JP3062970B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3062970B2
JP3062970B2 JP30372591A JP30372591A JP3062970B2 JP 3062970 B2 JP3062970 B2 JP 3062970B2 JP 30372591 A JP30372591 A JP 30372591A JP 30372591 A JP30372591 A JP 30372591A JP 3062970 B2 JP3062970 B2 JP 3062970B2
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hammer
printing
platen
time
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JP30372591A
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Inventor
学 武藤
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株式会社ワイ・イー・データ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高印字品質を得るため
に必要な印字ハンマーの正確なインパクト時を検出する
手段を備えたプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインパクトドットラインプリンタ
装置(以下、プリンタという)には、印字ハンマ−(以
下、ハンマ−という)のインパクト指令をする為に色々
なセンサ−機構を設けている。
【0003】たとえば、図1のようにハンマ−バンク1
の印字領域を検出する端部センサ−と(図示せず)、
(b)図に示すように、リニアセンサスリット2と光電
検出器を用いたドット間隔ごとに出力されるリニアセン
サ−信号に同期して印字開始指令が出力されるものや、
図2に示すように、端部センサ−によりハンマ−バンク
の端部を検出した後に、CPUのソフトウエアによって
ハンマ−ヘのドット間隔ごとのソフトウエアリニアセン
サ−信号を作りだし、プリンタの印字開始指令は、上記
のドット間隔ごとに出力させるものがある。
【0004】この場合、プリンタの印字領域中に、ハン
マ−を取り付けたハンマ−バンク1の移動速度が一定な
らば、印字開始指令が出力されてからハンマ−のインパ
クト位置までのハンマ−バンクの移動量も一定である。
【0005】しかしながら、ハンマ−バンクの移動速度
は図3、図4に示されるように一定ではない。特に、ハ
ンマ−バンク駆動に回転カムを用いたものでは、図4に
示されるようにハンマ−バンク1の移動速度がサインカ
−ブ状に変化するため、センサ−に同期した印字指令が
来てもハンマ−バンクの移動速度が一定でないため期待
している位置、つまり、正しい位置に印字することは出
来ない。
【0006】従来正しい位置に印字するために、ハンマ
−バンク1の移動速度によって印字開始指令を制御する
方式があるが、各々のハンマ−によってフライトタイム
が違うためと確認する信号がないため本当に正しい位置
に印字しているか判断することが出来なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明高印字品
質を得るために必要なハンマーの正確なインパクト時を
検出する手段を備えたプリンタを提供しようとするもの
である。
【0008】プリンタでは、ハンマ−バンクにハンマ−
を用紙の幅方向に取り付け、用紙の幅方向、つまり、横
方向に印字を行うものであるため、この横方向に印字を
行う位置が正しい位置で無いと図5のように千鳥の印字
となり、印字品質の低下を招く問題が発生する。
【0009】本発明は、この印字する位置を確実に正し
い位置に印字させるに必要な、ハンマーのインパクト時
検出信号を得る手段を備えたプリンタ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためになされたもので、複数の印字ハンマ−を
用紙の幅方向に搭載したハンマ−バンクを左右に往復動
させて印字を行うプリンタに於いて、導電性材料で作っ
たプラテンをきょう体とは絶縁して設け、このプラテン
と印字ハンマー及び抵抗からなる直列回路を直流電源端
子に接続すると共に、出力信号線をプラテンに電気的に
接続し、印字ハンマーのインパクト時にプラテンと印字
ハンマーが導通した時の出力信号線の変化によりインパ
クト時を検出する手段を備えたことを特徴とするプリン
タ装置である。
【0011】
【作用】本発明によると、印字ハンマ−のインパクト時
を正確に検出することが出来るので、その検出信号を用
いるとこにより、フライトタイムにバラツキがあって
も、適正な時間にハンマ−駆動信号の送出が可能となる
ので、正しい位置に印字されることになり、印字品質を
向上させることができる。
【0012】
【実施例】図6は本発明実施例の要部構成を示すもの
で、3はハンマ−バンク1に設けたハンマ−、4はプラ
テンである。このプラテン4は、導電性材料で作られて
おり、きょう体とは絶縁されていて、抵抗R3を介して
+5VにPULL−UPされている。またこのプラテン
4は出力信号線5を介してCPUボ−ドに接続され、ハ
ンマ−3はGNDとつながっている。
【0013】従って、ハンマ−3が直接プラテン4に衝
突すると、抵抗R3を通して電流が流れ、この時、プラ
テン4よりのフライトタイム計測信号は、HIGHレベ
ルからLOWレベルに変化する。この場合、ハンマ−3
はスイッチの役割を行っているわけである。
【0014】つまり、この機構により、ハンマ−3がプ
ラテン4に衝突した瞬間を検出することができるので、
その検出信号と、インパクト指令信号及びリニアセンサ
信号を利用すれば正しい印字位置を知ることができる。
