JPH06472A - 集塵灰処理装置 - Google Patents

集塵灰処理装置

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JPH06472A
JPH06472A JP4162794A JP16279492A JPH06472A JP H06472 A JPH06472 A JP H06472A JP 4162794 A JP4162794 A JP 4162794A JP 16279492 A JP16279492 A JP 16279492A JP H06472 A JPH06472 A JP H06472A
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casing
ash
collected ash
collected
dust collecting
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JP4162794A
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JP3100227B2 (ja
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Shizuo Yasuda
静生 保田
Megumi Shida
恵 志田
Masato Zama
政人 座間
Takenobu Mochida
武信 持田
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RYONICHI ENG
RYONICHI ENG CO Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
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RYONICHI ENG
RYONICHI ENG CO Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
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  • Screw Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のロータ間に集塵灰の滞留を生じないこ
とを目的とする。 【構成】 ケーシング内に回転する複数のロータを平行
に具えケーシング内に供給される集塵灰を攪拌しながら
処理する集塵灰処理装置におけるケーシングをロータが
回転して描く軌跡に沿って内側に凸状に形成して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物の焼却炉などに
適用される集塵灰処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は廃棄物の焼却炉などに使用されて
いる従来の集塵灰処理装置の説明図である。図におい
て、本集塵灰処理装置における攪拌はパドル方式の横型
コンベアにより行われ、横型コンベアが一軸の場合は集
塵灰の攪拌機能に限界があって熱伝達効率が悪く熱源負
荷が高くなり、また攪拌され難い部分では集塵灰が固着
してクリンカや焼結状態を呈するなどのため、本集塵灰
処理装置においては二軸となっている。集塵機下部のホ
ッパから排出される集塵灰は平行に装着されている二軸
の横型コンベアの中を通りスクリュー状に連なって装着
されている複数のパドル23で攪拌されながら電気ヒー
タで加熱され、冷却装置で冷却された後に排出シュート
から排出される。ケーシング25の底面は平面になって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の集
塵灰処理装置においてはケーシング25の底面が平面に
なっており、二軸間に集塵灰の滞留を生じて伝熱不良や
集塵灰の固着が発生し易い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る集塵灰処理
装置は上記課題の解決を目的にしており、ケーシング内
に回転する複数のロータを平行に具え上記ケーシング内
に供給される集塵灰を攪拌しながら処理する集塵灰処理
装置において、上記ケーシングを上記ロータが回転して
描く軌跡に沿って内側に凸状に形成した構成を特徴とす
る。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る集塵灰処理装置において
は、ケーシング内に回転する複数のロータを平行に具え
ケーシング内に供給される集塵灰を攪拌しながら処理す
る集塵灰処理装置におけるケーシングがロータが回転し
て描く軌跡に沿って内側に凸状に形成されており、複数
のロータ間にデッドスペースがなく集塵灰の滞留を生じ
ない。
【0006】
【実施例】図1乃至図4は本発明の一実施例に係る集塵
灰処理装置の説明図である。図において、本実施例に係
る集塵灰処理装置は廃棄物の焼却炉などに使用されるも
ので、攪拌はパドル方式の横型コンベア4により行わ
れ、横型コンベア4が一軸の場合は集塵灰の攪拌機能に
限界があって熱伝達効率が悪く熱源負荷が高くなり、ま
た攪拌され難い部分では集塵灰が固着してクリンカや焼
結状態を呈するなどのため、本集塵灰処理装置において
は二軸となっている。集塵機下部のホッパ2から排出さ
れる集塵灰は平行に装着されている二軸の横型コンベア
4の中を通りスクリュー状に連なって装着されている複
数のパドル9で攪拌されながら電気ヒータ10で加熱さ
れ、図示しない冷却装置で冷却された後に排出シュート
11から排出される。
【0007】しかしながら、横型コンベア4が二軸であ
っても従来の集塵灰処理装置のようにケーシング13の
底面が平面になっていると、二軸間に集塵灰の滞留を生
じて伝熱不良や集塵灰の固着が発生し易い。このため、
図1に示すように本集塵灰処理装置はケーシング13の
底内面とパドル9が回転して描く軌跡との間に隙間が生
じないようにケーシング13底面の中央部を長手方向に
突設して凸状部14を設け、デッドスペースをなくして
いる。また、外部からの熱が横型コンベア4内の集塵灰
に効率良く伝達されるように、また集塵灰が搬送されな
がら十分に攪拌されるように、パドル9が取付けられた
角形又は丸形二軸の回転軸が設置されており、それぞれ
の回転軸が1回転する間に回転速度が変化するように二
軸の回転軸が楕円ギヤ6を介して駆動されるようになっ
