JP2589415B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2589415B2
JP2589415B2 JP3094199A JP9419991A JP2589415B2 JP 2589415 B2 JP2589415 B2 JP 2589415B2 JP 3094199 A JP3094199 A JP 3094199A JP 9419991 A JP9419991 A JP 9419991A JP 2589415 B2 JP2589415 B2 JP 2589415B2
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、相対速度差が変化す
る入力対象からの受光量および電荷の蓄積時間に比例す
る電気量を出力する受光素子を備えた画像入力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】相対速度差をもって移動する入力対象の
画像を読み取る画像入力装置では、CCDラインセンサ
のような受光素子が用いられる。この受光素子では、入
力対象からの受光量および電荷の蓄積時間に比例して出
力電気量が変化する。入力対象からの受光量は画像の明
暗によって変わるものであり、入力対象の画像濃度に応
じた出力電気量を正確に得ようとすると、受光素子にお
ける電荷の蓄積時間を適正に設定しなければならず、従
来の画像入力装置では入力対象からの受光量のレベルに
応じた一定時間を固定的に設定するようにしていた。
【0003】このように、従来の画像入力装置では、受
光素子の蓄積時間を専ら入力対象からの受光量に基づい
て設定していたため、例えば輪転機などの印刷装置から
搬出される被印刷物のように、受光素子に対する相対速
度が変化する入力対象の画像を読み取る場合には、相対
速度が高速になると受光素子における1画素分の蓄積時
間と読取時間との和が入力対象の1画素分の移動時間を
越えてしまう。この場合、1画素分の移動時間が経過し
た時点で出力の読み取りを終了してしまうと入力対象の
移動方向の1画素分のデータの全てを読み取ることがで
きなくなり、正確な画像の読み取りを行うことができな
い。また、1画素分の移動時間が経過した後にも出力電
気量の読み取りを継続して行うこととすると、読取タイ
ミングが1画素毎の移動タイミングに同期しなくなり、
入力対象の移動方向における画素密度が変化してしま
う。
【0004】さらに、入力対象の移動方向についての画
素密度を一定にするため、相対速度の変化に応じて電荷
の蓄積時間を変えることも考えられるが、この場合には
同一の受光量についての出力電気量が変化してしまい、
正確な画像の読み取りを行うことができなくなる。
【0005】そこで、特開昭60−145852号公報
や実開平1−154451号公報に開示されたもので
は、受光素子と入力対象との相対速度差に応じて受光素
子の出力を補正するようにしている。このように、相対
速度差に応じて受光素子の出力電気量を補正すれば相対
速度差の変化に応じて蓄積時間を可変にした場合にも同
一の受光量について出力電気量を一定にすることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、相対速
度差に応じて電荷の蓄積時間を可変にするとともに、受
光素子の出力電気量を相対速度に応じて補正するもので
は、相対速度がある程度以上低くなると蓄積時間が過度
に長くなり、出力電気量が飽和して補正が不能となって
適正な画像の読み取りを行うことができなくなる問題が
あった。また、出力電気量が飽和することのないように
受光量を減少させておくと、相対速度が高くなって蓄積
時間が短縮した際に受光素子の出力電気量が低くなり過
ぎ、ノイズ等によって受光素子の出力を読み取ることが
できなくなる問題があった。
【0007】この発明は、入力対象との相対速度の最高
速度が予め定められている画像入力装置を前提として、
受光素子と入力対象との相対速度の最高速度における1
画素分の移動時間と受光素子の出力電気量の読取時間と
に基づいて電荷の蓄積時間を設定することにより、相対
速度の高低にらず入力対象の画像を常に正確に読み取
ることができる画像入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の画像入力装置
は、所定の最高速度を上限として相対速度が変化する入
力対象からの受光量および電荷の蓄積時間に比例して出
力電気量が変化する受光素子であって、入力対象の移動
方向に直交して配置されたラインセンサを備えた画像入
力装置において、入力対象が1画素分移動する毎に第1
のリセットパルスを出力し、第1のリセットパルスを出
力した時から一定時間を経過した後に第2のリセットパ
