JP3062347U - 物品表面清掃装置 - Google Patents

物品表面清掃装置

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JP3062347U
JP3062347U JP1999001713U JP171399U JP3062347U JP 3062347 U JP3062347 U JP 3062347U JP 1999001713 U JP1999001713 U JP 1999001713U JP 171399 U JP171399 U JP 171399U JP 3062347 U JP3062347 U JP 3062347U
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俊幸 新村
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俊幸 新村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書籍等の物品の表面を、短時間で良好に、し
かも物品表面を傷付けることなく清掃できるようにす
る。 【解決手段】 下固定板6上に、下側スライド機構7を
介して載置台3を取付け、図中左右方向に移動できるよ
うにする。載置台3上に下側清掃体2を固定し、その上
に書籍4を載置する。書籍4を両側から位置保持機構5
で支持し、載置台3が往復動しても書籍4は移動しない
ようにする。書籍4の上方位置清掃体25を配置し、こ
の清掃体25を昇降機構23により上下動させる。昇降
機構23と清掃体25との間に、スライドガイド機構2
4および接触圧調整機構43を介装する。載置台3を、
下側運動変換機構10を介して駆動軸12に接続すると
ともに、スライドガイド機構24のスライド板35を、
運動変換機構37を介して駆動軸12に接続する。モー
タ11を起動すると、下側清掃体2と清掃体25とが逆
の位相で往復動し、書籍4の上下両面が同時に清掃され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として古書籍を美化再生するために表紙や表紙カバーの表面を清 掃する物品表面清掃装置に係り、特に短時間で良好な表面清掃が可能な物品表面 清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に古書籍を販売する際には、美化再生するためにその端面を研磨すること が汎く行なわれているが、この作業と同時に書籍の表紙や表紙カバーの表面を清 掃し、ホコリや手垢等を除去することも汎く行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、書籍の端面研磨については、既に自動機が開発され市販もされてい るが、書籍の表面清掃については、自動機が開発されておらず、専ら手作業で行 なわれなければならないという問題がある。
【0004】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、簡単な方法で、しかも短時間で 書籍等の物品表面を良好に清掃することができる物品表面清掃装置を提供するこ とを目的とする。
【0005】 本考案の他の目的は、物品の上面と下面とを同時に清掃することができ、古書 籍等であっても表面を傷付けることなく清掃することができる物品表面清掃装置 を提供するにある。
【0006】 本考案の他の目的は、表面清掃に伴なう物品の損傷をほぼ完全に防止すること ができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0007】 本考案の他の目的は、清掃体と支持台との間への物品のセットが容易で、しか もセット状態を安定させることができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0008】 本考案の他の目的は、移動機構をスライドさせることなく清掃体のみのスライ ドを可能とし、装置構成の簡素化,小型化を図ることができる物品表面清掃装置 を提供するにある。
【0009】 本考案の他の目的は、駆動軸の回転速度の調節により、清掃体の往復動の速さ を容易に調整することができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0010】 本考案の他の目的は、支持台を多少斜めの方向から駆動しても、予め定められ た方向に支持台をスライドさせることができる物品表面清掃装置を提供するにあ る。
