JP3063491U - 扇風機のスタンド構造 - Google Patents

扇風機のスタンド構造

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JP3063491U JP1999002895U JP289599U JP3063491U JP 3063491 U JP3063491 U JP 3063491U JP 1999002895 U JP1999002895 U JP 1999002895U JP 289599 U JP289599 U JP 289599U JP 3063491 U JP3063491 U JP 3063491U
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support legs
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淳和 顔
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旭野興業股▲ぶん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚部全体をコンパクトに折り畳み可能と
した扇風機のスタンド構造を提供することにある。 【解決手段】 3本の支持脚をそれぞれ上方,および下
方支持脚40,50に分割すると共に、前記上方,下方
支持脚を互いに折畳み用部材60によって回動可能に連
結し、各上方支持脚40の上端部をそれぞれ支持脚用ケ
ーシング32備えた接続座30に固定し、前記接続座の
中央部に設けた中空円筒部材31に扇風機本体80の下
方に垂下した軸部81を手動の締付けボルト90によっ
て上下方向の移動可能に挿入したものであって、前記上
方,下方支持脚を互いに折畳み用部材を介して折畳んだ
状態で前記折畳み用部材の底部に装着する滑り止め用キ
ャップ52を前記扇風機本体の栓部材92を有する軸部
内に取出し自在に収納すると共に、前記接続座のそれぞ
れの支持脚用ケーシングの両内側には位置決め用案内部
34を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、運搬、梱包、あるいは保管を容易にするために、扇風機の高さを 広範囲に調節可能とした扇風機のスタンド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すのは、従来の扇風機のスタンド構造である。このスタンド構造は、 接続座10、3本の支持脚20、保護カバー70、扇風機本体80、そして、手 動によって締付け可能な締付ボルト90から構成されている。接続座10は、中 空の円筒形本体11と、該円筒形本体11の外周から延びる3個の係止用ケーシ ング12と、から成る。個々の係止用ケーシング12の上方及び下方部分にはそ れぞれ、2個の貫通孔13が形成されている。円筒形本体11の一側部には、ね じ座14が設けられており、このねじ座14には2個の係止孔21が形成されて いる。 各々の支持脚20の上方端部には、2個の係止用孔21が形成されている。各 々の支持脚20の下方端部には、滑り止め用のキャップ22がかぶせてある。 保護カバー70は実質的に三角錐台の形態をとる。この保護カバー70の上部 には、貫通孔71が形成されている。保護カバー70の一側部には、円形孔72 が形成されている。扇風機本体80の下方側には、ある程度の長さのある軸部8 1が配置されている。
【0003】 扇風機を組立てるには、まず、支持脚20の上端部をそれぞれ、接続座10の 係止用ケーシング12へ嵌める。ネジを係止用ケーシング12の貫通孔13に通 し、更に支持脚20の係止孔21へ通し、ナットで締め付けるようにする。次に 、保護カバー70を接続座10にかぶせてから、円形孔72と接続座10のねじ 座14と整合させると、カバー70の貫通孔71が接続座10の円筒形本体11 の上端部に合わさるようになる。こうしてから、扇風機本体80の軸部81を円 筒形本体11へ挿入する。扇風機本体80を固定させて位置づけるために、最後 に、ボルト90の端部をナット15に通し、扇風機本体80の軸部の外周に対し て接触するようにして、ボルト90を、ネジ座にあるナットで手動で締めつけ固 定することで、組み立てが完了する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の扇風機のスタンド構造には、次に述べるような欠点 がある。 