JP3061299B2 - 髭剃り用プレローション - Google Patents
髭剃り用プレローションInfo
- Publication number
- JP3061299B2 JP3061299B2 JP3169513A JP16951391A JP3061299B2 JP 3061299 B2 JP3061299 B2 JP 3061299B2 JP 3169513 A JP3169513 A JP 3169513A JP 16951391 A JP16951391 A JP 16951391A JP 3061299 B2 JP3061299 B2 JP 3061299B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaving
- lotion
- amino acid
- present
- examples
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、いわゆる髭に柔軟性およびなめらかさを付与
し髭剃り機による,切れ味感,使用感等の優れた髭剃り
用プレローションに関する。従来から,カチオン界面活
性剤の毛髪(髭も含む)への柔軟性,帯電防止性等を改
善する作用を有する事は知られているが、それらカチオ
ン界面活性剤の皮膚刺激等から髭剃り用プレローション
への添加はあまり行なわれていなかった。本発明はこの
様な欠点を改良すると共に安全性の高く、髭への柔軟性
となめらかさを与え、さらに髭剃り機の切れ味感,使用
感を著しく優れた髭剃り用プレローションを提供するこ
とを目的とする。即ち、本発明の髭剃り用プレローショ
ンはN−アシル塩基性アミノ酸アルキルエステル塩の1
種又は2種以上とアミノ酸系ノニオン界面活性剤の1種
又は2種以上を含有する事を特徴とする。以下、本発明
の髭剃り用プレローションについてより詳細に説明す
る。本発明の髭剃り用プレローションの第一の必須成分
のN−アシル塩基性アミノ酸アルキルエステル塩の塩基
性アミノ酸としては、オルニチン、リジン、アルギニン
などの天然のアミノ 酸の他、,−ジアミノ酪酸のよう
な合成アミノ酸も同様に用いる事ができる。アシル基
は、ラウロイル基、ミリストイル基、ステアロイル基又
はヤシ油脂肪酸残基、牛脂脂肪酸残基等の炭素数8〜2
2の飽和、不飽和および天然、合成、単一、混合脂肪酸
残基であってもよい。低級アルキルエステル塩として
は、直鎖又は分岐エステルのいずれでもよいが、メチル
エステル、エチルエステル、プロピルエステル等が適当
である。又、N−アシル塩基性アミノ酸エステルの塩と
しては、塩酸塩のような無機酸塩、又酢酸塩、クエン酸
塩、P−トルエンスルホン酸塩、脂肪酸塩、酸性アミノ
酸塩、ピログルタミン酸塩のような有機酸塩が用いら
れ、それらの中でも毛髪、髭等に対する栄養作用をも期
待できる点で酸性アミノ酸塩がよく、特に塩酸塩、L又
はDL−ピロリンドンカルボン酸塩が好ましい。これら
N−アシル塩基性アミノ酸エステル塩の配合量は髭剃り
用プレローション全量に対し0.01〜10.0重量%
の範囲であるのが好ましく、特に好ましくは0.3〜
1.0重量%の範囲である。本発明の髭剃り用プレロー
ションの第2の必須成分であるアミノ酸系ノニオン界面
活性剤としてはN−長鎖アシルグルタミン酸ポリオキシ
エチレン長鎖アルキルエステル、又はそのエーテルであ
って具体的には例えばラウロイルグルタミン酸POE
(2)オクチルドデシルエーテルジエステル、又はラウ
ロイルグルタミン酸ジ−POE(5)ステアリルエーテ
ル等である。それらを各々単独又は適宜混合して用いる
事ができる。中でもラウロイルグルタミン酸ジ−POE
(2)ステアリルエーテルの使用が好ましい。これらア
ミノ酸系ノニオン界面活性剤の配合量は、髭剃り用プレ
ローションに対して0.1〜10.0重量%が好まし
く、特に好ましくは1.0〜5.0重量%である。以上
説明した必須成分を含有する本発明の髭剃り用プレロー
ションに対し必要な任意の成分を本発明の効果に影響の
ない範囲で配合してもよい。次に、試験例を示し、本発
明の効果をより具体的に説明する。尚各例の説明の前に
試験法について説明する。試験法 1)使用感 (つっぱり感、スベリ性(なめらかさ)、ヒ
リヒリ感) 10名のパネラーにより上記の項目について使用後の官
能評価する。実施例と比較例との比較により次の3段階
の評価で評価する。 O:良い ▲:同等 X:劣る2)切れ味効果 (カミソリ又は髭剃り機等の切れ味) 上記機器の使用によるその切れ味を官能的に評価する。
実施例と比較例との比較により次の3段階の評価で評価
する。 O:良い ▲:同等 X:劣る 4.配合例 下記表に示す実施例、比較例の髭剃り用プレローション
を調整し、それらの性能を官能試験した。その結果を下
表に示す。尚、表において配合量はすべて重量%で示さ
れる。 5.官能評価結果 上記の表から明らかかなように、比較例1〜2の試料
は、本発明の髭剃り用プレローションの2種の必須成分
のうち1種しか含有していないため、本発明の目的を達
成できない。又、市販品髭剃りローションとの比較でも
有意な評価であった。
し髭剃り機による,切れ味感,使用感等の優れた髭剃り
用プレローションに関する。従来から,カチオン界面活
性剤の毛髪(髭も含む)への柔軟性,帯電防止性等を改
善する作用を有する事は知られているが、それらカチオ
ン界面活性剤の皮膚刺激等から髭剃り用プレローション
への添加はあまり行なわれていなかった。本発明はこの
様な欠点を改良すると共に安全性の高く、髭への柔軟性
となめらかさを与え、さらに髭剃り機の切れ味感,使用
感を著しく優れた髭剃り用プレローションを提供するこ
とを目的とする。即ち、本発明の髭剃り用プレローショ
ンはN−アシル塩基性アミノ酸アルキルエステル塩の1
種又は2種以上とアミノ酸系ノニオン界面活性剤の1種
又は2種以上を含有する事を特徴とする。以下、本発明
の髭剃り用プレローションについてより詳細に説明す
る。本発明の髭剃り用プレローションの第一の必須成分
のN−アシル塩基性アミノ酸アルキルエステル塩の塩基
性アミノ酸としては、オルニチン、リジン、アルギニン
などの天然のアミノ 酸の他、,−ジアミノ酪酸のよう
な合成アミノ酸も同様に用いる事ができる。アシル基
は、ラウロイル基、ミリストイル基、ステアロイル基又