【0011】 本考案の他の目的は、駆動軸の回転速度の調節により、支持台の往復動の速さ を容易に調整することができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0012】 本考案の他の目的は、物品の種類や材質等に応じ、最適な清掃条件を容易に得 ることができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0013】 本考案の他の目的は、清掃体の往復動ストロークを変更した場合であっても、 表面清掃に伴なう物品の損傷を有効に防止することができる物品表面清掃装置を 提供するにある。
【0014】 本考案の他の目的は、物品を安定に位置保持することができ、物品の大きさが 変化した場合でも対応することができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0015】 本考案の他の目的は、物品の厚さが変化しても清掃体の物品との接触圧を一定 にすることができる物品表面清掃装置を提供するにある。
【0016】 本考案の他の目的は、接触圧調整機構の構成を簡素化することができる物品表 面清掃装置を提供するにある。
【0017】 本考案のさらに他の目的は、スプリングの清掃体押圧力を調整して、物品の種 類等に見合った最適な清掃条件を容易に得ることができる物品表面清掃装置を提 供するにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、物品の一面側を支持する支持台と;一面側 が支持された物品の他面側に接触する清掃体と;この清掃体を支持台に対し遠近 方向に移動させる移動機構と;前記支持台と清掃体との間に配置され、一面側が 支持台で支持された物品を、清掃体の遠近方向と直交する両側から支持して位置 保持する位置保持機構と;前記清掃体を支持台と平行な面内で往復動させる駆動 機構と;を設けるようにしたことを特徴とする。そして、清掃体を往復動させる ようにしているので、物品の表面が人間が手で拭くようにして清掃されることに なる。このため、簡単な方法でしかも短時間で、書籍等の物品の表面を良好に清 掃することが可能となる。
【0019】 本考案はまた、支持台の物品支持面に固設された支持台側清掃体と;支持台を 清掃体と平行な面内で清掃体とほぼ同一方向に往復動させる支持台側駆動機構と ;を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、物品の上面と下面 とを同時に清掃することが可能となり、古書籍等であっても表面を傷付けること なく清掃することが可能となる。
【0020】 本考案はまた、清掃体と支持台とを、ほぼ逆の位相で駆動するようにしたこと を特徴とする。そしてこれにより、清掃体により物品に作用する力の方向と支持 台側清掃体により物品に作用する力の方向とがほぼ逆になって両方の力が打ち消 され、表面清掃に伴なう物品の損傷をほぼ完全に防止することが可能となる。
【0021】 本考案はまた、清掃体と支持台とを、支持台が下側になった状態で、上下方向 または斜め上下方向に対向させるようにしたことを特徴とする。そしてこれによ り、清掃体と支持台との間への物品のセットが容易で、しかもセット状態を安定 させることが可能となる。
【0022】 本考案はまた、清掃体と移動機構との間に、清掃体の一方向へのスライドをガ イドするスライドガイド機構を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれ により、移動機構をスライドさせることなく清掃体のみのスライドが可能となり 、装置構成の簡素化,小型化を図ることが可能となる。
【0023】 本考案はまた、駆動機構に、駆動軸の回転運動を往復運動に変換して清掃体側 に伝達する運動変換機構を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれによ り、駆動軸の回転速度を調節するだけで、清掃体の往復動の速さを容易に調整す ることが可能となる。
【0024】 本考案はまた、支持台側駆動機構に、支持台の清掃体とほぼ同一方向へのガイ ドする支持台側スライドガイド機構を設けるようにしたことを特徴とする。そし てこれにより、支持台を多少斜めに方向から駆動しても、予め定められた方向に 支持台をスライドさせることが可能となり、支持台側駆動機構の駆動部を自由に 設計することが可能となる。
【0025】 本考案はまた、支持台側駆動機構に、駆動軸の回転運動を往復運動に変換して 支持台側に伝達する支持台運動変換機構を設けるようにしたことを特徴とする。 そしてこれにより、駆動軸の回転速度を調節するだけで、支持台の往復動の速さ を容易に調整することが可能となる。
【0026】 本考案はまた、駆動機構を、清掃体の往復動ストロークが変更できる構造とし たことを特徴とする。そしてこれにより、物品の種類や材質等に応じ、最適な清 掃条件を容易に得ることが可能となる。
【0027】 本考案はまた、支持台側駆動機構を、支持台の往復動ストロークが変更できる 構造としたことを特徴とする。そしてこれにより、清掃体の往復動ストロークを 変更した場合であっても、表面清掃に伴なう物品の損傷を有効に防止することが 可能となる。