ルスを出力するリセットパルス発生回路を設け、前記一
定時間を前記相対速度が最高速度である時の第1のリセ
ットパルスの周期から受光素子の出力電気量の読取時間
を差し引いた時間より短い時間に固定し、第2のリセッ
トパルスと次の第1のリセットパルスとの間において受
光素子の出力電気量の読取を行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明においては、受光素子と入力対象との
相対速度が最高速度である場合の1画素分の移動時間か
ら受光素子の出力電気量の読取時間を差し引いた時間よ
り短い時間が電荷の蓄積時間として固定的に設定され
る。受光素子と入力対象との相対速度が高くなると入力
対象が1画素分だけ移動する間の移動時間も短くなり、
反対に相対速度が低くなると移動時間は長くなる。よっ
て、電荷の蓄積時間として固定的に設定される時間は、
入力対象の1画素分の移動時間として取り得る最短時間
から受光素子において固定的に定められている出力電気
量の読取時間を差し引いた時間より短い時間であり、入
力対象が最高速度で移動した場合にも1画素分の移動の
開始と同時に開始する蓄積時間が終了した時点では移動
時間が終了するまでに読取時間を上回る時間が残余す
る。相対速度が低くなるに従って入力対象が1画素分だ
け移動する間の移動時間がより長くなることから、相対
速度が最高速度以下の場合にも蓄積時間の終了後には十
分な読取時間が残余する。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の実施例てある画像入力装
置の構成を示すブロック図である。画像入力装置11
は、ラインパルス発生回路1、リセットパルス発生回路
2、イネーブル信号発生回路3、サンプリングクロック
発生回路4およびCCDセンサ5から構成される。ライ
ンパルス発生回路1にはエンコーダパルスPeが入力さ
れ、入力対象が1ライン進む毎にラインパルスPlを発
生する。エンコーダパルスPeは、例えば輪転機におい
て入力対象である印刷物を搬送する搬送モータに取り付
けられた図外のエンコーダ(ロータリーエンコーダおよ
びリニアエンコーダなど)から入力される。輪転機では
印刷条件に応じて印刷物の搬送速度が変えられ、また起
動後から定速状態になるまで搬送機構を構成する各部の
慣性力によって搬送速度は除々に変化する。このような
搬送速度の変化に応じてエンコーダパルスPeの周波数
が変化する。ラインパルス発生回路1は例えばエンコー
ダパルスPeの周波数の2倍の周波数のラインパルスP
lを搬送方向の分解能に合わせて1ライン毎に出力す
る。
【0011】ラインパルス発生回路1から出力されたラ
インパルスPlはリセットパルス発生回路2に入力され
る。リセットパルス発生回路2はラインパルスPlが入
力されたときに第1のリセットパルスPr1を出力し、
この後ラインパルスPlの最小間隔、すなわち搬送モー
タが最速の回転時の1/2以下の間隔で第2のリセット
パルスPr2を出力する。このリセットパルスPr1お
よびPr2はイネーブル信号発生回路3およびCCDセ
ンサ5に入力される。イネーブル信号発生回路3はサン
プリングクロック発生回路4に対してイネーブル信号S
を出力する。このイネーブル信号Sは第2のリセットパ
ルスPr2の入力時から一定の読取タイミングの間にお
いてアクティブとなる。サンプリングクロック発生回路
4はイネーブル信号Sがアクティブ状態の間において所
定の周波数のサンプリングクロックCkをCCDセンサ
5に対して出力する。
【0012】CCDセンサ5はリセットパルス発生回路
から第1のリセットパルスpr1が出力されたときから
電荷の蓄積を開始し、第2のリセットパルスPr2の立
ち下がりのタイミングでサンプリングクロックCkに同
期して検出データDを出力する。すなわち、CCDセン
サ5はリセットパルスPr1,Pr2の入力タイミング
によって蓄積時間を決定し、各素子毎に蓄積した電気量
をサンプリングクロックCkに応じて例えば8ビットの
シリアルデータとして出力する。なお、サンプリングク
ロック発生回路4から発生されるサンプリングクロック
Ckは、イネーブル信号Sがアクティブ状態の間におい
て1ライン分のデータをサンプリングするのに十分な数
のクロックを出力する。
【0013】以上のように構成された画像入力装置11
の各部の信号およびデータのタイミングチャートを図2
に示す。入力対象の移動量に応じてパルスを発生するロ
ータリーエンコーダまたはリニアエンコーダから入力対
象の移動速度に応じたエンコーダパルスPeが一定周期
Teで出力される。このエンコーダパルスPeは、例え
ば入力対象が1mm動く毎に1パルス出力されるとする
と、その周期Teは入力対象が最高速度の10m/se