支持脚20は接続座10の係止用ケーシング12の下にねじで直接固定さ れているので、必要な場合に折り畳むことができない。従って、スタンド構造の 占める面積は常に大きくて、搬送したり保管したりしにくい。 手作業で操作できるボルト90を、扇風機本体80の軸部81から緩めた り、軸部81に係合させたりすることによって、扇風機の丈をわずかな高さ分だ けは調節することができるようになっているが、広範囲にわたって扇風機の高さ を調節することができない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の第1の目的は、下方の支持脚を上方へ曲げて、それからその下方支 持脚と共に上方支持脚も内側に折り畳んで、脚部全体をコンパクトに折り畳み、 搬送,梱包を容易にし、保管占有面積を狭い範囲において可能とするようにした 、扇風機のスタンド構造を提供することにある。
【0006】 この考案の更に別の目的は、手で操作できるボルトを緩めたり締め付けたりす ることによって微細な調節ができるだけでなく、下方支持脚を折畳んで中央部分 に寄せ集めたりことによって広範囲の調節ができる、という扇風機のスタンド構 造を提供することにある。
【0007】 この考案の更に別の目的は、直角三角形状をした位置決めブロックが2個、そ れぞれ接続座の支持脚用ケーシングの内側両サイドの端部に形成されていて、こ の位置決めブロックによって、扇風機を下に下げたりぐるっと廻したりしなくて も、扇風機を使用中の伸ばした状態に位置付けたり、折り畳んだ状態に位置付け たりできるようにした扇風機のスタンド構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係る扇風機のスタンド構造は、3本の支持脚によって支持さ れ、扇風機本体を上下方向の移動調整を可能とした扇風機のスタンド構造におい て、前記支持脚をそれぞれ上方,および下方支持脚に分割すると共に、前記上方 ,下方支持脚を互いに折畳み用部材によって回動可能に連結し、各上方支持脚の 上端部をそれぞれ支持脚用ケーシングを備えた接続座に固定し、前記接続座の中 央部に設けた中空円筒部材に扇風機本体の下方に垂下した軸部を手動のボルトに よって上下方向の移動可能に挿入したものであって、前記上方,下方支持脚を互 いに折畳み用部材を介して折畳んだ状態で前記折畳み用部材の底部に装着する滑 り止め用キャップを前記扇風機本体の栓部材を有する軸部内に取出し自在に収納 すると共に、前記接続座のそれぞれの支持脚用ケーシングの両内側には位置決め 用案内部を形成したことを特徴とする。
【0009】 請求項2の考案は、請求項1の扇風機のスタンド構造において、前記接続座の 位置決め案内部の端部には逆傾斜面が形成されていて、これによって、上方支持 脚が内方へ押しつけられたときに該位置決め案内部から滑らかに外れるようにし たことを特徴とする。
【0010】 請求項3の考案は、請求項1の扇風機のスタンド構造において、折畳み用部材 を左,右回転体により構成し、前記左回転体には円筒形部分があり、その一端に は、凹面が形成され、該凹面の一端には円形のカバー状の回転部が接続されてい て、該凹面の一端には係合面が形成され、該円筒形部分の他端部には小さな段付 きの旋回部分が形成され貫通孔が配置されており、旋回部分の中心には二段式旋 回孔が形成されていて、前記旋回部分においては、中空の旋回軸受柱が旋回孔の 周囲から突出していて、円筒形部分に隣接した旋回部分の内側弓形端部には段付 き弓形突出板が形成されており、前記弓形突出板の端面の両サイドにはそれぞれ 突出係合ブロックが形成されて、旋回部分の上部の内側には、前記弓形突出板の 両端からある程度離間させた2個のリブが形成されており、前記右回転体は、中 空旋回軸受柱ではなくて、旋回柱が旋回孔の周囲に突出して形成されていること を除き、左回転体と対称であることを特徴とする。請求項1に記載した扇風機の スタンド構造。
