に粘着テープ4の粘着面4bが剥離自在な面を有する剥離テープ10を 適用した実施の形態である。なお、上記第2の実施の形態と同様な構成について は同符号を付し説明を省略する。
【0049】 この実施の形態では、一端側に切取線10aを有し、他端側に剥離用摘み部1 0bを有する複数枚の上記剥離テープ10,10,…,の上記切取線10aが形 成された側の端部が、綴じ部2bに糊付け等によって綴じられている。
【0050】 そして、粘着テープ4,4,…,が、上記剥離テープ10,10,…,の間に それぞれ1枚ずつ挟まれた状態で保持されている。勿論、上記粘着テープ4,4 ,…,の粘着面4b,4b,…,は、上記剥離テープ10,10,…,に被覆さ れている。
【0051】 このように構成された携帯用衣服クリーナ1Bは、上記第2の実施の形態の携 帯用衣服クリーナ1Aと同様に用いられる。但し、本実施の形態では、粘着テー プ4を、剥離テープ10に被覆された状態のまま1枚ずつ切り取られることはな い。
【0052】 本実施の形態によれば、剥離テープ10,10,…,の両面を有効に利用でき るので、上記第2の実施の形態の携帯用衣服クリーナ1Aよりも少ない剥離テー プで、同様な効果の得られる携帯用衣服クリーナを形成することができる。
【0053】 次に、本考案の第4の実施の形態について説明する。 図12は、本考案の第4の実施の形態による携帯用衣服クリーナの保持部を開 いた状態の斜視図である。
【0054】 本実施の形態による携帯用衣服クリーナ1Cは、図12に示すように、上記第 1の実施の形態の携帯用衣服クリーナ1の一方の表紙2aの裏面に、ヤスリ8を 設けたものである。
【0055】 このように、表紙2aの裏面にヤスリ8を設け、使用者は、このヤスリ8によ って爪研ぎを行うことによって、衣服のごみ除去と併せて、外出先等で、総合的 に身だしなみを整えることができる。
【0056】 勿論、上記第2,3の実施の形態の携帯用衣服クリーナ1Aの表紙2aの裏面 に、同様な、爪研ぎ用のヤスリ8を設けても良い。
【0057】 次に、本考案の第5の実施の形態について説明する。 図13は、本考案の第5の実施の形態による携帯用衣服クリーナの保持部を開 いた状態の斜視図である。
【0058】 本実施の形態による携帯用衣服クリーナ1Dは、図13に示すように、上記第 4の実施の形態の携帯用衣服クリーナ1Bの綴じ部2bに、携帯用衣服クリーナ 本体3,3,…,とは別の用途の紙状の部材を、該携帯用衣服クリーナ3,3, …,と一体的に、糊付け等によって綴じ込んだものである。本実施の形態では、 この紙状の部材として、油取り紙9が、上記綴じ部2bに綴じられている。
【0059】 このように携帯用衣服クリーナ1Dを構成することで、使用者は、粘着テープ 4による衣服のごみ除去と併せて、爪研ぎ、小鼻の油取り等を行うことができ、 外出先等で、より効果的に身だしなみを整えることができる。
【0060】 尚、本実施の形態では、携帯用衣服クリーナ本体3,3,…,と一体に、綴じ 部2bに油取り紙9,9,…,を綴じ込んだが、綴じ部2bに綴じ込む紙状体は 、例えば、表面におしろいが添布されたおしろい紙を綴じ込んでもよい。 このように、おしろい紙を綴じ込めば、このおしろい紙によって発汗を抑える ことができる。
【0061】 また、上記綴じ部2bに綴じ込む紙状体は、上記油取り紙、上記おしろい紙以 外であっても良いことは勿論である。
【0062】 また、上記第2,3の実施の形態の携帯用衣服クリーナの綴じ部に、本実施の 形態と同様に、油取り紙やおしろい紙等を綴じ込んでもよい。また、携帯用衣服 クリーナ1Dは、表紙2aの裏面にヤスリ8を設けない構成としてもよい。
【0063】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案によれば、非使用時には、粘着テープの粘着面は 剥離テープによって被覆されているので、保管が容易である。
【0064】 また、上記粘着テープは、通常、扁平に折り畳まれているので、携帯用衣服ク リーナをコンパクトで薄型の冊子状に形成することができ、携帯性が良い。
【0065】 また、衣服等のごみ取りは、リング状の粘着テープによって行われるものであ り、この粘着テープは柔軟性を有しているので平面のみならず曲面のくぼみ部分 のごみも除去することができ、使い勝手がよい。
【0066】 さらに、上記粘着テープは、テープであるため柔軟性を有し、平面のみならず 曲面のくぼみ部分のごみも除去することができ、衣服を着用したままの状態でご み取りを行う際等に使い勝手がよい。
【0067】 また、携帯用衣服クリーナの表紙の裏面にヤスリを設ければ、使用者は、この ヤスリによって爪研ぎ等を行うことができ、衣服等のごみ取りと併せて総合的に 身だしなみを整えることができる。
