JP3064298B2 - 自動二輪車の給油口 - Google Patents

自動二輪車の給油口

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JP3064298B2
JP3064298B2 JP63296105A JP29610588A JP3064298B2 JP 3064298 B2 JP3064298 B2 JP 3064298B2 JP 63296105 A JP63296105 A JP 63296105A JP 29610588 A JP29610588 A JP 29610588A JP 3064298 B2 JP3064298 B2 JP 3064298B2
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fuel
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクータ等の自動二輪車の給油口の改良に
関するものである。
〔従来の技術〕
スクータ型の自動二輪車は、フレームの後部がフレー
ムカバーで被覆されて外観が整えられている。そして、
フレームカバーの前上部には運転者が着座するシートが
設けられている。このシートは蝶番で開閉可能に構成さ
れ、フレームカバーの内側に、燃料タンクやオイルタン
ク等の部品を収容すると共に、物入れ等も設けられてい
る。このようにフレームカバー内は、色々なものを収容
するので、限られた容積を有効に使用する必要があり、
かつ使い易いことが要求される。
従来の自動二輪車においては、シートを開き、燃料タ
ンクやオイルタンクに給油すると共に、物入れに品物を
出し入れするようにしている。
なお、この種の関連先行技術文献として、例えば特開
昭61−282180号公報や特開昭62−168778号公報等があげ
られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の自動二輪車は、以上のように構成されているの
で、給油するときにシートを開くと、物入れ内の品物も
見えて具合が悪いことがある。また、給油口付近には空
間があるので、フレームカバー内の容積を有効に利用す
ることができなかった。さらに、物入れ等も小さく、使
い勝手が悪い等の制約を受けている。
本発明は、前記に鑑みなされたもので、フレームの後
部を覆ったフレームカバーの後上部のアッパーカバーの
前部に凹陥部を設け、燃料タンクの大きい給油口と、オ
イルタンクの小さい給油口を並べて配置し、開閉蓋で被
着して専用の給油口を設けて使い易くし、フレームカバ
ー内の容積も有効に利用することのできる自動二輪車の
給油口を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、前記目的を達成するため、フレー
ムの後部に設けられ開口上部がシートで開閉される物入
れと、該フレームの後部両側を被覆するフレームカバー
と、該フレームの後部上方を被覆するアッパーカバー
と、このアッパーカバーに設けられ前記物入れの後方に
位置する凹陥部と、前記フレームカバーと前記アッパー
カバーとが区画する空間に収容される燃料タンクと、こ
の燃料タンクよりも小型に構成され該燃料タンクに並べ
て収容されるオイルタンクとを含み、 前記凹陥部の底面に段差を設けて上位底面と下位底面
とを形成し、前記燃料タンクの上部の給油口を該下位底
面から貫通露出させ、前記オイルタンクの上部の給油口
をほぼL字形に形成して該上位底面から貫通露出させ、
該オイルタンクの上部の給油口を前記燃料タンクの上方
に側面視で重ねるとともに、該オイルタンクの給油口と
該燃料タンクの給油口とを近接させて並べたことを特徴
としている。
〔作用〕
本発明によれば、凹陥部の底面に段差を設けるので、
使用頻度の多い燃料タンクの給油口を大きく構成するこ
とができる。また、オイルタンクの給油口側を浅くして
あるので、オイルタンクは、浅くした凹陥部のすぐ下側
まで利用することができる。また、オイルタンクに注入
する潤滑オイルは、粘性があるので給油時に濡らすおそ
れがあるが、例え濡らすことがあっても、凹陥部の浅い
部分であるので、拭取り易い。また、燃料タンクとオイ
ルタンクの給油口を左右に並べることができるから、開
閉蓋を小型化することができ、しかも、給油専用とする
ことが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る自動二輪車の給油口を図面に示す
実施例によって説明する。
図中、1はスクータからなる自動二輪車のフレーム
で、このフレーム1は、その前部が鋼管製とされ、後部
が鋼板製とされており、この鋼板製の部分に大きい物入
れ2が区画形成されている(第1図参照)。フレーム1
の後部は、左右のフレームカバー3と後上部のアッパー
カバー4で被覆され、フレームカバー3とアッパーカバ
