JP3063932B2 - 直流電動機のリード線口出装置 - Google Patents
直流電動機のリード線口出装置Info
- Publication number
- JP3063932B2 JP3063932B2 JP4045898A JP4589892A JP3063932B2 JP 3063932 B2 JP3063932 B2 JP 3063932B2 JP 4045898 A JP4045898 A JP 4045898A JP 4589892 A JP4589892 A JP 4589892A JP 3063932 B2 JP3063932 B2 JP 3063932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- motor
- lead
- grommet
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
に接続され外部に出されたリード線部を改良した、直流
電動機のリード線口出装置に関する。
が出された、始動電動機の場合の側面図である。1は始
動電動機で、次のように構成されている。2は直流電動
機で、継鉄3の後端に後ブラケット4が結合され、前端
に中間ブラケット5を介し前ブラケット6が結合されて
いる。内部には電機子に減速歯車装置が連結され、オー
バランニングクラッチを介しピニオン15が出されてい
る。16は電磁スイッチで、電動機2から外部に出され
たリード線12が、主回路端子(M端子)17に接続さ
れている。13は継鉄3の切欠き部にはめられ、リード
線12を通したグロメット、14はリード線12にはめ
られた絶縁チューブである。
電機子、8はブラシ、9は界磁コイルで、その接続導体
10にリード線12が接続部11で接続されている。
が閉じ、蓄電池からの電流が主回路端子17からリード
線12を通り、直流電動機2の主回路に流れ、電機子7
が回転する。一方、電磁スイッチ16のプランジャが動
作し、シフトレバー(図示しない)を回動させ、オーバ
ランニングクラッチを介しピニオン15を前進させ、内
燃機関のリングギヤにかみ合わさせる。電機子7の回転
は減速歯車装置により減速され、オーバランニングクラ
ッチを介しピニオン15を回転させる。これにより、リ
ングギヤが回転され、機関を始動させる。
面図である。電動機2の接続導体10の接続部11に撚
線からなるリード線12の一端がろう材で接続されてい
る。ゴム材からなるグロメット13を通るリード線12
は、図5(B)に断面図で示すように多数の銅線からな
る撚線導体は、断面円形になっている。特に始動電動機
では、リード線12は可撓性をもたせるために撚線から
なり、かつ大電流が流れることと、耐振性上から直径が
大きくなっている。
ード線口出装置では、リード線12は外形が円形で太
く、グロメット13を通って、継鉄3の内部に至ってお
り、内部の界磁コイル9とのすき間を確保するため、電
動機2は軸方向に長くなり、小形化を阻害するという問
題点があった。
ためになされたもので、可撓性をもった撚線のリード線
を使用し、そして可撓性の不要なリード線の口出部の軸
方向の太さが簡単に縮小されて、電動機の軸方向外形が
短縮し小形化される直流電動機のリード線口出装置を得
ることを目的としている。さらに、リード線がグロメッ
ト部において侵水防止され、かつ耐振性にすぐれたリー
ド線口出装置を得ることを目的としている。
かる直流電動機のリード線口出装置は、撚線からなるリ
ード線の一端側の口出部を電動機の軸方向に対し縮小
し、円周方向には広げた偏平状に成形し、この口出部を
グロメットに通し機内に入れ、端部を内部導体に溶接
し、電動機の軸方向寸法を短縮したものである。
リード線口出装置は、グロメットの上方部は軸方向に折
曲げられ、この軸方向折曲部に軸方向へ絶縁チューブを
はめ込んだものである。
装置の一実施例の断面図である。可撓性を保有する撚線
からなるリード線21は、グロメット13を通る一端側
である直線状口出部21aは、図1(B)に示すよう
に、半円形状をなす偏平状に成形し、電動機2に対し軸
方向には縮小し、円周方向に広げている。これにより、
グロメット13は電動機2に対し軸方向に短小にしたも
のが使用される。なお、撚線は線と線との間にすき間を
有するので、折曲げが自由に行えるとともに、偏平状に
容易に縮小成形ができる。
び内部導体10との接続は、次のようにする。リード線
21の口出部をろう材とともに抵抗溶接により、図1
(B)のように押圧成形する。この口出部21aの端部
を、内部導体10に接続部11で抵抗溶接により接続す
る。リード線21はグロメット13部では、ろう材を含
んで偏平に圧縮されており、防水性に優れたものとな
る。
施例の断面図である。撚線からなるリード線21は、一
端部である口出部21aが、図1の場合と同様の手段
で、電動機2の軸方向に対し偏平に圧縮して成形されて
いる。この口出部21aの断面を図2(B)に示し、長
方形の偏平状に成形されている。このように成形された
リード線21はグロメット13より上方部13aは軸方
向に折曲げられ、この直角折曲部13bに絶縁チューブ
14がはめられている。このように構成することによ
り、特に防水性が向上し、かつ耐振性がいっそう優れた
ものになる。
溶接によったが、次のようにしてもよい。撚線からなる
リード線21の口出部21aをろう材とともに、超音波
溶接により偏平状に押圧成形する。後、内部導体10に
抵抗溶接により接続する。この口出部接続方法によれ
ば、実施例1の接続方法より、さらに生産性が向上す
る。
出部21aの偏平成形の形状として、半円形及び長方形
の場合を示したが、これに限らず、小判形、台形などに
してもよい。
ば、線と線との間にすき間がある、可撓性を有する撚線
からなるリード線の一端部の可撓性の不要な直線状口出
線部を、電動機の軸方向に対し縮小した偏平状に圧縮成
形したので、グロメットの軸方向寸法が短縮でき、直流
電動機の軸長短縮に大きく寄与する。また、撚線からな
るリード線は、線間にすき間があって可撓性を保有する
ので、曲げ変形が自由であり、口出部は、すき間を小さ
くして軸方向に狭く成形できるので、導体部のトータル
断面積が変化しないので、最大出力に耐え得るという効
果もある。
リード線口出装置は、グロメットの 上方部は軸方向に折
曲げられ、この軸方向折曲部に軸方向へ絶縁チューブを
はめ込むことにより、防水性及び耐振性にすぐれた口出
線装置を提供し得る。
ード線口出装置の一実施例を示す断面図、図1(B)は
図1(A)のB1−B1線における断面図である。
ード線口出装置の他の実施例を示す断面図、図2(B)
は図2(A)のB2−B2線における断面図である。
面図である。
出装置の断面図、図5(B)は図5(A)のB5−B5線
における断面図である。
13a グロメット上端部、13b グロメット折曲
部、14 絶縁チューブ、21 リード線、21a 口
出部。
Claims (2)
- 【請求項1】 可撓性を保有する撚線からなり、その可
撓性の不要な直線状の口出部からグロメットへの挿通部
分に至る長さにわたって、軸方向に対して縮小した偏平
状に圧縮成形したリード線を備え、このリード線は電動
