JP2002224007A - 電動床面ポリッシャー - Google Patents

電動床面ポリッシャー

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JP2002224007A
JP2002224007A JP2001029360A JP2001029360A JP2002224007A JP 2002224007 A JP2002224007 A JP 2002224007A JP 2001029360 A JP2001029360 A JP 2001029360A JP 2001029360 A JP2001029360 A JP 2001029360A JP 2002224007 A JP2002224007 A JP 2002224007A
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pair
pads
gear
electric motor
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Isao Morita
功 森田
Yasuhiro Ueda
安洋 植田
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PENGUIN WAX KK
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PENGUIN WAX KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面の隅部でも磨きもれができにくいととも
に機体を床面上に良好に安定させながら作業できる電動
床面ポリッシャーを得る。 【解決手段】 一対の矩形のパッド4それぞれをパッド
取付体24に取付けて支持レール21に摺動自在に支持
させる。一対のパッド取付体24を支持レール21に沿
わせて往復移動させることによって一対のパッド4を互
いに相反する方向で、かつ、一対のパッド4が並ぶ方向
に往復移動させるパッド操作機構30を備えてある。こ
のパッド操作機構30を駆動する電動モータ5を備えて
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動床面ポリッシ
ャーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動床面ポリッシャーでは、パッ
ドを電動モータによって回転させるようになっており、
床面の隅部では、パッドを作用させられなくて磨き処理
できなかった。また、機体を床面上に置くだけであると
か、支持しても支持力が弱いと、機体が駆動反力のため
に跳ねたりずれ動いたりして磨けないとか磨きもれが出
るため、機体が床面上に安定するように操作ハンドルを
強固に支持する必要があった。
【0003】これらの改善ができるものとして、従来、
例えば特開平7−39506号公報に示されるように、
左右一対の変形四角形パッドをそれぞれ、取付板と2個
の防振ゴムとによって取付けフレームに取付け、各取付
板に連結している振動板、一方の振動板の先端部に回動
自在に嵌入している偏心軸、他方の振動板の先端部に回
動自在に嵌入している偏心軸、両偏心軸が回転軸に付い
ている電動モータを備えているものがあった。すなわ
ち、左右一対の変形四角形パッドをそれぞれ、防振ゴム
で成る可動支点を介して取付けフレームに可動自在に取
付け、電動モータによる偏心作動によって一対のパッド
を互い相反する水平方向に振動させるものがあった。
【0004】また、実公昭35−6288号公報に示さ
れるように、一対のパッドそれぞれを、案内あり溝内を
摺動する摺動体によって支持させるように構成するとと
もに、電動機によって駆動されるウオーム歯車、このウ
オーム歯車によって駆動される一対の歯車、一方の歯車
が備えている偏心ピンを一方の摺動体に連結しているロ
ッド、他方の歯車が備えている偏心ピンを他方の摺動体
に連結しているロッドを備えているものがあった。すな