【0068】 さらに、携帯用衣服クリーナの綴じ部に油取り紙やおしろい付の紙等を綴じ込 めば、使用者は、上記油取り紙によって小鼻の油取りを行うことができ、また、 おしろい付の紙によって、発汗を抑えることができるので、衣服等のごみ取りと 併せてより効果的に身だしなみを整えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1〜図7は本考案の第1の実施の形態に係
り、図1は携帯用衣服クリーナの保持部を開いた状態の
斜視図
【図2】携帯用衣服クリーナの保持部を閉じた状態の斜
視図
【図3】携帯用衣服クリーナから携帯用衣服クリーナ本
体を一枚切り離した状態の斜視図
【図4】携帯用衣服クリーナにおける携帯用衣服クリー
ナ本体のみを取り出して示した斜視図
【図5】携帯用衣服クリーナの携帯用衣服クリーナ本体
を手に装着した状態を示す説明図
【図6】携帯用衣服クリーナの粘着テープの使用方法を
示す説明図
【図7】携帯用衣服クリーナから携帯用衣服クリーナ本
体を切り離さない状態で剥離テープから粘着テープを剥
離する際の説明図
【図8】図8〜図10は本考案の第2の実施の形態に係
り、図8は携帯用衣服クリーナの保持部を開いた状態の
斜視図
【図9】携帯用衣服クリーナから携帯用衣服クリーナ本
体を一枚切り離した状態の斜視図
【図10】携帯用衣服クリーナのから携帯用衣服クリー
ナ本体を切り離さない状態で剥離テープから粘着テープ
を剥離する際の説明図
【図11】本考案の第3の実施の形態による携帯用衣服
クリーナの保持部を開いた状態の斜視図
【図12】本考案の第4の実施の形態による携帯用衣服
クリーナの保持部を開いた状態の斜視図
【図13】本考案の第5の実施の形態による携帯用衣服
クリーナの保持部を開いた状態の斜視図
【符号の説明】
1 … 携帯用衣服クリーナ 2 … 保持部 2a … 表紙 2b … 綴じ部 4 … 粘着テープ 4a … 粘着面 5 … 剥離テープ

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にごみを粘着する粘着面を有し展
    開時にリング状となる粘着テープと、 上記粘着テープの粘着面を剥離自在に被覆する剥離テー
    プと、 綴じ部と該綴じ部の両側に連なって形成した一対の表紙
    とを有するメモ帳タイプの保持部とを備え、 複数枚の上記剥離テープの一辺がそれぞれ上記保持部に
    綴じられて冊子状に形成され、この剥離テープによっ
    て、扁平に折り畳まれた上記複数枚の粘着テープの各粘
    着面を被覆して保持したことを特徴とする携帯用衣服ク
    リーナ。
  2. 【請求項2】 上記剥離テープは、上記粘着テープの外
    周よりもやや長く形成したテープであって、上記粘着テ
    ープの粘着面を全周に亘って1枚の剥離テープで被覆し
    て保持することを特徴とする請求項1に記載の携帯用衣
    服クリーナ。
  3. 【請求項3】 上記剥離テープは、上記粘着テープを扁
    平に折り畳んだ長さよりもやや長く形成したテープであ
    って、2枚の剥離テープで上記粘着テープの粘着面を両
    側から挟んで被覆して保持することを特徴とする請求項
    1に記載の携帯用衣服クリーナ。
  4. 【請求項4】 上記剥離テープは、上記粘着テープを扁
    平に折り畳んだ長さよりもやや長く形成した、両面が上
    記粘着面に対して剥離自在なテープであって、互いに隣
    接する剥離テープで上記粘着テープの粘着面を両側から
    挟んで被覆して保持することを特徴とする請求項1に記
    載の携帯用衣服クリーナ。
  5. 【請求項5】 上記剥離テープは、保持部に綴じられた
    固定辺の近傍に切取線を有することを特徴とする請求項
    1乃至4に記載の携帯用衣服クリーナ。
  6. 【請求項6】 上記剥離テープは、自由辺に剥離用摘み
    部を有することを特徴とする請求項1乃至5に記載の携
    帯用衣服クリーナ。
  7. 【請求項7】 上記保持部の表紙の裏面に、ヤスリを設
    けたことを特徴とする請求項1乃至6に記載の携帯用衣
    服クリーナ。
  8. 【請求項8】 上記保持部の綴じ部に、上記剥離テープ
    以外の他の用途の紙状体を綴じ込んだことを特徴とする
    請求項1乃至7に記載の携帯用衣服クリーナ。
  9. 【請求項9】 上記紙状体は、油取り紙であることを特
    徴とする請求項8に記載の携帯用衣服クリーナ。
  10. 【請求項10】 上記紙状体は、少なくとも片面におし
    ろいを添付した紙であることを特徴とする請求項8に記
    載の携帯用衣服クリーナ。
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