機の外方から口出部がグロメットに通されて内部に至
り、口出部の端部を内部導体に接続していることを特徴
とする直流電動機のリード線口出装置。 - 【請求項2】 グロメットの上方部は軸方向に折曲げら
れ、この軸方向折曲部に軸方向へ絶縁チューブをはめ込
んだことを特徴とする請求項1記載の直流電動機のリー
ド線口出装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045898A JP3063932B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 直流電動機のリード線口出装置 |
US07/009,676 US5309054A (en) | 1992-01-31 | 1993-01-27 | Leading-out device for a lead wire of a DC motor and a method of leading out a lead wire |
DE69306004T DE69306004T2 (de) | 1992-01-31 | 1993-01-28 | Anschlussvorrichtung für einen Anschlussdraht eines Gleichstrommotors und Verfahren zum Anschliessen eines Anschlussdrahtes |
EP93101308A EP0553811B1 (en) | 1992-01-31 | 1993-01-28 | A leading-out device for a lead wire of a DC motor and a method of leading out a lead wire |
HK98100583A HK1002417A1 (en) | 1992-01-31 | 1998-01-22 | A leading-out device for a lead wire of a dc motor and a method of leading out a lead wire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045898A JP3063932B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 直流電動機のリード線口出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219680A JPH05219680A (ja) | 1993-08-27 |
JP3063932B2 true JP3063932B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=12732067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4045898A Expired - Lifetime JP3063932B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 直流電動機のリード線口出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063932B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5142033B2 (ja) * | 2008-07-04 | 2013-02-13 | ミネベアモータ株式会社 | 密閉型モータ |
JP5645861B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2014-12-24 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | スタータ |
JP2022028472A (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-16 | 株式会社デンソー | 複数モータ駆動システム |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4045898A patent/JP3063932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05219680A (ja) | 1993-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2978953B2 (ja) | プラグ型電気コネクタとその製造方法 | |
JP4089587B2 (ja) | スタータ | |
JP2009112193A (ja) | 電気モータの整流子 | |
JPH11103551A (ja) | アウタロータ型多極発電機におけるコイル接続構造 | |
KR19980086634A (ko) | 리졸버의 고정자 구조체 | |
JP4687439B2 (ja) | 回転電機 | |
JP4082259B2 (ja) | 回転電機 | |
JP3063932B2 (ja) | 直流電動機のリード線口出装置 | |
EP0855783B1 (en) | Lead-wire leading device in electric motor | |
EP0553811B1 (en) | A leading-out device for a lead wire of a DC motor and a method of leading out a lead wire | |
JP3859972B2 (ja) | 機器のシールドケースへの電線接続構造 | |
JP3717496B2 (ja) | 電動機 | |
JPH10174338A (ja) | モータのステータ | |
JP2866529B2 (ja) | 直流電動機のリード線口出装置 | |
JP2005056806A (ja) | シールドケーブル及び該シールドケーブルの組立方法並びに該シールドケーブルを用いたコンプレッサユニット | |
JPH1042504A (ja) | 回転電機のステータ | |
US20070170794A1 (en) | Starter | |
JP3511948B2 (ja) | 車両用交流発電機およびそれに用いられる固定子の製造方法 | |
JP4111053B2 (ja) | スタータ | |
JPH0638427A (ja) | 電動機 | |
JP2004350346A (ja) | モールドモータの固定子および電動機ならびに駆動システム | |
JP2000092758A (ja) | 車両用交流発電機およびそれに用いられる固定子の製造方法 | |
JP4348668B2 (ja) | ブラシレスレゾルバおよび絶縁性接続用構造体 | |
JP2009027791A (ja) | カーボンコンミテータ | |
JP2007116800A (ja) | 回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |