JP3064722U - 暗渠用土管ジョイント - Google Patents

暗渠用土管ジョイント

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JP3064722U
JP3064722U JP1999004101U JP410199U JP3064722U JP 3064722 U JP3064722 U JP 3064722U JP 1999004101 U JP1999004101 U JP 1999004101U JP 410199 U JP410199 U JP 410199U JP 3064722 U JP3064722 U JP 3064722U
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culvert
joint
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pipe joint
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豪 谷崎
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北海道農材工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形暗渠用土管であっても、それらを位置
ずれなく連結できるとともに、しかも、その作業を容易
に短時間で行うことができる暗渠用土管ジョイントの提
供。 【解決手段】 本考案に係る暗渠用土管ジョイントA
は、暗渠用土管4,4′どうしを連結する土管連結孔2
を、その内径が、それら暗渠用土管4,4′の外径より
も大径にした両孔口2a,2bから、それらの外径より
も小径にした中央に向けて漸減させるようにして、ジョ
イント本体3に貫通形成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、たとえば耕作地の地下水を河川等に排出するための暗渠用土管どう しを連結する暗渠用土管ジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
暗渠用土管として、たとえば第3045550号登録実用新案公報に記載され たものがある。 図4に示すように、暗渠用土管1は、従来からある円筒形暗渠用土管の転がり を防止するために、土管本体1aの外周面に複数の安定用足1b…を等角度間隔 で突設したものであり、これにより、他の暗渠用土管と連結する際の位置ずれを 生じないようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の暗渠用土管1では、転がりを防ぐために安定用足1b…を突設 させなければならず、その製造が煩雑である。
【0004】 また、暗渠用土管どうしの連結を目検討で行うことになるので、それらの連結 作業が面倒であるとともに時間を要する。
【0005】 そこで本考案は、円筒形暗渠用土管であっても、それらを位置ずれなく連結で きるとともに、その作業を容易に短時間で行うことができる暗渠用土管ジョイン トの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の暗渠用土管ジョイントは、暗渠用土管4,4′どうしを連結す る土管連結孔2を、その内径が、それら暗渠用土管4,4′の外径D0よりも大 径D1にした両孔口2a,2bから、それらの外径D0よりも小径D2にした中 央に向けて漸減するようにして、ジョイント本体3に貫通形成したものである。
【0007】 請求項2記載の暗渠用土管ジョイントは、土管連結孔2の内周面2cに、地下 水を暗渠用土管4,4′内に流入させる地下水流入溝5を形成しているものであ る。
【0008】 請求項3記載の暗渠用土管ジョイントは、上記地下水流入溝5を、所定の角度 間隔で複数形成しているものである。
【0009】 請求項4記載の暗渠用土管ジョイントは、ジョイント本体3を、多角形体に形 成しているものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 本考案に係る暗渠用土管ジョイントAは、たとえば粘土を焼成すること等によ り形成されており、それは、図1〜3に示すように、円筒形暗渠用土管4,4′ (以下、土管という)どうしを連結する土管連結孔2を、方形の板状体にしたジ ョイント本体3に貫通形成したものである。
【0011】 土管連結孔2は、その内径が、土管4,4′の外径D0よりも大径D1にした 両孔口2a,2bから、その外径D0よりも小径D2にした中央に向けて漸減す るようにして形成されている。
【0012】 換言すると、図3に示すように、土管連結孔2の内径が、土管4,4′の外径 とほぼ同径となる中央寄りの位置で、それら土管4,4′の対向端面4a,4′ bの外縁を内周面2cに係止させ、かつ、それら対向端面4a,4′b間に間隙 Wが形成されるようにしている。
【0013】 土管連結孔2の内周面2c中央には、地下水を土管4,4′内に流入させる8 つの地下水流入溝5…が45°間隔で列設されており、それら地下水流入溝5… 及び間隙Wを通じ、土管4,4′内への地下水の流入が円滑に行われるようにし ている。
【0014】 土管4,4′を連結するには、上記土管連結孔2の両孔口2a,2bに土管4 ,4′をそれぞれ対向させ、互いに接近するように移動する。
【0015】 土管4,4′が、土管連結孔2に対して位置ずれしているときには、それらの 対向端面4a,4′bが孔口2a,2b寄りの内周面2cに当接し、引き続き土 管4,4′を移動させることにより、それら土管4,4′が内周面2cに沿って 土管連結孔2の軸心に向け変位して位置ずれが修正されるとともに、最終的には 、それら土管4,4′の対向端面4a,4′bの外縁が内周面2cの中央両側に 係止し、それら対向端面4a,4′b間に間隙Wが形成される。
【0016】 上記の土管4,4′を暗渠用土管ジョイントA…で連結した暗渠用配管を耕作 地に埋設することにより、地下水は、それらの暗渠用土管ジョイントA…の地下 水流入溝5…及び間隙W…を通じて土管4等の内部に流入し、それら土管4等を 通じて河川等に円滑に排出される。
【0017】 なお、本考案は前述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が 可能である。 上記においては、ジョイント本体を、方形の板状体にした例について説明した が、方形に限るものではなく、三角又は五角形以上の多角形に形成してもよい。
【0018】
【考案の効果】
請求項1〜4記載の考案によれば、暗渠用土管どうしを連結する土管連結孔を 、その内径が、それら暗渠用土管の外径よりも大径にした両孔口から、それらの 外径よりも小径にした中央に向けて漸減させるようにして、ジョイント本体に貫 通形成しているので、土管連結孔内に暗渠用土管をたんに挿入するだけで、暗渠 用土管どうしを位置ずれなく連結できる。
【0019】 土管連結孔の内径を、それら暗渠用土管の外径よりも大径にした両孔口から、 それらの外径よりも小径にした中央に向けて漸減させるようにして形成している ので、土管連結孔に対して位置ずれしている暗渠用土管を、土管連結孔の軸心に 一致するように変位させることができ、これにより、上記位置ずれを容易に修正 できる。
【0020】 土管連結孔に暗渠用土管を挿入するだけで、それら暗渠用土管の対向端面間に 所要の間隙を形成させられるので、連結作業をさらに容易に行うことができる。
【0021】 請求項1〜4記載の考案で得られる上記共通の効果の他、各請求項記載の考案 によれば次の各効果を得ることができる。 請求項2記載の考案によれば、土管連結孔の内周面中央に、地下水流入溝を形 成しているので、暗渠用土管内への地下水の流入を容易に行わせることができる 。
【0022】 請求項3記載の考案によれば、地下水流入溝を、所定の角度間隔で複数形成し ているので、暗渠用土管内への地下水の流入をさらに容易に行わせることができ る。
【0023】 請求項4記載の考案によれば、ジョイント本体を、多角形体に形成しているの で、安定性を向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る暗渠用土管ジョイントの一実施形
態を示す正面図である。
【図2】その暗渠用土管ジョイントと円筒形暗渠用土管
との連結前の斜視図である。
【図3】その暗渠用土管ジョイントと円筒形暗渠用土管
との連結後の断面図である。
【図4】従来の暗渠用土管の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 土管連結孔 2a,2b 孔口 3 ジョイント本体 4,4′ 暗渠用土管 5 地下水流入溝 A 暗渠用土管ジョイント

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗渠用土管どうしを連結する土管連結孔
    を、その内径が、それら暗渠用土管の外径よりも大径に
    した両孔口から、それらの外径よりも小径にした中央に
    向けて漸減するようにして、ジョイント本体に貫通形成
    していることを特徴とする暗渠用土管ジョイント。
  2. 【請求項2】 土管連結孔の内周面に、地下水を暗渠用
    土管内に流入させる地下水流入溝を形成している請求項
    1記載の暗渠用土管ジョイント。
  3. 【請求項3】 地下水流入溝は、所定の角度間隔で複数
    形成されている請求項2記載の暗渠用土管ジョイント。
  4. 【請求項4】 ジョイント本体が、多角形体に形成され
    ている請求項1,2又は3記載の暗渠用土管ジョイン
    ト。
JP1999004101U 1999-06-09 1999-06-09 暗渠用土管ジョイント Expired - Fee Related JP3064722U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189825A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nara Kogyo:Kk 土管接合用ソケット

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