わち、電動機の駆動力により、一対のパッドを案内あり
溝に沿わせて互いに相反する方向に、一方のパッドが前
進するときは他方のパッドが後退するように往復移動さ
せるものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパッド
往復動技術を採用しても、作業の容易化を充分に達成で
きなかった。
【0006】すなわち、特開平7−39506号公報に
示されるものにあっては、パッドを機枠に可動支点によ
って可動自在に取付けるものだから、パッドが往復移動
するストロークを大にするには、可動支点の変形量を大
する必要がある。ところが、実際問題としては可動支点
の変形量をあまり大きくできず、パッドの移動ストロー
クをあまり大きく確保できなかった。また、可動支点の
場合、パッドの移動ストロークが極力大になるように可
動支点の変形量を大にした場合には殊に、機体にウエイ
トや押し操作による荷重を与えてパッドを床面に押し付
ける力を大にすると、可動支点が変形してパッドに駆動
不良が発生しやすくなる。これにより、パッドの床面へ
の押し付け力をあまり強くできなかった。また、可動支
点の場合、パッドを上下方向に移動させる方向の変形が
発生して機体に上下振動が発生しやすくなっていた。こ
の結果、パッドの大きさの割には処理可能な範囲が狭く
なるとともにパッドの床面への押し付け力が不足しがち
になっていた。また、機体が床面上に安定するようにや
はり支持する必要があるとともに支持する手に振動が伝
わる問題がまだあり、作業に時間が掛かりがちになって
いた。
【0007】また、実公昭35−6288号公報に示さ
れるものにあっては、一対のパッドが、これらの並列す
る方向と直行する方向に往復移動することから、一対の
パッドが床面に作用する際、機体を回転させる方向の操
作力が発生しやすく、機体が床面上に安定するようにや
はり支持する必要がある問題がまだあった。
【0008】本発明の目的は、パッドを床面の隅部にも
作用させられるのみならず、極力広範囲にわたって効果
的に作用させられるとともに楽に作業できる電動床面ポ
リッシャーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0010】〔構成〕一対の矩形のパッドを機枠に固定
されている支持レールに摺動自在に支持させるように構
成するとともに、前記一対のパッドを前記支持レールに
沿わせて互いに相反する方向で、かつ、一対のパッドが
並ぶ方向に往復移動させるパッド操作機構と、このパッ
ド操作機構を駆動する電動モータとを備えてある電動床
面ポリッシャー。
【0011】〔作用〕電動モータによって駆動されるパ
ッド操作機構による操作によって一対の矩形のパッドが
支持レールに沿って互いに相反する方向で、かつ、一対
のパッドが並ぶ方向に往復移動するものだから、床面の
隅部でもパッドを作用させて磨き処理できるとともに、
各パッドに作用する処理反力が互いに打ち消し合って処
理反力による動きや振動が機体に発生しにくいようにし
ながら、かつ、機体を回転させる方向の操作力が発生し
ないようにしながら床面を磨くことができる。
【0012】また、パッドが支持レールに沿って往復移
動するものだから、パッドの移動ストロークや床面への
押し付け力を大にしても、そのストロークや押し付け力
の大きさの割にはパッドが全ストロークにわたってスム
ーズに往復動するようにしながら、かつ、パッドの上下
振動を発生しにくくしながらパッドを往復移動させられ
る。
【0013】〔効果〕したがって、床面の隅部にもパッ
ドを作用させられるのみならず、パッドの移動ストロー
クも床面への押し付け力も大で極力広い範囲にわたって
強力に磨き作用するように処理性能が高いものし、隅部
にも磨きもれができにくいとともに艶出しが良好に行え
る仕上がりの良い作業を能率よく行える。
【0014】しかも、処理反力に起因する機体の動きや
振動が発生しにくく、かつ、パッドの上下振動も発生し
にくく、さらには、機体を回転させる方向の反力も発生
