JP3063029B2 - 変位体の落下防止装置 - Google Patents
変位体の落下防止装置Info
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Description
上下に変位するとともに所定の高さに保持される変位体
がその保持位置から落下することを防止する装置に関す
る。本発明は、例えば、前記変位体として車両を載置す
るパレットを備え、該パレットを所定の変位通路内で昇
降あるいは傾動させることにより、前記パレットとその
下方とに複数段に渡って車両を格納できるようにした駐
車装置に適用して好適なものである。
高さに保持された前記パレットが不測に落下する危険が
予想される。
異常事態として不測に落下することを防止する装置の一
種として、次のような構成の落下防止装置が提供されて
いる。
を備えている。該受け止め部材は、前記変位体の保持位
置の若干下方の前記変位通路内に突出して、前記変位体
の落下を食い止める。
ットが正常に下方へ変位する際には、その下方変位動作
の邪魔にならないように、前記パレットの前記変位通路
から退避しなければならない。そこで、前記受け止め部
材を、前記変位体の前記変位通路外に退避移動自在にせ
しめるとともに、可動鉄心と、該可動鉄心をその軸線方
向に進退移動せしめるソレノイドとからなるソレノイド
装置を用い、前記パレットが正常に下方へ変位する際に
は、前記可動鉄心の作動により前記受け止め部材を動か
して、前記変位通路から一時的に退避せしめるようにし
ていた。
成では、前記可動鉄心の移動力によって前記受け止め部
材を前記変位通路から退避移動せしめるようにしていた
ので、前記ソレノイド装置として、ハイパワーで大型の
ものを使用しなければならなかった。すなわち、前記受
け止め部材は、前記パレットの重量と該パレット上の車
両の重量との合計重量を支えることができるように、鋼
材を用いて重厚に形成されている関係上、これを前記パ
レットの前記変位通路から強制的に退避移動させるため
には、大きな力を要するからである。
消費量も多く(一般に200V電源)、感電事故の危険
も大きい等の問題があった。
もので、その解決しようとする課題は、安全性を低下さ
せることなく製造費および運転費用を削減でき、しか
も、感電事故の危険も小さい、変位体の落下防止装置を
提供することである。
め、本発明は、変位体の変位通路から受け止め部材を退
避移動せしめるための動力を直接ソレノイド装置によっ
て得るのではなく、前記変位体が正常に下方変位する際
には、該変位体に当接して強制的に前記変位通路から退
出せしめられる退避作動媒介部材を介して、前記変位体
の下方変位力を利用して、前記受け止め部材を退避移動
せしめるようにし、例えばソレノイド装置を使用した場
合には、単に、前記退避作動媒介部材と前記受け止め部
材とを、前記変位通路からの退避作動上互いに連結する
ためにのみ用いることとしたものである。
装置は、受け止め部材と、退避作動媒介部材と、部材間
連結装置と、を備えている。
置の若干下方の前記変位体通路内に突出して前記変位体
の落下を食い止めるとともに、前記変位体の上昇時に該
変位体の当接により前記変位通路外に退避移動自在であ
る。
通路内に突出していて、前記変位体が前記保持位置から
異常事態として落下するときに前記受け止め部材より上
方で前記変位体が当接することにより、前記変位通路か
ら強制的に退出せしめられる。
に下方変位するときに前記退避作動媒介部材と前記受け
止め部材とを前記変位通路からの退避作動上互いに連結
せしめる。
の下方の前記変位通路内には、前記退避作動媒介部材と
前記受け止め部材とが突出している。
したとする。すると、該変位体は、前記受け止め部材よ
り上方で前記退避作動媒介部材に当接し、該退避作動媒
介部材を前記変位通路から強制的に退出せしめる。そし
て、前記変位体は、前記受け止め部材で支持されて、落
下を食い止められる。
に下方変位するときには、前記部材間連結装置が作用
し、前記退避作動媒介部材と前記受け止め部材とを前記
変位通路からの退避作動上互いに連結せしめる。このた
め、正常に下方変位する前記変位体が前記退避作動媒介
部材に当接してこれを前記変位通路から強制的に退出せ
しめるとき、前記受け止め部材もまた、前記変位通路か
ら退避移動させられる。
は、前記変位体が前記保持位置へ向って上方変位すると
きには、前記受け止め部材に対する変位体の当接によっ
て前記変位通路外へと強制的に退避移動自在となってい
るので、前記変位体の上方変位動作に支障はない。