【0028】 本考案はまた、位置保持機構を、物品を両側から挾む一対の物品支持部材と、 少なくともいずれか一方の物品支持部材を他方の物品支持部材に対し遠近方向に 移動可能に支持するガイド部材と、移動可能な物品支持部材を固定する固定部材 とで構成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、物品を安定に位 置保持することが可能となり、物品の大きさが変化した場合でも対応することが 可能となる。
【0029】 本考案はまた、清掃体とスライドガイド機構との間に、清掃体の物品との接触 圧をほぼ一定にするための接触圧調整機構を設けるようにしたことを特徴とする 。そしてこれにより、物品の厚さが変化しても、清掃体の物品との接触圧を一定 にすることが可能となる。
【0030】 本考案はまた、接触圧調節機構を、清掃体をスライドガイド機構に対する遠近 方向への移動をガイドするガイド部材と、清掃体とスライドガイド機構との間に 介装されて清掃体を押圧するスプリングとで構成するようにしたことを特徴とす る。そしてこれにより、接触圧調節機構を簡素化することが可能となる。
【0031】 本考案はさらに、スプリングの清掃体押圧力を、調節できるようにしたことを 特徴とする。そしてこれにより、物品の種類等に見合った最適な清掃条件を容易 に得ることが可能となる。
【0032】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面を参照して説明する。 図1は、本考案の第1の実施の形態に係る物品表面清掃装置としての書籍表面 清掃装置を示すもので、この書籍表面清掃装置1は、上面に例えばバフ等で形成 される下側清掃体2を着脱変換可能に固定した支持台3を備えており、書籍4は 、位置保持機構5で両側から支持された状態で、前記下側清掃体2上に載置され るようになっている。
【0033】 前記支持台3と下固定板6との間には、図1に示すように、下固定板6上に固 設したガイドレール8と、支持台3の下面に固設されてガイドレール8にスライ ド可能に係合されたガイドシュー9とからなる下側スライドガイド機構7が配設 されており、支持台3は、下側運動変換機構10の駆動により、ガイドレール8 の延在方向に往復動するようになっている。
【0034】 前記下側運動変換機構10は、図1に示すように、モータ11で垂直軸廻りに 回転駆動される駆動軸12の途中に形成された下側クランク13と、一端が下側 クランク13に枢着されるとともに他端が枢着ピン14を介し支持台3に枢着さ れる下側連結ロッド15とを備えており、この下側運動変換機構10は、駆動軸 12の回転運動を往復運動に変換して支持台3に伝達するようになっている。
【0035】 前記位置保持機構5は、図2ないし図4に示すように、書籍4を両側から挾む 一対の物品支持部材16と、下固定板6上に立設されたスライド支持板17とを 備えており、スライド支持板17には、各物品支持部材16の遠近方向の移動範 囲を規制する横方向の長孔18が設けられ、各物品支持部材16に設けた孔19 および長孔18に挿通された固定ボルト20は、スライド支持板17の背面側に 配したナット部材21に螺装されている。そして、固定ボルト20の締付けによ り、スライド支持板17が物品支持板16とナット部材21との間で挾持され、 各物品支持部材16が位置固定されるようになっている。なお、ナット部材21 の上端部は、図4に示すように、物品支持部材16に接触しており、この接触に より、固定ボルト20操作時のナット部材21の共廻り防止がなされている。
【0036】 一方、前記支持台3の上方位置には、図1に示すように、上固定板22に取付 けられて昇降する昇降移動機構23が配設されており、この昇降移動機構23に は、スライドガイド機構24を介して清掃体25が設置されている。
【0037】 前記昇降移動機構23は、図1に示すように、ガイドロッド26を介し昇降可 能に上固定板22に取付けられる昇降台27を備えており、前記上固定板22に は、従動歯車28と一体の雌ねじ部材29が回転自在に取付けられ、この雌ねじ 部材29には、下端が前記昇降台27に連結される送りねじ軸30が螺装されて いる。そして、この送りねじ軸30は、前記雌ねじ部材29の正逆回転駆動によ り、昇降台27を昇降させるようになっている。また、前記従動歯車28には、 モータ31で駆動される駆動歯車32の回転力が、例えばタイミングベルト33 を介して伝達され、雌ねじ部材29を駆動するようになっている。