しなくて機体は床面上に置いただけでもずれ動きにく
く、機体を床面上に安定させるための強固な支持が不要
であるとともに手に機体振動が伝わりにくくて楽に作業
できる。
【0015】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0016】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記パッド操作機構を、前記電動モータの出力軸に
一体回動自在に連結している駆動ギヤと、この駆動ギヤ
にギヤ部が噛合い、パッドを前記支持レールに摺動自在
に取付けるパッド取付体にパッド操作部が摺動自在に係
合していて前記駆動ギヤの回動力を往復動力に変換して
パッドに伝達する一対の回転自在なパッド操作ギヤとに
よって構成してある。
【0017】〔作用〕電動モータによって駆動ギヤを駆
動し、パッド取付体に操作部が摺動自在に係合している
パッド操作ギヤによって駆動ギヤの回動力を往復動力に
変換してパッドに伝達することによってこのパッドを往
復移動させるものであるから、パッドの移動ストローク
を大にしても、そのストロークの大きさの割にはパッド
が全ストロークにわたってスムーズに往復動するように
しながら、かつ、パッドに上下振動が発生しにくいよう
にしながら、さらには、比較的構造簡単かつ数少ないギ
ヤを採用しながらパッドを往復移動させられる。
【0018】〔効果〕したがって、パッドの移動ストロ
ークが大で極力広い範囲にわたって磨き作用するように
し、しかも、パッドに上下振動が発生しにくくて機体振
動が発生しにくいようにし、床面が広くてもその広さの
割には機体を移動させる回数を少なく済ませて、かつ、
機体を床面上に安定させるための強固な支持が不要であ
るとともに手に機体振動が伝わりにくくて能率よく楽に
作業できる。
【0019】しかも、比較的構造簡単かつ数少ないギヤ
を採用してコンパクトかつ安価に得られる。
【0020】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記機枠における四辺の側縁のうち、前記支
持レールに沿う一対の側縁の一方が位置する機枠端部に
移送用車輪を取付けてある。
【0022】〔作用〕この種ポリッシャーにあっては、
床面の壁際部分を処理する場合、機枠における四辺の側
縁のうち、支持レールに沿う一対の側縁の一方が位置す
る機枠端部を壁際に位置させるようして機体を床面上に
設置して作業する。すなわち、パッドの側縁のうち、機
枠に対してこれの内外方向に移動しない側縁が壁際に位
置するようにして作業する。このとき、機枠の支持レー
ルに沿う方向の一対の端部のうち、移送用車輪が付いて
いない方が壁際に位置し、移送用車輪が付いている方が
壁側とは反対側に位置するようにする。すると、処理を
終えて機体を移動させる際、パッドが床面から浮上する
ように、かつ、機体が壁に当りにくいように機体を壁側
とは反対側の端部の方が揺動支点側になるようにして横
倒しに操作すると、移送用車輪が床面上に接触し、その
姿勢のままで機体を押すとか引き操作することにより、
移送用車輪を利用して機体を移送させられる。
【0023】〔効果〕したがって、壁際での処理を終え
て機体の移動を行う際、機体が壁に当たりにくようにし
ながらパッドを床面から浮上させるべく機体を壁側とは
反対側に横倒し操作するだけで移送用車輪が床面上に接
触し、移送用車輪を床面上に接触させるための特別な操
作を不要にして楽に迅速に機体を移動させられる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1などに示すように、一対の移
送用車輪1,1及びガイド輪2,2を備えている機体の
平面視で正方形の機枠10の側部に操作ハンドル3の二
又形の基端部3aを軸芯Xまわりで回動自在に取り付
け、前記機枠10の下面側に、一対のパッド4によって
床面の磨き処理を行う磨き作業部20を設けるととも
に、前記機枠10の上面側に電動モータ5を取付けて、
電動床面ポリッシャーを構成してある。このポリッシャ
