JP3062012U - 防虫シ―ル - Google Patents

防虫シ―ル

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JP3062012U
JP3062012U JP1999001372U JP137299U JP3062012U JP 3062012 U JP3062012 U JP 3062012U JP 1999001372 U JP1999001372 U JP 1999001372U JP 137299 U JP137299 U JP 137299U JP 3062012 U JP3062012 U JP 3062012U
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JP
Japan
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insect repellent
sheet
layer
substrate
adhesive layer
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JP1999001372U
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Inventor
治雄 朝田
Original Assignee
株式会社サンラベル
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Publication date
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器内部等、狭隘にスペース内で使用で
きる防虫剤。 【解決する手段】 防虫液を含浸させたシート状基材1
と、該基材の片面に形成されたラミネート層2と、該ラ
ミネート層2の表面に形成された接着剤層3と、該接着
剤層3に被さった剥離紙4とからなる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、必要箇所に貼り付けて、ゴキブリ、蛾等の虫が寄りつくことを防止 できる防虫シールに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
従来より、殺虫剤の噴霧や、置き式の防虫剤によって、殺虫や防虫を図ってい る。これらは使途によっては有効な手段ではあるが、例えば、コンピュータ本体 は熱をもつので虫が寄りつき易いが、殺虫剤を散布することは、散布そのもの及 び器機内で死んだ虫が原因で故障の虞れがあるため厳禁である。
【0003】 置き式の防虫剤は嵩高く、パーソナルコンピュータの様な小型器機には適さず 、又、器機を移動させる際に防虫剤が器機内部で動いて故障させる虞れがある。 本考案は、狭隘なスペースであっても簡単に貼り付けて使用できる防虫シール を明らかにするものである。
【0004】
【課題を解決する手段】
請求項1の防虫シールは、防虫液を含浸させたシート状基材(1)と、該基材の 片面に形成されたラミネート層(2)と、該ラミネート層(2)の表面に形成された 接着剤層(3)と、該接着剤層(3)に被さった剥離紙(4)とからなる。
【0005】 請求項2の防虫シールは、防虫剤を混合したインキで表面に印刷を施したシー ト状基材(5)と、シート状基材(5)の裏面に形成された接着剤層(3)と、該接着 剤層に被さった剥離紙(4)とからなる。
【0006】 請求項3の防虫シールは、表面に防虫剤封入マイクロカプセル層(8)を有する シート状基材(7)と、シート状基材(7)の裏面に形成された接着剤層(3)と、該 接着剤層に被さった剥離紙(4)とからなる。
【0007】
【作用及び効果】
何れの防虫シールも、離形紙(4)を剥がして任意の場所に貼り付けできるため 、従来の置き式の防虫剤の様に設置場所を選ばない。 シールであるから、小型精密機器の狭隘なスペースにも取り付け可能である。 殺虫ではなく防虫であるから、侵入した虫を殺してそれが原因で器機の故障を 招来することもない。
【0008】 又、何れの防虫シールも防虫剤は単体ではなく、基材に含浸、インキに混合、 或いはマイクロカプセル封入されており、防虫成分の揮発は緩やかであり、防虫 効果が長く持続する。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1の防虫シートは、防虫液を含浸させた紙、布等の吸湿性シート状基材(1) と、該基材の片面に形成されたラミネート層(2)と、該ラミネート層(2)の表面 に形成された接着剤層(3)と、該接着剤層(3)に被さった剥離紙(4)とからなる 。
【0010】 防虫シートの製造は、先ずシート状基材(1)にラミネートフィルム(21)を接着 してラミネート層(2)を形成する。 次に、シート状基材に液状防虫剤を塗布して含浸させる。実施例では、防虫剤 は、ベーパースリン(商品名、住友化学工業株式会社製)を用いた。
【0011】 ラミネート層(2)に印刷の手法により接着剤層(3)を形成し、該接着剤層(3) に離形紙を被せる。 シールは、任意の大きさにカットしておく。
【0012】 図2の防虫シートは、印刷可能なシート状基材(5)の表面に、防虫剤を混合し たインキで印刷を施して印刷層(6)を形成し、シート状基材(5)の裏面に前記同 様の方法で接着剤層(3)を形成し、該接着剤層(3)に剥離紙(4)を被せている。
【0013】 実施例で用いたインキは、蒸発乾燥型高速印刷用インキである。 尚、本願考案で言うインキとは、文字や図柄を表すための着色インキに限定さ れることはなく、透明インキも含む。 着色インキを用いた場合、印刷によってシールに効能、使用推奨期限等を表す ことができる。 防虫剤とインキの混合比は、インキや防虫剤の種類、必要防虫効果の大小に応 じて変えればよい。
【0014】 図3の防虫シールは、シート状基材(7)の表面に防虫剤封入マイクロカプセル 層(8)を形成し、シート状基材(7)の裏面に前記同様にして接着剤層(3)を形成 し、該接着剤層に剥離紙(4)を被せている。
【0015】 防虫剤封入マイクロカプセル層(8)は、防虫剤を封入したマイクロカプセルを インキに混ぜて、シート状基材(7)に印刷の手法で層を形成したものであり、こ のマイクロカプセル層の形成は、ノーカーボン複写紙等の製造に等において、公 知の技術である。
【0016】 図3の防虫シールは、使用の際にマイクロカプセル層(8)を擦ることによって マイクロカプセルを破壊して、封入防虫剤を揮発させて防虫効果を得ることがで きるが、実施例では、マイクロカプセル層(8)に粘着剤(図示せず)を介して保護 紙(9)を被せている。 保護紙(9)を剥がす際に、マイクロカプセルが破壊され防虫効果が生まれる。
【0017】 本考案の防虫シールは、家電製品、調理器機、家具、戸棚、押入等、場所を選 ばす使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の防虫シールの断面図である。
【図2】第2実施例の防虫シールの断面図である。
【図3】第3実施例の防虫シールの断面図である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防虫液を含浸させたシート状基材(1)
    と、該基材の片面に形成されたラミネート層(2)と、該
    ラミネート層(2)の表面に形成された接着剤層(3)と、
    該接着剤層(3)に被さった剥離紙(4)とからなる防虫シ
    ール。
  2. 【請求項2】 防虫剤を混合したインキで表面に印刷を
    施したシート状基材(5)と、シート状基材(5)の裏面に
    形成された接着剤層(3)と、該接着剤層に被さった剥離
    紙(4)とからなる防虫シール。
  3. 【請求項3】 表面に防虫剤封入マイクロカプセル層
    (8)を有するシート状基材(7)と、シート状基材(7)の
    裏面に形成された接着剤層(3)と、該接着剤層に被さっ
    た剥離紙(4)とからなる防虫シート。
  4. 【請求項4】 防虫剤封入マイクロカプセル層(8)に保
    護シート(9)を剥離可能に被せている請求項3に記載の
    防虫シール。
JP1999001372U 1999-03-10 1999-03-10 防虫シ―ル Expired - Lifetime JP3062012U (ja)

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