【0038】 また、前記スライドガイド機構24は、図1に示すように、前記昇降台27の 下面に固設されたガイドレール34と、スライド板35の上面に固設されてガイ ドレール34にスライド可能に係合されたガイドシュー36とを備えており、前 記スライド板35は、運動変換機構37の駆動により、ガイドレール34の延在 方向に往復動するようになっている。この往復動方向は、前記支持台3の往復動 方向とほぼ一致している。
【0039】 前記運動変換機構37は、図1に示すように、前記駆動軸12の途中に形成さ れたクランク38と、コ字状の固定金具39を介しスライド板35に固定された 垂直方向のガイドロッド40と、一端が前記クランク38に枢着されるとともに 他端が前記ガイドロッド40に摺動可能に枢着される連結ロッド41とを備えて おり、この運動変換機構37は、駆動軸12の回転運動を往復運動に変換してス ライド板35に伝達するようになっている。そして、このスライド板35は、前 記支持台3とほぼ逆の位相で往復動するようになっている。
【0040】 このスライド板35に設置される清掃体25は、例えばバフ等で形成されてお り、この清掃体25は、図1に示すように、取付板42の下面に着脱交換可能に 取付けられ、取付板42は、接触圧調整機構43を介しスライド板35に取付け られている。
【0041】 前記接触圧調整機構43は、図1に示すように、上端が抜け止めされた状態で スライド板35を貫通して下端が取付板42に固定される昇降ガイド44と、こ の昇降ガイド44に固設されて取付板42を常時押圧するスプリング45とを備 えており、この接触圧調整機構43は、清掃体25が書籍4に接触した際に、書 籍4の厚さの変化を吸収し、清掃体25と書籍4との接触圧をほぼ一定にするこ とができるとともに、スプリング45のばね定数の変更により、清掃体25と書 籍4との接触圧を変更することもできるようになっている。
【0042】 前記取付板42の上面端部には、図1に示すように、取付部材46を介しリミ ットスイッチ47が取付けられており、このリミットスイッチ47は、清掃体2 5が書籍4に接触してスライド板35との上下間隔が狭くなった際に、スライド 板35に接触してONとなり、昇降移動機構23の下降動作を停止させるように なっている。
【0043】 次に、本実施の形態の作用について説明する。 書籍4の表面清掃に際しては、図1に示すように、清掃体25を上昇させた状 態で、下側清掃体2上に書籍4を載置し、この書籍4を、位置保持機構5を用い て両側から支持する。これにより、下側清掃体2が往復動しても、書籍4は同一 位置に位置保持されることになる。
【0044】 次いで、モータ31を起動して雌ねじ部材29を回転させ、昇降台27を下降 させる。すると、これに伴ないスライドガイド機構24および接触圧調整機構4 3とともに清掃体25が下降し、やがて清掃体25が書籍4の上面に接触する。
【0045】 清掃体35が書籍4の上面に接触すると、清掃体25はそれ以上下降すること はないが、スライド板35は昇降移動機構23の駆動により、さらに下降するこ とになる。これにより、スライド板35が清掃体25に接近し、その上下間隔が 狭くなる。
【0046】 スライド板35が清掃体25に接近して、その上下間隔が一定寸法まで狭くな ると、スライド板35がリミットスイッチ47に接触してリミットスイッチ47 がONとなり、昇降移動機構23の下降動作が停止する。図5はこの状態を示し 、書籍4が上下の清掃体2,25によりクランプされたことになる。
【0047】 次いで、モータ11を起動して駆動軸12を回転させる。すると、駆動軸12 の回転力が各運動変換機構10,37で往復運動に変換された後に各清掃体2, 25に伝達され、両清掃体2,25がほぼ逆の位相で往復動する。これにより、 書籍4の両面が同時に清掃される。
【0048】 ところで、下側清掃体2の往復動方向と清掃体25の往復動方向は、前述のよ うにほぼ一致しているが、その位相がほぼ逆となっている。このため、下側清掃 体2側から書籍4に作用する力と、清掃体25側から書籍4に作用する力とが相 互に打ち消され、書籍4には、これを移動させようとする力がほとんど作用しな いことになる。このため、書籍4の端部が、いずれかの物品支持部材16に強い 力で押さえ付けられるといったことがなくなり、表面清掃に伴なう書籍4の損傷 を有効に防止することができる。
【0049】 しかして、書籍4の上下両表面が、人間が手で拭くようにして清掃されるので 、簡単な方法でしかも短時間で、書籍4の表面を良好に清掃することができ、書 籍4を傷付けるおそれもない。
【0050】 なお、前述の方法により、書籍4の上下両表面は同時に清掃されるが、書籍4 の背表紙の部分は、図5の状態のままでは清掃することができない。そこで、書 籍4の背表紙の部分は、図6に示すように、他の書籍4の上下両表面の清掃時に 、作業員が書籍4を把持してその背表紙を下清掃体2あるいは清掃体25に押し 付け、これにより清掃するようにすればよい。なお、下清掃体2を用いる場合に は、この書籍4を、位置保持機構5で両側から挾持して背表紙清掃を行なうよう にしてもよい。