ーは、操作ハンドル3を握り部3cによって支持し、図
8に示す如く機体を移送用車輪1によって作業箇所に移
動させ、一対のパッド4,4を電動モータ5によって駆
動して床面6を磨き処理するものであり、詳しくは、次
の如く構成してある。
【0025】図2、図3、図4などに示すように、機枠
10は、ほぼ正方形の平面視形状を備えるように形成
し、上面側に前記電動モータ5を複数本の取付ボルト1
1によって締め付け固定するように構成した板体で成る
モータ取付フレーム12と、このモータ取付フレーム1
2の下面側に複数本の連結ボルト13によって締め付け
連結してあるとともに一対の機体上下向きの側辺部14
aに操作ハンドル3の基端部3aを連結するように構成
してあるパッド取付フレーム14とによって構成してあ
る。
【0026】図4、図6などに示すように、磨き作業部
20は、前記パッド取付フレーム14の下方に操作ハン
ドル3の前記回動軸芯Xに直行する方向に所定間隔を隔
てて並ぶように配置した一対の丸棒材で成る支持レール
21,21を、各支持レール21の両端部に装着したレ
ール支持ブロック22と、このレール支持ブロック22
をパッド取付フレーム14に締め付け連結する連結ボル
ト23とによって前記パッド取付フレーム14の下面側
に固定し、前記支持レール21に沿う方向に並ぶ一対の
パッド取付体24,24のそれぞれを、このパッド取付
体24の上面側の一端部と他端部とに固設した取付ブロ
ック25によって一対の支持レール21,21にわたっ
て取付け、前記電動モータ5の出力軸5aに取付けた駆
動ギヤ31を備えるパッド操作機構30をモータ取付フ
レーム12の下方に設けることによって構成してある。
【0027】前記各パッド取付体24を各支持レール2
1に取付けている取付ブロック25は、この取付ブロッ
ク25を貫通する取付孔25aによって支持レール21
に摺動自在に外嵌させてあり、各パッド取付体24は、
一対の支持レール21,21によって摺動自在に支持さ
れている。各パッド取付体24の下端に、長方形の前記
パッド4を取付けられるようにこのパッド4の大きさに
等しい又はそれに近い大きさの長方形に形成したパッド
取付面24aを設けてあるとともに、このパッド取付面
24aは、前記パッド4を押し付け操作するだけで取付
けられ、引き剥がし操作するだけで取外せるように面フ
ァスナーによって作成してある。
【0028】図2、図4、図7などに示すように、前記
パッド操作機構30は、電動モータ5の前記出力軸5a
のモータ取付フレーム12の貫通孔12aからモータ取
付フレーム12の下側に突出している部分に一体回動自
在に取付けた前記駆動ギヤ31と、前記モータ取付フレ
ーム12の下面側の前記駆動ギヤ31の周辺に位置する
2箇所に支軸32を介して回動自在に取り付けたパッド
操作ギヤ33とによって構成してある。
【0029】前記一対のパッド操作ギヤ33,33それ
ぞれの上端側部分に、この上端側部分の全周囲にわたっ
て設けたギヤ部33aを備えさせ、一対のパッド操作ギ
ヤ33,33それぞれの下端側の前記ギヤ部33aより
大径の円盤部33bの下面側に、頭付きピンを取り付け
てパッド操作ギヤ33の回動軸芯Y1とは偏芯した軸芯
Y2を有するパッド操作部33cを設けてある。各パッ
ド操作ギヤ33の前記ギヤ部33aは、前記駆動ギヤ3
1に噛み合わせてある。一方のパッド操作ギヤ33にお
ける前記パッド操作部33cの先端側を、パッド取付フ
レーム14に設けた一対の貫通孔14bの一方からパッ
ド取付フレーム14の下側に突出させ、一方のパッド取
付体24の上面における前記取付ブロック25どうしの
間に一対のアングル部材を固設して設けた一対の操作部
24bどうしの間に摺動自在に入り込ませることによ
り、一方のパッド取付体24の支持レール21に沿わせ
ての摺動操作ができるようにこのパッド取付体24の前
記一対の操作部24bに摺動自在に係合させてある。他
方のパッド操作ギヤ33における前記パッド操作部33
cの先端側を、パッド取付フレーム14の前記他方の貫
