JP3063210U - フイルム包装された紙製カップ状容器 - Google Patents

フイルム包装された紙製カップ状容器

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JP3063210U
JP3063210U JP1999002645U JP264599U JP3063210U JP 3063210 U JP3063210 U JP 3063210U JP 1999002645 U JP1999002645 U JP 1999002645U JP 264599 U JP264599 U JP 264599U JP 3063210 U JP3063210 U JP 3063210U
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container
film
sheet
paper cup
handle
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JP1999002645U
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Inventor
彌一 渡辺
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ワツト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容物を加熱することにより容器が熱のため
手持ちできない場合などに、即座に、手持ちできるよう
にした容器の把手シートを備えたフイルム包装された紙
製カップ状容器を提供する。また、容器の底部外面凹所
からはみ出ないように小さく折り畳んで収容して容器と
共に包装できるようにした容器の把手シートを備えたフ
イルム包装された紙製カップ状容器を提供する。さら
に、容器とは別に容易に量産でき、極めて安価に製作で
きる容器の把手シートを備えたフイルム包装された紙製
カップ状容器を提供する。 【解決手段】 底部43外面に凹所を形成した紙製カッ
プ状容器40と、容器40の底部43外面の凹所からは
み出ないように収容された前記容器の把手シート10で
あつて、その裏面の全部又は一部に粘着層20を形成す
ると共に、前記粘着層20に剥離可能に貼着された剥離
紙30を設けたものとをフイルム包装60したもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フイルム包装された紙製カップ状容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、把手のない紙製カップ状容器は、前記容器入り食品に熱湯を注入したり 、前記容器入り食品を、電子レンジで加熱したりすれば、前記容器も加熱されて 、手で持ちにくくなる。 このため、前記紙製カップ状容器の胴部に断熱性シートを容器製造時に巻回固 着したものがあつたが、紙製カップ状容器と共に、これらの製造工程も一体的に 附加しなければならないので、製造コストが高くつく欠点があつた。 そこで本考案者は、従来と同じように製造される把手のない紙製カップ状容器 をフイルム包装する段階で、シート状の容器の把手を紙製カップ状容器の底部外 面の凹所からはみ出ないように収容して、同時に容器と共に包装するだけで済む フイルム包装された紙製カップ状容器の開発に成功し、本考案を完成した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、内容物を加熱することにより容器が熱のため手持ちできなくなつた 場合に、即座に、手持ちできるようにした容器の把手シートを備えたフイルム包 装された紙製カップ状容器を提供するものである。 また、本考案は、把手のない容器に貼着することにより直ちに手持ちして飲食 等をし易くした容器の把手シートを備えたフイルム包装された紙製カップ状容器 を提供するものである。 また、本考案は、内容物を詰めた容器をフイルム包装する場合に、その容器の 底部外面の凹所からはみ出ないように小さく折り畳んで収容して、容器と共にフ イルム包装できるようにした容器の把手シートを備えたフイルム包装された紙製 カップ状容器を提供するものである。 さらに、本考案は、容器とは別に容易に量産でき、極めて安価に製作できる容 器の把手シートを備えたフイルム包装された紙製カップ状容器を提供するもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のフイルム包装された紙製カップ状容器は、上記課題を達成するため、 図示するように、底部41外面に凹所を形成した紙製カップ状容器40と、折り 畳んで前記容器40の底部41外面の凹所からはみ出ないように収容された前記 容器の把手シート10であつて、その裏面の全部又は一部に粘着層20を形成す ると共に、前記粘着層20に剥離可能に貼着された剥離紙30を設けたものとを 、フイルム包装60したものである。 また、本考案の紙製カップ状容器は、上記課題を達成するため、図示するよう に、前記容器の把手シート10を、前記容器40の胴部43に貼着される部分1 0(1)a及び10(2)aと、前記容器40の胴部43より突出して把手を形 成する部分10(1)b及び10(2)bとに分かれることができるようにした ものである。