【0051】 図7は、本考案の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態にお ける下側運動変換機構10および運動変換機構37に代え、下側運動変換機構1 10および運動変換機構137を用いるようにしたものである。
【0052】 すなわち、前記下側運動変換機構110は、図7に示すように、水平軸111 廻りに回転する下側回転体112を備えており、この下側回転体112には、水 平軸111から所定量偏心した位置に下側偏心回転ピン113が取付けられ、こ の下側偏心回転ピン113には、下側連結ロッド114の一端が枢着されている 。そして、下側連結ロッド114の他端は、枢着ピン115を介し支持台3に枢 着されており、下側回転体112の回転運動が往復運動に変換されて、支持台3 に伝達されるようになっている。
【0053】 前記水平軸111にはまた、図7に示すように、水平軸111を支点として揺 動可能な揺動板116の基端側が取付けられており、この揺動板116は、スプ リング117の付勢力により、図中反時計廻りに付勢されている。
【0054】 この揺動板116の先端側には、図7に示すように、モータ118およびこの モータ118で回転駆動される駆動プーリ119が取付けられており、駆動プー リ119の回転力は、無端状の駆動ベルト120を介し前記下側回転体112に 伝達されるようになっている。
【0055】 一方、前記運動変換機構137は、図7に示すように、昇降台27に取付けら れた水平軸121廻りに回転する回転体122を備えており、この回転体122 には、水平軸21から所定量偏心した位置に偏心回転ピン123が取付けられ、 この偏心回転ピン123には、連結ロッド124の一端が枢着されている。そし て、連結ロッド124の他端は、枢着ピン125を介しスライド板35に枢着さ れており、回転体122の回転力が往復運動に変換されて、スライド板35に伝 達されるようになっている。
【0056】 前記回転体122と駆動プーリ119とは、図7に示すように、無端状の駆動 ベルト126を介して連動連結されており、駆動プーリ119の回転力が駆動ベ ルト126を介し回転体122に伝達されるようになっている。そして、前記モ ータ118および駆動プーリ119は、スプリング117で付勢される揺動板1 16の揺動により、前記昇降台27の昇降に合わせて上下動し、駆動ベルト12 6が弛んでモータ118の回転力が回転体122に伝達されないといった不具合 が生じないようになっている。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0057】 しかして、下側運動変換機構110を用いることにより、変換機構の上下寸法 を小さくすることができ、また運動変換機構137を用いることにより、変換機 構の構成を簡素化することができる。
【0058】 図8は、本考案の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態にお ける下側スライド機構7および下側運動変換機構10を省略し、支持台3を固定 構造とするようにしたものである。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0059】 しかして、本実施の形態においては、書籍4が清掃体25によってしか清掃さ れないため、作業時間が長くなるが、反面構造が簡素化されるので、装置の小型 化およびコストダウンを図ることができる。
【0060】 なお、図8においては、下側清掃体2を設ける場合が示されているが、下側清 掃体2が清掃に用いられることはないので、必要に応じ省略するようにしてもよ い。
【0061】 図9は、本考案の第4の実施の形態を示すもので、前記第2の実施の形態にお ける下側運動変換機構110を省略して支持台3を固定構造とし、かつ前記第2 の実施の形態における運動変換機構137内にモータ118を組込むようにした ものである。
【0062】 すなわち、支持台3は、図9に示すように、下固定板6上に取付けられて固定 構造となっており、また運動変換機構137の水平軸121には、回転体122 を駆動するモータ118が直接取付けられている。 なお、その他の点については、前記第2の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0063】 しかして、本実施の形態においても、書籍4が清掃体25によってしか清掃さ れないため、作業時間が長くなるが、構造の簡素化が可能となるため、装置の小 型化およびコストダウンを図ることができる。
【0064】 なお、図9においては、図8と同様下側清掃体2を設ける場合が示されている が、この場合にも下側清掃体2は省略することができる。
