JP3064885B2 - レインウェア - Google Patents

レインウェア

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Publication number
JP3064885B2
JP3064885B2 JP7287907A JP28790795A JP3064885B2 JP 3064885 B2 JP3064885 B2 JP 3064885B2 JP 7287907 A JP7287907 A JP 7287907A JP 28790795 A JP28790795 A JP 28790795A JP 3064885 B2 JP3064885 B2 JP 3064885B2
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JP
Japan
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hood
lining
bag
linings
rainwear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7287907A
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JPH09111513A (ja
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享 田村
琢之 中島
友紀 西谷
健悟 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常ポケッタブルウェ
アと称されるレインウェアの改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からのポケッタブルウェアは、衣服
の身頃部に衣服を収納するためのポケットを縫着して構
成されていた。このように身頃部に衣服を収納する手段
を有したものは、本出願以前からたくさん出願されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の構造で
は多くの欠点を有していた。まず、身頃部にポケットを
縫着することによって、縫い目が外に出るため、縫い目
から水が入ることである。これは水が入るのを防ぐため
に、縫い目に目止めテープを貼ることで防ぐことが出来
るが、目止めテープを貼ることは、加工費と手間がかか
るといった欠点を有していた。又、縫い目を外へ出さな
いために身頃部に裏地をつけて、裏地にポケットをつけ
ることも行われているが、身頃部に裏地につけるという
のは、通気性が悪くなり、2重構造にもなるため、身頃
部をポケットに収納しにくいといった欠点を有してい
た。更に、裏生地が多くいるので、その費用も余分にか
かるものであった。従って、身頃部に余計な裏地をつけ
ずに、且つ目止めテープを出来るだけ用いずに、又、縫
い目を外に出さないポケッタブルタイプのレインウェア
が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、フード部と身頃部が連結一体に形成された
レインウェアにおいて、該フード部の内側に身頃部を収
納できる袋体を設けた。前記フード部は表地と裏地とか
らできており、前記袋体は2枚の裏地を重ね、該2枚の
裏地を袋体の入口部分を除いた三方を縫着し、このよう
に形成した裏地からなる袋体を表地からなるフード見返
し部、フード天井部、フード本体を縫着したフード部と
縫着したレインウェアとした。或いは、前記袋体は1枚
の裏地の上に2枚の裏地の一部を重ねて配置し、該3枚
の裏地のうち、前記2枚の裏地の重なりを袋体の入口部
分として、これを囲むように四方を縫着し、このように
形成した裏地からなる袋体と、表地からなるフード見返
し部、フード天井部、フード本体を縫着したフード部と
を縫着したレインウェアとした。
【0005】
【作用】フード部に裏地となる袋体を設けたので、表地
1枚と裏地2枚又は3枚でフード本体部分が3重構造
(一部4重構造)になるので、激しい降雨の時の雨音や
雨のあたりを和らげることが出来る。又、フード部の内
側を利用して袋体を作ることによって、縫い目が外に出
ないため、水が侵入することがなく、目止めテープを貼
る必要がない。
【0006】
【実施例】本発明に係るレインウェアを図面に基づいて
説明する。図1に示すように、本発明のレインウェアの
フード部1は、フード見返し部2、フード天井部3、フ
ード本体4の3パーツからなる表地Aと、袋体5を形成
する裏地B1、B2の2パーツからなる裏地Bとから構
成される。又、袋体5の入口部分6の蓋部分7となる裏
地B3を設けることも可能である。
【0007】次に縫着手順を示すと、図2、図3に示す
ように、袋体5となる裏地B1、B2を重ね合わせ、入
口部分6を除いた三方を縫着8する。次にフード見返し
部2とフード天井部3とフード本体4を縫い合わせた表
地Aに、前記裏地B1、B2を縫着8した袋体5を縫着
することにより、本発明のレインウェアのフード部1が
形成される。又、図示はしていないが、袋体5にスナッ
プボタンを設けておくと、身頃部10を収納した入口部
分6を閉じることが出来る。
【0008】図4、図5、図6は別の実施例で、裏地B
3の上に裏地B4及びB5の一部が重なる9ように配置
し、前記2枚の裏地B4、B5の重なり9を入口部分6
として、これを囲むように四方を縫着8する。次にフー
ド見返し部2とフード天井部3とフード本体4を縫い合
わせた表地Aに、前記裏地B3、B4、B5を縫着8し
た袋体5を縫着することにより、本発明の別の実施例の
レインウェアのフード部1が形成される。裏地B4と裏
地B5との重なり9を調節することで、入口部分6の位