cで動いたときは100μsecとなり、5m/sec
で動いたときは200μsecとなる。ラインパルス発
生回路2から出力されるラインパルスP1の周期Tlは
副走査方向の分解能が1画素/2mmであるからエンコ
ーダパルス2個分の周期となり、Te=100μsec
のときTl=200μsec、Te=100μsecの
ときTl=200μsecとなる。
【0014】リセットパルス発生回路2から出力される
リセットパルスは、ラインパルスPlをトリガ入力とす
る第1パルスPr1と第2パルスPr2の2つのパルス
である。この第1パルスPr1と第2パルスPr2との
時間間隔Tr1はラインパルスPlの最小周期の1/2
以下に設定されており、上記の場合、100μsec 以下
となる。したがって、第2パルスPr2の出力後、次の
第1パルスPr1が発生するまでの時間間隔Tr2はT
l−Tr1となり、Tr2はTr1以上の時間となる。
また、Tr1はラインパルスの周期Tlの変化によって
影響を受けることなく固定であるが、Tr2は周期Tl
の変化に応じて増減する値である。
【0015】イネーブル信号発生回路3から出力される
イネーブル信号Sは、リセットパルス発生回路2から出
力される第2パルスPr2をトリガとして一定時間Ts
の間においてアクティブ状態となり、このイネーブル信
号Sがアクティブ状態においてサンプリングクロック発
生回路4から周期tでサンプリングクロックCkが出力
される。イネーブル信号Sのアクティブ時間TsはCC
Dセンサ5の出力データDのサンプリングに使用可能な
時間が上記時間Tr2であること、CCDセンサ5の1
ライン分のデータ数、および単一の出力データDの読取
時間であるサンプリングクロックCkの周期tとに基づ
いて決定される。すなわち、時間Tsは時間Tr2以下
であり、かつ1ラインを256個のデータにより構成し
た場合にはt*(256+α)以下としなければならず
(αはダミーデータ数)、上記の例ではTr2=100
μsec であるから、サンプリングクロックCkの周期t
を300nsecとすると、アクティブ時間Tsを80μse
c とすることができる。
【0016】以上のようにして、時間Tr1の間におい
てCCDセンサ5に蓄積された電気量をCCDラインセ
ンサ5の各画素について周期tで読み出すことができ
る。この時間Tr1は入力対象の移動速度に係わらず一
定であり、光源光量が時間的に変化しない場合にはCC
Dセンサ5の出力レベルは蓄積時間のみによって決定さ
れることから、CCDセンサ5の出力データDは入力対
象の移動速度に係わらず同一入力については同一レベル
の出力となる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、受光素子の蓄積時間
を入力対象との相対速度の変化に係わらず常に一定に設
定することができ、同一入力に対して同一レベルの出力
を得ることができるとともに、入力対象との相対速度に
係わらず搬送方向について常に一定の画素密度を維持す
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である画像入力装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同画像入力装置の各部における信号およびデー
タのタイミングチャートである。
【符号の説明】 2−リセットパルス発生回路(蓄積時間設定手段) 5−CCDセンサ(受光素子)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の最高速度を上限として相対速度が変
    化する入力対象からの受光量および電荷の蓄積時間に比
    例して出力電気量が変化する受光素子であって、入力対
    象の移動方向に直交して配置されたラインセンサを備え
    た画像入力装置において、 入力対象が1画素分移動する毎に第1のリセットパルス
    を出力し、第1のリセットパルスを出力した時から一定
    時間を経過した後に第2のリセットパルスを出力するリ
    セットパルス発生回路を設け、前記一定時間を前記相対
    速度が最高速度である時の第1のリセットパルスの周期
    から受光素子の出力電気量の読取時間を差し引いた時間
    より短い時間に固定し、第2のリセットパルスと次の第
    1のリセットパルストの間において受光素子の出力電気
    量の読取を行うことを特徴とする画像入力装置。
JP3094199A 1991-04-24 1991-04-24 画像入力装置 Expired - Lifetime JP2589415B2 (ja)

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