【0065】 図10は、本考案の第5の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態に おける昇降移動機構23に代えて昇降移動機構223を用いるとともに、モータ 11等を用いて各清掃体2,25を往復動させる駆動機構に代え、下側清掃体2 を往復動させる下側駆動機構230および清掃体25を往復動させる駆動機構2 40を用いるようにしたものである。
【0066】 すなわち、前記昇降移動機構223は、図10に示すように、上固定板22と 昇降台27とを連結する流体圧シリンダで構成されており、その伸縮作動により 、昇降台27が昇降するようになっている。
【0067】 また、前記下側駆動機構230は、図10に示すように、下固定板6と支持台 3との間を連結する流体圧シリンダで構成されており、その伸縮作動により、支 持台3が往復駆動されるとともに、伸縮作動量の変更により、支持台3の往復動 ストロークを変更することができるようになっている。
【0068】 また、前記駆動機構240は、図10に示すように、昇降台27とスライド板 35との間を連結する流体圧シリンダで構成されており、その伸縮作動により、 スライド板35が往復駆動されるとともに、伸縮作動量の変更により、スライド 板35の往復動ストロークを変更することができるようになっている。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0069】 しかして、本実施の形態の場合にも、前記第1の実施の形態と同様の効果が期 待できる。
【0070】 図11は、本発明の第6の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態に おける下側クランク13およびクランク38に代え、クランク偏心量を変更でき るクランク250を用いるようにしたものである。
【0071】 すなわち、前記クランク250は、図11に示すように、駆動軸12の途中に 形成されており、その板面には、径方向の位置を異にする例えば4つのクランク ピン孔252a,252b,252c,252dがそれぞれ穿設され、これら各 クランクピン孔252a,252b,252c,252dには、クランクピン2 53を介し下側連結ロッド15あるいは連結ロッド41の一端部が枢着されるよ うになっている。そして、前記各クランクピン孔252a,252b,252c ,252dの選択によりクランク250の偏心量が変化し、これにより各清掃体 2,25の往復動ストロークを調節できるようになっている。 なお、その他の点については前記第1の実施の形態と同一構成となっており、 作用も同一である。
【0072】 しかして、クランク250はその偏心量を調節できる構造になっているので、 各清掃体2,25の往復動ストロークを、書籍4の表面の状態等に合わせて変更 することができ、最適な清掃条件を容易に得ることができる。
【0073】 なお、前記各実施の形態においては、いずれも下側清掃体2と清掃体25とが 上下方向に対向する場合について説明したが、斜め上下方向に対向させるように してもよく、また横方向に対向させるようにしてもよい。
【0074】 また、前記各実施の形態においては、いずれも書籍4の表面清掃を例に採って 説明したが、例えばコンピュータゲームソフトのパッケージの表面清掃や、CD 用ケースの表面清掃等、他の物品の表面清掃にも汎く適用することができ、同様 の効果が期待できる。
【0075】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、物品の一面側を支持する支持台と;一面側が支 持された物品の他面側に接触する清掃体と;この清掃体を支持台に対し遠近方向 に移動させる移動機構と;前記支持台と清掃体との間に配置され、一面側が支持 台で支持された物品を、清掃体の遠近方向と直交する両側から支持して位置保持 する位置保持機構と;前記清掃体を支持台と平行な面内で往復動させる駆動機構 と;を設けるようにしているので、清掃体の往復動により、物品の表面が人間が 手で拭くようにして清掃されることになる。このため、簡単な方法でしかも短時 間で、書籍等の物品の表面を良好に清掃することができる。
【0076】 本考案はまた、支持台の物品支持面に固設された支持台側清掃体と;支持台を 清掃体と平行な面内で清掃体とほぼ同一方向に往復動させる支持台側駆動機構と ;を設けるようにしているので、物品の上面と下面とを同時に清掃することがで き、古書籍等であっても表面を傷付けることなく清掃することができる。
【0077】 本考案はまた、清掃体と支持台とを、ほぼ逆の位相で駆動するようにしている ので、清掃体により物品に作用する力の方向と支持台側清掃体により物品に作用 する力の方向とがほぼ逆になって両方の力が打ち消され、表面清掃に伴なう物品 の損傷をほぼ完全に防止することができる。