通孔14bからパッド取付フレーム14の下側に突出さ
せ、他方のパッド取付体24の上面側における前記取付
ブロック25どうしの間に一対のアングル部材を固設し
て設けた一対の操作部24bどうしの間に摺動自在に入
り込ませることにより、他方のパッド取付体24の支持
レール21に沿わせての摺動操作ができるようにこのパ
ッド取付体24の前記一対の操作部24bに摺動自在に
係合させてある。
【0030】すなわち、パッド操作機構30は、駆動ギ
ヤ31が電動モータ5によって駆動されると、一方のパ
ッド操作ギヤ33によって駆動ギヤ31の回動力を往復
動力に変換して一方のパッド取付体24の操作部24b
に伝達してこのパッド取付体24を支持レール21に沿
わせて往復摺動させることにより、このパッド取付体2
4に取付けられているパッド4を支持レール21に沿わ
せて往復移動させ、他方のパッド操作ギヤ33によって
駆動ギヤ31の回動力を往復動力に変換して他方のパッ
ド取付体24の操作部24bに伝達してこのパッド取付
体24を支持レール21に沿わせて往復移動させること
により、このパッド取付体24に取付けられているパッ
ド4を支持レール21に沿わせて往復移動させる。一対
のパッド操作ギヤ33は、これらのパッド操作部33c
が図7に示す如き位置関係になる状態で回動するように
して駆動ギヤ31に噛合わせてあることにより、パッド
操作機構30は、一対のパッド4が互い相反する方向
で、かつ、両パッド4の並ぶ方向に往復移動するように
一対のパッド取付体24を往復移動させる。
【0031】これにより、磨き作業部20は、一対の長
方形のパッド4をそれぞれパッド取付体24によって一
対の支持レール21によって摺動自在に取付け、電動モ
ータ5によって駆動されるパッド操作機構30によって
パッド取付体24を往復駆動することによって一対のパ
ッド4,4を支持レール21に沿わせて互い相反する方
向で、かつ、一対のパッド4,4が並ぶ方向に往復移動
するように操作する。
【0032】したがって、この電動床面ポリッシャーに
あっては、作業を行うに当り、一対のパッド取付体2
4,24それぞれのパッド取付面24aに長方形のパッ
ド4を取付け、これらのパッド4が床面6に接触するよ
うにして機体を床面上に設置して電動モータ5を駆動操
作する。すると、電動モータ5がパッド操作機構30を
介して一対のパッド取付体24,24を往復駆動するこ
とによって一対のパッド4,4を支持レール21に沿っ
て互いに相反する方向で、かつ、一対のパッド4,4が
並ぶ方向に往復移動するように駆動する。これにより、
一対のパッド4,4が床から作用する処理反力を互いに
打ち消し合って処理反力による動きや振動が機体に発生
しにくくしながら、かつ、パッド4に上下振動を発生し
にくくしながら床面6を磨き処理する。
【0033】図1、図5などに示すように、前記一対の
移送用車輪1,1は、前記機枠10のパッド取付フレー
ム14における四辺の側縁のうち、前記支持レール21
に沿う一対の側縁の一方が位置するパッド取付フレーム
端部に取り付け、前記一対のガイド輪2,2は、前記機
枠10における四辺の側縁のうち、前記支持レール21
に沿う一対の側縁の一方で、かつ、前記移送用車輪1が
位置する方とは反対側の側縁が位置する機枠端部に前記
連結ボルト13を装着する筒体15を支軸に兼用して取
り付けてある。すなわち、図5に示すように、床面6の
壁際に位置する部分を処理する場合、一対のガイド輪
2,2を壁Wに沿わせることにより、パッド4の一方の
短辺側が壁Wに沿うようにして機体を床面上に設置で
き、パッド取付体24が機枠10から外側に突出しても
壁に当らないようにしながら作業できる。そして、磨き
処理を終えて機体を移動させる際、パッド4が床面6か
ら浮上するように、かつ、機体が壁Wに当らないように
機枠10の壁側とは反対側の側縁が位置する方が揺動支
点になるようにして機体を横倒しに操作すると、移送用
車輪1が床面上に下降して接触し、この後は操作ハンド
ル3によって移動操作するだけで、機体を移送用車輪1
によって移動させられる。