介部材と前記受け止め部材とを前記変位通路からの退避
作動上互いに連結するためにのみ前記部材間連結装置を
用いることとし、前記受け止め部材を前記変位通路から
退避せしめるための動力としては、前記退避作動媒介部
材を介して伝達される前記変位体の下方変位力を利用す
ることとしている。このため、前記部材間連結装置とし
て、例えばソレノイド装置を用いた場合でも、きわめて
小型で消費電力の少ないもの(例えば24V)を採用す
ることができる。よって、落下防止装置の製造費を低減
できるほか、その運転費用を削減でき、しかも、前記落
下防止装置による感電事故の被害を小さくすることがで
きる。もっとも、前記部材間連結装置は、ソレノイド装
置に限るものではない。
実性および円滑性の観点から、前記受け止め部材に回動
自在に設けられている。
一実施形態を説明する。
形態に係る変位体の落下防止装置を備えた機械の一例と
して、地下格納タイプの二段駐車装置が示されている。
両格納用ピット1と、該ピット1内で上限停止位置と下
限停止位置との間を上下に変位する、変位体としての昇
降体3と、を備えている。
後方向に延びるようにほぼ直方体形状に形成されてい
る。前記ピット1の内部の左右側壁に沿って、例えば形
鋼材よりなる基礎支柱2a,2bが前後に二本ずつそれ
ぞれ立設されている。
前記昇降体3が配設されている。該昇降体3は、それぞ
れ車両Cを載置し得る広さを有する平面視でほぼ長方形
の上段パレット4および下段パレット5を、それらの左
右両側部においてそれぞれ前後二か所ずつ、適当長さの
連結柱6で上下に連結してなるものである。
転自在な減速機付モータ13によって、昇降駆動力が付
与される。該モータ13は、例えば、前記駐車装置の入
出庫口側に立設された操作盤21上の上昇操作用スイッ
チ22または下降操作用スイッチ23を入れることによ
り作動し、前記昇降体3が所定の上限停止位置および下
限停止位置に到達したとき、該昇降体3が図示しない上
限停止用リミットスイッチおよび下限停止用リミットス
イッチに当接することにより、前記モータ13は停止す
る。
次のようになっている。
の前部および後部の下面の左右両側対向位置には、それ
ぞれ前側吊上げ用スプロケット7および後側吊上げ用ス
プロケット8が軸支されている。前記前側吊上げ用スプ
ロケット7と前記後側吊上げ用スプロケット8とには、
それぞれ、前側吊上げ用チェーン9と後側吊上げ用チェ
ーン10とが下側から巻き掛けられている。
は、前後方向水平に延びる駆動軸12が設けられてい
る。該駆動軸12は、前記モータ13と駆動上連結され
ている。前記駆動軸12上には、前側巻上げ用スプロケ
ット14及び後側巻上げ用スプロケット15が固着され
ている。
9a,10aは、前記ピット1の地上付近位置の固定部
(例えば、H形鋼よりなる横梁部材11)に連結されて
いる。一方、前記吊上げ用チェーン9,10の各他端部
9b,10b側は、前記巻上げ用スプロケット14,1
5に巻き掛けられている。
めの周知のバランスチェーン16,17は、各一端部1
6a,17aが、地上付近の固定部(例えば、前記横梁
部材11)に連結され、一方、各他端部16b,17b
が、前記ピット1の底部付近の固定部18に連結されて
いる。そして、前記バランスチェーン16,17は、前
記昇降体3の前記下段パレット5の下面の左右両側に設
けたバランスチェーン用スプロケット19,20にたす
き掛けの状態で巻き掛けられている。
用者が、前記上昇操作用スイッチまたは下降操作用スイ
ッチを入れると、前記モータ13が正転方向又は逆転方
向に作動し、前記駆動軸12が正転方向又は逆転方向に
駆動される。その結果、前記巻上げ用スプロケット1
4,15が、前記吊上げ用チェーン9,10の他端部9
b,10b側を巻き取り又は巻き解きする。こうして、
前記昇降体3は、水平状態を実質的に維持したまま、前
記上限停止位置と前記下限停止位置との間を昇降する。
落下防止装置の構成を、図1乃至図3を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る変位体の落下防
止装置の正面図(図10のI−I矢視要部拡大図)、図
2は、図1に示した落下防止装置を正面側から見た斜視
図、図3は、図1に示した落下防止装置を背面側から見
た斜視図である。
止装置は、前後左右四本の前記基礎支柱2a,2a,2
b,2bに対応してそれぞれ一つづつ、一つの前記昇降
体3について合計4つ、配設されている。
は、受け止め部材としてのアーム25を備えている。該