【0011】 請求項4の考案は、請求項1の扇風機のスタンド構造において、前記滑り止め 防止キャップの不使用時は、軸部内に収納されて、軸部の下方端部に栓部材が嵌 められ、前記滑り止めキャップが軸部から落ちないようにし、前記栓部材の小さ な方の部分の直径が軸部の内側直径よりも若干大きくて、該栓部材の大きい方の 部分の直径は軸部の外側直径よりも若干小さくなっていて、大きい方の周囲に凹 部が形成されていることで、該栓部材の引き抜きを容易にしたことを特徴とする ものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の一実施形態について、図面を参照して説明する。 この考案に係る扇風機のスタンド構造は、図2及び図3に示すように、接続座 30、3本の上方支持脚40、3本の下方支持脚50、3個の折畳み用部材60 、保護カバー70、扇風機本体80、軸部81、手で操作するボルト90、3個 の滑止め用キャップ91、および栓部材92から構成されている。
【0013】 接続座30は、中空円筒形部材31と、この円筒形部材31の外周に延在する 3個の支持脚用ケーシング32とを含む。各々の支持脚用ケーシング32の中間 部には、貫通孔33が形成されている。支持脚用ケーシング32の下方部には、 それぞれ2個の直角三角形状の位置決め案内部34が配置されていて、位置決め 案内部34の端部は、逆傾斜角度がつけられている。 円筒形部材31の一側部にはねじ座35が形成されていて、このねじ座35に は、ナット36が螺合されるようになっている。
【0014】 上方支持脚40の下端部には係止用孔41が形成されている。下方支持脚50 の上端部には係止用孔51が形成されているが、その下端部には滑り止め用キャ ップ52がかぶせられている。
【0015】 前記折畳み用部材60は、左,右回転体61,62から構成される。左回転体 61には円筒形部分があって、その一端には凹面が形成されている。この凹面の 一側部に、円形カバー状の回転部分611が形成されている。凹面の端部には係 合面612が形成されている。
【0016】 円筒形部分の他端部には、少し狭めて段をつけられた係止部分613が形成さ れており、この係止部分613には貫通孔6131が設けれている。
【0017】 前記回転部分611の中心には、ニ段式回転用孔6111が形成されている。 この回転部分611の二段式回転用孔6111の周囲には、中空回転用軸受柱6 112が突設している。
【0018】 円筒形部分に隣接している前記回転部分611の内側弓形端部には、段のつい た弓形突出板6113が形成されている。この弓形突出板6113の両端部には 、それぞれ、突出係合ブロック6114,6115が形成されている。回転部分 611の上部の内側には、弓形突出板6113の両端部から少し距離をおいて、 2個のリブ6116,6117が形成されている。 また、前記右回転体62には円筒形部分があり、その一端には凹面が形成され ている。この凹面の一側部は、円形カバー状の回転部分621に接続されている 。凹面の一端部には係合面622が形成されている。 円筒形部分の他端部には少し狭めて段をつけられた係止部分623が形成され ており、この係止部分623には貫通孔6231が設けれている。
【0019】 回転部分621の中心には、ニ段式回転用孔6211が形成されている。この 回転部分621の二段式回転用孔6211の周囲には、中空回転用軸受柱621 2が突出している。
【0020】 円筒形部分に隣接している回転部621の内側弓形端部には、段のついた弓形 突出板6213が形成されている。この弓形突出板6213の両端部には、それ ぞれ、突出係合ブロック6214,6215が形成されている。回転部分621 の上部の内側には、弓形突出板6213の両端部から少し距離をおいて、2個の リブ6216,6217が形成されている。 保護カバー70の上部には貫通孔71が形成されていて、カバー70の一側部 には円形孔72が形成されている。
【0021】 滑止め用キャップ91は台形をしており、その内面には、弓形の窪み911が 形成されている。栓部材92は円形をした段差の付いた部材であって、上方部分 が少し狭く、下方部分がやや大径となっている。上方の狭い方の部分の直径は、 軸部81の内側直径よりも若干大きく、下方の大きい方の部分は、軸部81の外 側直径よりも若干狭くなっている。小さい方の上方部分に隣接しているやや大き い下方部分の周囲には、凹部921が対称に2個、形成されている。