ー4の後端には、一連に連なるようテールランプ5が装
着されている。また、フレームカバー3の前部の物入れ
2の上側には、前端を蝶番で開閉できるようにシート6
が軸支されている。
7は燃料タンクで、この燃料タンク7は、上部に大き
い給油口8が突設され、合成樹脂を用いた成形により構
成される。また、9はオイルタンクで、このオイルタン
ク9は、燃料タンク7よりも容量が小さく、上方にL字
状に屈曲して小さい給油口10が設けられており、合成樹
脂を用いた成形により構成される。このオイルタンク9
の上部の給油口10は、燃料タンク7の上方に側面視で重
ねられ(第1図参照)、燃料タンク7の給油口8に近接
して並べられている。このような燃料タンク7とオイル
タンク9とは、物入れ2の後側のフレームカバー3内に
設置されている(第1図ないし第3図、第5図参照)。
また、アッパーカバー4の前部には凹陥部11が設けら
れている。この凹陥部11は、底面の左右に段差12が設け
られて深さが変えられ、下位底面である深い方に燃料タ
ンク7の大きい給油口8が貫通露出して配置されるとと
もに、上位底面である浅い方にオイルタンク9の小さい
給油口10が貫通露出して配置されており、上面の高さが
揃えられている。また、凹陥部11には開閉蓋13が蝶番で
開閉自在に軸支されている。
なお、給油口8、10には各々キャップが着脱自在に取
付けられ、シート6と開閉蓋13には各々ロックキーが取
り付けられている。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、凹陥部の底面に段差を
設けて上位底面と下位底面とを形成し、燃料タンクの上
部の給油口を下位底面から貫通露出させ、オイルタンク
の上部の給油口をほぼL字形に形成して上位底面から貫
通露出させ、オイルタンクの上部の給油口を燃料タンク
の上方に側面視で重ねるとともに、オイルタンクの給油
口と燃料タンクの給油口とを近接して並べるので、使用
頻度の多い燃料タンクの給油口を大きくすることがで
き、給油に便利である。また、燃料タンクは、単位時間
当たりの注入量が多く、吹き出しのおそれがあるので、
底を深く構成しなければならないが、前記構成にすれ
ば、フレームカバー内の容積を有効利用することができ
る。
また、オイルタンクは、単位時間当たりの注入量が少
なく、吹き出しのおそれがないので、底を浅く構成で
き、前記構成により燃料タンクの容量を犠牲にすること
なく、前記容積を有効利用することが可能になる。ま
た、潤滑オイルが注入時に濡れても浅い部分であるの
で、拭取り易く、作業性が実に良い。さらに、二つの給
油口が近接して並んでいるので、燃料タンクの容量を犠
牲にすることなく、凹陥部と開閉蓋を小型化することが
できる。さらにまた、開閉蓋を給油専用にすることがで
き、物入れの中が見える等の不都合を容易に排除するこ
とができるという格別の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る自動二輪車の給油口の一実施例を示
し、第1図は一部縦断側面図、第2図は開閉蓋を外した
平面図、第3図は一部横断背面図、第4図はアッパーカ
バーの縦断側面図、第5図は同横断面図、第6図は全体
側面図である。 1……フレーム、2……物入れ、3……フレームカバ
ー、4……アッパーカバー、6……シート、7……燃料
タンク、8……給油口、9……オイルタンク、10……給
油口、11……凹陥部、12……段差、13……開閉蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 9/00 B62J 31/00 B62J 35/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの後部に設けられ開口上部がシー
    トで開閉される物入れと、該フレームの後部両側を被覆
    するフレームカバーと、該フレームの後部上方を被覆す
    るアッパーカバーと、このアッパーカバーに設けられ前
    記物入れの後方に位置する凹陥部と、前記フレームカバ
    ーと前記アッパーカバーとが区画する空間に収容される
    燃料タンクと、この燃料タンクよりも小型に構成され該
    燃料タンクに並べて収容されるオイルタンクとを含み、 前記凹陥部の底面に段差を設けて上位底面と下位底面と
    を形成し、前記燃料タンクの上部の給油口を該下位底面
    から貫通露出させ、前記オイルタンクの上部の給油口を
    ほぼL字形に形成して該上位底面から貫通露出させ、該
    オイルタンクの上部の給油口を前記燃料タンクの上方に
    側面視で重ねるとともに、該オイルタンクの給油口と該
    燃料タンクの給油口とを近接させて並べたことを特徴と
    する自動二輪車の給油口。
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