JP3112229U - マニキュア用マスキング材 - Google Patents

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Abstract

【課題】マニキュア液を塗る際に、支障なく細かな塗布作業ができるように、作業をする指先をも覆うマスキング材の提供。
【解決手段】マニキュア用マスキング材として、薄いシート部材からなり、少なくとも、想定される爪の基端より指の根元側の指部分から指の先端までを覆うことが可能であり、少なくとも想定される爪が存する指の幅を有するマスキング材本体10と、前記マスキング材本体に設けられる前記爪を表出させる前記爪の幅よりもやや小さな幅を有する穴である爪出し口20と、前記マスキング材本体の指に接触する面であって、すくなくとも爪に隣接する爪側の指部分に接触する部分から前記爪出し口の外縁に至る面に設けられる粘着層であるマスキング粘着層30と、前記マスキング材本体の指の先端を覆う部分を固定する先端固定手段とを設ける。
【選択図】図2

Description

本考案は爪にマニキュア液を塗る際に、爪ぎわの指を覆うマスキング材に関する。
マニキュア液を指に塗る際に、爪からマニキュア液がはみ出し指部分にマニキュア液がついてしまうことがある。これを防ぐために、下記の特許文献には、爪ぎわの指部分をマスキングし、指部分にマニキュア液が付くことを防ぐ技術が開示されている。
実用新案登録第2525724号公報 実開平5−39405号公報 特開2003−79422号公報
ところで、マニキュア液を塗る際には、たとえマスキング材で覆っていても爪ぎわ部分は、爪ぎわの境界に沿って刷毛を塗ることがマニキュアをきれいに仕上げるためには望ましい。マニキュア液を塗る際には瓶の蓋に設けられた刷毛を用いることが通常であり、この刷毛は、瓶の底のマニキュア液を使用できるように柄の長さが3〜6cm程度ある。しかし、このような長い柄では、蓋部分を持ってマニキュア液を塗ると刷毛先を微妙にコントロールすることが難しい。このため、爪と指との境界部分を塗る際には、多くの場合、刷毛の根元部分を持って作業する場合が多い。すると、作業をする指先には、マニキュア液が付いてしまうことになり、作業後、除光液を用いてマニキュア液を拭き取ることになる。
一方、マスキング材を指先に装着する場合、作業をする指先部分もマスキング材で覆えば指先にマニキュア液が付くことを防ぐことができると考えられる。しかし、上記特許文献1、2に記載の考案は、指の先端部分が表出する構造であるためにマニキュア液が付いてしまい。また、特許文献3に記載の考案は指先部分を覆っているが、厚く硬い部材を用いるために細かな作業をすることができない。
本考案は、このような問題に鑑みて、マニキュア液を塗る際に用いるマスキング材において、支障なく細かな塗布作業ができるように、作業をする指先をも覆うことを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、薄いシート部材からなり、少なくとも、想定される爪の基端より指の根元側の指部分から指の先端までを覆うことが可能であり、少なくとも想定される爪が存する指の幅を有するマスキング材本体と、前記マスキング材本体に設けられる前記爪を表出させる前記爪の幅よりもやや小さな幅を有する穴である爪出し口と、前記マスキング材本体の指に接触する面であって、すくなくとも爪に隣接する爪側の指部分に接触する部分から前記爪出し口の外縁に至る面に設けられる粘着層であるマスキング粘着層と、 前記マスキング材本体の指の先端を覆う部分を固定する先端固定手段とを有するマニキュア用マスキング材である。
なお、ここでの「指の先端」とは爪と指が接合している部分と接合していない部分の境界の最も指の付け根側の位置から指先側に存する指の腹において爪の真裏に位置する部分を意味するものとする。また、ここでの「指の幅」とは爪が存在する指先部分の最も太い部分の幅を意味するものとする。さらに、「爪に隣接する指部分」とは、少なくとも爪と指との境界から1mmの幅以内の部分を意味するものとする。
このような構成を有することで、爪出し口から爪を出してマスキング粘着層を爪に隣接する指部分に貼りつけるとともに、指先を覆う部分を先端固定手段により固定して使用する。なお、爪出し口は爪幅よりもやや小さくしてあるので、最初はマスキング粘着層を爪にかかるようにし、爪出し口の縁部を押し広げるようにして爪と指との境界位置に爪出し口の縁部が位置するようにする。