【0078】 本考案はまた、清掃体と支持台とを、支持台が下側になった状態で、上下方向 または斜め上下方向に対向させるようにしているので、清掃体と支持台との間へ の物品のセットが容易で、しかもセット状態を安定させることができる。
【0079】 本考案はまた、清掃体と移動機構との間に、清掃体の一方向へのスライドをガ イドするスライドガイド機構を設けるようにしているので、移動機構をスライド させることなく清掃体のみのスライド可能となり、装置構成の簡素化,小型化を 図ることができる。
【0080】 本考案はまた、駆動機構に、駆動軸の回転運動を往復運動に変換して清掃体側 に伝達する運動変換機構を設けるようにしているので、駆動軸の回転速度を調節 するだけで、清掃体の往復動の速さを容易に調整することができる。
【0081】 本考案はまた、支持台側駆動機構に、支持台の清掃体とほぼ同一方向へのスラ イドをガイドする支持台側スライドガイド機構を設けるようにしているので、支 持台を多少斜めに方向から駆動しても、予め定められた方向に支持台をスライド させることができ、支持台側駆動機構の駆動部を自由に設計することができる。
【0082】 本考案はまた、支持台側駆動機構に、駆動軸の回転運動を往復運動に変換して 支持台側に伝達する支持台運動変換機構を設けるようにしているので、駆動軸の 回転速度を調節するだけで、支持台の往復動の速さを容易に調整することができ る。
【0083】 本考案はまた、駆動機構を、清掃体の往復動ストロークが変更できる構造とし ているので、物品の種類や材質等に応じ、最適な清掃条件を容易に得ることがで きる。
【0084】 本考案はまた、支持台側駆動機構を、支持台の往復動ストロークが変更できる 構造としているので、清掃体の往復動ストロークを変更した場合であっても、表 面清掃に伴なう物品の損傷を有効に防止することができる。
【0085】 本考案はまた、位置保持機構を、物品を両側から挾む一対の物品支持部材と、 少なくともいずれか一方の物品支持部材を他方の物品支持部材に対し遠近方向に 移動可能に支持するガイド部材と、移動可能な物品支持部材を固定する固定部材 とで構成するようにしているので、物品を安定に位置保持することが可能となり 、物品の大きさが変化した場合でも対応することができる。
【0086】 本考案はまた、清掃体とスライドガイド機構との間に、清掃体の物品との接触 圧をほぼ一定にするための接触圧調整機構を設けるようにしているので、物品の 厚さが変化しても、清掃体の物品との接触圧を一定にすることができる。
【0087】 本考案はまた、接触圧調節機構を、清掃体をスライドガイド機構に対する遠近 方向への移動をガイドするガイド部材と、清掃体とスライドガイド機構との間に 介装されて清掃体を押圧するスプリングとで構成するようにしているので、接触 圧調節機構を簡素化することができる。
【0088】 本考案はさらに、スプリングの清掃体押圧力を、調節できるようにしているの で、物品の種類等に見合った最適な清掃条件を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係る書籍表面清掃
装置を示す構成図である。
【図2】位置保持機構を図1の上方から見た構成図であ
る。
【図3】図2の底面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】書籍クランプ時の状態を示す説明図である。
【図6】背表紙の表面清掃時の状態を図5の側方から見
た説明図である。
【図7】本考案の第2の実施の形態を示す図1相当図で
ある。
【図8】本考案の第3の実施の形態を示す図1相当図で
ある。
【図9】本考案の第4の実施の形態を示す図1相当図で
ある。
【図10】本考案の第5の実施の形態を示す図1相当図
である。
【図11】本考案の第6の実施の形態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 書籍表面清掃装置 2 下側清掃体 3 支持台 4 書籍 5 位置保持機構 7 下側スライドガイド機構 8,34 ガイドレール 9,36 ガイドシュー 10,110 下側運動変換機構 11,31,118 モータ 12 駆動軸 13 下側クランク 15,114 下側連結ロッド 16 物品支持部材 17 スライド支持板 18 長孔 19 孔 20 固定ボルト 21 ナット部材 23,223 昇降移動機構 24 スライドガイド機構 25 清掃体 26,40 ガイドロッド 27 昇降台 28 従動歯車 29 雌ねじ部材 30 送りねじ軸 35 スライド板 37,137 運動変換機構 38,250 クランク 41,124 連結ロッド 42 取付板 43 接触圧調整機構 44 昇降ガイド 45,117 スプリング 47 リミットスイッチ 111,121 水平軸 112 下側回転体 113 下側偏心回転ピン 116 揺動板 122 回転体 123 偏心回転ピン 230 下側駆動機構 240 駆動機構 252a,252b,252c,252d クランクピ