置を変えることが出来る。又、図8に示すように、裏地
B5は身頃部10を収納して袋体5とした時に、入口部
分6を覆う蓋部分7となるものである。
【0009】図7、図8は、身頃部10の袋体5への収
納方法を示す説明図で、袋体5を裏返しにして身頃部1
0を収納する。この袋体5に、面ファスナー11を設け
ておくと、身頃部10収納した入口をきっちりと閉じる
ことが出来る。
【0010】図9、図10は、従来のレインウェアのフ
ード部2であり、表地Aのみで出来ており、具体的には
フード見返し部2、フード天井部3、フード本体4から
構成されていた。
【0011】
【発明の効果】ポケット(袋体)を身頃部に設けていな
いので、縫い目が外へ出ず、ここから水が侵入すること
がない。又、身頃部に余分な裏地を設けていないので、
通気性を阻害することがなく、着用上ポケット(袋体)
が邪魔になることもない。そして、フード部の裏地に袋
体を設けたので、フード部が表地1枚と裏地2枚或いは
3枚で構成され、結局フード本体部分が3重構造(一部
4重構造)になるので、激しい降雨の時の雨音や雨のあ
たりを和らげることが可能である。
【0012】又、フード部の内側を利用して袋体を作る
ので、縫い目が外に出ず、且つ目止めテープを貼る必要
がなくて経済的である。更には、フード部の後ろ首にあ
たる部分に面ファスナーがあるため、衿腰があるように
感じられ、フード部の安定性を増すと共にファスナーを
使用していないので首に対する違和感がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレインウェアのフード部のパーツ
を示す平面図である。
【図2】本発明に係るレインウェアのフード部の袋体の
縫着形態を示す説明図である。
【図3】本発明に係るレインウェアのフード部の構造図
である。
【図4】本発明に係るレインウェアのフード部の袋体の
その他の実施例の縫着過程を示す説明図である。
【図5】本発明に係るレインウェアのフード部のその他
の実施例を示す構造図である。
【図6】本発明に係るレインウェアを示す斜視図であ
る。
【図7】本発明に係るレインウェアのフード部の袋体へ
の収納状態を示す説明図である。
【図8】身頃部をフード部の袋体に収納した状態を示す
平面図である。
【図9】従来のレインウェアのフード部のパーツを示す
平面図である。
【図10】従来のレインウェアのフード部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 フード部 2 フード見返し部 3 フード天井部 4 フード本体 5 袋体 6 入口部分 7 蓋部分 8 縫着 9 重なり 10 身頃部 11 面ファスナー A 表地 B 裏地 B1 裏地 B2 裏地 B3 裏地 B4 裏地 B5 裏地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−69207(JP,U) 実公 昭39−24(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41D 3/00 - 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード部(1)は表地(A)と裏地
    (B)とからできており、2枚の裏地(B1)(B2)
    を重ね、該2枚の裏地(B1)(B2)を袋体(5)の
    入口部分(6)を除いた三方を縫着(8)して袋体
    (5)とし、このように形成した裏地(B)を表地
    (A)と縫着したレインウェア。
  2. 【請求項2】 フード部(1)は表地(A)と裏地
    (B)とからできており、1枚の裏地(B3)の上に2
    枚の裏地(B4)(B5)の一部を重ね(9)て配置
    し、該3枚の裏地(B3)(B4)(B5)のうち、前
    記2枚の裏地(B4)(B5)の重なり(9)を袋体
    (5)の入口部分(6)として、これを囲むように四方
    を縫着(8)して袋体(5)とし、このように形成した
    裏地(B)と表地(A)を縫着したレインウェア。
JP7287907A 1995-10-09 1995-10-09 レインウェア Expired - Lifetime JP3064885B2 (ja)

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JP7287907A JP3064885B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 レインウェア

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JPH09111513A JPH09111513A (ja) 1997-04-28
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JP2013083029A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Nobuhiro Aida 雨具収納携帯袋
KR101591582B1 (ko) * 2014-01-21 2016-02-03 전신 우산 케이스 우비
US10716343B2 (en) * 2016-08-19 2020-07-21 Nike, Inc. Stowable apparel item

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JPH09111513A (ja) 1997-04-28

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