【0022】 以上のように構成されたこの考案の実施形態の扇風機のスタンド構造について 、以下組立て方を説明する。 まず最初に、折畳み用部材60の右回転体62の回転用軸受柱6212を、左 回転体61の回転軸受柱6112へ、回転可能に嵌合させる。そして、リベット 63を左,右の回転体6111,6211に通して、これら左,右回転体611 1,6211を互いに固く締め付ける。次に、折畳み用部材60の左回転体61 の係止部分613を、下方支持脚50の上方部へ差し込む。そして、図示しない リベットにより下方支持脚50の係止用孔51と左回転体61の貫通孔6131 に通して、これら二つの部材を共に固く締め付ける。
【0023】 右回転体62の係止部分623を上方支持脚40の下方部分へ差し込む。同様 に、リベットを上方支持脚40の係止用孔41と右回転体62の貫通孔6231 に通して、これらを互いに固く締め付ける。この時、左回転体61の弓形突出板 6113の一側部にある係合ブロック6114が、右回転体62のリブ6216 および弓形突出板6213の間にある隙間に嵌まるようになる。これに対応して 、右回転体62の弓形突出板6213の一側部にある係合ブロック6214が、 左回転体61のリブ6115と弓形突出板6113の間にある隙間に嵌まるよう になる。
【0024】 上方支持脚40の上端部は、下端が完全に組立てられた後にそれぞれ、接続座 30のケーシング32へ嵌め込まれる。ナット33aとねじ33bを、ケーシン グ32の貫通孔33および上方支持脚40の係止用孔41に嵌めて係止する。こ のとき、上方支持脚40は、接続座30の位置決め案内部34の外側45度の角 度部分と係合している。その後、保護カバー70が、その円形孔72が接続座3 0のねじ座35の貫通孔36と整合するようにして接続座30にかぶせられる。 保護カバー70の貫通孔71を、接続座30の円筒形部材31の上方端部に合わ せる。
【0025】 軸部81が、扇風機本体80の下にねじで係止されて、接続座30の中空円筒 形部材31へ挿入される。こうしてから、ボルト90を手で操作して接続座30 のねじ座35の貫通孔36へ螺合し、ボルトの先端が軸部81の外周に当たるま でねじ込んで止める。
【0026】 滑止め用キャップ91が軸部81の下方端部に垂直状態にして入れられてから 、これら滑止め用キャップ91が落下しないように、栓部材92が軸部81の下 端部に差し込まれる。
【0027】 図5は、この考案の上,下方支持脚40,50を互いに折り畳んだ時の状態を 示している。扇風機の高さを調節して低くしたい時には、まず最初に、栓部材9 2を軸部81から抜き取り、滑止め用キャップ91を軸部から取り出す。
【0028】 次に、下方支持脚50を、折曲げ部材60の周囲を180度上方へ回転させて 折り曲げる。この時、折畳み部材60の左回転体61の係合ブロック6114が 、右回転体62のリブ6216と弓形突出板6213との間の隙間から外れて、 弓形突出板6113の他方側の係合ブロック6115が、右回転体62のリブ6 217と弓形突出板6213との間の隙間へ係合するようになる。
【0029】 また、右回転体62の係合ブロック6214も、左回転体61のリブ6116 と弓形突出板6113の間の隙間から外れて、他方側の係合ブロック6215が 、左回転体61のリブ6117と弓形突出板6113との間の隙間に係合するよ うになる。
【0030】 最後に、3個の滑止め用キャップ91をそれぞれ、折畳み用部材60の下方部 分にかぶせることで、下方支持脚50が、上方支持脚40の内側面に平行に接合 状態になる。
【0031】 扇風機の高さを高くしたいときには、上記の操作を逆にして、左回転体61の 係合面612を右回転体62の係合面622に対して接触させるようにし、上方 及び下方支持脚40,50の真中が同じライン上になるようにさせる。
【0032】 図6はこの考案の扇風機のスタンドを折畳んで真中に寄せ集めた状態を示す。 折畳む場合には、まず最初に、ボルト90を手で操作して緩めてから、扇風機本 体80を接続座30から取外してしまう。その後で、3本の下方支持脚50を折 畳み部材60の周囲で廻して上方に折畳んで、下方支持脚40の内側へくっ付け る。こうしてから、上方支持脚50を接続座30の位置決め案内部34の傾斜側 面から力を入れて押し付けて、位置決め案内部34の直角になる側部側へ移動さ せて、接続座30の真中へくっつけるようにする。そうすると、上方及び下方支 持脚40,50は垂直になって互いに近接した状態になり、スタンド構造の折曲 げ操作が完了する。
