JP3064668U - 車両用チャイルドシ―トの日除け装置 - Google Patents

車両用チャイルドシ―トの日除け装置

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JP3064668U
JP3064668U JP1999004080U JP408099U JP3064668U JP 3064668 U JP3064668 U JP 3064668U JP 1999004080 U JP1999004080 U JP 1999004080U JP 408099 U JP408099 U JP 408099U JP 3064668 U JP3064668 U JP 3064668U
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仁恵 彦坂
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仁恵 彦坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のフロントガラスを介して略水平に侵入
してくる日差しを遮ぎることができるとともに運転者と
の間において互いに顔を見ることができる車両用チャイ
ルドシートの日除け装置を提供すること。 【解決手段】 座部と背持たれ部とを略L字状に連設し
た車両用チャイルドシートにおいて、前記背持たれ部の
頭部配置空間を囲むように略U字状の日除け部材を略水
平に配置し、且つ、この日除け部材の両端部を各々前記
背持たれ部の側部に着脱可能に設置された車両用チャイ
ルドシートの日除け装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は車両用チャイルドシートの日除け装置に関し、主として、四輪乗用 車の助手席や後部座席に乳幼児が乗る場合に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるこの種の日除け装置は、チャイルドシートにおける背持たれ部の 上部にフード状の日除け具が着脱可能に設置されたものであり、この日除け具に よってチャイルドシートに座った乳幼児の頭部を覆っていた(特開平8-67185 号 )。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の日除け装置にあっては、乳幼児の頭部をフード状 に覆っているにすぎないため、車両のフロントガラスを介して略水平に侵入して くる日差しを遮ることができず、また、チャイルドシートの構造に合わせて設計 されているため、他の構造のチャイルドシートには使用することができないとい う不都合を有した。
【0004】 この考案の課題はこれらの不都合を解消することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するために、この考案に係る車両用チャイルドシートの日除け 装置においては、座部と背持たれ部とを略L字状に連設した車両用チャイルドシ ートにおいて、前記背持たれ部の頭部配置空間を囲むように略U字状の日除け部 材を略水平に配置し、且つ、この日除け部材の両端部を各々前記背持たれ部の側 部に着脱可能に設置されているため、前記日除け部材を設置すると同時にその高 さ調節をすることなくチャイルドシートに座っている乳幼児の顔面前方を覆うこ とができるものである。
【0006】 なお、前記日除け部材を構成するにあたって、日除け板の両端縁に支持板を弾 性的に折畳み可能に連設すれば、前記背持たれ部を支持板によって挟持すること ができるため、当該日除け部材をいかなる構造のチャイルドシートにもワンタッ チで取付け・取り外しができるものである。
【0007】 また、前記日除け部材を構成するにあたって、枠体に通風シートを張設すれば 、走行風がこのレース地を通過するため前記頭部配置空間の換気をしやすいもの である。
【0008】
【考案の実施の態様】
図1はこの考案に係る車両用チャイルドシートの日除け装置の側面図、図2は 同平面図、図3は日除け部材の斜視図、図4は図3におけるIV部の拡大切り欠き 図、図5は日除け部材を折り畳んだ状態の斜視図である。
【0009】 図1〜図3において、10は車両用チャイルドシートであり、乗用車の助手席や 後部座席に設置され、乳幼児Bが乗車する際にシートとして使用されるものであ る。この車両用チャイルドシート10は、座部11と背持たれ部12とを略L字状に連 設したものである。Sは頭部配置空間であり、前記背持たれ部12の上部にあって 、乳幼児が前記車両用チャイルドシート10に座したときにその頭部の位置する部 分及びその前側近傍の部分である。
【0010】 Mは略U字状に形成された日除け部材であり、その両端部によって前記車両用 チャイルドシート10の前記背持たれ部12を弾性的に挟持した状態で各々の側部に マジックテープ50,50 によって着脱可能に設けられている。この日除け部材Mは 板状であり、前記頭部配置空間Sを囲むように略水平に配置されている。
