JP3062897U - ヒュ―ズクリップ - Google Patents

ヒュ―ズクリップ

Info

Publication number
JP3062897U
JP3062897U JP1999003317U JP331799U JP3062897U JP 3062897 U JP3062897 U JP 3062897U JP 1999003317 U JP1999003317 U JP 1999003317U JP 331799 U JP331799 U JP 331799U JP 3062897 U JP3062897 U JP 3062897U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
piece
holding
tube
fuse clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999003317U
Other languages
English (en)
Inventor
由子 田家
Original Assignee
株式会社ワールド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ワールド filed Critical 株式会社ワールド
Priority to JP1999003317U priority Critical patent/JP3062897U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3062897U publication Critical patent/JP3062897U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】挟持される管ヒューズのラジアル方向の位置規
制を行なうことのできるヒューズクリップを得ること。 【解決手段】本体基部の対向する縁部に回路接続用の端
子脚を夫々突設するとともにこれらの端子脚と直交する
本体基部の対向縁部に管ヒューズを弾力的に挟持する保
持片を夫々配設してなる型式のヒューズクリップにおけ
る前記保持片の基部側に管ヒューズの支持片を設ける。
このヒューズクリップでは保持片によって挟持された管
ヒューズのラジアル方向への位置規制が支持片によって
行なわれるので管ヒューズのラジアル方向の脱落などを
確実に阻止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ヒューズクリップに関するものであり、一層詳細には、挟持され る管ヒューズのラジアル方向への脱落などを好適に阻止することができるヒュー ズクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電気機器のプリント基板などに管ヒューズを取り付ける場合は、ヒ ューズクリップが使用されている。 この種のヒューズクリップは、例えば、図5に示すように、本体基部1の対向 する縁部に回路接続用の端子脚3,3を夫々突設するとともにこれらの端子脚3 ,3と直交する対向縁部に、管ヒューズAの端子金具aを弾力的に挟持する保持 片5,5を夫々配設し、さらに前記各保持片5の一側縁にはストッパ片7を設け ることにより構成されている。
【0003】 そして、このように構成されたヒューズクリップは、フエノール樹脂板の裏面 に所定の銅箔回路を描画してなるプリント基板のスルーホールに、ストッパ片7 ,7が互いに外側に位置するように自動挿入機などによって端子脚3,3が挿入 され銅箔回路と直列となるように電気的に固定される。 一方、管ヒューズAは、例えば、ガラスなどの絶縁管の中心部に内装した鉛な どの金属細線からなるヒューズ部材の両端部を端子金具a,aに接続することに より形成されており、管ヒューズAの端子金具a,aの端部は各保持片5,5の 一側縁に設けたストッパ片7,7と当接してその軸方向への抜けないしは脱落が 阻止されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このヒューズクリップに管ヒューズAを挿入して挟持させる際、挿 入時の力の程度や方向によっては、管ヒューズAの端子金具aが保持片5,5の 弾性に抗して所定位置よりもラジアル方向下方にまで挿入されてしまうことがあ る。 このように所定位置よりもラジアル方向下方にまで挿入されてしまった管ヒュ ーズAは、治具などを使って位置を調整したりあるいは一旦取り外したのち再度 挿入する必要があるため作業が煩雑となり、稀には、ヒューズクリップが変形し て使用できなくなったり、管ヒューズが破損してしまうなど種々の解決すべき課 題が指摘されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案では、本体基部の対向する縁部に回路接続用の端子脚を夫々 突設するとともにこれらの端子脚と直交する本体基部の対向縁部に管ヒューズを 弾力的に挟持する保持片を夫々配設してなるこの種のヒューズクリップの前記保 持片の基部側に管ヒューズのラジアル方向における支持片を設けることにより、 管ヒューズのヒューズクリップへの挿入挟持作業を確実に行なえるようにしたも のである。 この場合、支持片を保持片の一部に一体的に形成すれば板取りも含め製造の容 易化を図ることが可能となる。 また、代案として、ヒューズクリップ本体と別体に形成した合成樹脂製突片に より支持片を構成することもできる。
【0006】
【考案の実施の形態】
この考案では、ヒューズクリップの対向する保持片の離間部に挿入され弾力的 に挟持された管ヒューズは、各保持片の一側縁に設けたストッパ片と当接してそ の軸方向への位置規制が行われるとともに保持片の基部側に設けられた支持片に よってそのラジアル方向の位置規制も行われて所定位置に保持される。
【0007】
【実施例】
