JP3061501U - 側溝蓋 - Google Patents

側溝蓋

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JP3061501U
JP3061501U JP1999000712U JP71299U JP3061501U JP 3061501 U JP3061501 U JP 3061501U JP 1999000712 U JP1999000712 U JP 1999000712U JP 71299 U JP71299 U JP 71299U JP 3061501 U JP3061501 U JP 3061501U
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JP1999000712U
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Inventor
和雄 山崎
Original Assignee
都市管理サービス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路標識等の標識支持ポールを着脱自在に強
固に固定でき、前記標識支持ポールを短時間で簡単かつ
確実に立設することができる側溝蓋を提供する。 【解決手段】 U字型側溝(B)の開口部を覆う鉄筋コ
ンクリート製の側溝蓋(1)であって、道路標識等の標
識支持ポール(E)の下端部を嵌合して着脱自在に固定
可能なポール支持カップ(3)が鉄筋(2)を支持部材
として植設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路際に敷設されたU字型側溝の開口部を覆う側溝蓋に関し、詳 しくは、道路標識等の標識支持ポールを簡単に立設できる機能を備えた側溝蓋に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、道路際に塀Aなどに沿ってU字型側溝Bが敷設され、その 開口部が側溝蓋Cで覆われている歩車道の区別のない道路に道路標識Dを設置す る場合、その標識支持ポールEは、通常、側溝蓋Cを除けて路面Fの端に立設さ れる。しかしながら、歩車道の区別のない狭い道路において、路面Fの端に立設 された標識支持ポールEは、歩行者の歩行障害となり、また、車両の通行障害と なる。
【0003】 そこで、歩行者の歩行障害および車両の通行障害を軽減するため、道路標識等 の標識支持ポールを立設できるように工夫された側溝蓋、例えば、「ポール式標 識の支持装置付コンクリート製側溝蓋」が提案されている(実用新案登録第30 25705号公報参照)。この側溝蓋は、標識支持ポールの固定金具として、支 持プレート上に垂設された挿入筒を備えたものであり、挿入筒は、側溝蓋に設け られた縦孔を貫通してその上面に突設され、支持プレートは、縦孔の周辺に突設 されたアンカーボルトにナット締めすることにより、側溝蓋の底面に接合されて いる。そして、縦孔と挿入筒との間にはモルタルが充填固化されており、挿入筒 内に挿入された道路標識の標識支持ポールと挿入筒との間にモルタルを充填固化 することにより、標識支持ポールを立設できるように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記公報に記載の側溝蓋においては、道路標識の標識支持ポールを 立設する際に、挿入筒と標識支持ポールとの間にモルタルを充填する必要があり 、モルタルが固化するまでに相当の時間が掛かるため、標識支持ポールを短時間 に簡単に立設することができないという問題がある。また、モルタルの固化によ り標識支持ポールと側溝蓋とが分離不能となるため、搬送や保管に際してのスペ ース効率が悪いという問題がある。
【0005】 そこで、この考案は、道路標識等の標識支持ポールを着脱自在に強固に固定で き、前記標識支持ポールを短時間で簡単かつ確実に立設することができる側溝蓋 を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この考案に係る側溝蓋は、U字型側溝の開口部を 覆う鉄筋コンクリート製の側溝蓋であって、標識支持ポールの下端部を嵌合して 着脱自在に固定可能なポール支持カップが鉄筋を支持部材として植設されている ことを特徴とする。この側溝蓋においては、鉄筋を支持部材として植設されたポ ール支持カップが標識支持ポールの下端部を嵌合してこれを着脱自在に固定する 。
【0007】 この考案に係る側溝蓋において、ポール支持カップは、ベースプレートとポー ル挿通パイプとを備えており、ベースプレートは、側溝蓋の底面と同一面に埋設 するか、側溝蓋のコンクリート中に埋設することができる。そして、標識支持ポ ールを道路際に寄せて立設できるようにするためには、前記ポール支持カップを 側溝蓋の片側の路面とは反対側の縁部付近に配置するのが好ましい。