【0011】 図3及び図4に示すように、前記日除け部材Mは、日除け板20とその両側に弾 性的に折り畳み可能に連設された支持板30,30 とから構成されている。この日除 け板20は前方からの日差しを、又、この支持板30,30 は側方からの日差しを遮断 することができる。21は前記日除け板20の枠体、又、31は前記支持板30の枠体で あり、コイルばね60を巻き付けることによって連設されている。このコイルバネ 60によって前記支持板30,30を前記日除け板20方向に弾性的に折り畳むことがで きる(図4の矢印方向を参照のこと)。この枠体21,31 は針金・プラスチック等 によって形成され、その内側には通風性のシート材、例えば、レース布地(この 考案の「通風シート」に相当する)22,32 が張設されている。このため、前方及 び側方からの走行風はこの日除け板20又はこの支持板30,30 を通過して前記頭部 配置空間Sに達するものである。なお、23,33,43は前記レース布地22,32 の周縁 部に縫着され、前記枠体21,31 に巻き掛けられている縁止めテープである。なお 、前記コイルばね60以外に、ばね付きの蝶番によって前記日除け板20の枠体21と 前記支持板30の枠体31とを連設することもできる。
【0012】 図5は、日除け部材Mをチャイルドシート10に取り付ける前の状態、又は、取 り外したときの状態を示したものであり、前記コイルばね50の弾性力によって自 動的に支持板30,30 が日除け板20に折り畳まれる。このように折り畳まれるとコ ンパクトになり取扱いが容易になる。
【0013】 この実施例では日除け部材Mとして支持板30,30 を日除け板20に折り畳み可能 にしたものを採り上げたが、本願考案の車両用チャイルドシートの日除け装置に は、支持板30,30 を日除け板20に略垂直状に固定したものや支持板30,30 を日除 け板20に水平状に連設し使用の際にU字状に湾曲させたものも含まれ、また、支 持板30,30 のチャイルドシート10へ着脱可能な固定手段として、弾性的にチャイ ルドシートの側面を挟持する挟持手段及びマジックテープ以外に、クリップ等の 従来において用いられているいかなる取付け固定手段をも使用することができる 。
【0014】
【考案の効果】
この考案に係る車両用チャイルドシートの日除け装置においては、座部と背持 たれ部とを略L字状に連設した車両用チャイルドシートにおいて、前記背持たれ 部の頭部配置空間を囲むように略U字状の日除け部材を略水平に配置し、且つ、 この日除け部材の両端部を各々前記背持たれ部の側部に着脱可能に設置されてい るため、前記日除け部材を設置すると同時にその高さ調節をすることなくチャイ ルドシートに座っている乳幼児の顔面前方を覆うことができるものである。
【0015】 よって、この車両用チャイルドシートの日除け装置を使用すれば、車両のフロ ントガラスを介して略水平に侵入してくる日差しは遮ぎられ、日除け装置として の機能を発揮することができる。この日除け装置にあっては、乳幼児の頭上が開 放されているため、運転者との間において互いに顔を見ることができる結果、走 行中の安心感を高めることができる。
【0016】 なお、前記日除け部材を構成するにあたって、日除け板の両端縁に支持板を弾 性的に折畳み可能に連設すれば、前記背持たれ部を支持板によって挟持すること ができるため、当該日除け部材をいかなる構造のチャイルドシートにもワンタッ チで取付け・取り外しができるものである。よって、使用者にとっては一つ用意 すればいかなる構造のチャイルドシートにも対応できるため、保守管理がしやす いとともにコスト的もかからないものである。
【0017】 また、前記日除け部材を構成するにあたって、枠体に通風シートを張設すれば 、走行風がこのレース地を通過するため前記頭部配置空間の換気をしやすいもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る車両用チャイルドシートの日除
け装置の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】日除け部材の斜視図である。
【図4】図3におけるIV部の拡大切り欠き図である。
【図5】日除け部材を折り畳んだ状態の斜視図である。
【符号の説明】
M … 日除け部材 S … 頭部配置空間 10 … 車両用チャイルドシート 11 … 座部 12 … 背持たれ部 20 … 日除け板 21 … 枠体(日除け板の) 22 … 通風シート(日除け板の) 30 … 支持板 31 … 枠体(支持板の) 32 … 通風シート(支持板の)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と背持たれ部とを略L字状に連設し
    た車両用チャイルドシートにおいて、前記背持たれ部の
    頭部配置空間を囲むように略U字状の日除け部材を略水
    平に配置し、且つ、この日除け部材の両端部を各々前記
    背持たれ部の側部に着脱可能に設置したことを特徴とす
    る車両用チャイルドシートの日除け装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の車両用チャイルドシートの日
    除け装置において、前記日除け部材を構成するにあたっ
    て、日除け板の両端縁に支持板を弾性的に折畳み可能に
    連設したことを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1の車両用チャイルドシートの日
    除け装置において、前記日除け部材を構成するにあたっ
    て、枠体に通風シートを張設したことを特徴とする。
JP1999004080U 1999-06-08 1999-06-08 車両用チャイルドシ―トの日除け装置 Expired - Fee Related JP3064668U (ja)

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