次に、本考案に係るヒューズクリップにつき、好適な実施の形態を例示し、添 付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図5で説明し た従来のヒューズクリップと同様の構成部分については同じ符号を使用するもの とする。 また、本考案はこの実施の形態に限定されるものではなく、管ヒューズのラジ アル方向における位置規制および支持機能を備える支持片であれば、ヒューズク リップの一般的な構成に適宜採用することができるものであり、本考案の精神を 逸脱しない範囲内において種々の改良変更をなし得ることは言うまでもない。
【0008】 図1において、本考案に係るヒューズクリップ10は、その厚さを、例えば、 0.6mm程度に設定した燐青銅などを素材とする薄板状本体12を折曲加工す ることにより基本的に構成されている。 すなわち、本体12の基部1の対向する縁部を下方に略90度折り曲げて回路 接続用の端子脚3,3を夫々突設し、一方これらの端子脚3,3を設けた縁部と 直交する対向縁部を上方にかつ湾曲状に立上げることにより管ヒューズAの端子 金具aを弾力的に挟持するための保持片5,5を形成し、さらに各保持片5の一 側縁に沿って設けた切込み14の外側部分を内方へ湾曲することによりストッパ 片7を形成する。
【0009】 また、これらのストッパ片7と対向する基部1の縁部には、管ヒューズAのラ ジアル方向における移動を規制するための支持片16を突設する。この場合、支 持片16は、本体12に形成した端子脚3の外側にあらかじめ片部18を設け、 この片部18を前記端子脚3と反対方向に折り曲げることにより形成するのが好 ましく、その高さ寸法は保持片5,5の離間部に挿入される管ヒューズAの端子 金具aに外接する程度の寸法に設定する。
【0010】 このように構成されたヒューズクリップ10では、保持片5,5の離間部に挿 入され弾力的に挟持される管ヒューズAの軸方向における位置規制は、各保持片 5,5の一側縁に設けたストッパ片7,7と端子金具aの端部とが当接すること により達成され、また管ヒューズAのラジアル方向下方への位置規制は、管ヒュ ーズA(の端子金具a)に支持片16が接触することにより達成されるものであ る。
【0011】 また、図2は、基部1から立ち上げた一方の保持片5の縁部に片部18を設け てこの片部18を直角に折り曲げることにより支持片16を形成するようにした 実施例である。この場合、支持片16の長さ寸法hは、管ヒューズAの半径寸法 よりも大きく設定すれば、管ヒューズAを確実に支持することができるので好適 である。 なお、図2の代案として、両方の保持片5,5の縁部に片部を夫々設け、これ らの片部を直角に折り曲げることにより支持片を形成するように構成すれば、対 照的な形状となるので薄板状本体の板取りが容易となるものである。
【0012】 さらに、図3は、基部1から立ち上げた一方の保持片5の縁部に片部18を設 けるとともに他方の保持片5の縁部には切欠20を設け、片部18の折曲加工に よって形成した支持片16の端部を前記切欠20に係止するようにして支持片1 6による管ヒューズAの支持強度の向上を図るようにしたものである。
【0013】 さらにまた、図4は、薄板状本体12とは別体に形成した合成樹脂製突片22 を本体12の基部1上に装着し、この突片22により支持片16を構成した実施 例であるが、この場合は、折曲加工の一部工程を省略することができる。
【0014】
【考案の効果】
先に述べたように、本考案に係るヒューズクリップによれば、保持片の離間部 に挿入されて弾力的に挟持される管ヒューズは、各保持片の一側縁に設けたスト ッパ片と当接してその軸方向への位置規制が行われるとともに保持片の基部側に 設けられた支持片によってそのラジアル方向の位置規制も行われるので、管ヒュ ーズは常に所定位置に保持されることになり、従って、管ヒューズの挿入作業を 迅速にかつ確実に行なうことができ、その実用的効果は極めて大きい。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヒューズクリップの好適な実施例
であって、aは正面図、bはaの平面図、cはbの右側
面図である。
【図2】本考案に係るヒューズクリップの別の実施例の
正面図である。
【図3】本考案に係るヒューズクリップのさらに別の実
施例の正面図である。
【図4】本考案に係るヒューズクリップのさらにまた別
の実施例の正面図である。
【図5】従来のヒューズクリップを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ヒューズクリップ、 12 クリップ本体、 14 切込み、 16 支持片、 18 片部、 20 切欠、 22 合成樹脂製突片、 A 管ヒューズ、 a 端子金具、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体基部の対向する縁部に回路接続用の端
    子脚を夫々突設するとともにこれらの端子脚と直交する
    本体基部の対向縁部に管ヒューズを弾力的に挟持する保
    持片を夫々配設してなるヒューズクリップにおいて、前
    記保持片の基部側に管ヒューズのラジアル方向における
    支持片を設けることを特徴とするヒューズクリップ。
  2. 【請求項2】支持片を保持片の一部に一体的に形成する
    ことからなる請求項1に記載のヒューズクリップ。
  3. 【請求項3】ヒューズクリップ本体と別体に形成した合
    成樹脂製突片により支持片を構成してなる請求項1に記
    載のヒューズクリップ。
JP1999003317U 1999-04-07 1999-04-07 ヒュ―ズクリップ Expired - Lifetime JP3062897U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999003317U JP3062897U (ja) 1999-04-07 1999-04-07 ヒュ―ズクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999003317U JP3062897U (ja) 1999-04-07 1999-04-07 ヒュ―ズクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3062897U true JP3062897U (ja) 1999-10-15