はヤシ油脂肪酸残基、牛脂脂肪酸残基等の炭素数8〜2
2の飽和、不飽和および天然、合成、単一、混合脂肪酸
残基であってもよい。低級アルキルエステル塩として
は、直鎖又は分岐エステルのいずれでもよいが、メチル
エステル、エチルエステル、プロピルエステル等が適当
である。又、N−アシル塩基性アミノ酸エステルの塩と
しては、塩酸塩のような無機酸塩、又酢酸塩、クエン酸
塩、P−トルエンスルホン酸塩、脂肪酸塩、酸性アミノ
酸塩、ピログルタミン酸塩のような有機酸塩が用いら
れ、それらの中でも毛髪、髭等に対する栄養作用をも期
待できる点で酸性アミノ酸塩がよく、特に塩酸塩、L又
はDL−ピロリンドンカルボン酸塩が好ましい。これら
N−アシル塩基性アミノ酸エステル塩の配合量は髭剃り
用プレローション全量に対し0.01〜10.0重量%
の範囲であるのが好ましく、特に好ましくは0.3〜
1.0重量%の範囲である。本発明の髭剃り用プレロー
ションの第2の必須成分であるアミノ酸系ノニオン界面
活性剤としてはN−長鎖アシルグルタミン酸ポリオキシ
エチレン長鎖アルキルエステル、又はそのエーテルであ
って具体的には例えばラウロイルグルタミン酸POE
(2)オクチルドデシルエーテルジエステル、又はラウ
ロイルグルタミン酸ジ−POE(5)ステアリルエーテ
ル等である。それらを各々単独又は適宜混合して用いる
事ができる。中でもラウロイルグルタミン酸ジ−POE
(2)ステアリルエーテルの使用が好ましい。これらア
ミノ酸系ノニオン界面活性剤の配合量は、髭剃り用プレ
ローションに対して0.1〜10.0重量%が好まし
く、特に好ましくは1.0〜5.0重量%である。以上
説明した必須成分を含有する本発明の髭剃り用プレロー
ションに対し必要な任意の成分を本発明の効果に影響の
ない範囲で配合してもよい。次に、試験例を示し、本発
明の効果をより具体的に説明する。尚各例の説明の前に
試験法について説明する。試験法 1)使用感 (つっぱり感、スベリ性(なめらかさ)、ヒ
リヒリ感) 10名のパネラーにより上記の項目について使用後の官
能評価する。実施例と比較例との比較により次の3段階
の評価で評価する。 O:良い ▲:同等 X:劣る2)切れ味効果 (カミソリ又は髭剃り機等の切れ味) 上記機器の使用によるその切れ味を官能的に評価する。
実施例と比較例との比較により次の3段階の評価で評価
する。 O:良い ▲:同等 X:劣る 4.配合例 下記表に示す実施例、比較例の髭剃り用プレローション
を調整し、それらの性能を官能試験した。その結果を下
表に示す。尚、表において配合量はすべて重量%で示さ
れる。 5.官能評価結果 上記の表から明らかかなように、比較例1〜2の試料
は、本発明の髭剃り用プレローションの2種の必須成分
のうち1種しか含有していないため、本発明の目的を達
成できない。又、市販品髭剃りローションとの比較でも
有意な評価であった。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−287997(JP,A)
特開 昭63−132817(JP,A)
特開 昭61−287998(JP,A)
特開 昭54−143529(JP,A)
特開 昭52−156787(JP,A)
特開 昭63−174919(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61K 7/15
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 N−アシル塩基性アミノ酸アルキルエステル塩の1種又
は2種以上と、アミノ酸系ノニオン界面活性剤の1種又
は2種以上を含有する、髭剃り用プレローション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169513A JP3061299B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 髭剃り用プレローション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169513A JP3061299B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 髭剃り用プレローション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912435A JPH0912435A (ja) | 1997-01-14 |
JP3061299B2 true JP3061299B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=15887905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3169513A Expired - Lifetime JP3061299B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 髭剃り用プレローション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061299B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002193782A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Shiyuu Uemura Keshohin:Kk | 皮膚化粧料 |
EP3251697A4 (en) * | 2015-01-27 | 2018-08-22 | Ajinomoto Co., Inc. | Method for controlling skin penetration |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3169513A patent/JP3061299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0912435A (ja) | 1997-01-14 |
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