JP3061239B2 - ハウジング分離供給装置及びハウジング分離供給方法 - Google Patents
ハウジング分離供給装置及びハウジング分離供給方法Info
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Description
止用等のヒンジ部を有するコネクタハウジングをフィー
ダシュートから回転ホルダに分離して供給可能なハウジ
ング分離供給装置及びハウジング分離供給方法に関する
ものである。
を含む端子挿入工程を示すものである。このハウジング
分離供給装置31は樋状のフィーダシュート2と、該フ
ィーダシュート2の前端に対向して位置する回転ホルダ
3とにより構成される。該回転ホルダ3は円柱状の本体
3aの中央に、一方を開口(19a)し、他方を閉止
(19b)したハウジング収容溝19を有し、下側の駆
動軸32により回動可能である。
ハウジング(以下ハウジングと言う)33を前方へ送
り、回転ホルダ3は収容溝19内にハウジング33を受
けた後、90°回転してハウジング33の向きを横向き
に変える。この状態でホルダ本体3aの周壁がフィーダ
シュート2の前部開口10aを塞ぎ、先頭のハウジング
33をブロックする。なおフィーダシュート2内でハウ
ジング33は端子挿入開口33a側を上に向け、且つ前
方への倒れを防止するために横長の状態で送られる。
上下に移動可能なチャック34により把持され、横向き
のまま固定台35(鎖線で示す)に移載される。固定台
35は90°前方に回動し、ハウジング33の開口33
aを前方に向ける。ハウジング33はロック機構36で
固定された状態で開口33aから端子37が自動挿入さ
れる。
供給装置31にあっては、図8に示すような端子二重係
止用のヒンジ部5,6を両側に張り出したハウジング4
を分離供給させようとした場合に、図9の如く回転ホル
ダ3上のハウジング41 のヒンジ部6がフィーダシュー
ト2上のハウジング42 にぶつかってしまい、回転ホル
ダ3が回動せず、従ってハウジング4の分離供給ができ
ないという問題があった。
に鑑み、外側に突出したヒンジ部を有するコネクタハウ
ジングでもフィーダシュート上のハウジングとの干渉な
く回転ホルダでスムーズに回動させ得るハウジング分離
供給装置及びハウジング分離供給方法を提供することを
目的とする。
に、本発明は、両側にヒンジ部を突出させた複数のコネ
クタハウジングを振動により前進させるフィーダシュー
トと、該フィーダシュートの前端に対向して位置し、先
頭のコネクタハウジングを該フィーダシュートから受け
て回転移動させる回転ホルダと、該フィーダシュート上
で先頭と二番目のコネクタハウジングを停止させる前後
一対の停止爪とを備えるハウジング分離供給装置におい
て、前記前後一対の停止爪が各々独立して昇降可能であ
り、前記フィーダシュート上で、前側の停止爪が、先頭
のコネクタハウジングの一側方の第一のヒンジ部の前端
を係止可能で、後側の停止爪が、該第一のヒンジ部と二
番目のコネクタハウジングの一側方の第二のヒンジ部と
の間に進入して、該第二のヒンジ部の前端を係止可能
で、さらに昇降及び進退可能な送り爪が、該先頭のコネ
クタハウジングの他側方の第三のヒンジ部と該二番目の
コネクタハウジングの他側方の第四のヒンジ部との間に
進入して、該第三のヒンジ部の後端を前方に押圧可能で
あることを特徴とする(請求項1)。
コネクタハウジングを振動式のフィーダシュートで送
り、該フィーダシュート上で先頭のコネクタハウジング
を前側の停止爪で係止させ、該前側の停止爪の係止を解
除すると共に、該フィーダシュート上の二番目のコネク
タハウジングを後側の停止爪で停止させ、該先頭のコネ
クタハウジングを回転ホルダに送るハウジング分離供給
方法において、前記フィーダシュート上で、前記先頭の
コネクタハウジングの一側方の第一のヒンジ部の前端を
前記前側の停止爪で係止し、該前側の停止爪の係止を解
除すると共に、該第一のヒンジ部と二番目のコネクタハ
ウジングの一側方の第二のヒンジ部との間に前記後側の
停止爪を進入させ、該第二のヒンジ部の前端を該後側の
停止爪で係止し、さらに該先頭のコネクタハウジングの
他側方の第三のヒンジ部と該二番目のコネクタハウジン
グの他側方の第四のヒンジ部との間に送り爪を進入さ
せ、該第三のヒンジ部の後端を該送り爪で前方に押し
て、該先頭のコネクタハウジングを前記回転ホルダ内に
押し入れることを特徴とする(請求項2)。
ンジ部を係止し、回転ホルダ上のコネクタハウジングと
の間に間隙を設ける。これにより、回転ホルダ上のコネ
クタハウジングのヒンジ部がフィーダシュート上のコネ
クタハウジングと干渉することなく、スムーズに回動す
る。回転ホルダ上のコネクタハウジングが別工程に移送
され、回転ホルダが空になったら、前側の停止爪が上昇
して先頭のコネクタハウジングの係止を解除すると共
に、後側の停止爪が下降して二番目のコネクタハウジン
グのヒンジ部を係止し、送り爪が下降して先頭のコネク
タハウジングのヒンジ部を押し、先頭のコネクタハウジ
ングを回転ホルダ内に押し入れる。
給装置及びハウジング分離供給方法の一実施例を作動順