ン孔 253 クランクピン

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の一面側を支持する支持台と;一面
    側が支持された物品の他面側に接触する清掃体と;この
    清掃体を支持台に対し遠近方向に移動させる移動機構
    と;前記支持台と清掃体との間に配置され、一面側が支
    持台で支持された物品を、清掃体の遠近方向と直交する
    両側から支持して位置保持する位置保持機構と;前記清
    掃体を支持台と平行な面内で往復動させる駆動機構と;
    を具備することを特徴とする物品表面清掃装置。
  2. 【請求項2】 支持台の物品支持面に固設された支持台
    側清掃体と;支持台を清掃体と平行な面内で清掃体とほ
    ぼ同一方向に往復動させる支持台側駆動機構と;を具備
    することを特徴とする請求項1記載の物品表面清掃装
    置。
  3. 【請求項3】 清掃体と支持台とは、ほぼ逆の位相で駆
    動されることを特徴とする請求項2記載の物品表面清掃
    装置。
  4. 【請求項4】 清掃体と支持台とは、支持台が下側にな
    った状態で、上下方向または斜め上下方向に対向してい
    ることを特徴とする請求項1,2または3記載の物品表
    面装置。
  5. 【請求項5】 清掃体と移動機構との間には、清掃体の
    一方向へのスライドをガイドするスライドガイド機構が
    設けられていることを特徴とする請求項1,2,3また
    は4記載の物品表面清掃装置。
  6. 【請求項6】 駆動機構は、駆動軸の回転運動を往復運
    動に変換して清掃体側に伝達する運動変換機構を備えて
    いることを特徴とする請求項1,2,3,4または5記
    載の物品清掃装置。
  7. 【請求項7】 支持台側駆動機構は、支持台の清掃体と
    ほぼ同一方向へのスライドをガイドする支持台側スライ
    ドガイド機構を備えていることを特徴とする請求項2,
    3,4,5または6記載の物品表面清掃装置。
  8. 【請求項8】 支持台側駆動機構は、駆動軸の回転運動
    を往復運動に変換して支持台側に伝達する支持台側運動
    変換機構を備えていることを特徴とする請求項2,3,
    4,5,6または7記載の物品表面装置。
  9. 【請求項9】 駆動機構は、清掃体の往復動ストローク
    が変更可能となっていることを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5,6,7または8記載の物品表面清掃装
    置。
  10. 【請求項10】 支持台側駆動機構は、支持台の往復動
    ストロークが変更可能となっていることを特徴とする請
    求項2,3,4,5,6,7,8または9記載の物品表
    面清掃装置。
  11. 【請求項11】 位置保持機構は、物品を両側から挾む
    一対の物品支持部材と、少なくともいずれか一方の物品
    支持部材を他方の物品支持部材に対し遠近方向に移動可
    能に支持するガイド部材と、移動可能な物品支持部材を
    固定する固定部材とを備えていることを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6,7,8,9または10記載
    の物品表面清掃装置。
  12. 【請求項12】 清掃体とスライドガイド機構との間に
    は、清掃体の物品との接触圧をほぼ一定にするための接
    触圧調整機構が設けられていることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6,7,8,9,10または11
    記載の物品表面清掃装置。
  13. 【請求項13】 接触圧調整機構は、清掃体をスライド
    ガイド機構に対する遠近方向への移動をガイドするガイ
    ド部材と、清掃体とスライドガイド機構との間に介装さ
    れて清掃体を押圧するスプリングとを備えていることを
    特徴とする請求項12記載の物品表面清掃装置。
  14. 【請求項14】 スプリングの清掃体押圧力は、調節可
    能となっていることを特徴とする請求項13記載の物品
    表面清掃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108746220A (zh) * 2018-04-19 2018-11-06 德清县荣昌冷轧带钢有限公司 一种用于冷轧带钢的乳化液清扫装置

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