ている。集塵灰中の有機塩素化合物の加熱分解は350
〜450℃程度の不活性ガス雰囲気で0.5〜2時間で
分解率95〜99.9%が達成されるが、このような楕
円ギヤ6を介して駆動される攪拌が効果的である。ま
た、図示はしないが有機塩素化合物の高分解率を得るた
め、横型コンベア4内へN2 ガス等の不活性ガスが注入
されるようになっている。
【0008】集塵機下部のホッパ2から排出される集塵
灰はシュート3を経由して本集塵灰処理装置の横型コン
ベア4内へ供給される。横型コンベア4内にはモータ5
により回転する駆動軸7と、楕円ギヤ6を介して駆動軸
7により駆動される従動軸8との二軸が装着されてお
り、各軸には複数のパドル9が取付けられている。パド
ル9は横型コンベア4内における集塵灰の滞留時間を最
適に維持するため、図2に示すように角度を小さく乃至
は図3に示すように角度を大きくして集塵灰の性状に最
適な形状にしたものなどが選定され装着されている。な
お、パドル9に代えてスクリューが装着されていてもよ
い。楕円ギヤ6の長径が垂直から水平に回転するときに
その軸の回転速度が速くなり、長径が水平から垂直に回
転する際にその軸の回転速度が遅くなるので駆動軸7と
従動軸8とが交互に速くなったり遅くなったりして集塵
灰の攪拌効果が高まる。パドル9はケーシング13の底
内面に沿って集塵灰を攪拌しながら搬送するが、凸状部
14が設けられているために集塵灰のデッドゾーンが生
じない。集塵灰はパドル9の回転により横型コンベア4
内を搬送されながら電気ヒータ10或いはその他の熱源
により加熱され、注入される不活性ガスにより含有する
有機塩素化合物が分解されて排出シュート11から処理
灰として排出される。
【0009】このように、楕円ギア6で駆動される二軸
の回転軸は、それぞれ1周する間に周速が変化して一方
の回転軸が速いときは他方の回転軸が遅く、交互に速く
なったり遅くなったりしてこれを繰り返すので、パドル
9間の集塵灰は搬送されるだけでなく十分に攪拌され
る。また、ケーシング13の底面が長手方向に突設され
ているので二軸間にデッドスペースを生ぜず、パドル9
は必らず底面に付着する集塵灰を騒き上げるように作用
する。このような攪拌効果により集塵灰への単位面積当
たりの熱伝達率は7〜10kcal/m2h程度が得られる。ま
た、実験により灰固着の発生が防止されることが確認さ
れるとともに、図4に示すように有機塩素化合物の最高
分解率99.9%が得られた。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る集塵灰処理装置は前記のよ
うに構成されており、複数のロータ間に集塵灰の滞留を
生じないので、伝熱不良や集塵灰の固着などが発生しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る集塵灰処理装置
の斜視図である。
【図2】図2(a)はそのパドルの正面図、同図(b)
は同図(a)におけるb−b断面図である。
【図3】図3(a)もそのパドルの正面図、同図(b)
は同図(a)におけるb−b断面図である。
【図4】図4はこれらの作用説明図である。
【図5】図5は従来の集塵灰処理装置の断面図である。
【符号の説明】
2 ホッパ 3 シュート 4 横型コンベア 5 モータ 6 楕円ギヤ 7 駆動軸 8 従動軸 9 パドル 11 排出シュート 13 ケーシング 14 凸状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保田 静生 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜製作所内 (72)発明者 志田 恵 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜研究所内 (72)発明者 座間 政人 横浜市中区錦町12番地 菱日エンジニアリ ング株式会社環境装置事業部内 (72)発明者 持田 武信 横浜市中区錦町12番地 三菱重工環境エン ジニアリング株式会社横浜支社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に回転する複数のロータを
    平行に具え上記ケーシング内に供給される集塵灰を攪拌
    しながら処理する集塵灰処理装置において、上記ケーシ
    ングを上記ロータが回転して描く軌跡に沿って内側に凸
    状に形成したことを特徴とする集塵灰処理装置。
JP04162794A 1992-06-22 1992-06-22 集塵灰処理装置 Expired - Fee Related JP3100227B2 (ja)

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Publications (2)

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JPH06472A true JPH06472A (ja) 1994-01-11
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ID=15761338

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010111999A (ko) * 2000-06-14 2001-12-20 황해웅 고함수 폐기물 건조용 패들건조기
JP2014133601A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Kenki Kk スクリューコンベア
CN110626726A (zh) * 2019-09-24 2019-12-31 佛山科学技术学院 一种平行螺旋运输带

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KR20010111999A (ko) * 2000-06-14 2001-12-20 황해웅 고함수 폐기물 건조용 패들건조기
JP2014133601A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Kenki Kk スクリューコンベア
CN110626726A (zh) * 2019-09-24 2019-12-31 佛山科学技术学院 一种平行螺旋运输带

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