【0033】 前記接続座30の支持脚用ケーシング32の内側の両サイドの端部にはそれぞ れ位置決め案内部34が形成されていて、この案内部34が、扇風機を下に下げ たりぐるっと廻したりしなくても、前記上方,下方支持脚40,50を直線状態 に位置決めしたりあるいは折畳み状態に位置決めしたりする働きをする。
【0034】
【考案の効果】
この考案の扇風機のスタンド構造によれば、3本の支持脚をそれぞれ上方,お よび下方支持脚に分割すると共に、前記上方,下方支持脚を互いに折畳み用部材 によって回動可能に連結し、各上方支持脚の上端部をそれぞれ支持脚用ケーシン グを備えた接続座に固定し、前記接続座の中央部に設けた中空円筒部材に扇風機 本体の下方に垂下した軸部を手動のボルトによって上下方向の移動可能に挿入し たものであって、前記上方,下方支持脚を互いに折畳み用部材を介して折畳んだ 状態で前記折畳み用部材の底部に装着する滑り止め用キャップを前記扇風機本体 の栓部材を有する軸部内に取出し自在に収納すると共に、前記接続座のそれぞれ の支持脚用ケーシングの両内側には位置決め用案内部を形成した構成としたので 、次のような利点がある。
【0035】 下方支持脚50は、上方へ折り畳むことで、上方支持脚40と共に更に内 側に寄せられるようになる。これが、扇風機を搬送し易くし、保管場所のスペー スの節約を可能にするのである。
【0036】 扇風機の上下方向の背丈を、手で操作できるボルト90を緩めたり固く締 めたりすることで、扇風機80の軸部81の上下方向の高さを微細に調節できる ばかりでなく、下方支持脚50を上方や下方へ折畳むことによって、広範囲に調 節することもできる。
【0037】 支持脚用ケーシング32の内側両サイドの端部に配置された直角三角形状 の位置決め案内部34が、扇風機を下に下げたりぐるっと廻したりしなくても、 上方,下方支持脚40,50を直線状態に位置決めしたりあるいは折畳み状態に 位置決めしたりできることで、上方,下方支持脚を互いに近接させることで、さ らに扇風機の構成を嵩張らせることなく小さくでき、商品の搬送保管が容易とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の扇風機のスタンド構造の分解斜視図。
【図2】この考案の実施形態を示す扇風機のスタンド構
造を示し、(a)は分解斜視図、(b)は(a)のA−
A線断面図。
【図3】図2の扇風機のスタンドの折畳み部材の拡大斜
視図。
【図4】図2の扇風機のスタンド構造を示し(a)は上
方,下方支持脚が真直ぐに一直線状に伸びた状態に組立
てられた場合の斜視図、(b)は要部の一部拡大破断
図。
【図5】図2のスタンド構造を示し(a)は下方支持脚
を上方支持へ折畳んだ状態に組立てられた場合一部分解
斜視図、(b)は要部の一部拡大破断図。
【図6】図2のスタンド構造における上方および下方支
持脚が折り畳まれて真中に寄せ集められた状態を示す一
部破断斜視図。
【符号の説明】
30 接続座 31 中空円筒形部材 32 支持脚用ケーシング 33 貫通孔 34 位置決め案内部 35 ねじ座 36 貫通孔 40 上方支持脚 41 係止用孔 50 下方支持脚 51 係止用孔 52 滑り止め用キャップ 60 折畳み用部材 61 左回転体 611 円形カバー状の回転部分 6111 ニ段式回転用孔 6112 中空回転用軸受柱 6113 弓形突出板 6114 突出係合ブロック 6115 突出係合ブロック 6116 リブ 6117 リブ 612 係合面 613 係止部分 6131 貫通孔 62 右回転体 621 円形カバー状の回転部分 6211 ニ段式回転用孔 6212 中空回転用軸受柱 6213 段のついた弓形突出板 6214 突出係合ブロック 6215 突出係合ブロック 6216 リブ 6217 リブ 622 係合面 623 係止部分 6231 貫通孔 70 保護カバー 80 扇風機本体 81 軸部 90 ボルト 91 滑止め用キャップ 911 弓形の窪み 92 栓部材 921 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本の支持脚によって支持され、扇風機