アーム25は、例えば、前記吊上げ用チェーン9または
10が切れたりしたとき、前記上昇停止位置にある前記
昇降体3を下から支えてその落下を食い止める。
基礎支柱2a,2bにそれぞれ取り付けられていて、前
記上限停止位置にある前記昇降体3の若干下方に配置さ
れている(図10参照)。前記アーム25は、前記各基
礎支柱2a,2bに水平に支持されたアーム支軸26を
中心として所定の角度間を回動自在であり、これによ
り、前記昇降体3の変位通路R内に突出自在且つそこか
ら退避自在となっている。
おいて、その回動先端部25a側が前記変位通路R内に
突出している。例えば、図示例では、前記ア−ム25の
重心Gを、前記ア−ム支軸26より前記昇降体3の前記
変位通路R側へ位置させている。このため、前記ア−ム
25は、通常状態では、自重によって前記回動先端部2
5a側が弧を描いて下降するように回動して前記変位通
路R内に突出している。前記各基礎支柱2a,2bに
は、図1で見て時計回り方向へ回動しようとする前記ア
−ム25を受け止めてこれを定位置で停止せしめるア−
ムストッパ27が形成されている。該ア−ムストッパ2
7に当接して停止したとき、前記ア−ム25の前記回動
先端部25a側にある昇降体受け面28は、上向き水平
となって前記昇降体3の変位通路R内に位置している。
ッパ27に当接して停止した状態にあるときに、前記昇
降体3の前記変位通路Rの外側から内側へ向って滑らか
に上向きに延びる傾斜面29を備えている。図9に示す
ように、前記昇降体3が上方へ変位するとき、該昇降体
3は前記傾斜面29に下から当接する。そして、上方へ
変位する前記昇降体3は、前記傾斜面29を擦り上げる
ようにして前記ア−ム25を回動させ、前記変位通路R
から前記ア−ム25を退避移動させる。前記昇降体3の
通過後、前記ア−ム25は再び前記変位通路R内に突出
して停止する。
前記回動先端部25a側を前記変位通路R内に突出させ
ておくための手段として、図示しない適宜のばね等の付
勢手段を用いることもできる。この場合には、前記ア−
ム25の重心Gの位置に制限はない。
降体3を正常に下方へ変位させる際には、前記アーム2
5を前記昇降体3の前記変位通路Rから退避させる必要
がある。そこで、前記落下防止装置は、退避作動媒介部
材30と部材間連結装置31とを備えている。
おいて、前記変位通路R内に突出している。そして、前
記昇降体3が前記上限停止位置から下方へ変位するとき
に、通常状態にある前記アーム25の前記昇降体受け面
28より上方で前記昇降体3が当接することにより、前
記退避作動媒介部材30は前記変位通路Rから強制的に
退出せしめられる。
25に固着された中間支軸32を中心として所定の角度
間を回動自在であり、これにより、前記ア−ム25が通
常状態にあるときに、該ア−ム25を基準として、前記
昇降体3の変位通路R内に突出自在且つそこから退避自
在となっている。また、前記退避作動媒介部材30は、
前記ア−ム25が前記変位通路Rから退避するとき、前
記ア−ム25と一体的に前記変位通路Rから退出する。
25との間に設けられた付勢手段としての引張ばね33
で、通常状態にある前記アーム25上において、その一
部が前記変位通路R内に突出するように常時付勢されて
いる。前記引張ばね33による付勢力は、前記アーム2
5に固着されたストッパ34で受け止められ、該ストッ
パ34に当接して停止しているとき、前記退避作動媒介
部材30の一部は、前記昇降体3の前記変位通路R内に
突出している。
ある前記アーム25上で前記ストッパ34に当接して停
止した状態にあるときに、前記昇降体3の前記変位通路
Rの外側から内側へ向って滑らかに下向きに延びる傾斜
面35を備えている。前記昇降体3が前記上限停止位置
から下方へ変位するとき、前記昇降体3は前記傾斜面3
5に上から当接し、前記退避作動媒介部材30を前記変
位通路R外へと強制的に押し出す。
位する前記昇降体3によって前記退避作動媒介部材30
が前記変位通路Rから押し出されるとき、前記アーム2
5は通常状態のままで、前記退避作動媒介部材30のみ
が前記変位通路Rから押し出されるような強さである。
施の形態では、図3に示すように、可動鉄心36と、該
可動鉄心36を作動せしめるソレノイド37と、を備え
ている。前記部材間連結装置31は、前記昇降体3が正
常に下方変位するときに前記可動鉄心36を作動せしめ
て、前記退避作動媒介部材30と前記アーム25とを前
記変位通路Rからの退避作動上互いに連結せしめる。
成する前記可動鉄心36を上下方向へ向け、前記ソレノ