Family

ID=43196625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999003317U Expired - Lifetime JP3062897U (ja) 1999-04-07 1999-04-07 ヒュ―ズクリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3062897U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08171970A (ja) パネル・プリント基板用小形ランプソケット装置
JPH07211406A (ja) 基板取付型電気コネクタ及びそれに使用される取付部材
US5558543A (en) Connector attachment component
EP0798816A2 (en) Device for fixing an electrical connector to a printed circuit board
JP2652121B2 (ja) 取付装置
JP3062897U (ja) ヒュ―ズクリップ
JPS617534A (ja) ヒユ−ズホルダ
JP2851837B2 (ja) 接触部材
US6190193B1 (en) Electrical contact element with a terminal lug and a laterally offset contact zone for use in a lamp socket
US8040653B2 (en) Surge protector
CN212011336U (zh) 插接连接器
JPH0850970A (ja) 基板取付型電気コネクタ及び基板取付装置
US5984722A (en) Printed board connector
JP5290710B2 (ja) 筒状抵抗器取付具および筒状抵抗器取付方法
US20230413444A1 (en) Tuning fork for use with a circuit board
CN213020025U (zh) 一种电容固定组件及空调室外机
JPH054679Y2 (ja)
JPS5849594Y2 (ja) プリント基板用コネクタ
JP3215636B2 (ja) プリント基板と電池との電気的接続構造
JPS6336697A (ja) 拡声器用モ−タの電気接続装置
JP3043713U (ja) 端 子
JP2018078078A (ja) コネクタ、及びコネクタ付き電子部品
JPH0421314B2 (ja)
JPS5932196Y2 (ja) 小型モ−タの刷子取付け装置
JPH0244468Y2 (ja)