【0034】〔別実施形態〕図9、図10は、別の実施
形態を備えるパッド操作機構30を示し、このパッド操
作機構30は、電動モータ5の出力軸5aに一体回転自
在に取付けた上下一対の駆動ギヤ34,35と、この駆
動ギヤ34,35の周囲の4箇所に分散するように配置
してモータ取付フレーム12の下面側に支軸36a,3
7aを介して回動自在に取付けたピニオンギヤ36,3
7と、各パッド取付体24の上面側にパッド取付体24
と共に支持レール21に対して移動するように固設する
とともに上面側がパッド取付フレーム14の貫通孔14
bから前記ピニオンギヤ36,37の方に突出している
ラックギヤ38とによって構成してある。前記各駆動ギ
ヤ34,35には、この駆動ギヤ34,35の周部の2
箇所に分散するように配置した一対の部分ギヤ34a,
35aを設けてあるとともに、一方の駆動ギヤ34の部
分ギヤ34aと、他方の駆動ギヤ35の部分ギヤ35a
とは、駆動ギヤ34,35の周方向に互いに位置ずれす
るように配置してある。4個のピニオンギヤ36,37
それぞれのギヤ部の上端側は、各駆動ギヤ34,35の
部分ギヤ34a,35aに係脱するように構成してあ
る。4個のピニオンギヤ36,37のうち、一方のパッ
ド取付体24の上方に位置する2個のピニオンギヤ3
6,36の下端側は、このパッド取付体24に付いてい
る前記ラックギヤ38の両横側に別れて、このラックギ
ヤ38の横幅方向での一端側のギヤ部38aと他端側の
ギヤ部38bとに各別に噛み合っており、他方のパッド
取付体24の上方に位置する2個のピニオンギヤ37,
37の下端側は、このパッド取付体24に付いている前
記ラックギヤ38の両横側に別れて、このラックギヤ3
8の横幅方向での一端側のギヤ部38aと他端側のギヤ
部38bとに各別に噛み合っている。
【0035】すなわち、電動モータ5が駆動されると、
この電動モータ5によって一対の駆動ギヤ34,35が
駆動される。すると、一方の駆動ギヤ34における一方
の部分ギヤ34aが一方のパッド取付体24の方に位置
する2個のピニオンギヤ36の一方に、他方の部分ギヤ
34aが他方のパッド取付体24の方に位置する2個の
ピニオンギヤ37の一方にそれぞれ噛合っていく。この
とき、他方の駆動ギヤ35は、部分ギヤ35aどうしの
間の小径部分のためにいずれのピニオンギヤ36,37
からも外れており、2個のピニオンギヤ36,37が一
方の駆動ギヤ34によって駆動され、噛合っているラッ
クギヤ38を移動操作する。このとき、両ピニオンギヤ
36,37の回転方向が互いに逆方向になり、一対のラ
ックギヤ38,38は、互いに相反する方向に移動す
る。一方の駆動ギヤ34の各部分ギヤ34aがピニオン
ギヤ36,37から外れていくと、他方の駆動ギヤ35
における一方の部分ギヤ35aが一方のパッド取付体2
4の方に位置する2個のピニオンギヤ36の他方に、他
方の部分ギヤ35aが他方のパッド取付体24の方に位
置する2個のピニオンギヤ37の他方にそれぞれ噛合っ
ていき、各ピニオンギヤ36,37が他方の駆動ギヤ3
5によって駆動され、噛合っているラックギヤ38を移
動操作する。このとき、両ピニオンギヤ36,37の回
転方向が互いに逆方向になり、一対のラックギヤ38,
38は、互いに相反する方向に移動し、かつ、先に一方
の駆動ギヤ34によって駆動されたピニオンギヤ36,
37によって移動操作された場合とは逆の方向に移動す
る。各ラックギヤ38は、パッド取付体24を移動操作
することにより、このパッド取付体24に取付けられて
いるパッド4を移動操作する。
【0036】これにより、このパッド操作機構30は、
電動モータ5によって駆動される一対の駆動ギヤ34,
35によって4個のピニオンギヤ36,37を駆動し、
この4個のピニオンギヤ36,37のうちの2個のピニ
オンギヤ36,37と、この2個のピニオンギヤ36,
37が噛合うラックギヤ38とによって一方のパッド取
付体24を往復移動させ、他の2個のピニオンギヤ3
6,37と、この2個のピニオンギヤ36,37が噛合