請求項2に記載の考案は、請求項1のマニキュア用マスキング材において、前記マスキング材本体は、指の先端に嵌る袋状に形成されるものである。
請求項3に記載の考案は、請求項1のマニキュア用マスキング材において、前記マスキング材本体は、指の長手方向に沿う帯状に形成され、前記先端固定手段は、前記指先の先端を覆う部分及び/又は指の腹を覆う部分の指に接触する面に設けられる粘着層である固定粘着層により形成される請求項1に記載のマニキュア用マスキング材。
請求項1に記載の考案は、マニキュア液を塗る際に爪に隣接する指部分をマスキングすることにより、爪に隣接する部分にマニキュア液が付着することを防ぐことができることに加えて、マニキュア液を塗る作業を行う指先もマスキング材本体により覆われるので、この作業をする指先部分にもマニキュア液が付着することを防ぐことができる。
請求項2に記載の考案は、マスキング材本体を指先に嵌る袋状に形成することで、マスキング材本体全体を簡易に指先に固定することができ粘着層を爪に隣接部分のみにすることができる。
請求項3に記載の考案は、マスキング材本体を帯状とすることで複数を収納する際に小さく重ねることができるので、収納性、携帯性を高くすることができる。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1に、実施形態1に係るマニキュア用マスキング材Xの斜視図を示す。マニキュア用マスキング材Xはマスキング材本体10と、爪出し口20と、マスキング粘着層30とから構成される。
マスキング材本体10は、薄いシートを想定される人の指先に嵌る袋状に形成したものである。マスキング材本体10はここでは、伸縮性のある合成樹脂性の不織布により形成される。また、想定される人の指先は、ここでは20歳から30歳の女性の平均的な人差し指であるものとする。なお、マスキング材本体10はこのほかに小指用、親指用の大きさのものが存する。マスキング材本体10は指先も覆うものであり、この指先を覆う部分を固定する側縁部から爪側へ至る側面部分は先端固定手段を構成する。
爪出し口20は、想定される人の指先にマスキング材本体10を装着した際に、爪部分が表出するとともに、爪の幅よりもやや小さな幅を有するマスキング材本体10に設けられる穴である。なお、マスキング材10は薄いシートにより形成されているので、マスキング材本体10を指に装着した際における爪出し口20の位置は多少移動することができる。
マスキング粘着層30は、マスキング材本体10の前記爪出し口20の外縁からの爪に隣接する爪側の指部分に接触する部分に至る面、即ち、爪出し口20の両側縁と基端側の縁に渡ってU字状に設けられる、簡単に剥がれる比較的弱い粘着材により形成される粘着層である。ここでは、粘着層は幅が2mmに形成されている。
次に、以上のような構成を有するマニキュア用マスキング材Xの使用方法について説明する。使用に際しては、マニキュア用マスキング材Xとして、人差し指用を6個、小指用と親指用をそれぞれ2個用意する。ここでは、人差し指用を人差し指、中指、薬指に使用するが、中指、薬指の各指専用の大きさのものを用意してもよい。使用者は、図2の側面図に示すように、一つの指の先端にマニキュア用マスキング材Xのマスキング材本体10を爪が爪出し口20から出るように装着する。この際、爪出し口20の爪側の外縁が、図3の想像線に示すように、爪の上面に位置するように爪出し口20の位置を調整する。そして、この状態で、装着しているのとは反対側の手の爪で爪出し口20の外縁を図3の実線に示すように爪と指部分との境界位置に押し出し移動させる。この際、マスキング粘着層30が爪に貼り付くが、粘着力が弱いので、爪により押し出すことで移動させることができる。また、マスキング材本体10は薄いシートにより形成されているので、多少の皺が発生することがあっても、境界上に爪出し口20の外縁を爪と指部分の境界に沿わせることができ、マスキング粘着層30によりこの位置で固定することができる。この作業を全ての指先について行った後に、マニキュア液から刷毛を取り出し、適宜刷毛の付け根近傍を持ちながらマニキュアを各爪へと塗布していく。その後、刷毛を収納し、マニキュア液が乾くのを待ってマニキュア用マスキング材Xを指先からはずして作業が完了する。
(実施形態2)
図4に実施形態2に係るマニキュア用マスキング材Yの正面図を示し、図5に図4のA−A拡大断面図を示す。マニキュア用マスキング材Yはマスキング材本体50と、爪出し口60と、マスキング粘着層70、固定粘着層80とから構成される。