【0008】 また、道路標識が風圧によって側溝蓋ごと転倒するのを防止するためには、側 溝蓋の両側縁部をU字型側溝の係合段部に接着固定するのが好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照し、この考案に係る側溝蓋を説明する。図1は第1実施形態 の側溝蓋1の要部構造を示している。この側溝蓋1は、例えば、歩車道の区別の ない狭い道路において、その道路際に敷設されたU字型側溝Bの開口部を覆う鉄 筋コンクリート製の側溝蓋であり、内部には補強用の鉄筋2が縦横に配筋されて いる(図2参照)。
【0010】 前記側溝蓋1の寸法は、U字型側溝Bの寸法に応じて規格化されているが、そ の一例を示せば、厚さ100mm、幅340mm、長さ340〜500mm程度 である。この側溝蓋1には、図1に示すように、道路標識等の標識支持ポールE の下端部を嵌合して着脱自在に固定可能なポール支持カップ3が鉄筋2を支持部 材として植設されている。
【0011】 前記ポール支持カップ3は、例えば長方形の鉄板からなるベースプレート3A 上に鋼管からなるポール挿通パイプ3Bを起立状態に溶接固定したものであり、 ベースプレート3Aの上面には複数のフック3Cが突設されている。このポール 支持カップ3において、ベースプレート3Aは、側溝蓋1の底面と面一に埋設さ れており、複数のフック3Cを介して鉄筋2に連結されている。また、ポール挿 通パイプ3Bは、側溝蓋1の上面から10cm程度突出している。
【0012】 前記ポール挿通パイプ3Bは、標識支持ポールEを着脱自在に嵌合できる内径 を有し、側溝蓋1の片側の路面Fとは反対側の縁部付近に配置されている。この ポール挿通パイプ3Bの上端部には、連結ボルト4の貫通孔が形成され、この貫 通孔に連結ボルト4が挿脱自在に付設されている。連結ボルト4は、ポール挿通 パイプ3B内に嵌合される標識支持ポールEの下端部に設けられた連結孔を貫通 し、その先端にナット5が螺合されることにより、標識支持ポールEの下端部を ポール挿通パイプ3Bに着脱自在に連結する。
【0013】 以上のように構成された第1実施形態の側溝蓋1は、図1に示すように、その 左右の両側縁部がU字型側溝Bの左右の係合段部B1に載置されるのであり、そ の際、適宜の接着剤を介して係合段部B1に接着固定される。この状態で、側溝 蓋1の上面に突出するポール支持カップ3のポール挿通パイプ3B内に標識支持 ポールEを嵌合し、ポール挿通パイプ3Bの貫通孔および標識支持ポールEの連 結孔に連結ボルト4を挿通し、その先端にナット5を螺合する。このような簡単 な作業により、標識支持ポールEの下端部がポール挿通パイプ3Bに連結される のであり、道路標識等の標識支持ポールEを側溝蓋1上に簡単かつ確実に立設す ることができる。
【0014】 図3は、第1実施形態の側溝蓋1の使用例を示している。図3に示すように、 側溝蓋1上に立設された道路標識Dの標識支持ポールEは、路面Fとは反対側の 道路際に位置するため、歩車道の区別のない狭い道路における歩行者の歩行障害 および車両の通行障害を確実に軽減することができる。
【0015】 また、第1実施形態の側溝蓋1は、U字型側溝Bに対して接着固定されている ため、風圧によって道路標識Dが不用意に転倒するのを防止することができる。
【0016】 次に、第2実施形態の側溝蓋を説明する。この側溝蓋は、図1〜図3に示した 第1実施形態の側溝蓋1と略同様に構成されているので、以下の説明中、同様の 構成部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0017】 図4に示すように、第2実施形態の側溝蓋10には、標識支持ポールEの下端 部を嵌合して着脱自在に固定可能なポール支持カップ11が鉄筋2を支持部材と して植設されている。このポール支持カップ11は、例えばアルミニウム合金に より一体に鋳造されたベースプレート11Aおよびポール挿通パイプ11Bを備 えている。
【0018】 前記ポール支持カップ11において、ベースプレート11Aは、鉄筋2上に載 置された状態で側溝蓋10のコンクリート中に埋設されている。また、ポール挿 通パイプ11Bは、側溝蓋10の片側の路面Fとは反対側の縁部付近に配置され ており、その上端が側溝蓋10の上面から10cm程度突出している。そして、 ポール挿通パイプ11Bの上端部には、内周側に突出する3〜4本の止ネジ12 が螺合されている。この止ネジ12は、ポール挿通パイプ11B内に嵌合される 標識支持ポールEの下端部外周を締付けてこれを着脱自在に固定する機能を有す る。
【0019】 以上のように構成された第2実施形態の側溝蓋10は、第1実施形態の側溝蓋 1と同様に、左右の両側縁部がU字型側溝Bの左右の係合段部B1に載置されて 接着固定される。そして、ポール支持カップ11のポール挿通パイプ11B内に 標識支持ポールEを嵌合し、その外周面を止ネジ12により締付ける。このよう な簡単な作業により、標識支持ポールEの下端部がポール挿通パイプ11Bに着 脱自在に連結されるのであり、道路標識Dの標識支持ポールEを側溝蓋10上に 簡単かつ確実に立設することができる(図3参照)。