イド37をL字状の取付部材38を介して前記アーム2
5に対して固着している。
記中間支軸32と同方向に延びる連結部材39が固着さ
れていて、該連結部材39は、前記退避作動媒介部材3
0に形成された、前記中間支軸32を中心とする円弧状
スリット40に常時突入している。
には、前記変位通路Rから遠い側の端部から上向きにス
リット41が連続して形成されていて、該上向きスリッ
ト41には、前記可動鉄心36の作動に伴い、前記連結
部材39の一端39a側が係脱自在となっている。した
がって、前記部材間連結装置31を構成する前記ソレノ
イド37に例えば通電すると、前記可動鉄心36が上方
へ移動して、前記連結部材39が前記上向きスリット4
1に係入する。逆に、前記ソレノイド37への通電を例
えば停止すると、前記可動鉄心36が自重で下方へ移動
して、前記連結部材39が前記上向きスリット41から
離脱する。
アーム25に固着された連結部材受け42に上から当接
している。該連結部材受け42は、前記連結部材39の
前記一端39a側が前記円弧状スリット40の上縁にも
下縁にも触れないように前記連結部材39の上下位置を
規制している。これは、前記アーム25上で前記退避作
動媒介部材30のみが回動するとき、前記連結部材39
の前記一端39a側と前記退避作動媒介部材30の前記
円弧状スリット40の前記上下縁との間に摩擦が生じな
いようにし、前記退避作動媒介部材30が静かに円滑に
回動できるようにするためである。
動鉄心36を前記中間支軸32と平行にして、前記ソレ
ノイド37を前記アーム25に固着することとしてもよ
い。この場合には、前記連結部材39は必要なく、前記
可動鉄心36を、前記アーム25と前記退避作動媒介部
材30とを共に貫通した状態と前記退避作動媒介部材3
0には突入していない状態とに移動自在とすればよい。
装置の動作を、図4乃至図9を参照して説明する。
限停止位置に保持されているとき、その下方の前記変位
通路R内には、前記退避作動媒介部材30と前記アーム
25とが共に突出している。
下したとする。すると、該昇降体3は、前記アーム25
の前記昇降体受け面28より上方で前記退避作動媒介部
材30の前記傾斜面35に当接し、図5に示すように、
前記中間支軸32を中心として前記退避作動媒介部材3
0を通常状態にある前記アーム25上で回動せしめて、
前記退避作動媒介部材30のみを前記変位通路Rから強
制的に退出させる。そして、前記昇降体3は、通常状態
にある前記アーム25の前記昇降体受け面28上で支持
されて、落下を食い止められる。
ら正常に下方変位するときには、前記部材間連結装置3
1を構成する前記ソレノイド37に例えば通電されて前
記可動鉄心36が上方へ移動し、図6に示すように、前
記連結部材39の前記一端39a側が前記上向きスリッ
ト41に係入し、前記退避作動媒介部材30と前記アー
ム25とが、前記変位通路Rからの退避作動上互いに連
結せしめられる。このため、正常に下方変位する前記昇
降体3が前記退避作動媒介部材30の前記傾斜面35に
当接してこれを前記変位通路Rから強制的に退出させよ
うとするとき、図7に示すように、前記アーム25が前
記アーム支軸26を中心として回動せしめられ、前記退
避作動媒介部材30とともに前記変位通路Rから押し出
される。よって、前記昇降体3は、前記下限停止位置へ
と問題なく下降することができる。そして、図8に示す
ように、前記昇降体3が前記アーム25を通過すると、
該アーム25は、前記退避作動媒介部材30を伴って、
自重により前記変位通路R内への突出状態へと復帰す
る。その後、前記部材間連結装置31を構成する前記ソ
レノイド37への通電が例えば停止されて前記可動鉄心
36が自重で下方へ移動し、前記連結部材39による前
記退避作動媒介部材30と前記アーム25との間の退避
作動上の連結状態が解除される。
0参照)を入れたときに前記ソレノイド37に通電さ
れ、図示しない前記下限停止用リミットスイッチに前記
昇降体3が当接したときに前記ソレノイド37への通電
が停止するように、前記各スイッチと前記部材間連結装
置31とを接続しておけば好適である。
変位するときには、図9に示すように、上昇する前記昇
降体3が前記アーム25の前記傾斜面29に当接して、
一時的に、前記退避作動媒介部材30とともに前記アー
ム25を前記変位通路Rから強制的に退出せしめる。そ
して、前記昇降体3が前記アーム25を上方へ通過する
と、該アーム25は、前記退避作動媒介部材30を伴っ
て、自重により前記変位通路R内への突出状態へと復帰