【0005】 本考案において、容器の把手シートは、容器底部外面の凹所からはみ出でない ように収容するため、2つ折り以外に3つ折り又は3つ折り以上の折り畳みをす る場合が含まれる。 また、把手シートには、紙製、合成紙製、不織布製、ゴム製、合成樹脂(発泡 タイプを含む)製等の公知の素材がすべて含まれる。また、把手シートには、公 知の断熱構造のものも含まれる。 粘着層は、ゴム系、アクリル樹脂系等の公知の粘着剤をそのまま塗布する場合 、前記公知の粘着剤を繊維質乃至発泡質又は断熱質等の素材に含浸又は積層して 塗布する場合が含まれる。 剥離紙は、紙製、合成樹脂製等公知の素材はすべて含まれ、通常は剥離面をシ リコン加工などの非粘着処理をする。 フイルム包装は、合成樹脂フイルム利用のシユリンク包装、真空包装、レトル ト包装、ストレッチ包装などの公知のフイルム包装がすべて含まれる。
【0006】
【考案の実施の形態1】 本考案の実施の形態1が図1乃至図3に示されている。 本考案の実施例のフイルム包装された紙製カップ状容器は、紙製カップ状容器 40と、図3の1点鎖線の仮想線で示されるように、容器40の底部41外面の 凹所からはみ出ないように収容された2つ折りに折り畳まれてた紙製把手シート 10であつて、図2に示されるように、その裏面に形成された粘着層20(1) 、20(2)と、粘着層20(1)、20(2)に剥離可能に貼着された剥離紙 30(1)、30(2)とを設けたものと、図3の2点鎖線の仮想線で示された フイルム包装60とからなつている。 把手シート10は、図1に示されるように、ほぼ同じ形状のシート部分10( 1)及び10(2)を折目11を介して2つ折りできるようにしたもので、シー ト部分10(1)及び10(2)は、その裏面に折目11を境目に僅かな間隙5 0をあけて粘着層20(1)及び20(2)を形成し、それぞれ剥離紙30(1 )、30(2)を剥離可能に貼着したものである。 また、把手シート10は、2つ折りされる折目11のほかに、カップ状容器4 0の胴部43に貼着されるシート部分10(1)a及び10(2)aと、カップ 状容器40の胴部43より突出して把手を形成するシート部分10(1)b及び 10(2)bとに分かれさせる折目12及び12を設けている。 従つて、容器の把手シート10は、カップ状容器40の底面41外面の凹所か らはみ出ないように収容され、容器40と共に薄フイルム60の包装により包装 されているので、容器40のフイルム60の包装を解いたのち、把手シート10 を取り出して広げ、図3に示すように、剥離紙30(1)、30(2)を取り除 いた粘着層20(1)、20(2)のあるシート部分10(1)a及び10(2 )aを容器40の胴部43に貼着すると共に、折目11、12、12を介してシ ート部分10(1)b及び10(2)bを粘着層20(1)、20(2)を介し て貼着重合して、容器40の胴部43より突出させれば、重合突出したシート部 分10(1)b及び10(2)bは容易に指でつまめる把手を形成し、内容食品 の加熱に伴う容器40の加熱にも耐えて、手持ちすることができる。 なお、本実施例の場合、粘着層20(1)、20(2)及び剥離紙30(1) 、30(2)は、折り畳みシート10のシート部分10(1)a及び10(2) aにだけ形成してもよい。 また、粘着層20及び剥離紙30は、折り畳みシート10を折り畳む折目11 を境目に僅かな間隙50をあけて分離されているが、これは、折り畳みシート1 0を折目11を介して折り畳み易くするためと、爪で剥離紙30を剥がし易くす るためで、これらの分離は必ずしも必要ではない。
【0007】