【0015】リニアセンサー信号は、正しい印字位置を
出力しているわけであるから、ハンマ−3がプラテン4
に衝突した瞬間がリニアセンサ信号による正しい印字位
置に同期していれば綺麗な高印字品質印字を作りだすこ
とができることになる。
【0016】図6に示される本発明にかヽる機構を備
え、各々のハンマ−を一ピンづつインパクト動作を行う
ことによって、各々のハンマ−3がプラテン4に衝突し
た瞬間と印字開始指令からハンマ−3がプラテン4に衝
突するまでのフライトタイムを計測することが出来る。
この計測作業のときは、通常の印字動作中ではなく、ハ
ンマ−の印字調整を目的にした場合に行われる。
【0017】図7は本発明によるインパクト時の検出手
段を備えた実施例の全体のブロック図を示すもので、6
はCPU,7はEEPROM又はEEROMを用いた記
憶装置、8は図1(b)に示すようなリニアセンサ−信
号送出回路、9はハンマ−への通電調整回路、10はハ
ンマ−ドライブ回路、11はハンマ−コイルである。
【0018】図8は動作を説明するためのタイミングチ
ャ−トで、通常の紙に印字する場合を示し、1ドット間
の印字時間が300μSであり、CPU6がハンマ−3
のインパクトをリニアセンサ−信号の立ち上がり点dに
て行う場合、印字開始指令は、リニアセンサ−信号の立
ち上がり点dに同期してハンマ−への通電調整回路9の
出力をハンマ−ドライブ回路10に出力させる。この時
は、ハンマ−への通電回路9にCPU6より印字開始指
令に何も調整がなされないため、フライト9タイム計測
信号は点cにて立ち下がる。a点からc点までは、この
ハンマ−のフライトタイムとなり、170μSであった
ことを示している。
【0019】しかし乍ら、正しい位置に印字させるに
は、次のリニアセンサ−信号の立ち上がり点eとフライ
トタイム計測信号の立ち下がり、つまり、G点が同期し
なければならない。
【0020】図7の本発明実施例では、CPU6がハン
マ−への通電調整回路9の印字開始指令出力信号を除々
に遅らせるように設定を行い、フライトタイム計測信号
の立ち下がりが、e点と同期するようにする。即ち図8
のフライトタイム計測信号で見ると、b点にて通電調整
回路9からハンマ−ドライブ回路10に印字指令を出力
し、時間では130μSの調整を行うものである。
【0021】次に図7に示す印字タイミング調整機能を
備えたプリンタの使用法を説明すると、先ず用紙を用い
ないで、各ハンマ−毎の通電調整時間、例えば、前述の
ハンマ−のb点でのハンマ−への通電調整時間130μ
SをEEPROM,EEROM等の揮発性の記憶装置7
に記録しておき、そして、次のe点でのハンマ−への通
電調整時間を計測し、同じく記憶装置7に記憶する。こ
のようにして、次々に各ハンマ−の通電調整時間を計測
して記憶装置7に記録させ、実際の印字の際は、先に記
憶装置7に記憶させた記憶デ−タを用いて印字を行うも
のである。
【0022】上記のようにして計測したハンマ−への通
電調整時間を通常の印字動作中に、各々のハンマ−の各
々の印字位置にてCPU6より設定を行うことにより良
好な印字品質を提供することができる。
【0023】これは、リニアセンサより出力される信号
は、正しい印字位置であるため、これに同期してインパ
クト(プラテンにハンマ−が衝突)されることは、印字
された位置はハンマ−の取付けのずれがない限り正しい
印字位置にインパクトするはずである。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかるプリンタでは、ハンマ−
が衝突した瞬間を正確に計測でき、その衝突した瞬間が
リニアセンサ−信号の印字ドットを行うための印字位置
信号と同期できることによって印字を行う確認ができる
ため高印字品質のプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の印字開始指令を出力させる方法の説明
図。
【図2】 従来の印字開始指令を出力させる他の方法の
説明図。
【図3】 従来のプリンタにおけるハンマ−バンクの移
動速度線図。
【図4】 従来の他のプリンタにおけるハンマ−バンク
の移動速度線図。
【図5】 従来のプリンタにおける印字ズレ状態を示す
説明図。
【図6】 本発明の実施例の要部構成を示す説明図。
【図7】 本発明によるインパクト時の検出手段を備え
た実施例の全体ブロック図。
【図8】 動作説明のためのタイムチャ−ト。
【符号の説明】
1 ハンマ−バンク 2 リニアセンサ−スリット 3 ハンマ− 4 プラテン 5 信号線 6 CPU 7 記憶装置 8 リニアセンサ−信号送出回路 9 通電調整回路 10 ハンマ−ドライブ回路 11 ハンマ−コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字ハンマ−を用紙の幅方向に搭
    載したハンマ−バンクを左右に往復動させて印字を行う
    インパクトドットラインプリンタに於いて、導電性材料
    で作ったプラテンをきょう体とは絶縁して設け、このプ
    ラテンと印字ハンマー及び抵抗からなる直列回路を直流
    電源端子に接続すると共に、出力信号線をプラテンに電
    気的に接続し、印字ハンマーのインパクト時にプラテン
    と印字ハンマーが導通した時の出力信号線の変化により
    インパクト時を検出する手段を備えたことを特徴とする
    プリンタ装置。
JP30372591A 1991-09-06 1991-09-06 プリンタ装置 Expired - Lifetime JP3062970B2 (ja)

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JPH0564927A JPH0564927A (ja) 1993-03-19
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