【0020】 側溝蓋10上に立設された道路標識Dの標識支持ポールEは、歩車道の区別の ない狭い道路における歩行者の歩行障害および車両の通行障害を確実に解消する 。また、側溝蓋10は、U字型側溝Bに対して接着固定されているため、風圧に よって道路標識Dが側溝蓋10と共に不用意に転倒するのを防止することができ る。
【0021】 この考案の側溝蓋において、ポール支持カップの材質および形状は、標識支持 ポールを着脱自在に嵌合して固定できる限り、適宜変更することができる。また 、側溝蓋1のU字型側溝Bに対する固定は、接着に限定されるものではなく、他 の公知の手段、例えば、ネジ止め等の手段によって固定してもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係る側溝蓋によれば、鉄筋を支持部材として 植設されたポール支持カップが道路標識等の標識支持ポールの下端部を嵌合して これを着脱自在に固定できるため、標識支持ポールを短時間で簡単かつ確実に立 設することができる。また、ポール支持カップは、標識支持ポールを分離できる ため、搬送や保管に際してのスペース効率が良い。
【0023】 ポール支持カップが側溝蓋の片側の路面とは反対側の縁部付近に配置されてい る場合には、標識支持ポールを道路際に寄せて立設することができ、歩車道の区 別のない狭い道路における歩行者の歩行障害および車両の通行障害を確実に軽減 することができる。
【0024】 また、側溝蓋の両側縁部がU字型側溝の係合段部に接着等の手段によって固定 される場合には、道路標識が風圧によって側溝蓋ごと転倒するのを防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施形態に係る側溝蓋の要部構
造を示す断面図である。
【図2】第1実施形態に係る側溝蓋の平面図である。
【図3】第1実施形態に係る側溝蓋の使用例を示す道路
の断面図である。
【図4】この考案の第2実施形態に係る側溝蓋の要部構
造を示す断面図である。
【図5】従来の標識支持ポールの設置状況を示す道路の
断面図である。
【符号の説明】
1 :側溝蓋 2 :鉄筋 3 :ポール支持カップ 3A:ベースプレート 3B:ポール挿通パイプ 3C:フック 4 :連結ボルト 5 :ナット 10 :側溝蓋 11 :ポール支持カップ 11A:ベースプレート 11B:ポール挿通パイプ 12 :止ネジ A:U字型側溝 B:U字型側溝 B1:係合段部 C:側溝蓋 D:道路標識 E:標識支持ポール F:路面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字型側溝の開口部を覆う鉄筋コンクリ
    ート製の側溝蓋であって、標識支持ポールの下端部を嵌
    合して着脱自在に固定可能なポール支持カップが鉄筋を
    支持部材として植設されていることを特徴とする側溝
    蓋。
  2. 【請求項2】 ポール支持カップは、ベースプレートと
    ポール挿通パイプとを備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の側溝蓋。
  3. 【請求項3】 ベースプレートは、側溝蓋の底面と同一
    面に埋設されていることを特徴とする請求項2に記載の
    側溝蓋。
  4. 【請求項4】 ベースプレートは、側溝蓋のコンクリー
    ト中に埋設されていることを特徴とする請求項2に記載
    の側溝蓋。
  5. 【請求項5】 ポール支持カップには、前記標識支持ポ
    ールの下端部に設けられた連結孔を貫通する連結ボルト
    が付設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の側溝蓋。
  6. 【請求項6】 ポール支持カップには、前記標識支持ポ
    ールの下端部外周を締付ける止ネジが付設されているこ
    とを特徴とする請求項11〜4の何れかに記載の側溝
    蓋。
  7. 【請求項7】 前記ポール支持カップは、側溝蓋の片側
    の路面とは反対側の縁部付近に配置されていることを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の側溝蓋。
  8. 【請求項8】 両側縁部がU字型側溝の係合段部に接着
    固定されることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記
    載の側溝蓋。
JP1999000712U 1999-02-17 1999-02-17 側溝蓋 Expired - Lifetime JP3061501U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3531862B2 (ja) 1999-12-14 2004-05-31 轟工業株式会社 ポール式標識取付け型側溝用コンクリート蓋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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