JP3062799B2 - ロータリーキルンの内容物取り出し方法 - Google Patents
ロータリーキルンの内容物取り出し方法Info
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- JP3062799B2 JP3062799B2 JP7351744A JP35174495A JP3062799B2 JP 3062799 B2 JP3062799 B2 JP 3062799B2 JP 7351744 A JP7351744 A JP 7351744A JP 35174495 A JP35174495 A JP 35174495A JP 3062799 B2 JP3062799 B2 JP 3062799B2
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- kiln
- rotary kiln
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリーキルンの内
容物を自動的に取り出す方法に関するものである。
容物を自動的に取り出す方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ロータリーキルンの内容物を取り
出すには、バッチ式のロータリーキルンにおいては、胴
体の一部に穴を開け、そこにフランジを取り付け、メク
ラ蓋をするか、一回ずつキルンを装置から外し、一方を
吊り、逆さにして内容物を出したりしている。又、連続
式のロータリーキルンにおいては、両端も太いままのし
ぼり部のない構造である。
出すには、バッチ式のロータリーキルンにおいては、胴
体の一部に穴を開け、そこにフランジを取り付け、メク
ラ蓋をするか、一回ずつキルンを装置から外し、一方を
吊り、逆さにして内容物を出したりしている。又、連続
式のロータリーキルンにおいては、両端も太いままのし
ぼり部のない構造である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】バッチ型炉において
は、毎回フランジを外したり、キルンを装置から外した
り大変面倒である。連続式ロータリーキルンにおいて
は、太いままであると、キルンを加熱炉等に通して粉体
の熱処理などに使用する場合、炉のキルンの貫通部が大
きいので熱効率が悪い。又、キルンの中に雰囲気ガスを
流す場合、キルンが太いとシール部分の漏れが多くな
る。
は、毎回フランジを外したり、キルンを装置から外した
り大変面倒である。連続式ロータリーキルンにおいて
は、太いままであると、キルンを加熱炉等に通して粉体
の熱処理などに使用する場合、炉のキルンの貫通部が大
きいので熱効率が悪い。又、キルンの中に雰囲気ガスを
流す場合、キルンが太いとシール部分の漏れが多くな
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明の内容物取り出し方法においては、キルンの
中心両端に、投入パイプ、出口パイプを設け、それぞれ
に軸受けを取り付け、その一方にスプロケットを取り付
ける。架台上にその軸受けをセットし、スプロケットの
ついた減速機と、キルンのスプロケットをローラーチエ
ンで連結する。尚、その減速機は回転方向を可変とす
る。架台の一方にサポートをつけ、そのサポート、に調
整ボルトを取り付ける。キルンの中の出口パイプの根元
に出口穴のあるキャップを設け、その出口穴から接線方
向に出口壁面に、Ｌ字型の樋をキルンの胴体側面まで通
す。
に、本発明の内容物取り出し方法においては、キルンの
中心両端に、投入パイプ、出口パイプを設け、それぞれ
に軸受けを取り付け、その一方にスプロケットを取り付
ける。架台上にその軸受けをセットし、スプロケットの
ついた減速機と、キルンのスプロケットをローラーチエ
ンで連結する。尚、その減速機は回転方向を可変とす
る。架台の一方にサポートをつけ、そのサポート、に調
整ボルトを取り付ける。キルンの中の出口パイプの根元
に出口穴のあるキャップを設け、その出口穴から接線方
向に出口壁面に、Ｌ字型の樋をキルンの胴体側面まで通
す。
【０００５】
【作用】上記のように構成されたロータリーキルンにお
いて、投入パイプより粉体を投入し、バッチ型ロータリ
ーキルンにおいては、混合、又は加熱などの処理をする
には、図２の操業時方向にキルンを回し、中の粉体を取
り出す時には調整ボルトを回し、キルンの出口方向を少
し下へ傾けさせ、取出し時方向にキルンを回すと、中の
粉体は樋でかき上げられ、キャップ、出口パイプを通
り、外へ取り出せる。この調整ボルトは一度セットした
ら、もう後は傾斜させたまま操業すればよいのでその都
度セットする必要はない。
いて、投入パイプより粉体を投入し、バッチ型ロータリ
ーキルンにおいては、混合、又は加熱などの処理をする
には、図２の操業時方向にキルンを回し、中の粉体を取
り出す時には調整ボルトを回し、キルンの出口方向を少
し下へ傾けさせ、取出し時方向にキルンを回すと、中の
粉体は樋でかき上げられ、キャップ、出口パイプを通
り、外へ取り出せる。この調整ボルトは一度セットした
ら、もう後は傾斜させたまま操業すればよいのでその都
度セットする必要はない。
【０００６】連続ロータリーキルンにおいては、出口方
向を少し下向く様に傾斜して設置し、図２の取出し時方
向にキルンを回転させておけば、粉体は連続投入してお
れば、連続的にパイプより出てくる。
向を少し下向く様に傾斜して設置し、図２の取出し時方
向にキルンを回転させておけば、粉体は連続投入してお
れば、連続的にパイプより出てくる。
【０００７】
【実施例】実施例について図面に基づいて説明すると、
図１において太鼓状のキルン（１）の中心両端に穴を開
け、投入パイプ（８）、出口パイプ（９）を取り付け
る。その出口パイプ（９）の根元に、出口穴（１１）を
設けた台形状のキャップ（１０）を固着し、その出口穴
から接線方向に出口壁面にＬ字型の樋（１２）をキルン
（１）の胴体面まで通す。投入パイプ（８）と出口パイ
プ（９）に軸受け（２）をセットし、セットボルト（１
７）にて固定し、その軸受け部を架台（１３）の上に設