に示すものである。該ハウジング分離供給装置1は、従
来同様の樋状のフィーダシュート2と回転ホルダ3とを
備え、該フィーダシュート2の上方に、コネクタハウジ
ング41 ,42 の端子二重係止用のヒンジ部51 ,
52 ,61 ,62 に対する昇降可能な停止爪7,8と昇
降及び進退可能な送り爪9とを配置して成るものであ
る。
言う)41 ,42 …はフィーダシュート2の樋溝10に
沿って前進し、ヒンジ部51 〜62 …をフィーダシュー
ト2の両側に張り出して位置させる。停止爪7,8はフ
ィーダシュート2の前端2aから間隔Sを空けてフィー
ダシュート2の一側方においてシュート長手方向に二つ
直列に配置される。
ヒンジ部51 の前端5a1 を係止し、後方の停止爪8は
二番目のハウジング42 のヒンジ部52 の前端5a2 を
係止可能である。図1において各停止爪7,8及び送り
爪9は定位置にあり、前方の停止爪7のみがハウジング
41 を係止させ、後方の停止爪8はハウジング42 の上
方に位置している。二番目以降のハウジング42 …は先
頭のハウジング41 に当接して停止する。
2の他側方において後方の停止爪8とほぼ対向して位置
し、先頭のハウジング41 のヒンジ部61 の後端6a1
を前方に押動可能である。
を呈し、それぞれクランク状の基板部11,12と、該
基板部11,12の前端に垂下連成された内寄りの爪部
13,14と、該基板部11,12の後端に垂下連成さ
れた外寄りの連結部15,16とを有する。該連結部1
5,16は後述する駆動機構に固定される。また、後方
の停止爪8の基板部17は図4にも示す如く前方の停止
爪7の基板部11よりもクランク状前半部17aの長さ
が長く、後半部17bの長さが短く設定され、それによ
り後方の停止爪8の前半部17aが前方の停止爪7の長
めの後半部11bの内側に入り込んでコンパクトに位置
する。
上昇した段階で後方の停止爪8と共に下降し、爪部14
を前後のハウジング41 ,42 のヒンジ部61 ,62 の
間に進入させる。後方の停止爪8の爪部18は二番目の
ハウジング42 のヒンジ部5 2 の前端5a2 を係止し、
送り爪9の爪部14は先頭のハウジング41 のヒンジ部
61 の後端6a1 に対面して位置する。この状態で二番
目以降のハウジング4 2 …が停止し、先頭のハウジング
41 のみが回転ホルダ3に向けて前進可能となる。回転
ホルダ3は収容溝19の開口19aをフィーダシュート
2の樋溝10の前部開口10aに連続して位置させてい
る。
ート2の前端2aまで前進させて回転ホルダ3の収容溝
19内に先頭のハウジング41 を送り込む。二番目のハ
ウジング42 はまだ後方の停止爪8で係止されている。
先頭のハウジング41 の送り込みが完了した後、各停止
爪7,8及び送り爪9は図1の定位置に戻る。すなわち
前方の停止爪7が下降し、後方に停止爪8が上昇し、送
り爪9は上昇して後退する。これにより二番目のハウジ
ング42 がフィーダシュート2の振動で先頭の位置まで
前進して前方の停止爪7により係止される。
ものである。該駆動機構21は、送り爪9の連結部16
にボルト22で固定されてフィーダシュート2の下方に
垂直に延びる昇降杆23と、該昇降杆23を連結板24
(図6参照)でロッド25に連結した下向きの昇降シリ
ンダ26と、該昇降シリンダ26を固定する垂直基板2
7と、該垂直基板27を係合させた水平方向のガイドレ
ール28と、該垂直基板27をガイドレール28に沿っ
て水平方向に移動させる進退シリンダ29とにより構成
される。
ると同様な昇降機構(23〜27)を有する。該駆動機
構21及び停止爪用の昇降機構(23〜27)は既存の
フィーダシュート2や回転ホルダ3のラインに加工や再
調整なしで追加的に簡単に設置できる。これらはエア回
路のみで作動可能で電気的プログラムの変更は不要であ
る。
がハウジング41 のヒンジ部61 の後端6a1 に対面す
る位置まで下降し、進退シリンダ29で昇降シリンダ2
6と一体的にガイドレール28に沿ってハウジング供給
方向(矢印イ方向)に移動する。これによりハウジング
41 が回転ホルダ3の収容溝19内に送り込まれる。回
転ホルダ3は90°回転し、ハウジング41 の向きを横
向きに変える。ここで二番目のハウジング42 は前方の
停止爪7に係止され、回動するハウジング41との間に
間隔Sを存するから、回転ホルダ3内のハウジング41
のヒンジ部61との干渉が防止され、ハウジング41 の
スムーズな回動が可能となる。回動したハウジング41
は従来技術の図5で示した如くチャックにより固定台に
運ばれて端子を挿入される。
停止爪により回転ホルダ上のコネクタハウジングとフィ
ーダシュート上のコネクタハウジングとの間に間隙が設
けられるから、回転ホルダ上のコネクタハウジングのヒ
ンジ部とフィーダシュート上のコネクタハウジングとの
干渉が防止され、ヒンジ部付のコネクタハウジングのス
ムーズな分離供給が行われることは勿論のこと、送り爪
でコネクタハウジングを強制的に回転ホルダ内に押し入
れることにより、タクトタイムの短縮が図られる。
ジング分離供給装置の一実施例における各停止爪及び送