    本体を上下方向の移動調整を可能とした扇風機のスタン
    ド構造において、前記支持脚をそれぞれ上方,および下
    方支持脚に分割すると共に、前記上方,下方支持脚を互
    いに折畳み用部材によって回動可能に連結し、各上方支
    持脚の上端部をそれぞれ支持脚用ケーシングを備えた接
    続座に固定し、前記接続座の中央部に設けた中空円筒部
    材に扇風機本体の下方に垂下した軸部を手動のボルトに
    よって上下方向の移動可能に挿入したものであって、前
    記上方,下方支持脚を互いに折畳み用部材を介して折畳
    んだ状態で前記折畳み用部材の底部に装着する滑り止め
    用キャップを前記扇風機本体の栓部材を有する軸部内に
    取出し自在に収納すると共に、前記接続座のそれぞれの
    支持脚用ケーシングの両内側には位置決め用案内部を形
    成したことを特徴とする扇風機のスタンド構造。
  2. 【請求項2】 前記接続座の位置決め案内部の端部には
    逆傾斜面が形成されていて、これによって、上方支持脚
    が内方へ押しつけられたときに該位置決め案内部から滑
    らかに外れるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載した扇風機のスタンド構造。
  3. 【請求項3】 折畳み用部材を左,右回転体により構成
    し、前記左回転体には円筒形部分があり、その一端に
    は、凹面が形成され、該凹面の一端には円形のカバー状
    の回転部が接続されていて、該凹面の一端には係合面が
    形成され、該円筒形部分の他端部には小さな段付きの旋
    回部分が形成され貫通孔が配置されており、旋回部分の
    中心には二段式旋回孔が形成されていて、前記旋回部分
    においては、中空の旋回軸受柱が旋回孔の周囲から突出
    していて、円筒形部分に隣接した旋回部分の内側弓形端
    部には段付き弓形突出板が形成されており、前記弓形突
    出板の端面の両サイドにはそれぞれ突出係合ブロックが
    形成されて、旋回部分の上部の内側には、前記弓形突出
    板の両端からある程度離間させた2個のリブが形成され
    ており、前記右回転体は、中空旋回軸受柱ではなくて、
    旋回柱が旋回孔の周囲に突出して形成されていることを
    除き、左回転体と対称であることを特徴とする請求項1
    に記載した扇風機のスタンド構造。
  4. 【請求項4】 前記滑り止め防止キャップの不使用時
    は、軸部内に収納されて、軸部の下方端部に栓部材が嵌
    められ、前記滑り止めキャップが軸部から落ちないよう
    にし、前記栓部材の小さな方の部分の直径が軸部の内側
    直径よりも若干大きくて、該栓部材の大きい方の部分の
    直径は軸部の外側直径よりも若干小さくなっていて、大
    きい方の周囲に凹部が形成されていることで、該栓部材
    の引き抜きを容易にしたことを特徴とする請求項1に記
    載した扇風機のスタンド構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07117759A (ja) * 1993-10-19 1995-05-09 Honda Motor Co Ltd 自動2・3輪車
KR20160003135U (ko) * 2015-02-11 2016-09-20 웬롱 수 다용도 선풍기
CN108361512A (zh) * 2018-04-08 2018-08-03 深圳市锐力电子技术有限公司 旋转支架结构及其旋转支架
KR20200117417A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 김석호 개량 스탠드형 선풍기
KR102225738B1 (ko) * 2020-07-03 2021-03-09 홍광희 결속구 일체형 커넥터를 갖는 각도 제어형 스프링클러 지지대

Cited By (5)

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