する。
動媒介部材30と前記アーム25とを前記変位通路Rか
らの退避作動上互いに連結するためにのみ前記部材間連
結装置31を用いることとし、前記アーム25を前記変
位通路Rから退避せしめるための動力としては、前記退
避作動媒介部材30を介して伝達される前記昇降体3の
下方変位力を利用することとしている。このため、前記
部材間連結装置31として、例えばソレノイド装置を用
いる場合でも、きわめて小型で消費電力の少ないものを
採用することができる。よって、落下防止装置の製造費
を低減できるほか、その運転費用も削減でき、しかも、
前記落下防止装置による感電事故の被害を小さくするこ
とができる。
に、一機当り前後左右で合計四つの落下防止装置を要す
る駐車装置に対して適用すれば、駐車装置全体の製造費
および運転費用について、より大きな節約効果が得られ
る。
平状態のままで昇降させる形式の駐車装置を例に挙げて
落下防止装置の一例を説明したが、本発明に係る変位体
の落下防止装置は、車両を載置するパレットをその一端
側を中心として傾動させる形式の駐車装置にも適用でき
るほか、上下に変位するとともに所定の高さに保持され
る変位体を備えた機械について広く適用できる。
置の正面図(図10のI−I矢視要部拡大図)である。
視図である。
視図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
装置を備えた機械の一例としての駐車装置の概略側面図
である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の変位通路を上下に変位するととも
に所定高さに保持される変位体がその保持位置から落下
することを防止する装置であって、前記変位体の保持位
置の若干下方の前記変位通路内に突出して前記変位体の
落下を食い止めるとともに、前記変位体の上昇時に該変
位体の当接により前記変位通路外に退避移動自在な受け
止め部材と、前記変位通路内に突出していて、前記変位
体が前記保持位置から異常事態として落下するときに前
記受け止め部材より上方で前記変位体が当接することに
より、前記変位通路から強制的に退出せしめられる前記
受け止め部材に回動自在に取り付けられた退避作動媒介
部材と、前記変位体が正常に下降変位するときに前記退
避作動媒介部材と前記受け止め部材とを前記変位通路か
らの退避作動上互いに連結せしめる部材間連結装置と、
を備えてなる、変位体の落下防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9192006A JP3063029B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 変位体の落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9192006A JP3063029B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 変位体の落下防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1122225A JPH1122225A (ja) | 1999-01-26 |
JP3063029B2 true JP3063029B2 (ja) | 2000-07-12 |
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ID=16284044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9192006A Expired - Fee Related JP3063029B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 変位体の落下防止装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3063029B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP9192006A patent/JP3063029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH1122225A (ja) | 1999-01-26 |
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