り爪の定位置状態を示す斜視図である。
の係止を解き、二番目のハウジングを後方の停止爪で係
止した状態の斜視図である。
入れる状態の斜視図である。
である。
工程を示す説明図である。
視図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 両側にヒンジ部を突出させた複数のコネ
クタハウジングを振動により前進させるフィーダシュー
トと、該フィーダシュートの前端に対向して位置し、先
頭のコネクタハウジングを該フィーダシュートから受け
て回転移動させる回転ホルダと、該フィーダシュート上
で先頭と二番目のコネクタハウジングを停止させる前後
一対の停止爪とを備えるハウジング分離供給装置におい
て、 前記前後一対の停止爪が各々独立して昇降可能であり、
前記フィーダシュート上で、前側の停止爪が、先頭のコ
ネクタハウジングの一側方の第一のヒンジ部の前端を係
止可能で、後側の停止爪が、該第一のヒンジ部と二番目
のコネクタハウジングの一側方の第二のヒンジ部との間
に進入して、該第二のヒンジ部の前端を係止可能で、さ
らに昇降及び進退可能な送り爪が、該先頭のコネクタハ
ウジングの他側方の第三のヒンジ部と該二番目のコネク
タハウジングの他側方の第四のヒンジ部との間に進入し
て、該第三のヒンジ部の後端を前方に押圧可能であるこ
とを特徴とするハウジング分離供給装置。 - 【請求項2】 両側にヒンジ部を突出させた複数のコネ
クタハウジングを振動式のフィーダシュートで送り、該
フィーダシュート上で先頭のコネクタハウジングを前側
の停止爪で係止させ、該前側の停止爪の係止を解除する
と共に、該フィーダシュート上の二番目のコネクタハウ
ジングを後側の停止爪で停止させ、該先頭のコネクタハ
ウジングを回転ホルダに送るハウジング分離供給方法に
おいて、 前記フィーダシュート上で、前記先頭のコネクタハウジ
ングの一側方の第一のヒンジ部の前端を前記前側の停止
爪で係止し、該前側の停止爪の係止を解除すると共に、
該第一のヒンジ部と二番目のコネクタハウジングの一側
方の第二のヒンジ部との間に前記後側の停止爪を進入さ
せ、該第二のヒンジ部の前端を該後側の停止爪で係止
し、さらに該先頭のコネクタハウジングの他側方の第三
のヒンジ部と該二番目のコネクタハウジングの他側方の
第四のヒンジ部との間に送り爪を進入させ、該第三のヒ
ンジ部の後端を該送り爪で前方に押して、該先頭のコネ
クタハウジングを前記回転ホルダ内に押し入れることを
特徴とするハウジング分離供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062911A JP3061239B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ハウジング分離供給装置及びハウジング分離供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062911A JP3061239B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ハウジング分離供給装置及びハウジング分離供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272819A JPH07272819A (ja) | 1995-10-20 |
JP3061239B2 true JP3061239B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=13213918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6062911A Expired - Lifetime JP3061239B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ハウジング分離供給装置及びハウジング分離供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2167283B1 (de) * | 2007-04-14 | 2011-06-22 | Böllhoff Verbindungstechnik GmbH | Zuführeinrichtung, setzgerät und verfahren zum zuführen und fügen von befestigungselementen |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6062911A patent/JP3061239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07272819A (ja) | 1995-10-20 |
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Legal Events
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