うラックギヤ38とによって他方のパッド取付体24を
一方のパッド取付体24と相反する方向に往復移動させ
るのであり、電動モータ5によって駆動され、一対のパ
ッド取付体24,24を往復移動させることによって一
対のパッド4,4を支持レール21に沿わせて互いに相
反する方向で、かつ、一対のパッド4,4が並ぶ方向に
往復移動させる。
【0037】図11は、別の実施形態を備える電動床面
ポリッシャーを示し、このポリッシャーにあっては、操
作ハンドル3を、基端部3aが前記機枠10に連結して
いる基端側部分3bと、この基端側部分3bに一端側が
摺動出退自在に連結し、他端側に握り部3cを備えてい
る先端側部分3dとによって伸縮調節自在に構成してあ
る。
【0038】すなわち、図11(イ)に示すように、床
面6の磨き処理を行う場合、操作ハンドル3を長く調節
する。すると、操作ハンドル3を容易に支持しながら機
体の移動操作ができる。図11(ロ)に示すように、た
とえば階段の磨き処理を行う場合、操作ハンドル3を短
く調節する。すると、操作ハンドル3を階段周囲の壁な
どに当たりにくくしながら、かつ、機体が位置する段よ
り下段側に立っても操作ハンドル3を容易に支持しなが
ら機体を上下に移動操作できる。
【0039】上記実施形態の如く支持レール21に沿う
側縁が位置する機体端部の他、支持レール21に直行す
る方向の側縁が位置する機体端部にも移送用車輪1を取
り付けて実施してもよい。この場合、いずれの移送用車
輪1を利用しても機体移動ができて便利である。
【0040】パッド取付体24のパッド取付面24aを
正方形に形成し、長方形のパッド4に替えて正方形のパ
ッドを取付けるように構成して実施してもよい。したが
って、長方形や正方形を総称して矩形と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動床面ポッリシャー全体の斜視図
【図2】機体の分解状態での斜視図
【図3】磨き作業部の側面図
【図4】パッド取付体の支持構造を示す断面図
【図5】機体の平面図
【図6】パッド取付体の支持構造を示す平面図
【図7】パッド操作機構の平面図
【図8】ポリッシャー移送要領を示す説明図
【図9】別の実施形態を備えるパッド操作機構の側面図
【図10】図9のパッド操作機構の作用を示す説明図
【図11】別の実施形態を備える操作ハンドルとその使
用要領を示す説明図
【符号の説明】
1 移送用車輪 4 パッド 5 電動モータ 5a 電動モータの出力軸 21 支持レール 24 パッド取付体 30 パッド操作機構 31 駆動ギヤ 33 パッド操作ギヤ 33a パッド操作ギヤのギヤ部 33b パッド操作ギヤのパッド操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の矩形のパッドを機枠に固定されて
    いる支持レールに摺動自在に支持させるように構成する
    とともに、前記一対のパッドを前記支持レールに沿わせ
    て互いに相反する方向で、かつ、一対のパッドが並ぶ方
    向に往復移動させるパッド操作機構と、このパッド操作
    機構を駆動する電動モータとを備えてある電動床面ポリ
    ッシャー。
  2. 【請求項2】 前記パッド操作機構を、前記電動モータ
    の出力軸に一体回動自在に連結している駆動ギヤと、こ
    の駆動ギヤにギヤ部が噛合い、パッドを前記支持レール
    に摺動自在に取付けるパッド取付体にパッド操作部が摺
    動自在に係合していて前記駆動ギヤの回動力を往復動力
    に変換してパッドに伝達する一対の回転自在なパッド操
    作ギヤとによって構成してある請求項1記載の電動床面
    ポリッシャー。
  3. 【請求項3】 前記機枠における四辺の側縁のうち、前
    記支持レールに沿う一対の側縁の一方が位置する機枠端
    部に移送用車輪を取付けてある請求項1又は2記載の電
    動床面ポリッシャー。
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