マスキング材本体50は、薄いシートを帯状に形成したものである。ここでは、帯の幅を1cm、長さを3cmに設定している。マスキング材本体50はここでは、伸縮性のある合成樹脂性の不織布により形成される。
爪出し口60は、想定される人の爪の指と接合されている部分よりやや小さな、マスキング材本体50に設けられる穴である。なお、マスキング材50は薄いシートにより帯状に形成されているので、マスキング材本体50を指に装着した際における爪出し口60の位置は適宜移動することができる
マスキング粘着層70は、マスキング材50本体の前記爪出し口60の外縁から所定幅をもって設けられる、簡単に剥がれる比較的弱い粘着材により形成される粘着層である。ここでは、粘着層は幅が2mmに形成されている。
固定粘着層80は、マスキング材Yの裏面の両端部に設けられるマスキング粘着層70と同じ粘着材により形成される粘着層である。なお、ここでは、固定粘着層80とマスキング粘着層70とを分離しているが、一体にしてもよい。また、マスキング材Yの裏面には、全面に渡って、固定粘着層80およびマスキング粘着層70を覆う剥離紙81が貼りつけてある。
次に、以上のような構成を有するマニキュア用マスキング材Yの使用方法について説明する。使用に際しては、マニキュア用マスキング材Yは、人差し指用を6個、小指用と親指用をそれぞれ2個用意する。これらは、爪の大きさに応じて、爪出し口60の大きさが異なる。ここでは、人差し指用を人差し指、中指、薬指に使用するが、中指、薬指の各指専用の大きさのものを用意してもよい。使用者は、マニキュア用マスキング材Yの剥離紙81を剥がし、図6の側面図に示すように、一つの指の先端にマスキング材50を爪が爪出し口60から出るようにし、指の先端で折り返すようにして装着して、固定粘着層80を指に粘着させて固定する。この際、爪出し口60の爪側の外縁が、爪の上面に位置するように爪出し口60の位置を調整する。そして、この状態で、装着しているのとは反対側の手の爪で爪出し口60の外縁を爪と指部分との境界に一致するように押し出し移動させる。この際、やはり、マスキング粘着層60が爪に貼り付くが、粘着力が弱いので、爪により押し出すことで移動させることができる。また、マスキング材本体50は薄いシートにより形成されているので、多少の皺が発生することがあっても、境界上に爪出し口60の外縁を爪と指部分の境界に沿わせることができ、マスキング粘着層70によりこの位置で固定することができる。この作業を全ての指先について行った後に、マニキュア液から刷毛を取り出し、適宜刷毛の付け根近傍を持ちながらマニキュアを各爪へと塗布していく。その後、刷毛を収納し、マニキュア液が乾くのを待ってマニキュア用マスキング材Yを指先からはずして作業が完了する。
実施形態1に係るマニキュア用マスキング材を示す斜視図である。 実施形態1に係るマニキュア用マスキング材を指先に装着した状態を示す側面図である。 実施形態1に係るマニキュア用マスキング材を指先に装着した状態を示す正面図である。 実施形態2に係るマニキュア用マスキング材を示す正面図である。 図4のA−A断面図である。 実施形態2に係るマニキュア用マスキング材を指先に装着した状態を示す側面図である。
符号の説明
X、Y マニキュア用マスキング材
10、50 マスキング材本体
20、60 爪出し口
30、70 マスキング粘着層
80 固定粘着層

Claims (3)

  1. 薄いシート部材からなり、少なくとも、想定される爪の基端より指の根元側の指部分から指の先端までを覆うことが可能であり、少なくとも想定される爪が存する指の幅を有するマスキング材本体と、
    前記マスキング材本体に設けられる前記爪を表出させる前記爪の幅よりもやや小さな幅を有する穴である爪出し口と、
    前記マスキング材本体の指に接触する面であって、少なくとも爪に隣接する爪側の指部分に接触する部分から前記爪出し口の外縁に至る面に設けられる粘着層であるマスキング粘着層と、
    前記マスキング材本体の指の先端を覆う部分を固定する先端固定手段と
    を有するマニキュア用マスキング材。
  2. 前記マスキング材本体は、指の先端に嵌る袋状に形成される請求項1に記載のマニキュア用マスキング材。
  3. 前記マスキング材本体は、指の長手方向に沿う帯状に形成され、前記先端固定手段は、前記指先の先端を覆う部分及び/又は指の腹を覆う部分の指に接触する面に設けられる粘着層である固定粘着層により形成される請求項1に記載のマニキュア用マスキング材。
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