置する。出口パイプ９にスプロケット３をセットし、架
台１３に固定されたモーター１７のついた減速機（６）
にスプロケット（５）をセットする。スプロケット
（３）と（５）をローラーチエン（４）で連結する。架
台（１３）の下に投入パイプ（８）側にタップ穴の付い
たサポート（１４）を取り付け、そこに調整ボルト（１
５）をセットし、このロータリーキルンの内容物取り出
し方法が完成する。尚電気的に減速機の回転方向は、ス
ィッチで可変にしておく。
図１において太鼓状のキルン（１）の中心両端に穴を開
け、投入パイプ（８）、出口パイプ（９）を取り付け
る。その出口パイプ（９）の根元に、出口穴（１１）を
設けた台形状のキャップ（１０）を固着し、その出口穴
から接線方向に出口壁面にＬ字型の樋（１２）をキルン
（１）の胴体面まで通す。投入パイプ（８）と出口パイ
プ（９）に軸受け（２）をセットし、セットボルト（１
７）にて固定し、その軸受け部を架台（１３）の上に設
置する。出口パイプ９にスプロケット３をセットし、架
台１３に固定されたモーター１７のついた減速機（６）
にスプロケット（５）をセットする。スプロケット
（３）と（５）をローラーチエン（４）で連結する。架
台（１３）の下に投入パイプ（８）側にタップ穴の付い
たサポート（１４）を取り付け、そこに調整ボルト（１
５）をセットし、このロータリーキルンの内容物取り出
し方法が完成する。尚電気的に減速機の回転方向は、ス
ィッチで可変にしておく。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果がある。
ているので、以下のような効果がある。
【０００９】バッチ型ロータリーキルンにおいては、中
の内容物を取り出す時には、スィッチにてキルンの回転
方向を取り出し時方向に回転させるだけでよいので、便
利である。
の内容物を取り出す時には、スィッチにてキルンの回転
方向を取り出し時方向に回転させるだけでよいので、便
利である。
【００１０】連続式ロータリーキルンにおいては、加熱
炉の壁を投入パイプ、出口パイプが貫通するだけでよい
ので、熱効率の高いものとなる。又この連続式ロータリ
ーキルンに雰囲気ガスを入れる場合には、投入パイプ、
出口パイプ部をシールすればよいので、この部分はキル
ン部よりはるかに細いので、シール性が良くなる。
炉の壁を投入パイプ、出口パイプが貫通するだけでよい
ので、熱効率の高いものとなる。又この連続式ロータリ
ーキルンに雰囲気ガスを入れる場合には、投入パイプ、
出口パイプ部をシールすればよいので、この部分はキル
ン部よりはるかに細いので、シール性が良くなる。
【図１】ロータリーキルンの内容物取り出し方法の、一
部断面を表す側面図である。
部断面を表す側面図である。
【図２】Ａ−Ａを表す正面断面図である。
【図３】Ｂ−Ｂを表す断面図である。
１…キルン、２…軸受け、３…スプロケット、４…ロー
ラーチエン、５…スプロケット、６…減速機、７…モー
ター、８…投入パイプ、９…出口パイプ、１０…キャッ
プ、１１…出口穴、１２…樋、１３…架台、１４…サポ
ート、１５…調整ボルト、１６…粉体、１７…セットボ
ルト、１８…ボルト、ナット
ラーチエン、５…スプロケット、６…減速機、７…モー
ター、８…投入パイプ、９…出口パイプ、１０…キャッ
プ、１１…出口穴、１２…樋、１３…架台、１４…サポ
ート、１５…調整ボルト、１６…粉体、１７…セットボ
ルト、１８…ボルト、ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 キルン（１）の回転軸用の出口パイプ
（９）の根元に出口穴（１１）を設けた台形状のキャッ
プ（１０）を取り付け、その出口穴（１１）から接線方
向に、出口壁面にＬ字型の樋（１２）をキルン１の胴体
面まで通し、キルンの出口方向を少し下へ傾けさせ、混
合、加熱などの処理をするためには図２の操業時方向に
キルンを回し、中の粉体を取り出す時には、取出し時方
向にキルンを回すようにしたロータリーキルンの内容物
取り出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351744A JP3062799B2 (ja) | 1995-12-16 | 1995-12-16 | ロータリーキルンの内容物取り出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351744A JP3062799B2 (ja) | 1995-12-16 | 1995-12-16 | ロータリーキルンの内容物取り出し方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09166382A JPH09166382A (ja) | 1997-06-24 |
| JP3062799B2 true JP3062799B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=18419313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7351744A Expired - Fee Related JP3062799B2 (ja) | 1995-12-16 | 1995-12-16 | ロータリーキルンの内容物取り出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3062799B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5695348B2 (ja) * | 2009-09-14 | 2015-04-01 | 高砂工業株式会社 | ロータリーキルン |
-
1995
- 1995-12-16 JP JP7351744A patent/JP3062799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09166382A (ja) | 1997-06-24 |
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