【考案の実施の形態2】 本考案の実施の形態2が図4乃至図7に示されている。 本考案の実施例のフイルム包装された紙製カップ状容器は、紙製カップ状容器 40Bと、図6の1点鎖線の仮想線で示されるように、紙製カップ状容器40B の底部41B外面の凹所からはみ出ないように収容された3つ折りに折り畳まれ てた容器の紙製把手シート10Bであつて、図5に示されるように、その裏面の 全部に形成された粘着層20Bと、粘着層20Bに剥離可能に貼着された剥離紙 30Bとを設けたものと、図6の2点鎖線の仮想線で示されたフイルム包装60 Bとからなつている。 把手シート10Bは、図4及び図7に示されるように、シート部分10(1) B、10(2)B、10(3)B及び10(4)Bを折目11(1)B、11( 2)B及び11(3)を介して3つ折りできるようにしたもので、シート部分1 0(1)B、10(2)B、10(3)B及び10(4)Bの全裏面に粘着層2 0Bを形成し、これに剥離紙30Bを剥離可能に貼着したものである。 従つて、把手シート10は、カップ状容器40Bの底面41B外面の凹所から はみ出ないように収容され、薄フイルム60Bの包装により容器40Bと共に包 装されているので、容器40Bのフイルム60Bの包装を解いたのち、把手シー ト10Bを取り出して広げ、図6に示すように、剥離紙30Bを取り除いた粘着 層20Bのあるシート部分10(1)B及び10(4)Bを容器40Bの胴部4 3Bに貼着すると共に、折目11(1)B、11(2)B及び11(3)Bを介 してシート部分10(2)B及び10(3)Bを粘着層20Bを介して貼着重合 して、容器40Bをの胴部43Bより突出させれば、重合突出したシート部分1 0(2)B及び10(3)Bは容易に指でつまめる把手を形成し、内容食品の加 熱に伴う容器40Bの加熱にも耐えて、手持ちすることができる。 なお、本考案では、把手シート10Bを、図6の3点鎖線の仮想線で示すよう に、容器40Bの胴部43B周面に、そのまま巻回して貼着し、容器40Bを手 持ちできるようにしてもよい。 本実施例の場合は、粘着層20Bは、把手シート10Bの裏面に全面的に形成 しているが、シート部分10(1)B及び10(4)Bの各裏面にだけ形成して もよく、また、容器40Bの胴部43B周面に、そのまま巻回して貼着する場合 は、シート部分10(2)B及び10(3)Bにだけ形成してもよい。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、容器の把手を、シート状に小さく折り畳んで薄厚に形成して 、容器の底部外面の凹所からはみ出ないように小さく薄く収容して、容器と共に フイルム包装できる利点があり、また、容器の把手シートは、容器と別個に量産 できるので、極めて安価に提供できる利点があり、特に紙製カップ状のいわゆる インスタント食品用容器などに適用して、極めて好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面を一部省略した拡大図であ
る。
【図3】図1の使用状態説明図である。
【図4】本考案の別の実施の形態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線断面を一部省略した拡大図であ
る。
【図6】図4の使用状態説明図である。
【図7】図4の容器の把手シートを折り畳んだときの平
面図である。
【符号の説明】
10、10B 折り畳みシート 10(1)a、10(2)a、10(1)B、10
(4)B 容器胴部に貼着されるシート部分 10(1)b、10(2)b、10(2)B、10
(3)B 把手を形成するシート部分 20、20B 粘着層 30、30B 剥離紙 40、40B 容器 41、41B 容器底部 42、42B 容器蓋部 43、43B 容器胴部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部外面に凹所を形成した紙製カップ状
    容器と、折り畳んで前記容器の底部外面の凹所からはみ
    出ないように収容される前記容器の把手シートであつ
    て、その裏面の全部又は一部に粘着層を形成すると共
    に、前記粘着層に剥離可能に貼着された剥離紙を設けた
    ものとを、フイルム包装したことを特徴とするフイルム
    包装された紙製カップ状容器。
  2. 【請求項2】 前記容器の把手シートを、前記容器の胴
    部に貼着される部分と、前記容器の胴部より突出して把
    手を形成する部分とに分かれることができるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のフイルム包装された紙
    製カップ状容器。
JP1999002645U 1999-04-20 1999-04-20 フイルム包装された紙製カップ状容器 Expired - Lifetime JP3063210U (ja)

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